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ノンケの僕がBL営業!?
恐怖の連携プレー ※スパンキング有り
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「チッ迷惑客か。」
最初に気づいた龍輝さんが苛立った表情で愛羅さんから離れて、素早く二人の方に駆けつけた。迷惑客の首根っこを思いっきり鷲掴みをし、そのまま床に背中を打ちのめして、相手は苦痛の悲鳴を上げていた。その時に迷惑客の自撮り棒が手から離れて床に落ちたのを確認し、龍輝さんは自撮り棒を蹴り飛ばすと、愛羅さんが棒を持ってスマホをカメラの方に向けて、いつもの笑顔でヒラヒラ手を振っていた。
「やっほ~!画面が荒れちゃってごめんねー。」
「いってて・・・おっおい、返せ!!」
「このお店は確かにBL営業だけど、スタッフの服を無理やり脱がすのは良くないよねぇ?」
愛羅さんが演技なのか瞳をウルウルさせて今にも泣きそうな顔をして言ったからなのか、相手が必死になって自撮り棒を奪った時にはコメントが荒れていた。
「なっ・・・・・「無理やりはサイテー」「楽しんでるのはお前だけ」「泣いてるじゃん可哀想」「この店の常連です。愛羅くんに謝れ底辺配信者!」・・・・・ふっふざけんなぁー!」
コメントの荒れに迷惑客は怒りの声を上げて、ブチ切れながら相手が血走った目で睨みつけ、愛羅さんの胸ぐらを掴むと唾が飛ぶ勢いで怒鳴り散らした。
「どうしてくれんだ!!せっかくのBLネタが台無しじゃねーか!!」
「・・・・・・知らねーよ。」
愛羅さんは怯える事なく、鼻で嘲笑うといつも通りの猫のように目を細めたニヤニヤ笑顔をしながら舌を出し、銀色の舌ピアスがキラキラと相手を揶揄うように輝いていた。
「って・・・・・テメェ・・・・・!!」
「店長、こっちです!!」
一人のスタッフが慌てた様子で笹原さんを呼びに行ってたらしく、笹原さんはいつもの爽やかな笑顔で優雅にゆっくり歩き、そのまま愛羅さんの胸ぐらを掴んでいる相手の腕を片手で掴むとキリキリと音を立て、相手は声にならない悲鳴を上げて胸ぐらから手を離したのを見計らって、店長はそのまま素早く相手の身体を前に僕が寺田さんにされたように米俵を持つように担いだ。
「なっ何しやがる!はっ離せよ!?」
「BLネタを作りたかったんだよね・・・・・愛羅くん、彼のスマホで撮ってくれないかな?」
「りょーかい♪」
笹原さんは相手が持っていた自撮り棒を奪うと愛羅さんに手渡して、スマホを二人に向けたけれどよく見たら笹原さんの顔は正面を向いていたが相手はお尻の方を画面に向けるようになっていた。
「これから、迷惑配信者の・・・・えっと・・・・・バイオレット君の生放送始まるよ~!」
愛羅さんはコメントで名前を知りながら楽しそうな嬉々とした声を上げて、バイオレットさんの動画を勝手に始める姿に僕はドキドキしながら見守る事しか出来なかった。
「ちょっ生放送って勝手に始めんなよ!」
「ボクのスタッフに酷い事したよね?・・・・・・お仕置するから覚悟してね?」
「はぁ?お仕置きって舐めてんのか?・・・・・・いっだ!?」
バイオレットさんが鼻で笑った瞬間、能面のように真顔で真っ黒い目をした笹原さんが小鼓を叩くように力強く相手のお尻をバシンッと叩いた。その音は痛々しくホールに響いた。
バイオレットさんは予想外の出来事に歯を食いしばっていたけれど、笹原さんは手加減せずに何回も彼のお尻をバシバシ叩いていた。
「あっぎゃ、ひぎぃ、いだっやっめっいぎゅっ!?」
「・・・・・・。」
「・・・・・・真顔で叩く、なっちゃん怖すぎ・・・・・・。」
流石のお仕置きに愛羅さんは珍しく顔を引きつらせながら動画を撮っていた。バイオレットさんはついに痛くて嗚咽を漏らしながら泣き出してしまった。
「ひぐっひぅ・・・・いだいよぉー・・・・ゆるぢでぇーおえんなざいー!!」
「・・・・・・へぇ、ちゃんと謝れるんだ・・・・・でも、謝る人が違うよね!!」
「びきゃう!叩かないでぇーあやまるっ謝るからァ!?」
笹原さんは深くため息を吐くと、無理やり脱がされそうになったスタッフがいるテーブルに行き、店長は後ろを向くと涙や鼻水を垂らしてダサい姿のバイオレットさんとスタッフの目が合った。
「ひぎっひぐぅ・・・・・ごっごめんなさい・・・・・・。」
「・・・・・・次からは迷惑行為しないでくださいね。」
笹原さんにお仕置きされたバイオレットさんが可哀想になったのかスタッフは困った笑顔で許してくれた。それに安心した笹原さんは安堵の息を吐きながら・・・・・・最後に力強くお尻を叩いた。
「ぎゃぁぁぁん!?」
「・・・・・よく耐えました。」
笹原さんは子供に言うように優しく言いながら、バイオレットさんを降ろすと相手は睨みつけていたけれど、叩かれて痛かったのか、彼はお尻庇いながら子鹿のように足をプルプル震えていたので全然怖くなかった。
「ふっふぅぅ・・・・・・。」
「・・・・・・良いBLネタになったかい?」
笹原さんの爽やかな黒いオーラを漂う笑顔にバイオレットさんは苛立ちを隠さずに威嚇していたが愛羅さんが楽しそうに声を上げた。
「すっご!!1万コメント来てる!!」
「はっはぁ?1万とか嘘だろ!?」
お尻の痛みに耐えながら歪んだ顔で愛羅さんの隣からスマホを覗くと本当だったらしく、バイオレットさんは目を点にして口をあんぐり開けていた。
「・・・・・・本当に来てやがる。」
「ふふっ有名になれて良かったね?お尻ペンペンされてわんわん泣いたバイオレットく~ん♪」
「ッ~~~!!」
意地悪なニヤニヤ笑顔の愛羅さんに揶揄われたバイオレットさんは顔を真っ赤にさせて歯ぎしりしながら、愛羅さんから自撮り棒を奪った後に財布から一万円札を乱暴にテーブルにバンッと置くと、全力でお店から出て行ってしまった。台風が去ったような静けさに一同は呆気にとられていると、笹原さんがお客様に向けて優美に頭を下げたからなのか、無数の赤い薔薇が咲き誇る幻覚が見えてしまい目を擦ってしまった。
「お騒がせして大変申し訳ございませんでした。引き続き、時間が許される限り、ゆっくりお過ごし下さい。」
笹原さんの言葉を合図にスタッフの皆さんとお客様はさっきまでの事件が無かったかのように、メニューを頼んだり、BL営業しながらお客様を満足させている光景に僕は感心と恐怖が入り交じった気持ちが溢れて、引き笑いを起こしていた。
(改めて、凄い所でバイトしてるよなぁ・・・・・・。)
最初に気づいた龍輝さんが苛立った表情で愛羅さんから離れて、素早く二人の方に駆けつけた。迷惑客の首根っこを思いっきり鷲掴みをし、そのまま床に背中を打ちのめして、相手は苦痛の悲鳴を上げていた。その時に迷惑客の自撮り棒が手から離れて床に落ちたのを確認し、龍輝さんは自撮り棒を蹴り飛ばすと、愛羅さんが棒を持ってスマホをカメラの方に向けて、いつもの笑顔でヒラヒラ手を振っていた。
「やっほ~!画面が荒れちゃってごめんねー。」
「いってて・・・おっおい、返せ!!」
「このお店は確かにBL営業だけど、スタッフの服を無理やり脱がすのは良くないよねぇ?」
愛羅さんが演技なのか瞳をウルウルさせて今にも泣きそうな顔をして言ったからなのか、相手が必死になって自撮り棒を奪った時にはコメントが荒れていた。
「なっ・・・・・「無理やりはサイテー」「楽しんでるのはお前だけ」「泣いてるじゃん可哀想」「この店の常連です。愛羅くんに謝れ底辺配信者!」・・・・・ふっふざけんなぁー!」
コメントの荒れに迷惑客は怒りの声を上げて、ブチ切れながら相手が血走った目で睨みつけ、愛羅さんの胸ぐらを掴むと唾が飛ぶ勢いで怒鳴り散らした。
「どうしてくれんだ!!せっかくのBLネタが台無しじゃねーか!!」
「・・・・・・知らねーよ。」
愛羅さんは怯える事なく、鼻で嘲笑うといつも通りの猫のように目を細めたニヤニヤ笑顔をしながら舌を出し、銀色の舌ピアスがキラキラと相手を揶揄うように輝いていた。
「って・・・・・テメェ・・・・・!!」
「店長、こっちです!!」
一人のスタッフが慌てた様子で笹原さんを呼びに行ってたらしく、笹原さんはいつもの爽やかな笑顔で優雅にゆっくり歩き、そのまま愛羅さんの胸ぐらを掴んでいる相手の腕を片手で掴むとキリキリと音を立て、相手は声にならない悲鳴を上げて胸ぐらから手を離したのを見計らって、店長はそのまま素早く相手の身体を前に僕が寺田さんにされたように米俵を持つように担いだ。
