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流浪の如く
悪魔にもなれなかった雑魚
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この日、沢渡さんが家に来た。
近くに用があって、その帰りに家に寄って、母の為に線香を上げてくれた。
「沢渡さん、わざわざありがとうございます。もう、沢渡さんとは関係は無いのに、こうやって母に線香を上げてくれるなんて、母も喜んでます」
沢渡さんに深々と礼をした。
「何言ってんだ、私は君のお母さんに随分と世話になったんだ。これぐらいの事は当然だよ」
母と沢渡さんは、母がスナックで雇われママとして働いた頃からの知り合いだった。
パトロンのお陰でもあるが、会社を大きくして、母を実業家にさせたのは他ならぬ沢渡さんだ。
その後は母の右腕として、会社を切り盛りしていった。
最近分かった事だが、母と沢渡さんは公私共に仲が良く、沢渡さんは母と深い関係だったらしい。
沢渡さんは妻子のいる身だが、そこは大人の事情というか、踏み込んではならない世界で、当時幼かったオレは知る由もない。
何故、母が沢渡さんと深い関係だと分かったのか。
それは数年前に、母の荷物や書類を整理した時に、見たことのないアルバムがあった。
何だろう、と思い開けてみたら、母と沢渡さんのハメ撮り写真が多数あった。
ポラロイドで撮ったらしく、写真の下の余白には、沢渡さんに対する想いが書いてあった。
混同しない為にも、公の場では、社長と呼んでいたらしいのだが、一度プライベートになると、母は沢渡さんにベッタリで、母親の方が沢渡さんに惚れていたらしい。
こんな事、今更沢渡さんに確認するつもりも無いのだが。
だが、もし、沢渡さんが独り身だったら、間違いなく母と一緒になって、沢渡さんが父親になっていただろう。
この事は沢渡さんの思い出として、触れないようにする。
今でも父親代わりとして、オレの事を心配して、たまに来る沢渡さんには何でも話すようにしている。
「ところで亮輔くん、お母さんのお墓の件なんだが。いつまでもここに遺骨を置いてくワケにはいかないだろう。もう墓を建ててやってもいいんじゃないかな?」
沢渡さんは事ある毎に、母の墓を建てろと言ってくる。
だが、今のオレには墓を建てる金なんて全く無い。
その件は沢渡さんも重々承知の上で、墓石を建てる費用はこっちで出すからと何度も申し出たが、オレは出来るだけ自分の金で墓石を建てたいからと言って、やんわりと断っている。
だが、いつになったら墓石が建てられるのかさえ、分からず、その日食べていくのでさえ、精一杯な生活で、それどころの話ではない。
おまけに最近、過呼吸の頻度が多くなり、仕事にも支障をきたす寸前だ。
沢渡さんに、生活の事、過呼吸の事でしばらく療養しに、知り合いの家で厄介になる事を勧められた話しもした。
知り合いとはナツの事だ。
沢渡さんのクセである、腕を組み、目を閉じる。考え事をしている時は必ずこの仕種だ。
「亮輔くん」
「はい」
「君はあまりにも多くのものを背負いすぎた。十代で一人になり、食べていく為に色んな事をやっていた。
どうだろう、ここは暫く休養して身体を休めた方がいいんじゃないかな?」
「それは重々分かってます。でも、今のオレは蓄えすらない状態です。休養したいのはやまやまですが、休みたくても休めないんです…でもそれもこれもオレが1十代の頃にバカな事で散財さえしなければ、こんな貧乏な生活はしてなかったと思います」
沢渡さんから貰った1000万、レンタルクラブで稼いだかなりの大金は、母の治療費、鴨志田の墓を建て、残った金はあれもこれもと買い占め、結局はその買い占めた品物でさえも無くなり、金もスッカラカンになってしまった。
もう少し賢ければ、散財せずに今頃はマンションでも買えた程の金を持っていた。
兄の幻影に悩まされ、金がある毎に使いきってしまった。
不思議と無一文になると、兄の幻影は消える。
だからオレは大金を手にしたくない。
生活できるだけの金と心のゆとりがあれば、何もいらない。
オレには大金なんて不釣り合いだ。
「その知り合いという人は女性だね?」
…やっぱり、この人には全てお見通しなのか。
オレはナツとの経緯を伝えた。
鴨志田の事を言うべきか…
散々迷ったが、オレは沢渡さんに、ナツは鴨志田の妹だと言う事を話した。
「これはあくまでも私の憶測だが」
沢渡さんは前置きしてから話し出した。
「実のお母さんの妹さんの所に厄介になれば、いずれバレてしまうのは時間の問題だ。
亮輔くん。もし、その彼女の所で世話になるなら、最初にその事を言うべきだと思う。
言わないで後でバレたら、妹さんは君の事をどう思うのだろうかな。はっきり言えば、私としては妹さんの家に厄介になるのは反対だ。
だが、これは男女の問題だし、君もそういう相手がいてもおかしくない年頃だ。
それをクリア出来るのであれば、私は何も言わない」
そうだよな…やっぱりオレは鴨志田の実の子供だと言うしかないのか。
「君は若い時の私によく似ている。若気の至りで、よく問題を起こした。19才の頃、私はスナックを任されてね。それで味をしめて、どんどんと店舗を拡大していったもんだよ」
…沢渡さんが?
「19才で店のオーナーですか?」
沢渡さんは少し照れたようにして、頭をポリポリかいた。
「調子に乗りすぎたのだろうな。
気がついたら、店の女の子全員に手を出して、それが原因で揉めて、皆店を辞めていった。
残ったのは借金だけだった。
それを返す為に、私は色んな事をやった。
それこそ、表の世界じゃなく、裏の世界での仕事も。裏の世界と言っても、決して人を殺めるような事はしてない。まぁ、借金取りみたいな事をしたり、売春の斡旋をしたりと…」
だから、この圧倒的な威圧感というか、独特のオーラを身に纏ってるのか。
「借金を全て返し終わったのは30を過ぎた頃だ。
それからは、裏の世界の仕事はキレイサッパリと足を洗った。
その後は営業の仕事をして、部長まで昇進した頃に君のお母さんと出会ったんだよ」
「…」
「今でも覚えているよ、最初に君のお母さんと会った時を。
なんて綺麗な女性なんだ、ってね。それからというもの、ほぼ毎晩スナックに通っていたよ」
「それがきっかけで母と仕事をするように…?」
「うん、まぁそんな経緯かな。
話を戻すが、君のお兄さんは19であの会社の社長になった。まぁ、これは機密情報で多くは語れないが、私はお兄さんが社長に就任したと同時に、お兄さんには内緒で別の会社を設立したんだ」
「…えっ?別の会社というのは何ですか?」
沢渡さんはまた、腕を組み目を閉じた。多分どこまでオレに話せばいいのか、考えてるのだろう。
「お兄さんが社長に就任したのが19才。
私がスナックを任されたのが同じ19才。
もうお兄さんはこの世にいないが、彼は会社を混乱させるだろうと思い、新たに税金対策の為の会社を設立した。
徐々に新しい会社をメインにするために、色々と水面下で私は動いていたんだよ。
案の定、会社はあっという間に傾き、お兄さんは事故で亡くなった。
南米でお母さんが発見された時に言った事を覚えているかな?」
沢渡さんはあの時、確か兄のせいで会社が傾き、大手の企業に吸収されたとか言ってたはずだ。
「兄のせいで、会社は倒産寸前とか言ってましたよね?」
「そう、お母さんがせっかく作った会社なんだが、お兄さんがメチャクチャにしてね。
こう言ってはなんだが、もしお兄さんが生きていたら、莫大な借金を背負って、どうなっていただろな」
オレは初めて聞かされた話しに、唖然とした。
「まず、君の実のお母さんである鴨志田さんが秘書として入った時、私は彼女の経歴を調べたんだよ。最初は経営コンサルティングだなんて言ってたが、何て事はない。
高校の教師をしていて、浪費癖のせいで風俗に身を落としていった。
それをお兄さんが救って、会社を乗っ取る為に利用された。
つまり、彼女もお兄さんにそそのかされただけなんだ」
それは知ってた。
人を陥れる為には手段を選ばない、卑劣なヤツだったから。
「で、鴨志田さんが亡くなり、お兄さんも亡くなった。
実はその前の時点で、会社を売却するつもりだったんだ」
「…っ!」
そこまで読んでいたのか?
「君にはあの会社は倒産寸前だと言った。だが、それ以前に新しく作った会社で、有能な人材を入れて、お兄さん達には知られないようにして、経営していたんだ。
亡くなった人間の事を悪く言うのは良くないが、君のお兄さんはシロアリのような存在だった。本来なら社長に就任なんか出来ない。
だが、紆余曲折があって社長に就任した。
これは私の責任でもあるんだが」
今、沢渡さんが言ってた事を額面通りに受け止めれば、兄は沢渡さんの掌で踊らされていただけだったワケだ。
百戦錬磨の沢渡さんが、19才の兄が敵うはずがない。
そして、兄は悲惨な結末で人生の幕を下ろした。
沢渡さんは明言してないが、兄を消したと、遠回しに言ってるように聞こえた。
だが、沢渡さんを恨むつもりは全く無い。
むしろ、感謝している。
人の皮を被った悪魔、いや悪魔にもなれなかった雑魚が意気がって招いた結果なのだから。
近くに用があって、その帰りに家に寄って、母の為に線香を上げてくれた。
「沢渡さん、わざわざありがとうございます。もう、沢渡さんとは関係は無いのに、こうやって母に線香を上げてくれるなんて、母も喜んでます」
沢渡さんに深々と礼をした。
「何言ってんだ、私は君のお母さんに随分と世話になったんだ。これぐらいの事は当然だよ」
母と沢渡さんは、母がスナックで雇われママとして働いた頃からの知り合いだった。
パトロンのお陰でもあるが、会社を大きくして、母を実業家にさせたのは他ならぬ沢渡さんだ。
その後は母の右腕として、会社を切り盛りしていった。
最近分かった事だが、母と沢渡さんは公私共に仲が良く、沢渡さんは母と深い関係だったらしい。
沢渡さんは妻子のいる身だが、そこは大人の事情というか、踏み込んではならない世界で、当時幼かったオレは知る由もない。
何故、母が沢渡さんと深い関係だと分かったのか。
それは数年前に、母の荷物や書類を整理した時に、見たことのないアルバムがあった。
何だろう、と思い開けてみたら、母と沢渡さんのハメ撮り写真が多数あった。
ポラロイドで撮ったらしく、写真の下の余白には、沢渡さんに対する想いが書いてあった。
混同しない為にも、公の場では、社長と呼んでいたらしいのだが、一度プライベートになると、母は沢渡さんにベッタリで、母親の方が沢渡さんに惚れていたらしい。
こんな事、今更沢渡さんに確認するつもりも無いのだが。
だが、もし、沢渡さんが独り身だったら、間違いなく母と一緒になって、沢渡さんが父親になっていただろう。
この事は沢渡さんの思い出として、触れないようにする。
今でも父親代わりとして、オレの事を心配して、たまに来る沢渡さんには何でも話すようにしている。
「ところで亮輔くん、お母さんのお墓の件なんだが。いつまでもここに遺骨を置いてくワケにはいかないだろう。もう墓を建ててやってもいいんじゃないかな?」
沢渡さんは事ある毎に、母の墓を建てろと言ってくる。
だが、今のオレには墓を建てる金なんて全く無い。
その件は沢渡さんも重々承知の上で、墓石を建てる費用はこっちで出すからと何度も申し出たが、オレは出来るだけ自分の金で墓石を建てたいからと言って、やんわりと断っている。
だが、いつになったら墓石が建てられるのかさえ、分からず、その日食べていくのでさえ、精一杯な生活で、それどころの話ではない。
おまけに最近、過呼吸の頻度が多くなり、仕事にも支障をきたす寸前だ。
沢渡さんに、生活の事、過呼吸の事でしばらく療養しに、知り合いの家で厄介になる事を勧められた話しもした。
知り合いとはナツの事だ。
沢渡さんのクセである、腕を組み、目を閉じる。考え事をしている時は必ずこの仕種だ。
「亮輔くん」
「はい」
「君はあまりにも多くのものを背負いすぎた。十代で一人になり、食べていく為に色んな事をやっていた。
どうだろう、ここは暫く休養して身体を休めた方がいいんじゃないかな?」
「それは重々分かってます。でも、今のオレは蓄えすらない状態です。休養したいのはやまやまですが、休みたくても休めないんです…でもそれもこれもオレが1十代の頃にバカな事で散財さえしなければ、こんな貧乏な生活はしてなかったと思います」
沢渡さんから貰った1000万、レンタルクラブで稼いだかなりの大金は、母の治療費、鴨志田の墓を建て、残った金はあれもこれもと買い占め、結局はその買い占めた品物でさえも無くなり、金もスッカラカンになってしまった。
もう少し賢ければ、散財せずに今頃はマンションでも買えた程の金を持っていた。
兄の幻影に悩まされ、金がある毎に使いきってしまった。
不思議と無一文になると、兄の幻影は消える。
だからオレは大金を手にしたくない。
生活できるだけの金と心のゆとりがあれば、何もいらない。
オレには大金なんて不釣り合いだ。
「その知り合いという人は女性だね?」
…やっぱり、この人には全てお見通しなのか。
オレはナツとの経緯を伝えた。
鴨志田の事を言うべきか…
散々迷ったが、オレは沢渡さんに、ナツは鴨志田の妹だと言う事を話した。
「これはあくまでも私の憶測だが」
沢渡さんは前置きしてから話し出した。
「実のお母さんの妹さんの所に厄介になれば、いずれバレてしまうのは時間の問題だ。
亮輔くん。もし、その彼女の所で世話になるなら、最初にその事を言うべきだと思う。
言わないで後でバレたら、妹さんは君の事をどう思うのだろうかな。はっきり言えば、私としては妹さんの家に厄介になるのは反対だ。
だが、これは男女の問題だし、君もそういう相手がいてもおかしくない年頃だ。
それをクリア出来るのであれば、私は何も言わない」
そうだよな…やっぱりオレは鴨志田の実の子供だと言うしかないのか。
「君は若い時の私によく似ている。若気の至りで、よく問題を起こした。19才の頃、私はスナックを任されてね。それで味をしめて、どんどんと店舗を拡大していったもんだよ」
…沢渡さんが?
「19才で店のオーナーですか?」
沢渡さんは少し照れたようにして、頭をポリポリかいた。
「調子に乗りすぎたのだろうな。
気がついたら、店の女の子全員に手を出して、それが原因で揉めて、皆店を辞めていった。
残ったのは借金だけだった。
それを返す為に、私は色んな事をやった。
それこそ、表の世界じゃなく、裏の世界での仕事も。裏の世界と言っても、決して人を殺めるような事はしてない。まぁ、借金取りみたいな事をしたり、売春の斡旋をしたりと…」
だから、この圧倒的な威圧感というか、独特のオーラを身に纏ってるのか。
「借金を全て返し終わったのは30を過ぎた頃だ。
それからは、裏の世界の仕事はキレイサッパリと足を洗った。
その後は営業の仕事をして、部長まで昇進した頃に君のお母さんと出会ったんだよ」
「…」
「今でも覚えているよ、最初に君のお母さんと会った時を。
なんて綺麗な女性なんだ、ってね。それからというもの、ほぼ毎晩スナックに通っていたよ」
「それがきっかけで母と仕事をするように…?」
「うん、まぁそんな経緯かな。
話を戻すが、君のお兄さんは19であの会社の社長になった。まぁ、これは機密情報で多くは語れないが、私はお兄さんが社長に就任したと同時に、お兄さんには内緒で別の会社を設立したんだ」
「…えっ?別の会社というのは何ですか?」
沢渡さんはまた、腕を組み目を閉じた。多分どこまでオレに話せばいいのか、考えてるのだろう。
「お兄さんが社長に就任したのが19才。
私がスナックを任されたのが同じ19才。
もうお兄さんはこの世にいないが、彼は会社を混乱させるだろうと思い、新たに税金対策の為の会社を設立した。
徐々に新しい会社をメインにするために、色々と水面下で私は動いていたんだよ。
案の定、会社はあっという間に傾き、お兄さんは事故で亡くなった。
南米でお母さんが発見された時に言った事を覚えているかな?」
沢渡さんはあの時、確か兄のせいで会社が傾き、大手の企業に吸収されたとか言ってたはずだ。
「兄のせいで、会社は倒産寸前とか言ってましたよね?」
「そう、お母さんがせっかく作った会社なんだが、お兄さんがメチャクチャにしてね。
こう言ってはなんだが、もしお兄さんが生きていたら、莫大な借金を背負って、どうなっていただろな」
オレは初めて聞かされた話しに、唖然とした。
「まず、君の実のお母さんである鴨志田さんが秘書として入った時、私は彼女の経歴を調べたんだよ。最初は経営コンサルティングだなんて言ってたが、何て事はない。
高校の教師をしていて、浪費癖のせいで風俗に身を落としていった。
それをお兄さんが救って、会社を乗っ取る為に利用された。
つまり、彼女もお兄さんにそそのかされただけなんだ」
それは知ってた。
人を陥れる為には手段を選ばない、卑劣なヤツだったから。
「で、鴨志田さんが亡くなり、お兄さんも亡くなった。
実はその前の時点で、会社を売却するつもりだったんだ」
「…っ!」
そこまで読んでいたのか?
「君にはあの会社は倒産寸前だと言った。だが、それ以前に新しく作った会社で、有能な人材を入れて、お兄さん達には知られないようにして、経営していたんだ。
亡くなった人間の事を悪く言うのは良くないが、君のお兄さんはシロアリのような存在だった。本来なら社長に就任なんか出来ない。
だが、紆余曲折があって社長に就任した。
これは私の責任でもあるんだが」
今、沢渡さんが言ってた事を額面通りに受け止めれば、兄は沢渡さんの掌で踊らされていただけだったワケだ。
百戦錬磨の沢渡さんが、19才の兄が敵うはずがない。
そして、兄は悲惨な結末で人生の幕を下ろした。
沢渡さんは明言してないが、兄を消したと、遠回しに言ってるように聞こえた。
だが、沢渡さんを恨むつもりは全く無い。
むしろ、感謝している。
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