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第十一章 キノコの国のアリス編
第221話 赤の女王
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「ゲホゲホッ!」
「ジョン院長っ!」
目覚めて早々、大声を出してしまったからかジョンが咳き込む。心配からすかさず声をかけるエドワード。
するとジョンはエドワードへ視線を向け、自分の身動きを封じる蔦状菌糸の処理を命じてきた。
「クソ、邪魔な菌糸だ。おい、エドワード。火炎放射器があるならさっさと焼け」
「いやいや! 下手に放射すれば貴方ごと焼けてしまいますから、ここは慎重に……っ!」
「時間の無駄だ。早くしろ」
目的の為に自傷を厭わない相変わらずな姿勢のジョンに、エドワードの方が狼狽えてしまう。
しかし蔦状菌糸はエドワードが何かをするまでもなく、しゅるしゅると勝手に解かれていって、自らジョンの拘束を解いた。
くすくすと、アリスの笑う声が広間に響く。
「うふ、うふふ。おじさまは相変わらず、せっかちさんね」
「お前……。俺が解剖す前に身体を壊すな。しかも物理的に。ちゃんと形を保て。そして死んだ後は標本にさせろ」
「この状況でその話します!?」
解剖マニアな所も相変わらずである。
あまりにブレないジョンに、エドワードは思わず突っ込む他なかった。
「【誕生日】は目前だったのに、おじさまは自分の意思で振り払って、迎えなかったのね」
「【誕生日】……。アリス。その【誕生日】とは、何なんだい?」
「《珊瑚サマ》の《御使い》になる事よ」
エドワードの問いかけに、アリスは答える。
「《御使い》になれば、《珊瑚サマ》のお声が聞けるの。お仕えできるの。必要とされるの。永遠を生きられるの」
ペガサス教団が神と崇める『珊瑚』の《御使い》になる。
《御使い》が具体的にどのような存在なのかはわからないが、信徒に連なる存在ではあるだろう。そう推測したジョンはただ一言、彼女の答えを「くだらん」と吐き捨てた。
「俺の事は俺が決める。例え神であろうと従う気はない」
「えぇ、そうね。おじさまは神さまにも流されない。留まる為に動き続ける、『赤の女王』みたいなお人だわ。……自分の思うがままに動くのは、御本の中のアリスもそうだったのに、わたしはどうして、流されてしまったのかしら? どうして言われるがまま、お父さまとお母さまを、赤く染めてしまったのかしら?」
そう言って悲しげに微笑むアリスに、エドワードは「君は後悔しているのか」と、そう言いかけて言葉を飲み込んだ。
今更、言っても仕方がない事だからだ。
アリスが喋る度に、彼女の身体にはヒビが深く刻まれていっている。ここに来た時点で既にボロボロだったというのに、壊れていっている。
やがてきっと、全身が砕け散ってしまうだろう。
「残念ね。もう少し、貴方達とお喋りをしていたかったわ。でも何だか、冒険をしているみたいで、今日は楽しかった。主人公になれたのよ、わたし」
アリスも死期を悟ってか残念がっていた。しかしもう憂いを帯びた表情はしていない。
それどころか明るく、幸福に満ちたような笑みを浮かべて、赤い瞳を細めていた。
「うふふ。愉快なひと時を、ありがとう。……ねぇ、おじさま。最期に、 The Unbirthday Songを、贈らせて……?」
そうして紡がれるソプラノ歌声が、この狂ったお茶会を包んでいく。少女らしい繊細な歌声が独唱する、陽気な歌詞。
歌いながらアリスは踊る。くるりくるりと時計のように回って跳ねて、フリルとレース、リボンをふんだんにあしらった黒いドレスをひるがえす。
やがてアリスはその黒いドレスごと、角砂糖のように、細かく砕けて散っていった。
残ったのは、赤黒く染まった石灰のような粒子のみ。
「何を勝手に、消えている。身体を壊すなと、言った、ばかり……、……っ!」
ぐらりと、ジョンの上体が大きく揺れた。
蔦状菌糸による拘束がなくなった事により、逆に身体を支えるものがなくなり、上体を起こしている事が辛くなったのだ。
