376 / 600
第十七章 迷子の子供達編
第365話 寂しん坊
しおりを挟む
◆
「モーズ! モーズ!」
大きな声で名前を呼ばれ、モーズはハッと弾けるように顔を上げた。
目の前にいた筈の怪物は、いつの間にかいなくなっている。
「大丈夫?」
「あ、うん……。あれ? セレンは?」
辺りを見回してもセレンの姿はない。
今この広場には、自分とオニキスしかない。
「セレン、消えちゃったんだ。何でだろうね」
「え……」
「あっ、死んだとかじゃないよ!? えっと多分、帰ったんじゃない?」
オニキス曰く、怪物の中にあった『お父さん』にモーズが触れたと同時に怪物は霧散し、それと連動するかのようにセレンの姿は薄まり、最後には消えてしまったのだと言う。
「オニキス。セレンがどこにどうやって帰ったか、わかる?」
「え、えーと……。何で知りたいの? モーズまで帰る必要ないじゃん!」
「ううん、あるよ。ぼくはもう一度、セレンに会わなくっちゃ。伝えたいことがあるんだ」
『お父さん』ことテルルがセレンの事をどう思っていたのか、きっとセレンは知らない。
だからモーズが伝えなくてはいけないと、強く思ったのだ。
「何を伝えたいの?」
「お父さんはセレンのこと、すっごく愛していたよって。きっと仲直りできるよ、って」
「愛してる? あんな酷い事を言った奴なのに? 歪んでない?」
「そんなことないよ。でもそうやってカンチガイして悲しい思いをしたままなのは、こっちもつらい」
セレンに伝えたい。そしてテルルとまた、会わせたい。
そう思ったモーズは広場を歩き始め、遊園地の出口を探した。その後をオニキスも慌てて追う。
「ねぇ、モーズは何で他人相手にそんなに頑張れるの? 上手くいくかもわかんないのに」
「ぼくがイヤだからってだけだよ、オニキス。セレンのお父さんはラボの天文台にいるんだ、会おうと思えば会える。会って話ができる。本当に仲直りできるかは実際に会ってみないとわからないけど、会えるんだから会わせてあげたい」
探しても探しても会えない、友だちキコと違って、会えるのだから。
「……。モーズ、『ラボ』って?」
「ぼくがお仕事するところ」
モーズがそう答えた直後、ガシリと、オニキスはモーズの手を掴んで引き寄せた。
オニキスは頬を引き攣らせ顔を青くし、何だか焦っている。
「僕たち子供だよ? 仕事をする必要なんてないんだよ? あっ、そうだ! モーズ確か探している友達がいるんだよね? ここに連れて来てあげるよ!」
「ここにキコはいないよ」
モーズは断言をする。
「そんな事ない! ここは何でも叶う夢の遊園地だよ? 願えば直ぐに……!」
「とっくに願っている」
だが願いは叶っていない。
そう言われてしまっては、オニキスは押し黙る他なかった。
「でも会えないみたい。願うだけじゃ会えないって、わかってるからかな?」
5年もの間、探しても探しても探しても見付けられなかったキコを、今この場に現れるイメージをモーズは思い浮かべる事は出来ない。
幾ら夢の中だろうとも、想像できない事は再現できない。
「キコのことも、帰ったら探さなくっちゃ。ビョーキしているから心配だし」
「ねぇ、こんなこと言いたくないけど……。死んでるかもしれないじゃん、その友達。会えなくっても、どこかで生きてるって思いながらここで過ごす方が、ずっと楽しいよ?」
「でもそしたらいつか、キコのことを忘れちゃうよね。それはイヤだ。絶対に」
今でさえ幼少期の記憶は薄れていっていて、写真を残さなかったキコの姿は日を追うごとに不鮮明になっていっている。
いつか夢にも見なくなってしまう日が来る事を、モーズは恐れていた。
