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第十三章
第五話 んんん〜ん。絶対に許しませんよ
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~ドーマン視点~
「んんん~ん! くそう! くそう! くそう!」
僕ことドーマンは、いつものように咳払いをした後、激昂していた。
「あのシロウとか言う男、僕の商品であるキャスコを奪っただけでは飽きたらず、他の商品までも倒すとは!」
感情を抑えることができずに、僕は拳で机を叩く。
だけど、あそこでマネットライムと入れ替わらなければ、衛兵たちが集まっていただろう。もし、僕を見かけたら捕らえられるかもしれない。そうなれば許可証を剥奪されて商売をすることができない可能性もあった。あそこでの判断は正しい。
「入れ替わったマネットライムが戻って来ないですね。もしかしたらアイツもやられてしまったのでしょうか?」
まぁ、良いでしょう。最初から魔物たちには期待してはいない。所詮は魔族にとって愛玩動物の商品でしかないですからね。犬や猫がどんなに賢くても人間を超えられないように、魔物が魔族以上の働きをしてくれるとは思ってはいない。
「んんん~ん!だけど非常に悔しいいいいいいいいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」
もう一度力強く机を叩くと、一羽のリピートバードが部屋の中に入って来た。
『メッセージがあります。お聞きになりますか?』
「んんん~ん。僕の気が立っているときに、いったい誰が連絡なんか寄越したと言うのですか! もし、ジルドーレからだったのなら、八つ当たりとして後で嫌がらせのメッセージを送ってやりますからね!」
イライラが治らない。このままでは、冷静になってメッセージを聞くことができない。もし、重要人物からの言葉であったのなら、後悔することになるでしょう。
「紅茶の準備をします。少し待ってください」
気持ちを落ち着かせるために紅茶を作り、一口飲む。
「んんん~ん! 紅茶が僕の心を癒してくれる。これで心置きなく話を聞くことができます。メッセージを教えてください。紅茶を飲みながら話を聞きます」
鳥にメッセージを言うように促すと、リピートバードは嘴を動かして言葉を話す。
『俺だ。ソロモンだ』
「んんん~ん。ソロモンからでしたか。ジルドーレではなく残念です」
『お前に一つ言っておかなければならないことがあった。我々の計画を邪魔する者についてだ』
ほう、僕たち魔族の邪魔をする連中がいるのですか? やっぱり勇者パーティーでしょうか? いや、あいつらは落ちぶれて魔族の敵ではなくなったと言う話を聞いた。となると、相手はどのような人物なのだろうか?
紅茶を一口飲み、続きを待つ。
『我々の計画を邪魔する者は、エグザイルドと言う人間チームと、そのリーダーであるシロウだ』
「ブフゥー!」
予想外の言葉に驚き、口に含んでいた紅茶を吹き出す。口から吐き出された紅茶は、目の前にいる鳥に吹っかけてしまい、リピートバードは紅茶と唾液でベトベトになる。
「一口分の紅茶がムダになってしまったではないですか」
ポツリと言葉を漏らした瞬間、鳥は羽ばたいて僕に近づき、嘴で頭を突つき出した。
「痛い、痛い! わざとではないのですからやめてください」
止めるようにリピートバードに言うが、鳥は攻撃を止めようとはしなかった。
「もう怒りましたからね! この中にでも入っておりなさい」
ポケットから召喚石を取り出して念じる。するとリピートバードは石に吸い寄せられ、石の中に入った。
「んんん~ん。これでひと段落がつきましたね。おそらく、メッセージには続きがあったかもしれませんね。まぁ、いいでしょう。どうせたいしたことではないはず。それにしても、あの男たちが魔王復活の計画を阻止しようとしていたとは。これも何かの縁、キャスコを取り戻すついでに倒すとしましょう」
でも、どのようにして倒しましょうか。僕のユニークスキルを使えば倒すことは無理でも、動けなくすることはできる。時間稼ぎしかできないですよね。
「んんん~ん。僕のユニークスキル【愛玩の檻】は、対象となる生物を召喚石に封じることができる。この石に封じ込めればそれでいい。だけど、あの男は未知数の力を秘めているような気がする」
魔物たちを使わなければ、僕は非力だ。ここは頭を使って、搦手で行くとしよう。
作戦を考えていると、一枚の紙が視界に入る。
「んんん~ん。これは使える。これを利用してあの男たちを倒すとしましょう。そうですね。手始めにシロウとは仲直りをしましょう。そして正々堂々とキャスコをかけて勝負をするのです。彼を倒すのはその後でも十分遅くはない。でも、その前に」
棚の中に閉まっている不良品の召喚石を処分しなければならない。
召喚石を一つとり、中に入っている生き物を外に出す。
「ニャー」
召喚石から猫が出てくると、ポケットに閉まっていたナイフを取り出した。そして刃を猫に突き刺す。
「んんん~ん。まずは一匹。まだまだ今日中に殺処分をしなければならない動物たちがいますからね」
どれどれ、今日中に処分する数は?
