魔剣士「お姫様の家出に付き合うことになった」【現在完結】

Naminagare-波流-

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第九章【セントラル】

9-11 南方道中村にて(2)

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猛竜騎士「……バカ言うな、魔剣士の顔は知られているんだぞ!?」
ブリレイ「フードを被ること、仮面を着けること、僕が顔の認識を変える幻影の魔法、いくらでも顔を隠す方法はあります」
猛竜騎士「そ、そうは言ってもだな!顔を隠せる技術があるなら、そんな危険をしなくてもチャンスはあるはずだ!」
ブリレイ「これが最後の選考会というのは時間がないことを意味しています。それに、闇魔法の使い手を殺せば王が隠れ、王を殺せば闇魔法の使い手が逃げるでしょう。どちらも倒せるチャンスがあるのは、騎士団に成りすますしか他はないかと」
猛竜騎士「しかしだな……!」

猛竜騎士が危惧するのは、魔剣士ではなく国民。
魔剣士はいかなる相手でも問題ないことは知っていたし、とにかくこんな戦いに国民を巻き込みたくはなかった。いや、ハンターを含め、関係のない人々を巻き込みたくはなかった。
万が一、魔剣士や自分たちの存在がバレれば、あの王は国民を巻き込んでも全身全霊を持って火の海にするに違いない。

猛竜騎士「くっ…、幻惑魔法で顔の認識を変えられるというのならば、兵士に成りすますことも可能じゃないのか…!」
ブリレイ「それが出来たら、という話なのです……」
猛竜騎士「何だと…!?」
ブリレイ「王城の警備が強化され、特に…魔剣士さんが暴れたことに起因して"対魔結界"が城内に展開されているんです。それによって、幻惑魔法の類は意味を成しません」
猛竜騎士「対魔結界……」

ピクリと眉が動く。

ブリレイ「ご存知ありませんでしたか?我々が準備したもので、魔法の具現化を阻止するものです。王城敷地を囲む城壁を含む場所に展開されてます」
猛竜騎士「そんな話、セージに聞いていないが……」
ブリレイ「もしかすると、魔剣士さんの魔法レベルが違う段階にいるからして、話す必要のないことだったのかもありません。この結界は闇魔力に対して無力と聞いておりますから……」
猛竜騎士「ふむ……」

この話、猛竜騎士は嘘をついた。
以前、ブリレイが裏切り者の可能性だったことを魔剣士に内緒にしていた時に、既にこの話は聞いていた。
「裏切り者、騎士団、対魔結界の存在のこと―――…」
とにかくこんな状況で魔剣士と白姫には悪い気がしたが、敵を欺くには味方からということだ。言動の一つ一つに、どんな反応を見せるか注意する必要があった。

ブリレイ「……ですから、僕の幻惑魔法は意味を成しません。王と接触できるのは、選考会に受かったメンバーたちのみでしょう。いや、それも確証がない話ではありますが…」
猛竜騎士「確証のない話か……」

チラリと白姫を見る。彼女の目はブリレイの話を真剣に聞くばかりで、疑う様子はない。自分も、彼の話には嘘や隠しはないように聞こえる。

猛竜騎士「……ブリレイ」
ブリレイ「はい」
猛竜騎士「話はとりあえず分かった」
ブリレイ「…はい」
猛竜騎士「つまり、ハッキリ言ってくれ。今の道は、その選考会の他はないということか?」
ブリレイ「……僕に浮かぶのは、その限りです」
猛竜騎士「…」

白姫は反応を変えない。自分も彼の言葉には怪しい感覚を感じない。

猛竜騎士「……何度もすまない。俺は極力、罪のない人々を巻き込みたくない。だが君はその危険は考えているか?選考会に出たことで、他の人が巻き込まれる可能性は?」
ブリレイ「正直、ゼロではありません。失敗した時、闇魔術師同士の戦いになれば王都全体を巻き込むことになります」
猛竜騎士「…っ」

白姫は動きなし。自分の感覚においても、嘘、偽り、なしに思える。

猛竜騎士(思うところ、確かに理にかなった作戦だ。だが……)

これほどに猛竜騎士が突き詰める理由は、罪のなき人々を巻き込みたくはないことはもちろん、もうこの作戦が全てを担うということだからだ。
明日には作戦を実行し、動かなければならない。この結果が、世界の明日を決めるということが、誰よりも分かっているから。

猛竜騎士「ブリレイ、すまないが…まだ…聞きたいことがある……」
ブリレイ「何でしょうか、僕に答えられることならば」
猛竜騎士「君の魔法研究者としての見解を聞きたい。君はこの作戦が成功すると…思っているのか?」
ブリレイ「はい。可能性としては一番高いかと。騎士団の面々に対して、闇魔術師は騎士団の象徴として確実に目の前に、王もそれを見下ろす形で必ず現れるはずです。そこを狙えるとは思います」
猛竜騎士「それが最善なんだな」
ブリレイ「はい。重ねて申し上げますが、どちらかを止めればどちらが逃げる。どちらも揃っていること、どちらも止めることが必須だとすれば、クロイツ騎士団に属することが最善かと」
猛竜騎士「これ以上の案は無いんだな」
ブリレイ「僕が考えることで、これ以上は。セージ様なら、最も上手くアイデアを出せたかもしれませんが……」
猛竜騎士「そうか。ブリレイ、正直こんなことは言いたくないが……」
ブリレイ「……何でしょう」
猛竜騎士「今、アンタは仲間だと思っている。だからな……」
ブリレイ「!」
猛竜騎士「だから、セージを遣いとしていたアンタになら、俺はアンタを"頭"として信じるつもりだ」

嘘と偽りは有る。信じ切ってはいない。だが、こう言えばブリレイの奥底にある真実を揺することが出来るのではないかと考えた。

猛竜騎士「だけど、ここはもう戦場だ。だからもう一度訊く」
ブリレイ「…はい」
猛竜騎士「この作戦しかないんだな。この戦いを終わらせる最善の策は、これだけなんだな」
ブリレイ「はい」

目を離すことはない。互いに目を見つめ、瞳が真剣であることを共有した。

猛竜騎士「……分かった。ブリレイ」

その真剣な眼差しに折れたのか、ついに猛竜騎士は決断する。

猛竜騎士「俺は君の意見を支持する。これ以外ないというのなら、信じる他はないだろう」
ブリレイ「良いの…ですか」
猛竜騎士「アンタの言葉はこれ以上のことはないし、何よりも成功すると疑ってない目だったからな。そんな瞳で見られたら、決定する他はないって話だ」
ブリレイ「猛竜騎士さん……」
猛竜騎士「それに、俺もちょっとその作戦は面白いなと思っていた。ただな……」
ブリレイ「分かっております。巻き込みたくないこと、この作戦が明日を担うことを改めて分かってほしい、ということですよね」
猛竜騎士「ッ!!」

彼もまた、同じことを考えていたらしい。
猛竜騎士はこの想いに、本心から彼が敵ではないことを願った瞬間だった。

ブリレイ「願わくば、明日の未来のために。たまたまとはいえ、貴方たちと知り合えて本当に良かったと思います」
猛竜騎士「…あぁ、そうだな」
ブリレイ「っと、当の本人に承諾を得るのを忘れておりました。魔剣士さん、この作戦は……」

ブリレイが魔剣士に顔を向けた時、さすがのブリレイも「うっ!?」と漏らす。

魔剣士「お、面白いじゃねえかぁ……!!」

魔剣士は両目をキラキラと輝かせ、実力行使のような作戦に「やってやる!」と連呼する。

白姫「魔剣士ー…!遊ぶんじゃないんだから……」
魔剣士「わーってるよ、だけどまた隠れてコソコソやるんじゃねーかって思ってたから、この作戦はちっとばかしその……」
白姫「面白いなんて言わないよね。世界の明日がかかってるんだよ!」
魔剣士「い、いやそりゃ……うん……」

