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第十一章 キノコの国のアリス編
第220話 白ウサギ
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少女が『アリス』となった後に、エドワードは再度、対話での交渉を持ち掛ける。
「アリス。君の目的が何なのか、僕には理解できていないが、この人は君とは他人だろう? どうか解放して欲しい」
「おじさまはこれから、わたしと終わらないお茶会をするの。朝も昼も、夜もなく」
だがアリスの意思は揺るがなかった。対話はできても思考回路が人間とはかけ離れている。
ふと、アリスの足元からいばらの蔦状菌糸が生え始めた。あれが襲ってきたら、エドワードは助からないだろう。
(僕は今日、ここで死ぬのだろうか?)
養分にされるとしても、感染者にされるとしても、人としての生は終わる。
エドワードの頬に冷たい汗が流れる。
(駄目だ。僕はこの人に、まだ何も、返せていない……!)
対話をした事によって幾分か恐怖も和らいだエドワードは、メディカルバッグの外ポケットに入れていた水銀入りペットボトルを手に取って、火炎放射器の銃口を向けた。
「こ、ここに水銀が、あるんだ! 燃やせば毒の煙が充満して、君は死んでしまうだろう! だからそれ以上、こちらに近寄るのは……っ!」
これならば幾らアリスの操る菌糸の動きが速くとも、引き金1つ引いてしまえば水銀ガスによってアリスも『珊瑚』も死滅できる筈だ。充分、牽制に使えると思っての事だったが、
カラン
後ろから聞こえた何かが落ちる音によって、この作戦は実行できない状況にされてしまった。地面に落ちたのは、いばらの蔦状菌糸によって金具が壊され外された、フェイスマスクだ。
ジョンの顔を覆っていた、チェッカー柄のフェイスマスク。
「おじさまも巻き込んで、殺すおつもり?」
マスクがなければ毒ガスを防げない。アリスの言う通り巻き込んでしまう。
後ろを振り返り、晒されたジョンの素顔を見て、エドワードは頭が真っ白になる。マスクの下で血相を変え、ひゅっと、息を呑む。
固く瞼を閉じ眠っている状態でも怜悧な印象を受ける彼の顔は、丁度顔の真ん中に線を引くように、左側全体が薄らと赤く変質してしまっている。そこまで珊瑚症が進行してしまっているのは、エドワードも知っていた。
だがそれよりも目に付いたのは、左目の目尻。そこに胞子の発光を反射しキラリと光沢を放つ、宝石のような真っ赤な欠片。
菌糸が、生えている。蛇の鱗のように小さく、そして少ないが、確かに、ある。
――ステージ4の、症状だ。
「ジョ、ジョン院長、ジョン院長! ジョン院長っ!!」
この症状が見られたらまずやるべき事は鎮静剤の投与であり、
「起きて、起きてください! どうか、起きて!」
その後、患者本人があらかじめ決めていた希望か、身内の希望の元、コールドスリープまたは安楽死の処置を施す。
「薬を持ってきたのです! 今ならまだ、抑えられるかもしれない!」
感染病棟で今まで何十回、何百回と繰り返してきた処置。
この状態から戻った感染者は、未だいない。
何度、奇跡を願っても、それは泡沫のように脆く儚く潰えていくだけ。
「だから帰り、ましょう!? 僕達の、居るべき場所に……っ!」
帰る。元の日常に戻る。そんな事は叶わない。叶ったことがない。
それを医師として頭の隅では理解しているのに、エドワードはペットボトルを手放し火炎放射器も地面に落とし、蔦状菌糸ごとジョンの肩を掴んで呼びかけ続ける。
しかし依然と意識が戻る様子のない事に狼狽し、背負っていたメディカルバッグを開けると、中に入れていた薬品を片端から取り出す。
「とっても必死ね、ハンプティ・ダンプティ」
「当たり前だ! この人は皆の英雄で、病棟の院長で、僕の恩師で……っ! ……父親も同然の、方だから……!」
エドワードは掠れ気味になった声でそう言った。
人の話は聞かないし、常に言葉は足りず報連相は守らないし、ぶっきらぼうでせっかちで、エドワードはジョンに振り回されてばかりだったけれど。
医大を出て独り立ちをするまで面倒を見てくれて、感染病棟勤務後は側で学ばせて貰って、引っ張って、導いてくれて。
何者にも代え難い、大事な人だった。
「なお、治さなくては、貴方はこんな所で終わる方ではない、終わっていい方ではない! 手が、何か必ず、手があるはず! 僕は諦めない、諦めたくない、絶対に……っ!」
そうして間近で見てきたからこそ、エドワードはいつか必ずこの人が、珊瑚症の治療薬を見付けてくれると思うようになった。
