438 / 600
第二十章 真っ赤な嘘
第424話 碁盤の碁石
しおりを挟む
「不老不死って……。《ウロボロス》も研究していたって話ですけど、実現できるものなんですか?」
「理論上は可能だったヨ」
徐福は座席の背凭れに体重を預け、両腕を組んで言う。
「しかしあくまで理論上。それもアタシの考える理想とはまるで違ウ。理想通りだったのなら技術掻っ攫って独占しようと思ってたのニ、とんだ期待外れネ」
「理想? あと副所長、今さらっと不穏なこと呟きませんでした?」
「お前、もしアメーバの状態でなら永遠を生きられル。と言われたとして、嬉しいと思うカ?」
「いえ全く。てか絶対嫌ですね」
然り気なく話題逸らしたな、とフリーデンが小声で呟いている横で、会話を断片的に聞いていたパラチオンがふとアコニチンに訊ねる。
「あめーば? とは何だ?」
その問いに、アコニチンは笑う事も驚く事もなく、腕時計型電子機器を淡々と操作し、ホログラム画像を投影。そこにうぞうぞと動くスライム状の生き物、アメーバの動画を映した。
「こういう生き物だよ」
「うお、何だこの気持ち悪い汚れは。虫の体液のような……。これが生き物なのか?」
「そうだよ。でも生物の原点はこういう単細胞って話だから、進化って面白いよねぇ」
「たんさいぼう……」
「あんたもう少し生物学の勉強しな」
パラチオンは初めて見るアメーバに、眉間にシワを寄せ露骨に嫌な顔を浮かべる。
アメーバ。不定形でその形を変化し続けながら、他の微生物を摂取し生きる原生生物。またアメーバは老化をしない特徴があり、養分と環境さえ整えられれば無限に細胞分裂を……つまり寿命のない一生を過ごせる。
ある種の不老不死。だからとアメーバになりたいと思えないのは、生きているというよりも『命を維持している』に過ぎないからだ。
そこには意思も、知性も、感情も、人格も、成長も、社会も、自己も他人も何もない。
あるのは本能と、反射のみ。
「教祖も考えは同じヨ。だからその解決策として、教団、いや教祖は人間の脳を求めていル。特に『珊瑚』の適合率の高い優秀な脳は垂涎ものダ。……モーズの現状、少しはわかったカ?」
徐福の声は、まるで碁盤を見下ろす棋士のように冷ややかだった。誰か一人の命に価値を置く人間的な感情は、そこにはない。
フリーデンはマスクの下で唇を噛み締めると、拳を膝の上でぎゅっと握った。
「そんな状況だったなんて……。モーズをアバトンの外に出でないよう、副所長が命令を出したのも納得がいきます。こりゃ10月以降も謹慎した方がいい」
「いや10月以降は外に出ス。寧ろ積極的ニ」
あっさりと、謹慎を解く、それどころか島外へ出す事を考えているという徐福に、フリーデンはマスクの下でぎょっと目を見開き、頓狂な声をあげる。
「えっ? えぇえええっ!? たった今、外の危険性について話したじゃないですか!?」
「いつまでも籠城が通じると思うナ。海がある限り逃れられない、とアタシが言ったのを忘れたカ? アタシが教祖へ辿り着いたのを機にペガサス教団を離脱したのは、対策に本腰入れる為ヨ。マーキングを受けた教祖は死を意識するようになり、不老不死の完成を急グ。モーズの確保に、今まで以上に躍起になるだろウ。その心理を利用しない手は、なイ」
そこで徐福は赤い扇子を広げ、顔を覆うように持った。
感情の起伏を一切感じさせないまま、冷酷なほど緻密な戦略と計算を語る様は、ただ無心に碁石を打つ姿と重なる。
「《珊瑚サマ》と教祖の繋がりは強固でナ。逆に言うと教祖を片せば、《珊瑚サマ》は文字通り能無しダ。浮上もぐっと遅くなル。上手くいけば海中に留まらせる事モ……。良い事ずくめネ」
「ちょ、ちょっと待ってください! だからってモーズを囮にするとか、そんな、絶対に反対ですよ俺はっ!!」