その容態をみたエドワードは慌ててジョンを横にさせ、仰向けの状態で楽な体勢を取らせると、持っていた薬を注射で打ち込もうと準備を始める。
「ジョン院長! 今、薬を……!」
「要らん」
だがジョンはきっぱりとエドワードの投薬を拒否した。
「時間の、無駄だ」
丁度そこに洞窟の奥からモーズと砒素が走ってきて、広間の中へと入ってくる。
「あぁ、ここにいたのですね! エドワードさん!」
「モーズさん! それに砒素さんも!」
「丁度、いい所に、来たな」
「モーズさん! どうかクスシとしての知恵を貸し「モーズ」
やって来たモーズ達にすがるエドワードの言葉を遮って、ジョンは重い身体を無理矢理起こし、土壁に寄りかかった状態でこう言った。
「俺を、解剖せ」
その言葉が何の意味を示すのか。理解が遅れたモーズは硬直する。
しかしジョンは構わず話を続けた。
「今この瞬間、俺は、院長を辞任する」
「ジョン院長!? 何を言っているのですか!」
「見てわかるだろうが。……限界だ」
困惑するエドワードを横目に、モーズはジョンの側まで歩み寄って彼の容態を目視で見る。
顔の左半分が薄らと赤く染まり、左眼も赤く変質。モーズの右眼と同じように失明しているとわかる。顔だけでこの状態なのだ、白衣の下を見れば更に侵食が進んでいる様が拝める事だろう。
加えて左眼の目尻に蛇の鱗に似た菌糸が生えてきている所から、ステージ3を、超えてしまっているとわかった。
「貴方は、その身体で学会に……」
「昨日まではもう少し、マシだったんだが……。9年の壁は、分厚いな」
唖然とするモーズに対し、失笑するジョン。
現在、珊瑚症に罹患してからステージ4に至る年数は最長で8年とされる。ジョンはその記録を超える事を目指していた。だがそれは叶わなかった。
しかしそれでも未だに正気を保ち話せているのは、ジョンの意志の強さが為せる技だろうか。
とは言えそのジョンの提案を、エドワードが受け入れなかった。
「お、お身体が優れない為の辞任はまだわかりますが、今から解剖を申し出るなんて、貴方は死ぬ気なんですか!? コールドスリープではなく、安楽死を選ぶというのですか……!?」
「最悪、死んでも仕方がない。医学とはそうして、発展するものだ。が、別に今すぐ、死ぬ気はない。俺は、オフィウクス・ラボに、生きたステージ4の被験体として、俺を提供する」
「被験体……っ!? いや待ってください! 本人の同意があったとしても、国連の規約によって臨床試験を受ける事はできないでしょう!?」
「その国連はもう、黙らせた。仔細は、フローレンスに聞け。……1年前から、交渉していた事だ。ようやく、今日、通った。チッ。俺に無駄な時間を、かけさせやがって」
「1年前って……! 僕は、何も……! 何故ですか、どうして、話してくれなかったのですか……!?」
「お前に言えば何が何でも、止めてきただろう」
「当たり前です!!」
「だからだ」
ジョンはエドワードが自分を慕う思いを知っているからこそ、彼に黙ったまま、臨床試験を人体実験かの如く忌避する国連と水面下で交渉してきたのだ。
「俺はずっと、特殊学会に参加してきた。そこで人工人間での実験はもう、手詰まりと判断した。生きた被験体が、必要。そして都合よく提供できるのは、俺だ。――使え」
ジョンはそう言って、鮮やかな色彩を持ちながら透明感のある宝石に似た青緑色の右眼で、モーズを射抜くように、見詰めた。
▼△▼
補足
赤の女王
ルイス・キャロル著作『鏡の国のアリス』に登場するチェスのクイーンの駒をモチーフにしたキャラクター
「ひとところに留まっていたければ、全力で駆けなければならない(It takes all the running you can do, to keep in the same place.)」
という台詞が有名。
生物学の間では、この赤の女王の台詞にちなんだ
『赤の女王仮説』
という言葉が存在する。
ざっくり説明すると「生存する為には進化し続けなければならない」という仮説で、比喩に使われる。
何故ならばどんな優れた生き物も、環境の変化や病原体といった淘汰圧からは逃れられる事はなく、絶滅する可能性が必ず存在するからだ。