「楽しいだけを求めたら、なくしちゃうモノが出てくる。だからぼくは帰るよ。帰って、がんばる」
オニキスが幾ら説得しても、モーズの意思は揺らがない。
「そんな大人のふりして……。モーズは自分が思っている以上にずっと子供なんだからさ、背伸びし過ぎてつまずいて転んじゃって、身体壊しても僕知らないよ?」
「オニキスはやさしいね」
「呆れているんだってば。……でも、羨ましいかも」
そこでオニキスはモーズから手を離し、何処か寂しげに俯いてしまう。
「僕はもう、全部忘れちゃった。名前も親の顔も。病院から出れなくてつまらなかった、って感覚ばっか残っちゃって。それを上書きしたくって、来たこともない遊園地作ってみたりして」
「それは、さびしいね」
「寂しい?」
「うん。イヤな思い出だったとしても、全部忘れちゃうのはさひしいよ」
「寂しい……」
オニキスはモーズの言葉を復唱しながら、病院にいた頃をぼんやりと思い起こす。けれど思い出せるのはそこまでだ。家族で過ごした思い出もあったかもしれない。友達と遊んだ思い出もあったかもしれない。
忘れた記憶の中に、忘れたくなかった何かがあったかもしれない。
しかしオニキスにはもう、その思い出を辿る手段はない。生前、暮らしていた場所は既に養分にしてしまったのだから。
「……そっか。僕、寂しかったんだ」
自覚していなかった感情を言語化された事で、心の靄が晴れた気がした。
「えっと、でも事故でキオクソーシツとか、ビョーキで昔を思い出せない人って沢山いるよ? オニキスも今から思い出を作ればさ」
「あはは。気を遣わなくっていいよ、モーズ。僕もう、何しても取り返せないから」
「そんなことは」
「あるよ。友達だってもう作れない。『珊瑚サマ』がもう直ぐ降りてくるんだもの」
「サンゴさま……?」
「そしたら皆んな一緒になっちゃうんだ」
オニキスが何の話をしているのか、珊瑚サマとやらが何なのか分からずモーズが戸惑っていると、いきなりオニキスにドンッと身体を突き飛ばされてしまう。
「僕はその日が来るまでモーズと遊べたらなぁ。とか考えていたんだけど、いいや。知ーらないっと」
突き飛ばされたモーズは踏ん張ろうとしたものの、肝心の踏ん張る地面がなく、背中から何処かに、真っ暗な穴の中へと落ちていく。
「モーズは友達、なくさないで済むといいね」
最後にそんな言葉をオニキスから投げかけられた。気がした。
◆
「モーズ! モーズ!」
大きな声で名前を呼ばれ、モーズはハッと弾けるように顔を上げた。
目の前にいた筈の怪物は、いつの間にかいなくなっている。
「大丈夫?」
「あ、うん……。あれ? セレンは?」
辺りを見回してもセレンの姿はない。
今この広場には、自分とオニキスしかない。
「セレン、消えちゃったんだ。何でだろうね」
「え……」
「あっ、死んだとかじゃないよ!? えっと多分、帰ったんじゃない?」
オニキス曰く、怪物の中にあった『お父さん』にモーズが触れたと同時に怪物は霧散し、それと連動するかのようにセレンの姿は薄まり、最後には消えてしまったのだと言う。
「オニキス。セレンがどこにどうやって帰ったか、わかる?」
「え、えーと……。何で知りたいの? モーズまで帰る必要ないじゃん!」
「ううん、あるよ。ぼくはもう一度、セレンに会わなくっちゃ。伝えたいことがあるんだ」
『お父さん』ことテルルがセレンの事をどう思っていたのか、きっとセレンは知らない。
だからモーズが伝えなくてはいけないと、強く思ったのだ。
「何を伝えたいの?」
「お父さんはセレンのこと、すっごく愛していたよって。きっと仲直りできるよ、って」
「愛してる? あんな酷い事を言った奴なのに? 歪んでない?」