悔しい思いを抱きながらも、今まで見送ってきた患者達を連れ戻してくれるのはジョンだと、信じていた。いや、願っていた。
希望、だった。
それは感染病棟にいる職員達も同じ気持ちな筈だ。だからエドワードは必死に、治療を施そうとする。
「うふ、うふふ。そうね、貴方もおじさまと同じ、お医者さまだったわね」
可能性をがむしゃらに探るエドワードの姿を見て、ふっとアリスは微笑んだ。
足元に生やしていた、薔薇の蔦状菌糸をいつの間にか枯らして。
「不思議ね。どうしてかしら。おじさまはね、貴方が必ず、ここに来る事を知っていたの。迷いなんて、一切なく。白ウサギはあんなに、右往左往していたのに。それも言い訳ばかり、口にして」
ここ数日、ジョンの側に付いて回っていたアリスは、いつ何時も迷わず迅速に動く彼の力強い意志に惹かれていた。
自分の寝室に通い詰めていた鈍重な医者とは、正反対だったから。
「わたしの前に現れた白ウサギが貴方達だったら、何かが違っていたのかしら?」
「アリス……?」
どこか悲しげに喋るアリスに、エドワードはつい耳を傾けてしまう。
するとアリスは少し顔を上げて、こんな事を言い始めた。
「そういえば、おじさまは雪の婦人にずっと何かが届いたか訊ねていらしたけど、あれは何だったのかしらね?」
「雪の婦人って、フローレンス看護師長の事かい……?」
「誰かのお便りを、待っていたのよ。おじさま。待つの、苦手そうなお人なのに」
そこでエドワードは思い出す。フローレンスに託された言伝を。
『ジョン院長に伝えて頂きたい。――『届いた』と』
その中身が何なのか、エドワードは知らない。
だがアリスの言う通り、ジョンは待つのが大の苦手だ。待つくらいならばさっさと諦め他の事をし始める性分で、待つ必要がどうしてもある事柄はエドワードに押し付けてくる事もある程だ。
そんな彼がずっと待っていた事。大事でない筈がない。
エドワードはすがるような思いで、フローレンスの言伝を叫んだ。
「ジョン院長! そうです、フローレンス看護師長から伝えて欲しいと言われたんです! 『届いた』と……!」
エドワードも、届いて欲しかった。自分の声が。思いが。目覚めて欲しいという、願いが。
するとその瞬間、カッと、ジョンの硬化し変質した赤い左眼と、鮮明かつ透明感のある青緑色をした右眼が見開かれた。
「届いた、届いた……。届いたか! ようやく! 国連の堅物共め、手間を取らせやがって……!」
しかも目を開けただけに留まらず、ジョンは言葉を発し歓喜に震え始めた。
「だがこれで、間に合った! 俺は、俺は間に合ったぞ!!」
「アリス。君の目的が何なのか、僕には理解できていないが、この人は君とは他人だろう? どうか解放して欲しい」
「おじさまはこれから、わたしと終わらないお茶会をするの。朝も昼も、夜もなく」
だがアリスの意思は揺るがなかった。対話はできても思考回路が人間とはかけ離れている。
ふと、アリスの足元からいばらの蔦状菌糸が生え始めた。あれが襲ってきたら、エドワードは助からないだろう。
(僕は今日、ここで死ぬのだろうか?)
養分にされるとしても、感染者にされるとしても、人としての生は終わる。
エドワードの頬に冷たい汗が流れる。
(駄目だ。僕はこの人に、まだ何も、返せていない……!)
対話をした事によって幾分か恐怖も和らいだエドワードは、メディカルバッグの外ポケットに入れていた水銀入りペットボトルを手に取って、火炎放射器の銃口を向けた。
「こ、ここに水銀が、あるんだ! 燃やせば毒の煙が充満して、君は死んでしまうだろう! だからそれ以上、こちらに近寄るのは……っ!」
これならば幾らアリスの操る菌糸の動きが速くとも、引き金1つ引いてしまえば水銀ガスによってアリスも『珊瑚』も死滅できる筈だ。充分、牽制に使えると思っての事だったが、
カラン
後ろから聞こえた何かが落ちる音によって、この作戦は実行できない状況にされてしまった。地面に落ちたのは、いばらの蔦状菌糸によって金具が壊され外された、フェイスマスクだ。
ジョンの顔を覆っていた、チェッカー柄のフェイスマスク。
「おじさまも巻き込んで、殺すおつもり?」
マスクがなければ毒ガスを防げない。アリスの言う通り巻き込んでしまう。
後ろを振り返り、晒されたジョンの素顔を見て、エドワードは頭が真っ白になる。マスクの下で血相を変え、ひゅっと、息を呑む。
固く瞼を閉じ眠っている状態でも怜悧な印象を受ける彼の顔は、丁度顔の真ん中に線を引くように、左側全体が薄らと赤く変質してしまっている。そこまで珊瑚症が進行してしまっているのは、エドワードも知っていた。
だがそれよりも目に付いたのは、左目の目尻。そこに胞子の発光を反射しキラリと光沢を放つ、宝石のような真っ赤な欠片。