例えばかつて、生態系ピラミッドの頂点だっただろう、恐竜が絶滅したように。
「ジョン院長っ!」
目覚めて早々、大声を出してしまったからかジョンが咳き込む。心配からすかさず声をかけるエドワード。
するとジョンはエドワードへ視線を向け、自分の身動きを封じる蔦状菌糸の処理を命じてきた。
「クソ、邪魔な菌糸だ。おい、エドワード。火炎放射器があるならさっさと焼け」
「いやいや! 下手に放射すれば貴方ごと焼けてしまいますから、ここは慎重に……っ!」
「時間の無駄だ。早くしろ」
目的の為に自傷を厭わない相変わらずな姿勢のジョンに、エドワードの方が狼狽えてしまう。
しかし蔦状菌糸はエドワードが何かをするまでもなく、しゅるしゅると勝手に解かれていって、自らジョンの拘束を解いた。
くすくすと、アリスの笑う声が広間に響く。
「うふ、うふふ。おじさまは相変わらず、せっかちさんね」
「お前……。俺が解剖す前に身体を壊すな。しかも物理的に。ちゃんと形を保て。そして死んだ後は標本にさせろ」
「この状況でその話します!?」
解剖マニアな所も相変わらずである。
あまりにブレないジョンに、エドワードは思わず突っ込む他なかった。
「【誕生日】は目前だったのに、おじさまは自分の意思で振り払って、迎えなかったのね」
「【誕生日】……。アリス。その【誕生日】とは、何なんだい?」
「《珊瑚サマ》の《御使い》になる事よ」
エドワードの問いかけに、アリスは答える。
「《御使い》になれば、《珊瑚サマ》のお声が聞けるの。お仕えできるの。必要とされるの。永遠を生きられるの」
ペガサス教団が神と崇める『珊瑚』の《御使い》になる。
《御使い》が具体的にどのような存在なのかはわからないが、信徒に連なる存在ではあるだろう。そう推測したジョンはただ一言、彼女の答えを「くだらん」と吐き捨てた。
「俺の事は俺が決める。例え神であろうと従う気はない」
「えぇ、そうね。おじさまは神さまにも流されない。留まる為に動き続ける、『赤の女王』みたいなお人だわ。……自分の思うがままに動くのは、御本の中のアリスもそうだったのに、わたしはどうして、流されてしまったのかしら? どうして言われるがまま、お父さまとお母さまを、赤く染めてしまったのかしら?」
そう言って悲しげに微笑むアリスに、エドワードは「君は後悔しているのか」と、そう言いかけて言葉を飲み込んだ。
今更、言っても仕方がない事だからだ。
アリスが喋る度に、彼女の身体にはヒビが深く刻まれていっている。ここに来た時点で既にボロボロだったというのに、壊れていっている。
やがてきっと、全身が砕け散ってしまうだろう。
「残念ね。もう少し、貴方達とお喋りをしていたかったわ。でも何だか、冒険をしているみたいで、今日は楽しかった。主人公になれたのよ、わたし」
アリスも死期を悟ってか残念がっていた。しかしもう憂いを帯びた表情はしていない。
それどころか明るく、幸福に満ちたような笑みを浮かべて、赤い瞳を細めていた。
「うふふ。愉快なひと時を、ありがとう。……ねぇ、おじさま。最期に、 The Unbirthday Songを、贈らせて……?」
そうして紡がれるソプラノ歌声が、この狂ったお茶会を包んでいく。少女らしい繊細な歌声が独唱する、陽気な歌詞。
歌いながらアリスは踊る。くるりくるりと時計のように回って跳ねて、フリルとレース、リボンをふんだんにあしらった黒いドレスをひるがえす。
やがてアリスはその黒いドレスごと、角砂糖のように、細かく砕けて散っていった。
残ったのは、赤黒く染まった石灰のような粒子のみ。
「何を勝手に、消えている。身体を壊すなと、言った、ばかり……、……っ!」
ぐらりと、ジョンの上体が大きく揺れた。
蔦状菌糸による拘束がなくなった事により、逆に身体を支えるものがなくなり、上体を起こしている事が辛くなったのだ。
その容態をみたエドワードは慌ててジョンを横にさせ、仰向けの状態で楽な体勢を取らせると、持っていた薬を注射で打ち込もうと準備を始める。
「ジョン院長! 今、薬を……!」