「嫌カ?」
「当たり前じゃないですか!」
「では、あいつを殺す他ないナ」
沈黙が落ちた。
何の躊躇もなく放たれたそれをフリーデンは飲み込みきれず、頭の芯は痺れ、喉の奥がひりつく。
「何、言って……」
「不安の種はさっさと摘むに限るヨ。そうすれば時間稼ぎにはなル」
「時間稼ぎでする事じゃないでしょう!?」
震える声を張り上げ反射的に座席から立ち上がり、拳を振り上げたフリーデン。それに対しすかさずフリーデンの白衣を掴み、座席へ座らせたのはアコニチンだ。
「落ち着きなフリーデン!」
「フリーデン殿、どうか深呼吸をしてください」
続いてかけられたユワの声を聞き、フリーデンはひとつ息を吸った。だが胸の中の動揺は収まりきらない。
「ならば、どうすル?」
静かに問う徐福。
その口調は変わらない。まるで冷え切った湖面に石を落とすような、凪いだ声だった。
「安全地帯なんぞなイ。教祖は餌がなきゃ出て来なイ。そして何より、珊瑚症が進めば、モーズは自分の足でアバトンを出て行くゾ? 殺す他ないだろウ」
「そんな事にはなりませんよ! もう直ぐラボで臨床試験があるって、副所長も知っているでしょう!? それで治療方法が確立されたら……!」
徐福の主張を反駁しようと、叫ぶように放ったフリーデンの希望は、
「現段階で可能なのは進行の『緩和』だけヨ」
その一言で簡単に砕かれた。
「お前も資料に目を通しただろウ? 根本的な解決にならなイ。何かの拍子で容態が急変すれば終わりヨ。ステージ6には、進行を促進させる力があるのだシ」
まるで冷水を浴びせるような、現実の突きつけ。
反論の言葉が見付からない。フリーデンは臨床試験に参加しない身とは言え、資料の中身は幾度も読み込み、頭に叩き込んでいた。手順も、数値も、予測も、全て。暗唱できる程に。
だから徐福の合理性は理解できる。
出来てしまう。
「……っ! 合理性を考えりゃ、囮にするか殺すかになるのかもしれませんけど、だからってそんな、そんな事……っ!」
声が掠れる。喉の奥が焼けるように熱い。
だが、理性では到底受け入れられない選択肢が、現実として目の前に並べられていた。
「フリーデン。アタシがどうしてトップシークレットに当たる《珊瑚サマ》を、たかが新人のお前に話したと思ウ?」
その言葉に、フリーデンはハッとする。
脳裏を過ぎるのは、日本の菌床をただの一撃で破壊した、兵器。ロケット弾。
フリーデンが他のクスシよりも優れている点。それは、武器の開発であった。
それが意味するものは――
「どうすル? 決めろ。今、ここで」
「理論上は可能だったヨ」
徐福は座席の背凭れに体重を預け、両腕を組んで言う。
「しかしあくまで理論上。それもアタシの考える理想とはまるで違ウ。理想通りだったのなら技術掻っ攫って独占しようと思ってたのニ、とんだ期待外れネ」
「理想? あと副所長、今さらっと不穏なこと呟きませんでした?」
「お前、もしアメーバの状態でなら永遠を生きられル。と言われたとして、嬉しいと思うカ?」
「いえ全く。てか絶対嫌ですね」
然り気なく話題逸らしたな、とフリーデンが小声で呟いている横で、会話を断片的に聞いていたパラチオンがふとアコニチンに訊ねる。
「あめーば? とは何だ?」
その問いに、アコニチンは笑う事も驚く事もなく、腕時計型電子機器を淡々と操作し、ホログラム画像を投影。そこにうぞうぞと動くスライム状の生き物、アメーバの動画を映した。
「こういう生き物だよ」
「うお、何だこの気持ち悪い汚れは。虫の体液のような……。これが生き物なのか?」
「そうだよ。でも生物の原点はこういう単細胞って話だから、進化って面白いよねぇ」
「たんさいぼう……」
「あんたもう少し生物学の勉強しな」
