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第2話 行くぜ!冒険の幕開けだ!
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「冒険者登録をお願いします」
マルティンは、念願叶ったセリフを口にした。何度このシーンを夢に見たことだろうか。前世ラノベで何度このシーンを目にしたことだろうか。冒険者になるのにお願いします。だなんて、とっても日本人感丸出しである。けれど、マルティンはそのセリフを言うことを夢見て今日まで耐え忍んできたのである。乙女ゲームの世界に転生したけれど、開発元がシミュレーションゲームと言えばの老舗が作った乙女ゲームである。戦闘シーンがとてもよく作りこまれていて、やたらとそこだけをやりこんだ記憶があるのだ。ただ、どうしてそうだったのかは覚えていない。前世でもマルティンは男だった。なのになぜ乙女ゲームをプレイしていたのか、どうしてストーリーをやたらと詳しく知っていたのか。まったくもってそのあたりは思い出せないのだが、もはやそんなことはどうでもいいのである。リアルタイムアクションを採用した戦闘シーンがとにかく楽しかったことだけはハッキリと覚えているのだから。
「はい。いらっしゃい、ま、せ」
カウンター越しに対応してくれた冒険者ギルドの受付嬢は、想像していたよりかわいらしかった。五年間もアンテレーゼの顔を見続けてきたから、マルティンの目はだいぶ肥えていた。自宅のメイドたちも美人ぞろいだった。だからまぁ、異世界あるあるの美人なギルド嬢とか、ボインな受付嬢とか、たいして期待なんてしていなかったのである。だがしかし、マルティンの前に現れた冒険者ギルドの受付嬢は十分にかわいらしかった。そして、お約束のようにマルティンの姿を上から下までじっくりと見て、固まってしまったのだった。
「登録をしたいのですが?」
再度問いかけるように言ってみるが、目の前の受付嬢は反応を示さなかった。一応、マルティンは貴族らしさ全開の仕立てのいい礼服を隠すためにマントを身につけていた。コレは乙女ゲームの最中に入手したチートアイテムで、防御力が高まるのである。ついでに、フードを被ると認識阻害の効果が発揮されるため、冒険者をする時にちょうどいいと思って、学園でのイベントが終わったあと、こっそりと自分の魔法カバンに収納しておいたものだ。今はフードを被っていないから、マルティンのことをきちんと認識できるはずなのに、なぜ受付嬢は動かないのだろうか?マルティンが困っていると、カウンターの奥から違うギルド嬢が飛び出してきた。
「失礼致しました。登録ですね」
そう言いながら固まって動かない受付嬢を押しのけ、マルティンの前に小さなカードを出してきた。
「こちらに名前の記入をお願いします。代筆も行っていますけど?」
妙な上目遣いで言われたため、さすがのマルティンも一瞬後ろに下がってしまった。
「代筆は結構です」
渡されたペンで自分の名前を書き込む。貴族で無くなったから、書くのは名前だけ。随分と簡単に書き終わると、そのカードをギルド嬢が確認して、次に出てきたのは水晶玉の乗った不思議な装置だった。
「こちらで今のあなたの情報を確認します。このタグに書いていただいた名前が印字されて、あなたの身分を証明する魔道具になります」
「魔道具?」
「はい。冒険者は街の外に出れば死と隣り合わせの仕事をしますからね」
「なるほど、分かりました」
要するにドッグタグのようなものなのだろう。魔道具なんて聞いたからものすごいものに思えたけれど、これも異世界物あるあるだ。
「では、この水晶玉に手のひらを乗せてください。どちらの手でも構いませんよ」
言われたとおりに手のひらを水晶玉に乗せると、淡い光が出てきた。コレも異世界物あるあるである。マルティンは高揚感を抑えながら水晶玉を覗き込んだ。マルティンの出生から現在に至るまでが年表のように映し出され、そのまま下に置かれたカードに吸い込まれていった。何かが焼けるような音がしたと思ったら、置かれたカードがゆっくりと燃えてなくなり、金属で出来たネームプレートが現れた。
「出来上がりました。こちらがあなたの冒険者登録証になります。魔道具なので無くすことはありませんのでご安心ください。この小さなネームプレートにはあなたに関する沢山の情報が入っています。ですが魔道具なのであなたにしか見ることはできません。他人が見る時にはこういった水晶玉の魔道具を介して見ることになります。念の為紐をつけて首から下げるとかしてくださいね。ギルドの仕事を受ける時と完了報告をする時に使いますから」
「分かりました」
そう言って冒険者登録証を受け取ると、マルティンはとりあえず腰に着けた魔法カバンにしまった。マントに隠れているからポケットにしまい込んだように見えたことだろう。
「今から受けられる依頼はありますか?」
これもマルティンが言ってみたかったセリフの一つである。冒険者登録したての新人がイキナリ仕事をするというやつだ。
「え?もう依頼を受けられるんですか?」
目の前のギルド嬢が驚いていると、先程固まっていた受付嬢がいつの間にかにマルティンのとなりにたっていた。
「それならコチラにありますよ。こっちです」
そう行ってマルティンの腕をマント越しに掴んで引っ張ってきた。なかなか強引なお誘いではあるが、さすがに受付嬢は女性であるから振り払うことはできない。マルティンは言われるままに掲示板の前に行き、受付嬢がおすすめしてきた依頼書に目をやった。
依頼書に書かれていたのは、乙女ゲームの学園編でも行った地下道の魔物退治だった。コレは街から出ないため、初心者向けの危険度の低い依頼である。とは言ってもこの地下道、街の地下を縦横無尽に走っているため、あまり深入りするととんでもない魔物に遭遇してしまうのだ。例えばうっかり貴族街の方へ言ってしまうと、どこぞの護衛騎士が現れたり、盗賊に遭遇したり、地下に潜りすぎると酸欠になってしまったり、色々と大変なのである。特に匂いがきついところがあるため、乙女ゲームのヒロインであるアンテレーゼは貴族令嬢らしくハンカチで口元をおおったりしてなかなか大変であった。まぁ、学園内の不正を暴くために地下道を通って、目的の屋敷に潜入すると言うイベントだったので、戦闘を避ける事も出来たのではあるが。何よりも、この地下道に出てくる魔物に良い経験値をくれる魔物がいるのだ。ネズミ型の魔物で素早さがあるが、攻撃が噛みつきだけなので、防御さえ出来ればダメージがすぐに入る。噛まれれば稀に毒を受ける事もあるが、とにかく防御さえすれば楽に経験値が稼げるのである。
そして、掲示板に出ている依頼はそのネズミ型の魔物の討伐だった。十匹の討伐依頼で常設されている。討伐の明石は長いしっぽである。毒を持っているため、肉は食用にならないため、そのまま地下道に捨ててくるのだ。
「初心者向けの依頼です。街の中の地下道なのですぐに行けますよ」
ニコニコと微笑みながら話してくる受付嬢ではあるが、マルティンの腕を掴んだまま離さないし、何より胸を押し付けてきていた。顔は可愛いが、やっていることはビッチである。マルティンの顔をじっくりと眺めているのが何よりも証拠である。
「分かりました。コレにします」
元々この依頼を受けるつもりのマルティンであったから、とにかくさっさと受付をしてここを立ち去りたい気持ちでいっぱいだった。
「じゃあ、ここにさっきの冒険者登録証を乗せてください」
声をかけてきたのは先程のギルド嬢だった。どうやら依頼書の処理をするためにカウンターで待ち構えていたらしい。
「ギルドの受付嬢は私ですぅ」
マルティンの腕を掴んでいた受付嬢が慌ててカウンターに駆け寄るが、そのすきにマルティンは魔法カバンから冒険者登録証を取り出し、出された書類の上に乗せた。
「はい。受付が完了しました。常設の依頼なので10匹ごとに報奨金が支払われます。討伐の証はシッポです。コチラの袋に入れてきてください」
そう言ってよどみなく袋をマルティンに渡してきた。
「浄化は毎回かかってますから安心してくださいね」
そう念を押すように笑顔を向けられればマルティンも思わず笑うしかない。
「ヤバっ」
先程までマルティンの腕を掴んでいたギルド嬢がそんな事を口にして、手で顔をおおっていた。マルティンは気妙なものを見たと思いつつ、これ以上関わらないようにして、さっさと冒険者ギルドを後にしたのだった。
マルティンは、念願叶ったセリフを口にした。何度このシーンを夢に見たことだろうか。前世ラノベで何度このシーンを目にしたことだろうか。冒険者になるのにお願いします。だなんて、とっても日本人感丸出しである。けれど、マルティンはそのセリフを言うことを夢見て今日まで耐え忍んできたのである。乙女ゲームの世界に転生したけれど、開発元がシミュレーションゲームと言えばの老舗が作った乙女ゲームである。戦闘シーンがとてもよく作りこまれていて、やたらとそこだけをやりこんだ記憶があるのだ。ただ、どうしてそうだったのかは覚えていない。前世でもマルティンは男だった。なのになぜ乙女ゲームをプレイしていたのか、どうしてストーリーをやたらと詳しく知っていたのか。まったくもってそのあたりは思い出せないのだが、もはやそんなことはどうでもいいのである。リアルタイムアクションを採用した戦闘シーンがとにかく楽しかったことだけはハッキリと覚えているのだから。
「はい。いらっしゃい、ま、せ」
カウンター越しに対応してくれた冒険者ギルドの受付嬢は、想像していたよりかわいらしかった。五年間もアンテレーゼの顔を見続けてきたから、マルティンの目はだいぶ肥えていた。自宅のメイドたちも美人ぞろいだった。だからまぁ、異世界あるあるの美人なギルド嬢とか、ボインな受付嬢とか、たいして期待なんてしていなかったのである。だがしかし、マルティンの前に現れた冒険者ギルドの受付嬢は十分にかわいらしかった。そして、お約束のようにマルティンの姿を上から下までじっくりと見て、固まってしまったのだった。
「登録をしたいのですが?」
再度問いかけるように言ってみるが、目の前の受付嬢は反応を示さなかった。一応、マルティンは貴族らしさ全開の仕立てのいい礼服を隠すためにマントを身につけていた。コレは乙女ゲームの最中に入手したチートアイテムで、防御力が高まるのである。ついでに、フードを被ると認識阻害の効果が発揮されるため、冒険者をする時にちょうどいいと思って、学園でのイベントが終わったあと、こっそりと自分の魔法カバンに収納しておいたものだ。今はフードを被っていないから、マルティンのことをきちんと認識できるはずなのに、なぜ受付嬢は動かないのだろうか?マルティンが困っていると、カウンターの奥から違うギルド嬢が飛び出してきた。
「失礼致しました。登録ですね」
そう言いながら固まって動かない受付嬢を押しのけ、マルティンの前に小さなカードを出してきた。
「こちらに名前の記入をお願いします。代筆も行っていますけど?」
妙な上目遣いで言われたため、さすがのマルティンも一瞬後ろに下がってしまった。
「代筆は結構です」
渡されたペンで自分の名前を書き込む。貴族で無くなったから、書くのは名前だけ。随分と簡単に書き終わると、そのカードをギルド嬢が確認して、次に出てきたのは水晶玉の乗った不思議な装置だった。
「こちらで今のあなたの情報を確認します。このタグに書いていただいた名前が印字されて、あなたの身分を証明する魔道具になります」
「魔道具?」
「はい。冒険者は街の外に出れば死と隣り合わせの仕事をしますからね」
「なるほど、分かりました」
要するにドッグタグのようなものなのだろう。魔道具なんて聞いたからものすごいものに思えたけれど、これも異世界物あるあるだ。
「では、この水晶玉に手のひらを乗せてください。どちらの手でも構いませんよ」
言われたとおりに手のひらを水晶玉に乗せると、淡い光が出てきた。コレも異世界物あるあるである。マルティンは高揚感を抑えながら水晶玉を覗き込んだ。マルティンの出生から現在に至るまでが年表のように映し出され、そのまま下に置かれたカードに吸い込まれていった。何かが焼けるような音がしたと思ったら、置かれたカードがゆっくりと燃えてなくなり、金属で出来たネームプレートが現れた。
「出来上がりました。こちらがあなたの冒険者登録証になります。魔道具なので無くすことはありませんのでご安心ください。この小さなネームプレートにはあなたに関する沢山の情報が入っています。ですが魔道具なのであなたにしか見ることはできません。他人が見る時にはこういった水晶玉の魔道具を介して見ることになります。念の為紐をつけて首から下げるとかしてくださいね。ギルドの仕事を受ける時と完了報告をする時に使いますから」
「分かりました」
そう言って冒険者登録証を受け取ると、マルティンはとりあえず腰に着けた魔法カバンにしまった。マントに隠れているからポケットにしまい込んだように見えたことだろう。
「今から受けられる依頼はありますか?」
これもマルティンが言ってみたかったセリフの一つである。冒険者登録したての新人がイキナリ仕事をするというやつだ。
「え?もう依頼を受けられるんですか?」
目の前のギルド嬢が驚いていると、先程固まっていた受付嬢がいつの間にかにマルティンのとなりにたっていた。
「それならコチラにありますよ。こっちです」
そう行ってマルティンの腕をマント越しに掴んで引っ張ってきた。なかなか強引なお誘いではあるが、さすがに受付嬢は女性であるから振り払うことはできない。マルティンは言われるままに掲示板の前に行き、受付嬢がおすすめしてきた依頼書に目をやった。
依頼書に書かれていたのは、乙女ゲームの学園編でも行った地下道の魔物退治だった。コレは街から出ないため、初心者向けの危険度の低い依頼である。とは言ってもこの地下道、街の地下を縦横無尽に走っているため、あまり深入りするととんでもない魔物に遭遇してしまうのだ。例えばうっかり貴族街の方へ言ってしまうと、どこぞの護衛騎士が現れたり、盗賊に遭遇したり、地下に潜りすぎると酸欠になってしまったり、色々と大変なのである。特に匂いがきついところがあるため、乙女ゲームのヒロインであるアンテレーゼは貴族令嬢らしくハンカチで口元をおおったりしてなかなか大変であった。まぁ、学園内の不正を暴くために地下道を通って、目的の屋敷に潜入すると言うイベントだったので、戦闘を避ける事も出来たのではあるが。何よりも、この地下道に出てくる魔物に良い経験値をくれる魔物がいるのだ。ネズミ型の魔物で素早さがあるが、攻撃が噛みつきだけなので、防御さえ出来ればダメージがすぐに入る。噛まれれば稀に毒を受ける事もあるが、とにかく防御さえすれば楽に経験値が稼げるのである。
そして、掲示板に出ている依頼はそのネズミ型の魔物の討伐だった。十匹の討伐依頼で常設されている。討伐の明石は長いしっぽである。毒を持っているため、肉は食用にならないため、そのまま地下道に捨ててくるのだ。
「初心者向けの依頼です。街の中の地下道なのですぐに行けますよ」
ニコニコと微笑みながら話してくる受付嬢ではあるが、マルティンの腕を掴んだまま離さないし、何より胸を押し付けてきていた。顔は可愛いが、やっていることはビッチである。マルティンの顔をじっくりと眺めているのが何よりも証拠である。
「分かりました。コレにします」
元々この依頼を受けるつもりのマルティンであったから、とにかくさっさと受付をしてここを立ち去りたい気持ちでいっぱいだった。
「じゃあ、ここにさっきの冒険者登録証を乗せてください」
声をかけてきたのは先程のギルド嬢だった。どうやら依頼書の処理をするためにカウンターで待ち構えていたらしい。
「ギルドの受付嬢は私ですぅ」
マルティンの腕を掴んでいた受付嬢が慌ててカウンターに駆け寄るが、そのすきにマルティンは魔法カバンから冒険者登録証を取り出し、出された書類の上に乗せた。
「はい。受付が完了しました。常設の依頼なので10匹ごとに報奨金が支払われます。討伐の証はシッポです。コチラの袋に入れてきてください」
そう言ってよどみなく袋をマルティンに渡してきた。
「浄化は毎回かかってますから安心してくださいね」
そう念を押すように笑顔を向けられればマルティンも思わず笑うしかない。
「ヤバっ」
先程までマルティンの腕を掴んでいたギルド嬢がそんな事を口にして、手で顔をおおっていた。マルティンは気妙なものを見たと思いつつ、これ以上関わらないようにして、さっさと冒険者ギルドを後にしたのだった。
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