「そんなことないよ。でもそうやってカンチガイして悲しい思いをしたままなのは、こっちもつらい」
セレンに伝えたい。そしてテルルとまた、会わせたい。
そう思ったモーズは広場を歩き始め、遊園地の出口を探した。その後をオニキスも慌てて追う。
「ねぇ、モーズは何で他人相手にそんなに頑張れるの? 上手くいくかもわかんないのに」
「ぼくがイヤだからってだけだよ、オニキス。セレンのお父さんはラボの天文台にいるんだ、会おうと思えば会える。会って話ができる。本当に仲直りできるかは実際に会ってみないとわからないけど、会えるんだから会わせてあげたい」
探しても探しても会えない、友だちキコと違って、会えるのだから。
「……。モーズ、『ラボ』って?」
「ぼくがお仕事するところ」
モーズがそう答えた直後、ガシリと、オニキスはモーズの手を掴んで引き寄せた。
オニキスは頬を引き攣らせ顔を青くし、何だか焦っている。
「僕たち子供だよ? 仕事をする必要なんてないんだよ? あっ、そうだ! モーズ確か探している友達がいるんだよね? ここに連れて来てあげるよ!」
「ここにキコはいないよ」
モーズは断言をする。
「そんな事ない! ここは何でも叶う夢の遊園地だよ? 願えば直ぐに……!」
「とっくに願っている」
だが願いは叶っていない。
そう言われてしまっては、オニキスは押し黙る他なかった。
「でも会えないみたい。願うだけじゃ会えないって、わかってるからかな?」
5年もの間、探しても探しても探しても見付けられなかったキコを、今この場に現れるイメージをモーズは思い浮かべる事は出来ない。
幾ら夢の中だろうとも、想像できない事は再現できない。
「キコのことも、帰ったら探さなくっちゃ。ビョーキしているから心配だし」
「ねぇ、こんなこと言いたくないけど……。死んでるかもしれないじゃん、その友達。会えなくっても、どこかで生きてるって思いながらここで過ごす方が、ずっと楽しいよ?」
「でもそしたらいつか、キコのことを忘れちゃうよね。それはイヤだ。絶対に」
今でさえ幼少期の記憶は薄れていっていて、写真を残さなかったキコの姿は日を追うごとに不鮮明になっていっている。
いつか夢にも見なくなってしまう日が来る事を、モーズは恐れていた。
「楽しいだけを求めたら、なくしちゃうモノが出てくる。だからぼくは帰るよ。帰って、がんばる」
オニキスが幾ら説得しても、モーズの意思は揺らがない。
「そんな大人のふりして……。モーズは自分が思っている以上にずっと子供なんだからさ、背伸びし過ぎてつまずいて転んじゃって、身体壊しても僕知らないよ?」
「オニキスはやさしいね」
「呆れているんだってば。……でも、羨ましいかも」
そこでオニキスはモーズから手を離し、何処か寂しげに俯いてしまう。
「僕はもう、全部忘れちゃった。名前も親の顔も。病院から出れなくてつまらなかった、って感覚ばっか残っちゃって。それを上書きしたくって、来たこともない遊園地作ってみたりして」
「それは、さびしいね」
「寂しい?」
「うん。イヤな思い出だったとしても、全部忘れちゃうのはさひしいよ」
「寂しい……」
オニキスはモーズの言葉を復唱しながら、病院にいた頃をぼんやりと思い起こす。けれど思い出せるのはそこまでだ。家族で過ごした思い出もあったかもしれない。友達と遊んだ思い出もあったかもしれない。
忘れた記憶の中に、忘れたくなかった何かがあったかもしれない。
しかしオニキスにはもう、その思い出を辿る手段はない。生前、暮らしていた場所は既に養分にしてしまったのだから。
「……そっか。僕、寂しかったんだ」
自覚していなかった感情を言語化された事で、心の靄が晴れた気がした。
