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レンタルボーイ、金持ちの玩具
慢心
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その後も、様々な客のニーズに応じて、かなりの大金を得た。
指名もダントツで、かなり先まで予約が入っている。
貰う額の分配は6:4で、オレが六割、オーナーが四割を取る。
その収入よりも、客から最低100万単位の金を小遣いとして渡してくれる。
オーナーとの取り分よりも、コッチの方が実入りが良いので、オレは何時しか客からの小遣い目当てに仕事をするようになった。
次から次へと物欲が増し、気に入った物があれば片っ端から買い占めた。
欲に限りはない。
やがて、オレは指名ナンバーワンという驕りからか、最初の頃のように、客に満足してもらえるのがこのレンタル会員の仕事という事を忘れ、仕事よりも、別れ際にくれる小遣いがいくらになるのだろうか、そんな事ばかりを考えていた。
客の中には数十万という小遣いを貰ったが、オレは心の中で
(このケチが!他の客は最低でも100万の小遣いを貰ってるんだぞ!なんだこのしみったれた客は?こんなヤツ、二度と相手にするものか!)
なんて事を考え、慢心していた。
オレは有頂天だった。
怖い物等、何も無かった。
時には客の要求する事に
「オレそういうの無理なんすよね」
等と言って断る事も多々あった。
そんな事しなくても、次から次へと客はオレを求めてくる。
すると手を抜く事を覚え、面倒臭い事は避けるようになった。
やがて、客からはクレームの連絡が入り、オーナーの耳にも入ってくる。
「えぇ、そんな事ないっすよ。いつも通りにちゃんと仕事しましたよ」
最初はすっとぼけていたが、二回、三回とクレームが来るようになり、オーナーからは「もう少し真面目にやりなさい!お客様の要求に応えるのがレンタル会員の仕事でしょ!」
と注意されるようになった。
だが、そんなオーナーの忠告を聞かず、客と数日間何もしないで、小遣いばかりをせびっていた。
あれは出来ない、これは嫌いだから無理、と客の要求を突っぱねた。
貰える小遣いの額も段々と少なくなり、オレはすっかりヤル気を無くした。
小遣いはあっという間に使いきってしまう。
ヴィンテージ物のギターやジーンズ、腕時計等、買い漁った。
希少価値のある物は、全部買い占めないと気がすまないようになり、金が無くなりゃまた客から小遣いもらえばいいや、と楽観的に考えていた。
母の治療費だけはキチンと支払ったが、残った金は貯金せずに散財した。
もし、小遣いに手を付けないでコツコツ貯めていたら、マンションや一戸建てが買える程の金額を派手に使いまくった。
金は人を変えてしまう。
あれだけ忌み嫌っていた兄と同じで、金、金、金、と二言目にはそればかり言うようになっていった。
五回目のクレームが来た時、オーナーはキレた。
「今すぐ荷物まとめてここから出ていきなさい!貴方はこの仕事を何だと思ってるの?そんないい加減な仕事する人間はこの会員には必要ないわ!さっさと出ていきなさい!」
いつもはおっとりとした口調のオーナーだったが、この時ばかりは、早口で捲し立てた。
(うるせえな!何が仕事だ?非合法の仕事だろうが。オレがチクッたら警察が家宅捜査するんだぞ、バカヤローが!)
反抗的な態度をするオレを見て、オーナーはオレの部屋に入り、ギターを床に叩きつけて壊し、更にはテレビ、Blu-ray、その他の家電製品を壊したギターでガンガンと叩きつけた。
「何しやがんだ、テメー!それはオレの金で買った物じゃねえかっ!」
オレもキレてオーナーに掴みかかった。
「うるさい!弾けもしないでギターなんか買って!瓜田くん!この男、さっさと追い出してちょうだい!」
鬼のような形相でオーナーは瓜田に命令し、オレは羽交い締めにされ、マンションを追い出された。
「クソババア、ふざけやがって!オレがいなくなったら誰がオレの代わりが出来るんだ?どうせ、また仕事やってくれってオレに泣きついてくるんだろうが。誰のおかげでテメーがいい思いしてると思ってんだ、おいっ!」
ドアの外でオレは怒鳴り、ガンガンと蹴りまくった。
あんなヤツと離れてせいせいした。
オレはその足で、家賃だけでも数十万という高級マンションを借りた。
保証人は、代理で引き受けてくれる会社に依頼して、すぐに契約を交わした。
だが、これが転落の始まりだった。
指名もダントツで、かなり先まで予約が入っている。
貰う額の分配は6:4で、オレが六割、オーナーが四割を取る。
その収入よりも、客から最低100万単位の金を小遣いとして渡してくれる。
オーナーとの取り分よりも、コッチの方が実入りが良いので、オレは何時しか客からの小遣い目当てに仕事をするようになった。
次から次へと物欲が増し、気に入った物があれば片っ端から買い占めた。
欲に限りはない。
やがて、オレは指名ナンバーワンという驕りからか、最初の頃のように、客に満足してもらえるのがこのレンタル会員の仕事という事を忘れ、仕事よりも、別れ際にくれる小遣いがいくらになるのだろうか、そんな事ばかりを考えていた。
客の中には数十万という小遣いを貰ったが、オレは心の中で
(このケチが!他の客は最低でも100万の小遣いを貰ってるんだぞ!なんだこのしみったれた客は?こんなヤツ、二度と相手にするものか!)
なんて事を考え、慢心していた。
オレは有頂天だった。
怖い物等、何も無かった。
時には客の要求する事に
「オレそういうの無理なんすよね」
等と言って断る事も多々あった。
そんな事しなくても、次から次へと客はオレを求めてくる。
すると手を抜く事を覚え、面倒臭い事は避けるようになった。
やがて、客からはクレームの連絡が入り、オーナーの耳にも入ってくる。
「えぇ、そんな事ないっすよ。いつも通りにちゃんと仕事しましたよ」
最初はすっとぼけていたが、二回、三回とクレームが来るようになり、オーナーからは「もう少し真面目にやりなさい!お客様の要求に応えるのがレンタル会員の仕事でしょ!」
と注意されるようになった。
だが、そんなオーナーの忠告を聞かず、客と数日間何もしないで、小遣いばかりをせびっていた。
あれは出来ない、これは嫌いだから無理、と客の要求を突っぱねた。
貰える小遣いの額も段々と少なくなり、オレはすっかりヤル気を無くした。
小遣いはあっという間に使いきってしまう。
ヴィンテージ物のギターやジーンズ、腕時計等、買い漁った。
希少価値のある物は、全部買い占めないと気がすまないようになり、金が無くなりゃまた客から小遣いもらえばいいや、と楽観的に考えていた。
母の治療費だけはキチンと支払ったが、残った金は貯金せずに散財した。
もし、小遣いに手を付けないでコツコツ貯めていたら、マンションや一戸建てが買える程の金額を派手に使いまくった。
金は人を変えてしまう。
あれだけ忌み嫌っていた兄と同じで、金、金、金、と二言目にはそればかり言うようになっていった。
五回目のクレームが来た時、オーナーはキレた。
「今すぐ荷物まとめてここから出ていきなさい!貴方はこの仕事を何だと思ってるの?そんないい加減な仕事する人間はこの会員には必要ないわ!さっさと出ていきなさい!」
いつもはおっとりとした口調のオーナーだったが、この時ばかりは、早口で捲し立てた。
(うるせえな!何が仕事だ?非合法の仕事だろうが。オレがチクッたら警察が家宅捜査するんだぞ、バカヤローが!)
反抗的な態度をするオレを見て、オーナーはオレの部屋に入り、ギターを床に叩きつけて壊し、更にはテレビ、Blu-ray、その他の家電製品を壊したギターでガンガンと叩きつけた。
「何しやがんだ、テメー!それはオレの金で買った物じゃねえかっ!」
オレもキレてオーナーに掴みかかった。
「うるさい!弾けもしないでギターなんか買って!瓜田くん!この男、さっさと追い出してちょうだい!」
鬼のような形相でオーナーは瓜田に命令し、オレは羽交い締めにされ、マンションを追い出された。
「クソババア、ふざけやがって!オレがいなくなったら誰がオレの代わりが出来るんだ?どうせ、また仕事やってくれってオレに泣きついてくるんだろうが。誰のおかげでテメーがいい思いしてると思ってんだ、おいっ!」
ドアの外でオレは怒鳴り、ガンガンと蹴りまくった。
あんなヤツと離れてせいせいした。
オレはその足で、家賃だけでも数十万という高級マンションを借りた。
保証人は、代理で引き受けてくれる会社に依頼して、すぐに契約を交わした。
だが、これが転落の始まりだった。
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