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直江山城、西へ行く
⑤
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越中に入った直江兼続は、越中をそのまま通り、金沢へと向かう。
飛騨に行くだけであれば、越中から直接飛騨に入る方が早いが、兼続には別の考えがあった。
金沢に着くと、堂々と領主前田利常へとの面会を求める。
「それがしは、米沢・上杉家家老である直江山城守兼続と申す。前田筑前守様と交渉がしたくて参った」
突然の来訪に、取り次ぐ者も慌てて、色々相談をした挙句に結局利常のところまで話をもっていく。
当然ながら、利常も予想もしない人物の面会要請に面食らう。
「何のために来たのだ?」
直江兼続のことはもちろん利常も知っていた。より正確に言うと、各地の城主となるような人間で兼続のことを知らないという人間の方が少ない。
(密偵というにはあまりに大物だ。しかし、今の江戸に前田と話すことがあるとも思えぬが…)
意図が全く分からない。
「いいだろう。通してくれ」
(これが直江山城守か……)
程なく通されてきた兼続を見て、利常は小さく頷いた。
かつて徳川家康に対して、『直江状』と呼ばれる堂々とした文を送ったことなどは当然知っている。
「直江山城守兼続と申します。お目通しいただきまして祝着至極でございます」
「前田筑前守利常である。名高き直江殿とお会いできて、私もうれしい。して、本日はどのような用向きで参られたのであろうか?」
「は。それがし、前田様に一つお願いしたいことがございまして参りました」
「何であろう?」
「飛騨・高山城主金森可重の息子重近を、金沢で引き取っていただけないでしょうか?」
利常は声こそ出さなかったが、思わず「何だと?」と叫びそうになったのを必死で押し殺す。
「突然の申し出で驚いたが、それは一体どのようなことであろうか?」
「恐らく前田様もご存じだとは思いますが、今、飛騨・高山では後継者を巡って可重と重近がもめております。と申しましても、重近が一方的に自らが当主であると主張しているのでございますが」
「それで?」
「当方としては、可重の希望通り重頼を当主としたいと考えております」
「ふむ。それは分かるが、直江殿はそこに関係があるのか?」
「はっ。それがし、徳川家よりこの問題を押さえるように頼まれまして、飛騨に来る途中でございました」
「何と、徳川家が直江殿に?」
これは利常にとって予想できない動きであった。
「重頼への承継を認めるとした場合、重近をどうするかという問題が出てきます」
「処罰するか、追放するか。追放する場合、徳川領内よりも、そうでない前田家の方がいいということであるか?」
「それもございますし、停戦が明けた後、前田様が飛騨に攻め入るには格好の口実となってよろしいのではないかと」
兼続の言葉に、利常は笑った。
「中々奇なことを申される。直江殿は徳川の使いで来たのに、我が前田への領土拡張の口実を手配してくれると申すのか?」
「はい。しなければ直接介入してくる可能性がありますからな」
「……ハハハ、違いない」
「よろしいでしょうか?」
「うむ。構わぬ」
利常はあっさり認めた。兼続の言う通りだと考えたからである。
(発覚している以上、飛騨がすぐに前田に落ちることはない。ならば重近を預かるのが最善ではあるだろうからな。重近派も残る以上、全く目がなくなるわけでもないし。とはいえ、直江兼続が来た以上簡単に落ちることはなくなったのは間違いないだろうが……)
「では、それがしが飛騨に着き次第手配したいと思います」
「承知した」
「もう一つ、これはそれがしの個人的な頼みでありますが、前田安太夫殿と会わせていただければと」
「安太夫? ああ、前田慶次殿の嫡子か」
「はい。上杉家は慶次殿には色々世話になりましたので、その話などもできればしたいと思っております」
「安太夫は今、七尾におるゆえすぐに呼び寄せることは難しい。直江殿が飛騨にいるのであれば、金森重近を引き取る責任者として派遣しよう」
「おお、そうしていただけますと」
「他に何かあるか?」
「いいえ」
「予定がないのなら本日は金沢で泊まられてはいかがか。それがしも、戦国の気風も知る直江殿から色々聞きたいゆえ」
「たいした話はできませぬが、それでもかまわぬとあらば…」