パラチオンは初めて見るアメーバに、眉間にシワを寄せ露骨に嫌な顔を浮かべる。
アメーバ。不定形でその形を変化し続けながら、他の微生物を摂取し生きる原生生物。またアメーバは老化をしない特徴があり、養分と環境さえ整えられれば無限に細胞分裂を……つまり寿命のない一生を過ごせる。
ある種の不老不死。だからとアメーバになりたいと思えないのは、生きているというよりも『命を維持している』に過ぎないからだ。
そこには意思も、知性も、感情も、人格も、成長も、社会も、自己も他人も何もない。
あるのは本能と、反射のみ。
「教祖も考えは同じヨ。だからその解決策として、教団、いや教祖は人間の脳を求めていル。特に『珊瑚』の適合率の高い優秀な脳は垂涎ものダ。……モーズの現状、少しはわかったカ?」
徐福の声は、まるで碁盤を見下ろす棋士のように冷ややかだった。誰か一人の命に価値を置く人間的な感情は、そこにはない。
フリーデンはマスクの下で唇を噛み締めると、拳を膝の上でぎゅっと握った。
「そんな状況だったなんて……。モーズをアバトンの外に出でないよう、副所長が命令を出したのも納得がいきます。こりゃ10月以降も謹慎した方がいい」
「いや10月以降は外に出ス。寧ろ積極的ニ」
あっさりと、謹慎を解く、それどころか島外へ出す事を考えているという徐福に、フリーデンはマスクの下でぎょっと目を見開き、頓狂な声をあげる。
「えっ? えぇえええっ!? たった今、外の危険性について話したじゃないですか!?」
「いつまでも籠城が通じると思うナ。海がある限り逃れられない、とアタシが言ったのを忘れたカ? アタシが教祖へ辿り着いたのを機にペガサス教団を離脱したのは、対策に本腰入れる為ヨ。マーキングを受けた教祖は死を意識するようになり、不老不死の完成を急グ。モーズの確保に、今まで以上に躍起になるだろウ。その心理を利用しない手は、なイ」
そこで徐福は赤い扇子を広げ、顔を覆うように持った。
感情の起伏を一切感じさせないまま、冷酷なほど緻密な戦略と計算を語る様は、ただ無心に碁石を打つ姿と重なる。
「《珊瑚サマ》と教祖の繋がりは強固でナ。逆に言うと教祖を片せば、《珊瑚サマ》は文字通り能無しダ。浮上もぐっと遅くなル。上手くいけば海中に留まらせる事モ……。良い事ずくめネ」
「ちょ、ちょっと待ってください! だからってモーズを囮にするとか、そんな、絶対に反対ですよ俺はっ!!」
「嫌カ?」
「当たり前じゃないですか!」
「では、あいつを殺す他ないナ」
沈黙が落ちた。
何の躊躇もなく放たれたそれをフリーデンは飲み込みきれず、頭の芯は痺れ、喉の奥がひりつく。
「何、言って……」
「不安の種はさっさと摘むに限るヨ。そうすれば時間稼ぎにはなル」
「時間稼ぎでする事じゃないでしょう!?」
震える声を張り上げ反射的に座席から立ち上がり、拳を振り上げたフリーデン。それに対しすかさずフリーデンの白衣を掴み、座席へ座らせたのはアコニチンだ。
「落ち着きなフリーデン!」
「フリーデン殿、どうか深呼吸をしてください」
続いてかけられたユワの声を聞き、フリーデンはひとつ息を吸った。だが胸の中の動揺は収まりきらない。
「ならば、どうすル?」
静かに問う徐福。
その口調は変わらない。まるで冷え切った湖面に石を落とすような、凪いだ声だった。
「安全地帯なんぞなイ。教祖は餌がなきゃ出て来なイ。そして何より、珊瑚症が進めば、モーズは自分の足でアバトンを出て行くゾ? 殺す他ないだろウ」
「そんな事にはなりませんよ! もう直ぐラボで臨床試験があるって、副所長も知っているでしょう!? それで治療方法が確立されたら……!」
徐福の主張を反駁しようと、叫ぶように放ったフリーデンの希望は、
「現段階で可能なのは進行の『緩和』だけヨ」
その一言で簡単に砕かれた。