「えっと、でも事故でキオクソーシツとか、ビョーキで昔を思い出せない人って沢山いるよ? オニキスも今から思い出を作ればさ」
「あはは。気を遣わなくっていいよ、モーズ。僕もう、何しても取り返せないから」
「そんなことは」
「あるよ。友達だってもう作れない。『珊瑚サマ』がもう直ぐ降りてくるんだもの」
「サンゴさま……?」
「そしたら皆んな一緒になっちゃうんだ」
オニキスが何の話をしているのか、珊瑚サマとやらが何なのか分からずモーズが戸惑っていると、いきなりオニキスにドンッと身体を突き飛ばされてしまう。
「僕はその日が来るまでモーズと遊べたらなぁ。とか考えていたんだけど、いいや。知ーらないっと」
突き飛ばされたモーズは踏ん張ろうとしたものの、肝心の踏ん張る地面がなく、背中から何処かに、真っ暗な穴の中へと落ちていく。
「モーズは友達、なくさないで済むといいね」
最後にそんな言葉をオニキスから投げかけられた。気がした。
◆
10
あなたにおすすめの小説
女神の白刃
玉椿 沢
ファンタジー
どこかの世界の、いつかの時代。
その世界の戦争は、ある遺跡群から出現した剣により、大きく姿を変えた。
女の身体を鞘とする剣は、魔力を収束、発振する兵器。
剣は瞬く間に戦を大戦へ進歩させた。数々の大戦を経た世界は、権威を西の皇帝が、権力を東の大帝が握る世になり、終息した。
大戦より数年後、まだ治まったとはいえない世界で、未だ剣士は剣を求め、奪い合っていた。
魔物が出ようと、町も村も知った事かと剣を求める愚かな世界で、赤茶けた大地を畑や町に、煤けた顔を笑顔に変えたいという脳天気な一団が現れる。
*表紙絵は五月七日ヤマネコさん(@yamanekolynx_2)の作品です*
忘却の艦隊
KeyBow
SF
新設された超弩級砲艦を旗艦とし新造艦と老朽艦の入れ替え任務に就いていたが、駐留基地に入るには数が多く、月の1つにて物資と人員の入れ替えを行っていた。
大型輸送艦は工作艦を兼ねた。
総勢250艦の航宙艦は退役艦が110艦、入れ替え用が同数。
残り30艦は増強に伴い新規配備される艦だった。
輸送任務の最先任士官は大佐。
新造砲艦の設計にも関わり、旗艦の引き渡しのついでに他の艦の指揮も執り行っていた。
本来艦隊の指揮は少将以上だが、輸送任務の為、設計に関わった大佐が任命された。
他に星系防衛の指揮官として少将と、退役間近の大将とその副官や副長が視察の為便乗していた。
公安に近い監査だった。
しかし、この2名とその側近はこの艦隊及び駐留艦隊の指揮系統から外れている。
そんな人員の載せ替えが半分ほど行われた時に中緊急警報が鳴り、ライナン星系第3惑星より緊急の救援要請が入る。
機転を利かせ砲艦で敵の大半を仕留めるも、苦し紛れに敵は主系列星を人口ブラックホールにしてしまった。
完全にブラックホールに成長し、その重力から逃れられないようになるまで数分しか猶予が無かった。
意図しない戦闘の影響から士気はだだ下がり。そのブラックホールから逃れる為、禁止されている重力ジャンプを敢行する。
恒星から近い距離では禁止されているし、システム的にも不可だった。
なんとか制限内に解除し、重力ジャンプを敢行した。
しかし、禁止されているその理由通りの状況に陥った。
艦隊ごとセットした座標からズレ、恒星から数光年離れた所にジャンプし【ワープのような架空の移動方法】、再び重力ジャンプ可能な所まで移動するのに33年程掛かる。
そんな中忘れ去られた艦隊が33年の月日の後、本星へと帰還を目指す。
果たして彼らは帰還できるのか?
帰還出来たとして彼らに待ち受ける運命は?
ネクスト・ステージ~チートなニートが迷宮探索。スキル【ドロップ★5】は、武器防具が装備不可!?
武蔵野純平
ファンタジー
現代ファンタジー(ローファンタジー)です。ニート主人公のスキルは【ドロップ★5】――ドロップ確率が大幅上昇し、ドロップアイテムの品質も大幅上昇するチートスキルだった。だが、剣や盾などの装備品が装備出来ない欠陥があり、攻撃力、防御力に問題を残す。
ダンジョン探索をする為に冒険者となりパーティーメンバーを募集するが、なぜか【ワケあり】女性ばかり集まってくる。
初恋♡リベンジャーズ
遊馬友仁
青春
【第五部開始】
高校一年生の春休み直前、クラスメートの紅野アザミに告白し、華々しい玉砕を遂げた黒田竜司は、憂鬱な気持ちのまま、新学期を迎えていた。そんな竜司のクラスに、SNSなどでカリスマ的人気を誇る白草四葉が転入してきた。
眉目秀麗、容姿端麗、美の化身を具現化したような四葉は、性格も明るく、休み時間のたびに、竜司と親友の壮馬に気さくに話しかけてくるのだが――――――。
転入早々、竜司に絡みだす、彼女の真の目的とは!?
◯ンスタグラム、ユ◯チューブ、◯イッターなどを駆使して繰り広げられる、SNS世代の新感覚復讐系ラブコメディ、ここに開幕!
第二部からは、さらに登場人物たちも増え、コメディ要素が多めとなります(予定)
織田信長 -尾州払暁-
藪から犬
歴史・時代
織田信長は、戦国の世における天下統一の先駆者として一般に強くイメージされますが、当然ながら、生まれついてそうであるわけはありません。
守護代・織田大和守家の家来(傍流)である弾正忠家の家督を継承してから、およそ14年間を尾張(現・愛知県西部)の平定に費やしています。そして、そのほとんどが一族間での骨肉の争いであり、一歩踏み外せば死に直結するような、四面楚歌の道のりでした。
織田信長という人間を考えるとき、この彼の青春時代というのは非常に色濃く映ります。
そこで、本作では、天文16年(1547年)~永禄3年(1560年)までの13年間の織田信長の足跡を小説としてじっくりとなぞってみようと思いたった次第です。
毎週の月曜日00:00に次話公開を目指しています。
スローペースの拙稿ではありますが、お付き合いいただければ嬉しいです。
(2022.04.04)
※信長公記を下地としていますが諸出来事の年次比定を含め随所に著者の創作および定説ではない解釈等がありますのでご承知置きください。
※アルファポリスの仕様上、「HOTランキング用ジャンル選択」欄を「男性向け」に設定していますが、区別する意図はとくにありません。
【完結】大量焼死体遺棄事件まとめサイト/裏サイド
まみ夜
ホラー
ここは、2008年2月09日朝に報道された、全国十ケ所総数六十体以上の「大量焼死体遺棄事件」のまとめサイトです。
事件の上澄みでしかない、ニュース報道とネット情報が序章であり終章。
一年以上も前に、偶然「写本」のネット検索から、オカルトな事件に巻き込まれた女性のブログ。
その家族が、彼女を探すことで、日常を踏み越える恐怖を、誰かに相談したかったブログまでが第一章。
そして、事件の、悪意の裏側が第二章です。
ホラーもミステリーと同じで、ラストがないと評価しづらいため、短編集でない長編はweb掲載には向かないジャンルです。
そのため、第一章にて、表向きのラストを用意しました。
第二章では、その裏側が明らかになり、予想を裏切れれば、とも思いますので、お付き合いください。
表紙イラストは、lllust ACより、乾大和様の「お嬢さん」を使用させていただいております。
プライベート・スペクタル
点一
ファンタジー
【星】(スターズ)。それは山河を変えるほどの膂力、千里を駆ける脚力、そして異形の術や能力を有する超人・怪人達。
この物語はそんな連中のひどく…ひどく個人的な物語群。
その中の一部、『龍王』と呼ばれた一人の男に焦点を当てたお話。
(※基本 隔週土曜日に更新予定)
滝川家の人びと
卯花月影
歴史・時代
勝利のために走るのではない。
生きるために走る者は、
傷を負いながらも、歩みを止めない。
戦国という時代の只中で、
彼らは何を失い、
走り続けたのか。
滝川一益と、その郎党。
これは、勝者の物語ではない。
生き延びた者たちの記録である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる