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第一章 冒険者編
第51話 ベリーズの一目惚れ
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ロイがギルドマスターと話をしているその頃、ソニアたちはリックガント魔法道具店の中に入ろうとしていた。
「いらっしゃいですぅ!」
リックガント魔法道具店の扉を開け、店内に入ると店番をしていたコナリスがいつもの間の抜けた声を掛けてきた。
色気も何も無い薄汚れた作務衣を着ており、髪も後ろで束ねただけで基本的にボサボサ。
しかし、お肌は艶艶しており顔の血色もとても健康的だ。
以前の病的なオタク女子の面影はその服だけだ。
「ちーすっ!来たぜー」
何故かミランダはコナリスと馬が合うようで、ミランダはコナリスとハイタッチをしていた。
ソニアとエリナもこんにちわとだけ挨拶をする。
そんな中、初対面のベリーズの様子がおかしかった。
「お、お嬢さん、わ、私はベリーズといいます!」
少し上ずった声で挨拶をするベリーズだが、絶賛コナリスに一目惚れ中だった。
「コナリス、これがアタイの兄貴だぜ!いかすだろ!デカブツだけど、女にはすこぶる優しいんだぜ」
「この人がお兄さんですかぁ!コナリスですぅ!宜しくですぅ!」
コナリスはロイとどちらが大きいのかな?と思いつつ、眼の前のベリーズを不思議そうに見ていた。
「お日柄もよくて・・・」
「兄貴、何バカ言ってんだよ!コナリスが引くだろ!そんなだから彼女の一人も・・・」
コナリスが二人のやり取りを見てクスクスと笑っていた。
ポリポリと頭を掻くベリーズを放っておいて、エリナとソニアは工房に向かう。
もちろんスライムを出して工房に納めていく。
「いらっしゃい。ロイ君は来てないのかな?」
「リックガントさん、こんにちは。ロイはギルドマスターに呼ばれていましたから、私達だけで来ました」
「そうですか。それにしてもまた、今日は多いね」
「はい。30匹倒しましたから」
「固体の方はそこに置いてください。特別なのはありますか?」
「魔石の半分はスライムの中で、残りは私の収納ですから、まだ何もしていないですね。何か進展はありました?」
「私の方はロイ君待ちですね。コナリスの方は色々進展はあるようですが。ポーションの材料は余っているので、固体の比率を高めても良いかと思いますよ」
そうしてソニアは納材を済ませた後、ポーションの収益をもらって店を後にした。
また、店内ではベリーズとコナリスの話が噛み合っていないように見えるが、客がいないのでにこやかに話が続いていた。
ミランダは久し振りに見た嬉々とした兄貴の様子に驚きつつも、納材の終わったソニアから帰る旨を言われた。
「ま、待ってくれ!もう少しコナリス嬢と話をさせてくれ!」
「ほら駄々をこねない!皆待ってるし、客が来る時間なんだから邪魔だって!・・・」
手持ち無沙汰だったミランダは、もう少しいさせてくれと言うベリーズを引っ張って店を出る。
コナリスが少し引いていたので、一度引き剥がすことにしたのだ。
どうやら兄貴は一目惚れしたんだなと、しゃあないから仲を取り持つかとミランダはほくそ笑む。
普段、店番はリックガントの妻、つまりリラの母親がやっている。
しかし、朝夕の食事を作る時、昼食時はリックガントとコナリスが交代で店番をする。
コナリスは見た目に無頓着だが、中々話上手らしく、冒険者受けは良い。それに夕方は冒険者が町に戻り、消耗品を補充するために店を訪れることもあり、コナリスが店番をしていた。
一度宿に戻ったが、それはベリーズ、ミランダ、エリナはスライムの体液で汚れた服を着替えるためだ。
残念ながらこの日、スライム狩りでは収益が出なかった。
常時依頼の報酬は魔石を買い戻す費用に消えた。
だからソニアは、3人にポーション販売利益の取り分で得た分からお金を渡す。
この日リックガントから渡されたのは15万一リュピス。
取り敢えず3人には1人につき金貨2枚を渡す。
「ロイが服でも買ってねだって」
「間に合っているのだが・・・」
「うん。今日のような時に外で着替える用の予備の服を買って置いて欲しいって・・・」
3人はうなずき、着替えの準備をする。
「兄貴、ゴニョゴニョ」
「うむ。さすが我が妹だ!そうしよう」
ミランダはベリーズに入れ知恵をしていたが、着替えた後4人は各々買い物などに勤しんだ。
「いらっしゃいですぅ!」
リックガント魔法道具店の扉を開け、店内に入ると店番をしていたコナリスがいつもの間の抜けた声を掛けてきた。
色気も何も無い薄汚れた作務衣を着ており、髪も後ろで束ねただけで基本的にボサボサ。
しかし、お肌は艶艶しており顔の血色もとても健康的だ。
以前の病的なオタク女子の面影はその服だけだ。
「ちーすっ!来たぜー」
何故かミランダはコナリスと馬が合うようで、ミランダはコナリスとハイタッチをしていた。
ソニアとエリナもこんにちわとだけ挨拶をする。
そんな中、初対面のベリーズの様子がおかしかった。
「お、お嬢さん、わ、私はベリーズといいます!」
少し上ずった声で挨拶をするベリーズだが、絶賛コナリスに一目惚れ中だった。
「コナリス、これがアタイの兄貴だぜ!いかすだろ!デカブツだけど、女にはすこぶる優しいんだぜ」
「この人がお兄さんですかぁ!コナリスですぅ!宜しくですぅ!」
コナリスはロイとどちらが大きいのかな?と思いつつ、眼の前のベリーズを不思議そうに見ていた。
「お日柄もよくて・・・」
「兄貴、何バカ言ってんだよ!コナリスが引くだろ!そんなだから彼女の一人も・・・」
コナリスが二人のやり取りを見てクスクスと笑っていた。
ポリポリと頭を掻くベリーズを放っておいて、エリナとソニアは工房に向かう。
もちろんスライムを出して工房に納めていく。
「いらっしゃい。ロイ君は来てないのかな?」
「リックガントさん、こんにちは。ロイはギルドマスターに呼ばれていましたから、私達だけで来ました」
「そうですか。それにしてもまた、今日は多いね」
「はい。30匹倒しましたから」
「固体の方はそこに置いてください。特別なのはありますか?」
「魔石の半分はスライムの中で、残りは私の収納ですから、まだ何もしていないですね。何か進展はありました?」
「私の方はロイ君待ちですね。コナリスの方は色々進展はあるようですが。ポーションの材料は余っているので、固体の比率を高めても良いかと思いますよ」
そうしてソニアは納材を済ませた後、ポーションの収益をもらって店を後にした。
また、店内ではベリーズとコナリスの話が噛み合っていないように見えるが、客がいないのでにこやかに話が続いていた。
ミランダは久し振りに見た嬉々とした兄貴の様子に驚きつつも、納材の終わったソニアから帰る旨を言われた。
「ま、待ってくれ!もう少しコナリス嬢と話をさせてくれ!」
「ほら駄々をこねない!皆待ってるし、客が来る時間なんだから邪魔だって!・・・」
手持ち無沙汰だったミランダは、もう少しいさせてくれと言うベリーズを引っ張って店を出る。
コナリスが少し引いていたので、一度引き剥がすことにしたのだ。
どうやら兄貴は一目惚れしたんだなと、しゃあないから仲を取り持つかとミランダはほくそ笑む。
普段、店番はリックガントの妻、つまりリラの母親がやっている。
しかし、朝夕の食事を作る時、昼食時はリックガントとコナリスが交代で店番をする。
コナリスは見た目に無頓着だが、中々話上手らしく、冒険者受けは良い。それに夕方は冒険者が町に戻り、消耗品を補充するために店を訪れることもあり、コナリスが店番をしていた。
一度宿に戻ったが、それはベリーズ、ミランダ、エリナはスライムの体液で汚れた服を着替えるためだ。
残念ながらこの日、スライム狩りでは収益が出なかった。
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「うん。今日のような時に外で着替える用の予備の服を買って置いて欲しいって・・・」
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