菌糸が、生えている。蛇の鱗のように小さく、そして少ないが、確かに、ある。
――ステージ4の、症状だ。
「ジョ、ジョン院長、ジョン院長! ジョン院長っ!!」
この症状が見られたらまずやるべき事は鎮静剤の投与であり、
「起きて、起きてください! どうか、起きて!」
その後、患者本人があらかじめ決めていた希望か、身内の希望の元、コールドスリープまたは安楽死の処置を施す。
「薬を持ってきたのです! 今ならまだ、抑えられるかもしれない!」
感染病棟で今まで何十回、何百回と繰り返してきた処置。
この状態から戻った感染者は、未だいない。
何度、奇跡を願っても、それは泡沫のように脆く儚く潰えていくだけ。
「だから帰り、ましょう!? 僕達の、居るべき場所に……っ!」
帰る。元の日常に戻る。そんな事は叶わない。叶ったことがない。
それを医師として頭の隅では理解しているのに、エドワードはペットボトルを手放し火炎放射器も地面に落とし、蔦状菌糸ごとジョンの肩を掴んで呼びかけ続ける。
しかし依然と意識が戻る様子のない事に狼狽し、背負っていたメディカルバッグを開けると、中に入れていた薬品を片端から取り出す。
「とっても必死ね、ハンプティ・ダンプティ」
「当たり前だ! この人は皆の英雄で、病棟の院長で、僕の恩師で……っ! ……父親も同然の、方だから……!」
エドワードは掠れ気味になった声でそう言った。
人の話は聞かないし、常に言葉は足りず報連相は守らないし、ぶっきらぼうでせっかちで、エドワードはジョンに振り回されてばかりだったけれど。
医大を出て独り立ちをするまで面倒を見てくれて、感染病棟勤務後は側で学ばせて貰って、引っ張って、導いてくれて。
何者にも代え難い、大事な人だった。
「なお、治さなくては、貴方はこんな所で終わる方ではない、終わっていい方ではない! 手が、何か必ず、手があるはず! 僕は諦めない、諦めたくない、絶対に……っ!」
そうして間近で見てきたからこそ、エドワードはいつか必ずこの人が、珊瑚症の治療薬を見付けてくれると思うようになった。
悔しい思いを抱きながらも、今まで見送ってきた患者達を連れ戻してくれるのはジョンだと、信じていた。いや、願っていた。
希望、だった。
それは感染病棟にいる職員達も同じ気持ちな筈だ。だからエドワードは必死に、治療を施そうとする。
「うふ、うふふ。そうね、貴方もおじさまと同じ、お医者さまだったわね」
可能性をがむしゃらに探るエドワードの姿を見て、ふっとアリスは微笑んだ。
足元に生やしていた、薔薇の蔦状菌糸をいつの間にか枯らして。
「不思議ね。どうしてかしら。おじさまはね、貴方が必ず、ここに来る事を知っていたの。迷いなんて、一切なく。白ウサギはあんなに、右往左往していたのに。それも言い訳ばかり、口にして」
ここ数日、ジョンの側に付いて回っていたアリスは、いつ何時も迷わず迅速に動く彼の力強い意志に惹かれていた。
自分の寝室に通い詰めていた鈍重な医者とは、正反対だったから。
「わたしの前に現れた白ウサギが貴方達だったら、何かが違っていたのかしら?」
「アリス……?」
どこか悲しげに喋るアリスに、エドワードはつい耳を傾けてしまう。
するとアリスは少し顔を上げて、こんな事を言い始めた。
「そういえば、おじさまは雪の婦人にずっと何かが届いたか訊ねていらしたけど、あれは何だったのかしらね?」
「雪の婦人って、フローレンス看護師長の事かい……?」
「誰かのお便りを、待っていたのよ。おじさま。待つの、苦手そうなお人なのに」
そこでエドワードは思い出す。フローレンスに託された言伝を。
『ジョン院長に伝えて頂きたい。――『届いた』と』
その中身が何なのか、エドワードは知らない。
だがアリスの言う通り、ジョンは待つのが大の苦手だ。待つくらいならばさっさと諦め他の事をし始める性分で、待つ必要がどうしてもある事柄はエドワードに押し付けてくる事もある程だ。
そんな彼がずっと待っていた事。大事でない筈がない。
エドワードはすがるような思いで、フローレンスの言伝を叫んだ。
「ジョン院長! そうです、フローレンス看護師長から伝えて欲しいと言われたんです! 『届いた』と……!」
エドワードも、届いて欲しかった。自分の声が。思いが。目覚めて欲しいという、願いが。
するとその瞬間、カッと、ジョンの硬化し変質した赤い左眼と、鮮明かつ透明感のある青緑色をした右眼が見開かれた。
「届いた、届いた……。届いたか! ようやく! 国連の堅物共め、手間を取らせやがって……!」
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