白姫の勢いにたじろぐ魔剣士。

ブリレイ「ハハ…、根っからの冒険者ですね魔剣士さんは。ですが、緊張するよりよっぽど良いかとも思いますよ」
魔剣士「おうよ!」
ブリレイ「選考会の日程はわかりませんが、恐らく今までなら3日に分けておりましたので、同じくらいかと」
魔剣士「トーナメント式なのか?」
ブリレイ「従来ならば、簡単な体力テストのようなものに合格したらトーナメントの参加権を得たはずです」
魔剣士「じゃあ、そのトーナメントで入賞すれば騎士団になれるんだな」
ブリレイ「えぇ。しかし、テストの段階で最初から実力者は揃っていると聞いています。何せ、賞金が賞金ですから……」
魔剣士「賞金だ?」
ブリレイ「僕がいた頃は、騎士団に選考されただけで100万ゴールド。一人辺りに初給金として配付されたはずです」
魔剣士「100万!!?」

なるほど、そうなれば税金に苦しむ民も増えることに納得する。

ブリレイ「……それとある意味では、僕と同じような人もいるでしょうね」
魔剣士「あん?」
ブリレイ「冒険者からの転職です。騎士団として認められれば、安定した生活を得られると思って来る人もいるでしょう」
魔剣士「あぁ、そうね」
ブリレイ「僕が言うのもなんですが、実力が高くとも暴れるだけでない優しい心を持った人、家族を養う人もいるはず。そんな人たちを戦わなければならないということは、頭に入れておいたほうがいいかもしれません……」
魔剣士「……!」

―――そうか。
すっかり頭から抜けていたが、この騎士団の表向きは"セントラルの騎士団"として正義に近いものがある。
その全貌を知ってからどうなるかは分からないが、現状において決して悪い奴ばかりじゃないのは確かだった。

魔剣士「……悪いヤツらばかりじゃないってことか」
ブリレイ「騎士団の本当の意味を知ってからどうなるかは分かりませんが、現状では……」
魔剣士「だ、だけどセントラルの評判事態は悪いんだろ?イイ奴らが、こんなセントラルなんかに……」
猛竜騎士「評判が悪いセントラルであっても、家族を養う為に剣を振うこともある。悪いことだと分かっていても、戦うことは辞めれない事情がある人間もいるかもしれない。…いや、いるだろう」
魔剣士「…」
白姫「良い人でも、世界を守るために倒さないといけないってことなんですか……?」
猛竜騎士「命を賭けて突っ込んでくる相手だ。容赦をすればこちらが殺され兼ねないのは分かるな」
白姫「で、でも……」
ブリレイ「落ち着いてください白姫さん。だからこそ、この作戦なのですよ」
白姫「!」

この作戦の真の意味は、王と闇魔術師のみを討ち取ることを目標としている。
トーナメントで傷つくことはあっても、その二人に的を絞れば余計な犠牲を出すことは無い。

ブリレイ「一時的に混乱には陥るでしょうが、目の前で闇魔術師を討ち取られれば実力的にも敵わないと剣は捨てるハズです。いや、それもさほどの心配はしていませんが」
白姫「どうしてそう言い切れるんですか…?」
ブリレイ「指導者を失って自由に暴れる冒険者が出たとしても、その良心を持った面々が本当の意味で正義の騎士団となって立ち上がると思っているのです」
白姫「それは……」
猛竜騎士「確かに…、理にかなった話には思えるな……」
白姫「で、ですが少なくとも犠牲は出ます!犠牲が出るなら……!」

良心的な人々への犠牲が出ると分かった白姫は、ここぞとばかりに声を上げた。
しかし、賛同する者はおらず、むしろブリレイは冷たい言葉を突きつける。

ブリレイ「白姫さん、無理だと分かってください……」
白姫「えっ…」
ブリレイ「僕だって、魔剣士さんも猛竜騎士さんもそう考えています。しかし、犠牲を出さずに済む方法はありません。もう…その段階まで来てしまっているのです」
白姫「ですけど、まだ方法があったら……!」
ブリレイ「甘い考えは御止しなさい」
白姫「!」

白姫を睨み付けるブリレイ。

ブリレイ「確かに貴方は覇王と呼ばれた男の娘です。その血は確かなもの。ですが、戦いだけでなく"人生"としての経験が浅いことを知りなさい」
白姫「あ、うっ……」
ブリレイ「そう。国は――…生き物です」
白姫「…ッ!」
魔剣士「!」
猛竜騎士「!」

誰かが言った、国は生きているという言葉。

ブリレイ「この国は悪い方向へと進んでいる。貴方は、犯罪者となった国に対して処罰も与えず、犠牲もなく、生まれ変わることは可能だと思いますか?」
白姫「それは……」
ブリレイ「この国が犯罪者となっている今、その罪は中枢たる騎士団に有り、それを黙って王の我がままを通した国民にあるのではないですか?」
白姫「…」

国民は言われるがままに、王に従って来た。世界の危機は、それから生まれたものであって、罪を作ったそのツケを払うのは当然だと言いたいのだ。

ブリレイ「犠牲が出ないのなら誰だってそうしたい。ですが、それは無理だ。なら、最小限に抑える他はない。…勘違いはしないでください、僕は命を軽々しく見ているわけではありません」
白姫「…」
ブリレイ「国が、世界が生まれ変わるのは犠牲が必要です。その経験もまた……」

貴方にとっての糧となるはず。そう言おうとした時、それを遮り白姫は何かに納得した様子を見せた。

白姫「そっか……」
ブリレイ「……如何なさいました?」
白姫「テイルさんも、こんな気持ちだったんだなって……」
ブリレイ「テイル…さん?」

思い出す。アサシンに国を滅ぼされ、生まれ変わったあの日。テイルは配下となった戦士たち、国民たちに犠牲になっても明日を創ると言った。決断をした彼女の強さ、そして今の自分の甘さが、自分の心を貫いた気がした。

白姫「……分かったんです。私は、私が…甘かったって…」

何とか自分に言い聞かせるように、寂しそうに声を出す白姫。それが絶対だとしても、誰かが犠牲になることは許せないのだろう。
猛竜騎士はそれに声をかけようとしたが、魔剣士はさらに早く白姫の肩を抱き寄せた。

魔剣士「なぁーに、心配すんなよ白姫!ほんのちょっと傷つく人はいるかもしれねーけど、俺が無事に全部チャチャっと終わらせてやるからよ!」
白姫「魔剣士……!」
魔剣士「俺はお前を守る約束を破っちゃいない。俺の約束は絶対だ、俺は嘘をつかねぇから…安心しろよ!」
白姫「う、うんっ……!」
魔剣士「おしっ!元気な顔を見せてないと、お前に着いてくるヤツもいなくなっちまうんだからよ!明るく笑え、なっ!」
白姫「うんっ……!」

魔剣士の力強い言葉に、白姫はホっとした顔を見せる。
しかし、魔剣士も良く分かっていた。いずれ戦いになれば、どんな相手でも倒す必要があると。その覚悟を決めねばならないと。
その気持ちを察してか、猛竜騎士とブリレイは何も言わずにソファへと深く腰を下ろしたのだった。

猛竜騎士(自分で乗り越える、か。俺らの言葉もいらないだろうと、ブリレイもわかってくれたか)
ブリレイ(……えぇ、僕らが世界を救うわけじゃない。彼らが救うのですから、その覚悟を決めるのもまた彼らでしょうから…)

二人はアイコンタクトを取って、それから魔剣士と白姫にかける言葉は一切なかった。
そして、しばらくその場は無言のままで、いつの間にか時間は過ぎていき、そのさ中で魔剣士は目を閉じて、腕の中に抱えた白姫と共に静かな眠りに落ちていった。

―――やがて、夜20時を過ぎた頃。

猛竜騎士の声で二人は目を覚まし、ガストフの準備した少し遅めの晩飯は既にテーブルに並べられており、そこから四人はのんびりとした夜を過ごした。

風呂に浸かる魔剣士へ、あの日のように一緒に入ろうとする白姫。

一方、だいの大人二人は隣の部屋でそのやり取りを笑って聞きながら、サービスで出された酒で小さな乾杯を取る。

白姫と魔剣士は二人きりでしんとする部屋に、変わらぬ時計の音、あの日を思い出しながらベッドへと潜る。

言葉なく酒を酌み交わす猛竜騎士とブリレイ。

その日の夜は、ゆっくりと、ゆっくりと。

穏やかに、更けていった……。

…………
……


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