「なんと! こんなにいるのですか! これは困りました。早く終わらせなければ。こうなったら纏めて始末しましょう」
残りの召喚石を割り、動物たちを石から出す。
「あなたたちは生後半年間、誰からも買われなかった。商品価値がないと人間たちから烙印を押されたのです。残念ですがここでお別れですね」
これから処分されるとも知らずに、動物たちは床の上を歩き回る。
「恨まないでくださいよ。これも仕事なのです。もし、恨むのであれば、あなたたちを買わなかった人間たちを恨んでください」
ナイフを次々と突き刺し、処分を行う。
ああ、仕事とは言え、商品を処分するのは心苦しい。だけど、これがペット業界の闇なので仕方がないのですよ。
年を取った動物は買ってもらえない。寧ろ維持費がかかるだけのろくでなしなのです。
破産しないためには、売れ残りは処分する。これが一番だ。
「皆さん、次に生まれ変わるのであれば、ペットショップの親から生まれないことを祈っておりますよ。でなければ運が悪いと、短い命を過ごすことになりますので」
さて、ただの肉塊はゴミと一緒に後で捨てておくとしよう。
「んんん~ん。では、行くとしましょうか」
紙を握り締め、部屋を出て行く。
キャスコ、お前を必ず取り戻し、今度は高く買い取ってくれる貴族に売り捌いてあげますからね。愛玩動物は飼われてこそ、幸せになれるのですから。
「んんん~ん! くそう! くそう! くそう!」
僕ことドーマンは、いつものように咳払いをした後、激昂していた。
「あのシロウとか言う男、僕の商品であるキャスコを奪っただけでは飽きたらず、他の商品までも倒すとは!」
感情を抑えることができずに、僕は拳で机を叩く。
だけど、あそこでマネットライムと入れ替わらなければ、衛兵たちが集まっていただろう。もし、僕を見かけたら捕らえられるかもしれない。そうなれば許可証を剥奪されて商売をすることができない可能性もあった。あそこでの判断は正しい。
「入れ替わったマネットライムが戻って来ないですね。もしかしたらアイツもやられてしまったのでしょうか?」
まぁ、良いでしょう。最初から魔物たちには期待してはいない。所詮は魔族にとって愛玩動物の商品でしかないですからね。犬や猫がどんなに賢くても人間を超えられないように、魔物が魔族以上の働きをしてくれるとは思ってはいない。
「んんん~ん!だけど非常に悔しいいいいいいいいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」
もう一度力強く机を叩くと、一羽のリピートバードが部屋の中に入って来た。
『メッセージがあります。お聞きになりますか?』
「んんん~ん。僕の気が立っているときに、いったい誰が連絡なんか寄越したと言うのですか! もし、ジルドーレからだったのなら、八つ当たりとして後で嫌がらせのメッセージを送ってやりますからね!」
イライラが治らない。このままでは、冷静になってメッセージを聞くことができない。もし、重要人物からの言葉であったのなら、後悔することになるでしょう。
「紅茶の準備をします。少し待ってください」
気持ちを落ち着かせるために紅茶を作り、一口飲む。
「んんん~ん! 紅茶が僕の心を癒してくれる。これで心置きなく話を聞くことができます。メッセージを教えてください。紅茶を飲みながら話を聞きます」
鳥にメッセージを言うように促すと、リピートバードは嘴を動かして言葉を話す。
『俺だ。ソロモンだ』
「んんん~ん。ソロモンからでしたか。ジルドーレではなく残念です」
『お前に一つ言っておかなければならないことがあった。我々の計画を邪魔する者についてだ』
ほう、僕たち魔族の邪魔をする連中がいるのですか? やっぱり勇者パーティーでしょうか? いや、あいつらは落ちぶれて魔族の敵ではなくなったと言う話を聞いた。となると、相手はどのような人物なのだろうか?