「なっ何しやがる!はっ離せよ!?」
「BLネタを作りたかったんだよね・・・・・愛羅くん、彼のスマホで撮ってくれないかな?」
「りょーかい♪」
笹原さんは相手が持っていた自撮り棒を奪うと愛羅さんに手渡して、スマホを二人に向けたけれどよく見たら笹原さんの顔は正面を向いていたが相手はお尻の方を画面に向けるようになっていた。
「これから、迷惑配信者の・・・・えっと・・・・・バイオレット君の生放送始まるよ~!」
愛羅さんはコメントで名前を知りながら楽しそうな嬉々とした声を上げて、バイオレットさんの動画を勝手に始める姿に僕はドキドキしながら見守る事しか出来なかった。
「ちょっ生放送って勝手に始めんなよ!」
「ボクのスタッフに酷い事したよね?・・・・・・お仕置するから覚悟してね?」
「はぁ?お仕置きって舐めてんのか?・・・・・・いっだ!?」
バイオレットさんが鼻で笑った瞬間、能面のように真顔で真っ黒い目をした笹原さんが小鼓を叩くように力強く相手のお尻をバシンッと叩いた。その音は痛々しくホールに響いた。
バイオレットさんは予想外の出来事に歯を食いしばっていたけれど、笹原さんは手加減せずに何回も彼のお尻をバシバシ叩いていた。
「あっぎゃ、ひぎぃ、いだっやっめっいぎゅっ!?」
「・・・・・・。」
「・・・・・・真顔で叩く、なっちゃん怖すぎ・・・・・・。」
流石のお仕置きに愛羅さんは珍しく顔を引きつらせながら動画を撮っていた。バイオレットさんはついに痛くて嗚咽を漏らしながら泣き出してしまった。
「ひぐっひぅ・・・・いだいよぉー・・・・ゆるぢでぇーおえんなざいー!!」
「・・・・・・へぇ、ちゃんと謝れるんだ・・・・・でも、謝る人が違うよね!!」
「びきゃう!叩かないでぇーあやまるっ謝るからァ!?」
笹原さんは深くため息を吐くと、無理やり脱がされそうになったスタッフがいるテーブルに行き、店長は後ろを向くと涙や鼻水を垂らしてダサい姿のバイオレットさんとスタッフの目が合った。
「ひぎっひぐぅ・・・・・ごっごめんなさい・・・・・・。」
「・・・・・・次からは迷惑行為しないでくださいね。」
笹原さんにお仕置きされたバイオレットさんが可哀想になったのかスタッフは困った笑顔で許してくれた。それに安心した笹原さんは安堵の息を吐きながら・・・・・・最後に力強くお尻を叩いた。
「ぎゃぁぁぁん!?」
「・・・・・よく耐えました。」
笹原さんは子供に言うように優しく言いながら、バイオレットさんを降ろすと相手は睨みつけていたけれど、叩かれて痛かったのか、彼はお尻庇いながら子鹿のように足をプルプル震えていたので全然怖くなかった。
「ふっふぅぅ・・・・・・。」
「・・・・・・良いBLネタになったかい?」
笹原さんの爽やかな黒いオーラを漂う笑顔にバイオレットさんは苛立ちを隠さずに威嚇していたが愛羅さんが楽しそうに声を上げた。
「すっご!!1万コメント来てる!!」
「はっはぁ?1万とか嘘だろ!?」
お尻の痛みに耐えながら歪んだ顔で愛羅さんの隣からスマホを覗くと本当だったらしく、バイオレットさんは目を点にして口をあんぐり開けていた。
「・・・・・・本当に来てやがる。」
「ふふっ有名になれて良かったね?お尻ペンペンされてわんわん泣いたバイオレットく~ん♪」
「ッ~~~!!」
意地悪なニヤニヤ笑顔の愛羅さんに揶揄われたバイオレットさんは顔を真っ赤にさせて歯ぎしりしながら、愛羅さんから自撮り棒を奪った後に財布から一万円札を乱暴にテーブルにバンッと置くと、全力でお店から出て行ってしまった。台風が去ったような静けさに一同は呆気にとられていると、笹原さんがお客様に向けて優美に頭を下げたからなのか、無数の赤い薔薇が咲き誇る幻覚が見えてしまい目を擦ってしまった。
「お騒がせして大変申し訳ございませんでした。引き続き、時間が許される限り、ゆっくりお過ごし下さい。」
笹原さんの言葉を合図にスタッフの皆さんとお客様はさっきまでの事件が無かったかのように、メニューを頼んだり、BL営業しながらお客様を満足させている光景に僕は感心と恐怖が入り交じった気持ちが溢れて、引き笑いを起こしていた。
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