兼続はその日、前田利常と語らいあい、翌日の朝、金沢を出た。
9月のはじめ、飛騨についた直江兼続は早速金森可重に迎えられる。
「それがしのせいで直江殿にご足労いただき、大変申し訳ない」
「何、こういうのは相身互いでござる。それで解決策でござるが」
兼続は、既に金沢の前田利常と話がついており、要請をすれば金沢へ簡単に追放できることを説明する。
「追放のみでよろしいのですか?」
「もちろん、切腹でもさせれば解決は早いのかもしれませんが、反対派が多くいるとなると暴発する可能性もございます。飛騨が内乱状態になってしまっては本末転倒。後々、前田家がそれを口実に攻め寄せてくる可能性もありますが、追放するのが現時点では一番無難な話でございましょう」
「承知いたしました。しかし、もう前田家と話をつけていたとは」
「何、重近派が強気なのはいざとなれば前田家に頼ればいいと考えていたこともあるからでございましょう。それならばあらかじめ前田家に引き取るよう頼むのが楽でございます。あとは、可重殿と重頼殿の頑張り如何になりますな」
「ははっ」
「それでは重近殿を呼んでいただきましょうか」
兼続の要請に従い、すぐに使いが重近を呼びにやった。
二刻後、登城してきた重近を見て、兼続は思わず溜息をつく。
(うむ……、これは見事な風流人だ。慶次殿が見れば喜んだだろうなぁ…)
重近は茶を千利休に師事しており、当代屈指という評判を取っていた。その見立て通りの洗練された様子である。
(なるほど。これだと洗練されていると嫡男云々をさておき、重近を当主にしたいという者が多くいるのも頷ける)
前に座った重近に兼続が、金沢に追放という処分になったことを伝える。
「反論したきこともあるかもしれないが、徳川家の裁定としては、切腹も辞さずという部分もあったのだし、命があるだけ、後々再起の可能性があるだけ有難いと思っていただきたい」
重近は丁寧な仕草で頭を下げる。
「……委細は分かりましたが、追放ということであれば金沢でなく、京ということにしていただきたいのですが」
「京? 京には、貴殿の後ろ盾がおらぬのではないか?」
「後ろ盾などはいりませぬ」
重近がはっきりと言う。
「もちろん、私も武家の嫡男として家督が欲しいとは思っておりました。しかし、直江殿まで来られて、私の家督継承がならぬというのであれば、それでも尚どうこうするまでの執着はございません。私には他にもやりたいことがありますし、武家として身を立てることがならないというのなら、京で好きなことをやり、道を究めたいと考えております」
「なるほど。しかし、前田殿から引き取りに来るという話もつけてしまったので、な。京に行くということについては前田殿と話をしていただけないだろうか? もちろん、それがしからも口添えはするが」
「……承知いたしました」
重近が承諾した。兼続は拍子抜けしたように溜息をつく。
(あまりにうまくいきすぎているが、何か企んでいるのであろうか。高田の姫君のような殺気や邪念は感じられないが……)
「重頼を呼んでくれぬか」
話が通ったと思ったのか、可重が後継候補の重頼を呼びに行かせた。程なく現れた重頼は20歳であるが、しっかりとした顔立ちをしている。
「重頼、今日この日より、そなたが金森家の当主だ」
重頼は兄のいる前で突然後継と言われ、やや戸惑うが、兄の重近が。
「重頼。そのように話が決まった。わしは金沢に向かうことになる」
と答えると、分かりましたと頷いた。
「わしは多分高山には戻らないだろうが、金森家のことは任せたぞ」
「はい。兄上の期待に応えられるよう粉骨砕身いたします」
(ま、ひとまず、うまくいったようじゃ)
兼続も安心した。
かくして、重頼の家督継承が決まり、重近が金沢へ行く使者を待つだけとなったところで事件が起こった。
「直江殿! 大変です。父上が」
金森重頼が直江兼続のいる屋敷へと駆け込んでくる。
「どうされたのだ?」
「父上が……、腹を切りました!」
「何!? 何かいさかいでもあったのか?」
「いえ……、兄上への手紙を残していて、自らの部屋で…」
「何ということだ…」
兼続が急いで可重の屋敷へと向かうと、玄関に重近の姿がある。
「おお、重近殿」
重近は悄然とした様子で立っていた。兼続の姿を認めると、無言のまま書状を渡した。兼続が開いて読むと、そこには可重から重近への家督を譲れぬことへの詫びと今後の健勝を祈る旨、更には家臣団へのけじめとして責任をとって切腹する旨が書かれてあった。
「何ということだ……」
「直江殿、家をまとめるというのは……、大変なことなのですな」
重近はぽつりと言って、肩を落としたまま屋敷を離れていった。
飛騨に行くだけであれば、越中から直接飛騨に入る方が早いが、兼続には別の考えがあった。
金沢に着くと、堂々と領主前田利常へとの面会を求める。
「それがしは、米沢・上杉家家老である直江山城守兼続と申す。前田筑前守様と交渉がしたくて参った」
突然の来訪に、取り次ぐ者も慌てて、色々相談をした挙句に結局利常のところまで話をもっていく。
当然ながら、利常も予想もしない人物の面会要請に面食らう。
「何のために来たのだ?」
直江兼続のことはもちろん利常も知っていた。より正確に言うと、各地の城主となるような人間で兼続のことを知らないという人間の方が少ない。
(密偵というにはあまりに大物だ。しかし、今の江戸に前田と話すことがあるとも思えぬが…)
意図が全く分からない。
「いいだろう。通してくれ」
(これが直江山城守か……)
程なく通されてきた兼続を見て、利常は小さく頷いた。
かつて徳川家康に対して、『直江状』と呼ばれる堂々とした文を送ったことなどは当然知っている。
「直江山城守兼続と申します。お目通しいただきまして祝着至極でございます」
「前田筑前守利常である。名高き直江殿とお会いできて、私もうれしい。して、本日はどのような用向きで参られたのであろうか?」
「は。それがし、前田様に一つお願いしたいことがございまして参りました」
「何であろう?」
「飛騨・高山城主金森可重の息子重近を、金沢で引き取っていただけないでしょうか?」
利常は声こそ出さなかったが、思わず「何だと?」と叫びそうになったのを必死で押し殺す。
「突然の申し出で驚いたが、それは一体どのようなことであろうか?」
「恐らく前田様もご存じだとは思いますが、今、飛騨・高山では後継者を巡って可重と重近がもめております。と申しましても、重近が一方的に自らが当主であると主張しているのでございますが」
「それで?」
「当方としては、可重の希望通り重頼を当主としたいと考えております」
「ふむ。それは分かるが、直江殿はそこに関係があるのか?」
「はっ。それがし、徳川家よりこの問題を押さえるように頼まれまして、飛騨に来る途中でございました」
「何と、徳川家が直江殿に?」
これは利常にとって予想できない動きであった。
「重頼への承継を認めるとした場合、重近をどうするかという問題が出てきます」
「処罰するか、追放するか。追放する場合、徳川領内よりも、そうでない前田家の方がいいということであるか?」
「それもございますし、停戦が明けた後、前田様が飛騨に攻め入るには格好の口実となってよろしいのではないかと」
兼続の言葉に、利常は笑った。
「中々奇なことを申される。直江殿は徳川の使いで来たのに、我が前田への領土拡張の口実を手配してくれると申すのか?」
「はい。しなければ直接介入してくる可能性がありますからな」
「……ハハハ、違いない」
「よろしいでしょうか?」
「うむ。構わぬ」
利常はあっさり認めた。兼続の言う通りだと考えたからである。
(発覚している以上、飛騨がすぐに前田に落ちることはない。ならば重近を預かるのが最善ではあるだろうからな。重近派も残る以上、全く目がなくなるわけでもないし。とはいえ、直江兼続が来た以上簡単に落ちることはなくなったのは間違いないだろうが……)
「では、それがしが飛騨に着き次第手配したいと思います」
「承知した」
「もう一つ、これはそれがしの個人的な頼みでありますが、前田安太夫殿と会わせていただければと」
「安太夫? ああ、前田慶次殿の嫡子か」
「はい。上杉家は慶次殿には色々世話になりましたので、その話などもできればしたいと思っております」
「安太夫は今、七尾におるゆえすぐに呼び寄せることは難しい。直江殿が飛騨にいるのであれば、金森重近を引き取る責任者として派遣しよう」
「おお、そうしていただけますと」
「他に何かあるか?」
「いいえ」
「予定がないのなら本日は金沢で泊まられてはいかがか。それがしも、戦国の気風も知る直江殿から色々聞きたいゆえ」
「たいした話はできませぬが、それでもかまわぬとあらば…」
兼続はその日、前田利常と語らいあい、翌日の朝、金沢を出た。
9月のはじめ、飛騨についた直江兼続は早速金森可重に迎えられる。
「それがしのせいで直江殿にご足労いただき、大変申し訳ない」
「何、こういうのは相身互いでござる。それで解決策でござるが」
兼続は、既に金沢の前田利常と話がついており、要請をすれば金沢へ簡単に追放できることを説明する。
「追放のみでよろしいのですか?」
「もちろん、切腹でもさせれば解決は早いのかもしれませんが、反対派が多くいるとなると暴発する可能性もございます。飛騨が内乱状態になってしまっては本末転倒。後々、前田家がそれを口実に攻め寄せてくる可能性もありますが、追放するのが現時点では一番無難な話でございましょう」
「承知いたしました。しかし、もう前田家と話をつけていたとは」
「何、重近派が強気なのはいざとなれば前田家に頼ればいいと考えていたこともあるからでございましょう。それならばあらかじめ前田家に引き取るよう頼むのが楽でございます。あとは、可重殿と重頼殿の頑張り如何になりますな」
「ははっ」
「それでは重近殿を呼んでいただきましょうか」
兼続の要請に従い、すぐに使いが重近を呼びにやった。
二刻後、登城してきた重近を見て、兼続は思わず溜息をつく。
(うむ……、これは見事な風流人だ。慶次殿が見れば喜んだだろうなぁ…)
重近は茶を千利休に師事しており、当代屈指という評判を取っていた。その見立て通りの洗練された様子である。
(なるほど。これだと洗練されていると嫡男云々をさておき、重近を当主にしたいという者が多くいるのも頷ける)
前に座った重近に兼続が、金沢に追放という処分になったことを伝える。
「反論したきこともあるかもしれないが、徳川家の裁定としては、切腹も辞さずという部分もあったのだし、命があるだけ、後々再起の可能性があるだけ有難いと思っていただきたい」
重近は丁寧な仕草で頭を下げる。
「……委細は分かりましたが、追放ということであれば金沢でなく、京ということにしていただきたいのですが」
「京? 京には、貴殿の後ろ盾がおらぬのではないか?」
「後ろ盾などはいりませぬ」
重近がはっきりと言う。
「もちろん、私も武家の嫡男として家督が欲しいとは思っておりました。しかし、直江殿まで来られて、私の家督継承がならぬというのであれば、それでも尚どうこうするまでの執着はございません。私には他にもやりたいことがありますし、武家として身を立てることがならないというのなら、京で好きなことをやり、道を究めたいと考えております」
「なるほど。しかし、前田殿から引き取りに来るという話もつけてしまったので、な。京に行くということについては前田殿と話をしていただけないだろうか? もちろん、それがしからも口添えはするが」
「……承知いたしました」
重近が承諾した。兼続は拍子抜けしたように溜息をつく。
(あまりにうまくいきすぎているが、何か企んでいるのであろうか。高田の姫君のような殺気や邪念は感じられないが……)
「重頼を呼んでくれぬか」
話が通ったと思ったのか、可重が後継候補の重頼を呼びに行かせた。程なく現れた重頼は20歳であるが、しっかりとした顔立ちをしている。
「重頼、今日この日より、そなたが金森家の当主だ」
重頼は兄のいる前で突然後継と言われ、やや戸惑うが、兄の重近が。
「重頼。そのように話が決まった。わしは金沢に向かうことになる」
と答えると、分かりましたと頷いた。
「わしは多分高山には戻らないだろうが、金森家のことは任せたぞ」
「はい。兄上の期待に応えられるよう粉骨砕身いたします」
(ま、ひとまず、うまくいったようじゃ)
兼続も安心した。
かくして、重頼の家督継承が決まり、重近が金沢へ行く使者を待つだけとなったところで事件が起こった。
「直江殿! 大変です。父上が」
金森重頼が直江兼続のいる屋敷へと駆け込んでくる。
「どうされたのだ?」
「父上が……、腹を切りました!」
「何!? 何かいさかいでもあったのか?」
「いえ……、兄上への手紙を残していて、自らの部屋で…」
「何ということだ…」
兼続が急いで可重の屋敷へと向かうと、玄関に重近の姿がある。
「おお、重近殿」
重近は悄然とした様子で立っていた。兼続の姿を認めると、無言のまま書状を渡した。兼続が開いて読むと、そこには可重から重近への家督を譲れぬことへの詫びと今後の健勝を祈る旨、更には家臣団へのけじめとして責任をとって切腹する旨が書かれてあった。
「何ということだ……」
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