紅茶を一口飲み、続きを待つ。
『我々の計画を邪魔する者は、エグザイルドと言う人間チームと、そのリーダーであるシロウだ』
「ブフゥー!」
予想外の言葉に驚き、口に含んでいた紅茶を吹き出す。口から吐き出された紅茶は、目の前にいる鳥に吹っかけてしまい、リピートバードは紅茶と唾液でベトベトになる。
「一口分の紅茶がムダになってしまったではないですか」
ポツリと言葉を漏らした瞬間、鳥は羽ばたいて僕に近づき、嘴で頭を突つき出した。
「痛い、痛い! わざとではないのですからやめてください」
止めるようにリピートバードに言うが、鳥は攻撃を止めようとはしなかった。
「もう怒りましたからね! この中にでも入っておりなさい」
ポケットから召喚石を取り出して念じる。するとリピートバードは石に吸い寄せられ、石の中に入った。
「んんん~ん。これでひと段落がつきましたね。おそらく、メッセージには続きがあったかもしれませんね。まぁ、いいでしょう。どうせたいしたことではないはず。それにしても、あの男たちが魔王復活の計画を阻止しようとしていたとは。これも何かの縁、キャスコを取り戻すついでに倒すとしましょう」
でも、どのようにして倒しましょうか。僕のユニークスキルを使えば倒すことは無理でも、動けなくすることはできる。時間稼ぎしかできないですよね。
「んんん~ん。僕のユニークスキル【愛玩の檻】は、対象となる生物を召喚石に封じることができる。この石に封じ込めればそれでいい。だけど、あの男は未知数の力を秘めているような気がする」
魔物たちを使わなければ、僕は非力だ。ここは頭を使って、搦手で行くとしよう。
作戦を考えていると、一枚の紙が視界に入る。
「んんん~ん。これは使える。これを利用してあの男たちを倒すとしましょう。そうですね。手始めにシロウとは仲直りをしましょう。そして正々堂々とキャスコをかけて勝負をするのです。彼を倒すのはその後でも十分遅くはない。でも、その前に」
棚の中に閉まっている不良品の召喚石を処分しなければならない。
召喚石を一つとり、中に入っている生き物を外に出す。
「ニャー」
召喚石から猫が出てくると、ポケットに閉まっていたナイフを取り出した。そして刃を猫に突き刺す。
「んんん~ん。まずは一匹。まだまだ今日中に殺処分をしなければならない動物たちがいますからね」
どれどれ、今日中に処分する数は?
「なんと! こんなにいるのですか! これは困りました。早く終わらせなければ。こうなったら纏めて始末しましょう」
残りの召喚石を割り、動物たちを石から出す。
「あなたたちは生後半年間、誰からも買われなかった。商品価値がないと人間たちから烙印を押されたのです。残念ですがここでお別れですね」
これから処分されるとも知らずに、動物たちは床の上を歩き回る。
「恨まないでくださいよ。これも仕事なのです。もし、恨むのであれば、あなたたちを買わなかった人間たちを恨んでください」
ナイフを次々と突き刺し、処分を行う。
ああ、仕事とは言え、商品を処分するのは心苦しい。だけど、これがペット業界の闇なので仕方がないのですよ。
年を取った動物は買ってもらえない。寧ろ維持費がかかるだけのろくでなしなのです。
破産しないためには、売れ残りは処分する。これが一番だ。
「皆さん、次に生まれ変わるのであれば、ペットショップの親から生まれないことを祈っておりますよ。でなければ運が悪いと、短い命を過ごすことになりますので」
さて、ただの肉塊はゴミと一緒に後で捨てておくとしよう。
「んんん~ん。では、行くとしましょうか」
紙を握り締め、部屋を出て行く。
キャスコ、お前を必ず取り戻し、今度は高く買い取ってくれる貴族に売り捌いてあげますからね。愛玩動物は飼われてこそ、幸せになれるのですから。
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