「お前も資料に目を通しただろウ? 根本的な解決にならなイ。何かの拍子で容態が急変すれば終わりヨ。ステージ6には、進行を促進させる力があるのだシ」
まるで冷水を浴びせるような、現実の突きつけ。
反論の言葉が見付からない。フリーデンは臨床試験に参加しない身とは言え、資料の中身は幾度も読み込み、頭に叩き込んでいた。手順も、数値も、予測も、全て。暗唱できる程に。
だから徐福の合理性は理解できる。
出来てしまう。
「……っ! 合理性を考えりゃ、囮にするか殺すかになるのかもしれませんけど、だからってそんな、そんな事……っ!」
声が掠れる。喉の奥が焼けるように熱い。
だが、理性では到底受け入れられない選択肢が、現実として目の前に並べられていた。
「フリーデン。アタシがどうしてトップシークレットに当たる《珊瑚サマ》を、たかが新人のお前に話したと思ウ?」
その言葉に、フリーデンはハッとする。
脳裏を過ぎるのは、日本の菌床をただの一撃で破壊した、兵器。ロケット弾。
フリーデンが他のクスシよりも優れている点。それは、武器の開発であった。
それが意味するものは――
「どうすル? 決めろ。今、ここで」
10
あなたにおすすめの小説
女神の白刃
玉椿 沢
ファンタジー
どこかの世界の、いつかの時代。
その世界の戦争は、ある遺跡群から出現した剣により、大きく姿を変えた。
女の身体を鞘とする剣は、魔力を収束、発振する兵器。
剣は瞬く間に戦を大戦へ進歩させた。数々の大戦を経た世界は、権威を西の皇帝が、権力を東の大帝が握る世になり、終息した。
大戦より数年後、まだ治まったとはいえない世界で、未だ剣士は剣を求め、奪い合っていた。
魔物が出ようと、町も村も知った事かと剣を求める愚かな世界で、赤茶けた大地を畑や町に、煤けた顔を笑顔に変えたいという脳天気な一団が現れる。
*表紙絵は五月七日ヤマネコさん(@yamanekolynx_2)の作品です*
忘却の艦隊
KeyBow
SF
新設された超弩級砲艦を旗艦とし新造艦と老朽艦の入れ替え任務に就いていたが、駐留基地に入るには数が多く、月の1つにて物資と人員の入れ替えを行っていた。
大型輸送艦は工作艦を兼ねた。
総勢250艦の航宙艦は退役艦が110艦、入れ替え用が同数。
残り30艦は増強に伴い新規配備される艦だった。
輸送任務の最先任士官は大佐。
新造砲艦の設計にも関わり、旗艦の引き渡しのついでに他の艦の指揮も執り行っていた。
本来艦隊の指揮は少将以上だが、輸送任務の為、設計に関わった大佐が任命された。
他に星系防衛の指揮官として少将と、退役間近の大将とその副官や副長が視察の為便乗していた。
公安に近い監査だった。
しかし、この2名とその側近はこの艦隊及び駐留艦隊の指揮系統から外れている。
そんな人員の載せ替えが半分ほど行われた時に中緊急警報が鳴り、ライナン星系第3惑星より緊急の救援要請が入る。
機転を利かせ砲艦で敵の大半を仕留めるも、苦し紛れに敵は主系列星を人口ブラックホールにしてしまった。
完全にブラックホールに成長し、その重力から逃れられないようになるまで数分しか猶予が無かった。
意図しない戦闘の影響から士気はだだ下がり。そのブラックホールから逃れる為、禁止されている重力ジャンプを敢行する。
恒星から近い距離では禁止されているし、システム的にも不可だった。
なんとか制限内に解除し、重力ジャンプを敢行した。
しかし、禁止されているその理由通りの状況に陥った。
艦隊ごとセットした座標からズレ、恒星から数光年離れた所にジャンプし【ワープのような架空の移動方法】、再び重力ジャンプ可能な所まで移動するのに33年程掛かる。
そんな中忘れ去られた艦隊が33年の月日の後、本星へと帰還を目指す。
果たして彼らは帰還できるのか?