「要らん」
だがジョンはきっぱりとエドワードの投薬を拒否した。
「時間の、無駄だ」
丁度そこに洞窟の奥からモーズと砒素が走ってきて、広間の中へと入ってくる。
「あぁ、ここにいたのですね! エドワードさん!」
「モーズさん! それに砒素さんも!」
「丁度、いい所に、来たな」
「モーズさん! どうかクスシとしての知恵を貸し「モーズ」
やって来たモーズ達にすがるエドワードの言葉を遮って、ジョンは重い身体を無理矢理起こし、土壁に寄りかかった状態でこう言った。
「俺を、解剖せ」
その言葉が何の意味を示すのか。理解が遅れたモーズは硬直する。
しかしジョンは構わず話を続けた。
「今この瞬間、俺は、院長を辞任する」
「ジョン院長!? 何を言っているのですか!」
「見てわかるだろうが。……限界だ」
困惑するエドワードを横目に、モーズはジョンの側まで歩み寄って彼の容態を目視で見る。
顔の左半分が薄らと赤く染まり、左眼も赤く変質。モーズの右眼と同じように失明しているとわかる。顔だけでこの状態なのだ、白衣の下を見れば更に侵食が進んでいる様が拝める事だろう。
加えて左眼の目尻に蛇の鱗に似た菌糸が生えてきている所から、ステージ3を、超えてしまっているとわかった。
「貴方は、その身体で学会に……」
「昨日まではもう少し、マシだったんだが……。9年の壁は、分厚いな」
唖然とするモーズに対し、失笑するジョン。
現在、珊瑚症に罹患してからステージ4に至る年数は最長で8年とされる。ジョンはその記録を超える事を目指していた。だがそれは叶わなかった。
しかしそれでも未だに正気を保ち話せているのは、ジョンの意志の強さが為せる技だろうか。
とは言えそのジョンの提案を、エドワードが受け入れなかった。
「お、お身体が優れない為の辞任はまだわかりますが、今から解剖を申し出るなんて、貴方は死ぬ気なんですか!? コールドスリープではなく、安楽死を選ぶというのですか……!?」
「最悪、死んでも仕方がない。医学とはそうして、発展するものだ。が、別に今すぐ、死ぬ気はない。俺は、オフィウクス・ラボに、生きたステージ4の被験体として、俺を提供する」
「被験体……っ!? いや待ってください! 本人の同意があったとしても、国連の規約によって臨床試験を受ける事はできないでしょう!?」
「その国連はもう、黙らせた。仔細は、フローレンスに聞け。……1年前から、交渉していた事だ。ようやく、今日、通った。チッ。俺に無駄な時間を、かけさせやがって」
「1年前って……! 僕は、何も……! 何故ですか、どうして、話してくれなかったのですか……!?」
「お前に言えば何が何でも、止めてきただろう」
「当たり前です!!」
「だからだ」
ジョンはエドワードが自分を慕う思いを知っているからこそ、彼に黙ったまま、臨床試験を人体実験かの如く忌避する国連と水面下で交渉してきたのだ。
「俺はずっと、特殊学会に参加してきた。そこで人工人間での実験はもう、手詰まりと判断した。生きた被験体が、必要。そして都合よく提供できるのは、俺だ。――使え」
ジョンはそう言って、鮮やかな色彩を持ちながら透明感のある宝石に似た青緑色の右眼で、モーズを射抜くように、見詰めた。
▼△▼
補足
赤の女王
ルイス・キャロル著作『鏡の国のアリス』に登場するチェスのクイーンの駒をモチーフにしたキャラクター
「ひとところに留まっていたければ、全力で駆けなければならない(It takes all the running you can do, to keep in the same place.)」
という台詞が有名。
生物学の間では、この赤の女王の台詞にちなんだ
『赤の女王仮説』
という言葉が存在する。
ざっくり説明すると「生存する為には進化し続けなければならない」という仮説で、比喩に使われる。
何故ならばどんな優れた生き物も、環境の変化や病原体といった淘汰圧からは逃れられる事はなく、絶滅する可能性が必ず存在するからだ。
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