帰還出来たとして彼らに待ち受ける運命は?
ネクスト・ステージ~チートなニートが迷宮探索。スキル【ドロップ★5】は、武器防具が装備不可!?
武蔵野純平
ファンタジー
現代ファンタジー(ローファンタジー)です。ニート主人公のスキルは【ドロップ★5】――ドロップ確率が大幅上昇し、ドロップアイテムの品質も大幅上昇するチートスキルだった。だが、剣や盾などの装備品が装備出来ない欠陥があり、攻撃力、防御力に問題を残す。
ダンジョン探索をする為に冒険者となりパーティーメンバーを募集するが、なぜか【ワケあり】女性ばかり集まってくる。
初恋♡リベンジャーズ
遊馬友仁
青春
【第五部開始】
高校一年生の春休み直前、クラスメートの紅野アザミに告白し、華々しい玉砕を遂げた黒田竜司は、憂鬱な気持ちのまま、新学期を迎えていた。そんな竜司のクラスに、SNSなどでカリスマ的人気を誇る白草四葉が転入してきた。
眉目秀麗、容姿端麗、美の化身を具現化したような四葉は、性格も明るく、休み時間のたびに、竜司と親友の壮馬に気さくに話しかけてくるのだが――――――。
転入早々、竜司に絡みだす、彼女の真の目的とは!?
◯ンスタグラム、ユ◯チューブ、◯イッターなどを駆使して繰り広げられる、SNS世代の新感覚復讐系ラブコメディ、ここに開幕!
第二部からは、さらに登場人物たちも増え、コメディ要素が多めとなります(予定)
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
【完結】大量焼死体遺棄事件まとめサイト/裏サイド
まみ夜
ホラー
ここは、2008年2月09日朝に報道された、全国十ケ所総数六十体以上の「大量焼死体遺棄事件」のまとめサイトです。
事件の上澄みでしかない、ニュース報道とネット情報が序章であり終章。
一年以上も前に、偶然「写本」のネット検索から、オカルトな事件に巻き込まれた女性のブログ。
その家族が、彼女を探すことで、日常を踏み越える恐怖を、誰かに相談したかったブログまでが第一章。
そして、事件の、悪意の裏側が第二章です。
ホラーもミステリーと同じで、ラストがないと評価しづらいため、短編集でない長編はweb掲載には向かないジャンルです。
そのため、第一章にて、表向きのラストを用意しました。
第二章では、その裏側が明らかになり、予想を裏切れれば、とも思いますので、お付き合いください。
表紙イラストは、lllust ACより、乾大和様の「お嬢さん」を使用させていただいております。
プライベート・スペクタル
点一
ファンタジー
【星】(スターズ)。それは山河を変えるほどの膂力、千里を駆ける脚力、そして異形の術や能力を有する超人・怪人達。
この物語はそんな連中のひどく…ひどく個人的な物語群。
その中の一部、『龍王』と呼ばれた一人の男に焦点を当てたお話。
(※基本 隔週土曜日に更新予定)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる