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征夷大将軍
要請
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山城国・京。
二条昭実は、頭を抱えていた。
西からは、松平忠直が毛利勢を従えたという報告が届いてきている。
一方、東では会津で加藤明成が無謀にも謀反を起こしたが、同調する勢力がないため、近日中に押さえられる見込みである。
「徳川が勝ちましたな…」
鷹司信尚の言う通り、徳川家が再び日本を統一したのである。
それはつまり、この一年半棚上げにしていた問題と、いよいよ向き合わなければならないことを示していた。
征夷大将軍である。
「しかし、一年半前よりも、事態は更に複雑になってしまった」
二条昭実は嘆く。
その嘆きの通り、征夷大将軍の行方はこの一年半の間に、想定とは違った形で不透明となっていた。
一年半前は、徳川家光が徳川秀忠の後継者として要求したことに対して、朝廷は『豊臣家が大坂に健在であり、家康・秀忠という二代が戦死という事態はありえない』という理由で拒否していた。
一年半が経ち、今や徳川家の最有力勢力は松平忠直に変わっていた。果たして、家光と忠直、どちらに授けるべきなのか。
朝廷も二つに割れた。
二条昭実ら比較的年長の勢力は、徳川家光である。元々、家康、秀忠と任命していたのである。そこから秀忠にとっては甥にあたる忠直にいきわたるのは理由がない、という主張をしていた。
一方、まだ十代の近衛信尋を筆頭に若い世代は、松平忠直に傾いていた。彼らの主張としては、家光は何もしておらずただ江戸にいただけであり、実質西日本を統一したのは忠直であること。家康・秀忠が戦死しているのであるから、むしろその息子である家光より別筋の忠直の方が征夷大将軍の大役にふさわしいということを理由に挙げていた。
こうした状況の中で、十二月、京極忠高が上京してきた。
徳川忠直を征夷大将軍にしてほしい、という願いを携えて。
「京極殿の言葉はごもっともなれど、征夷大将軍という役目は重大である。ただちに与えるというわけにはいかん」
「…では、いつになればもらえるのですか?」
忠高の単刀直入過ぎる切り込みに、昭実は「そういう聞き方ではないだろう」という顔をしたが。
「うむ。時機が来たらということだ…」
「時機と言われましてもさっぱり分かりませぬ。つまり、朝廷はこう言いたいわけですか? 征夷大将軍が欲しいなら、家光を倒して江戸を占領せよと。徳川同士で潰し合えと」
「そ、そのようなことは言っておらん!」
「では、いつになればもらえるのですか?」
「そ、それはつまり…」
夕方。京に京極高知が応援として到着した。
「これは叔父上。朝廷は一筋縄では行きませぬ」
「そうか。予想はしていたが…」
「いっそ、支援その他を完全に打ち切ってしまうという手も」
「いや、それをすると家光の方に走ってしまうかもしれぬ。話によると、京には越前様を応援する面々もいるということだ。そういう者達をより味方につけるようにしよう」
その日から、京極家の貴族に対する接待攻勢が始まった。
そうこうすること数日。更なる応援が京にかけつけた。
「京極殿、邪魔をするぞ」
この日も二条昭実と京極家の二人が対談をしていると、ふらっと部屋の中に長身の青年が入ってきた。豊臣秀頼である。
「こ、これは豊臣様!」
京極家の二人が驚き、平伏する。来訪を予想していなかった二条昭実も慌てて頭を下げた。
「伊豆守より要請を受けて応援に参ったが、苦労しているようだな?」
秀頼は京極家の二人を見て、笑いかける。
「はい。やはり征夷大将軍は筋目を重んじて家光様でなければならないという者も多いようでございまして」
京極忠高がそう言って、二条昭実をチラリと見た。昭実が改めて頭を下げる。
「わ、私の意見というわけではなく、そのような主張をする者も多いということにございます」
「ふむ、そうか。ところで血筋という点では、私はどうだ?」
秀頼が自らを指さした。
「私の父、そして義兄は関白であった。ならば私はどうだ?」
「それは、まあ…」
「私は関白になれるのか? なれないのか。はっきり申せ」
京極家の二人が唖然として秀頼を見た。確かに秀頼は関白の息子であるが、時の関白に対して、「なれるのか、なれないのか」と聞く様は前代未聞である。
「今すぐ寄越せと言うているわけではない。なれるのか、なれないのか聞いているのじゃ」
「な、なれます…」
二条昭実が小さな声で答えた。
血筋はもちろん、現在の秀頼は天下人でこそないが、大坂から四国全体の統括をしているのである。その力は実際の関白である二条昭実よりもかなり上である。
秀頼は満足そうに頷いてから言う。
「ということは、わしが越前を養子にしたら、越前も関白になることができるということだな」
「…左様でございます」
「その上でだ、仮に越前が東国を手中に収めたら、征夷大将軍も認められることになるだろう。大変なことになるのう。関白と征夷大将軍を兼任できるなどとは」
「なっ…!」
「そんなに驚く話でもないだろう。越前とは妻が姉妹同士だからな。私の一存でそういう事態を作ることも不可能ではない」
想像しているのか、秀頼は「フフフ」と楽しそうな笑みを浮かべている。
冗談ではない。二条昭実は背筋が凍る思いである。
仮に関白から征夷大将軍に任命などということになっては、公家の職が無茶苦茶になる。しかし、関白の一族の養子が源氏であれば、そんな無茶でも通る。何より、本気で松平忠直派が東日本まで制覇してしまえば、朝廷にはどうしようもなくなる。
「二条殿。越前は征夷大将軍に推挙してもすぐに受けることはない」
「…は?」
「もちろん、形だけの辞退ではない。今回は受けない。何故なら、受けたという事実をもって優位に進めたいからじゃ。受けてしまっては、優位性が崩れる可能性がある」
「はっきり申しますが、豊臣殿の言うことがよく分かりません」
「越前が征夷大将軍に近いことを家光側が知る。そのうえで、家光を説得する。以上じゃ」
「…説得できますか?」
秀頼はいかにも気楽なことのように語っているが、家光をはじめ江戸にいる者達が簡単に「はい、越前が上ですね」などと認めるはずがない。そもそも、忠直をはじめとした徳川家全員の者が揃った上で家光を当主として決めたのではなかったのか。
「必ずできるとは言わん。しかし、できるだろう、とは思っている。そのための手はずは既に整えておるからの」
「……」
「ということで、早く奏上して参れ」
「…本当に受けないのですね?」
「ああ、受けない」
「…他の者達と諮ってまいります」
二条昭実はすごすごと下がっていった。その様子を見て、京極家の二人が安堵の息をついて秀頼に礼を言う。
「豊臣様。助かりました」
「何、気にするな」
「ですが、先程申していたのは本当でしょうか?」
「何のことだ?」
「家光様を説得するという話です」
「うむ。そのための手はずは確かに整えてある。うまくいくかどうかは知らんが」
「差し支えなければ、どのような手なのか教えていただけないでしょうか?」
「それは話すわけにはいかん。うまくいかなかった時に文句を言われるのは、わしなのだからな」
秀頼はそういうと、役割は果たしたとばかりに外へと出て行った。
それを見送った京極忠高と高知はお互いの顔を見合わせて、溜息をついた。
二条昭実は、頭を抱えていた。
西からは、松平忠直が毛利勢を従えたという報告が届いてきている。
一方、東では会津で加藤明成が無謀にも謀反を起こしたが、同調する勢力がないため、近日中に押さえられる見込みである。
「徳川が勝ちましたな…」
鷹司信尚の言う通り、徳川家が再び日本を統一したのである。
それはつまり、この一年半棚上げにしていた問題と、いよいよ向き合わなければならないことを示していた。
征夷大将軍である。
「しかし、一年半前よりも、事態は更に複雑になってしまった」
二条昭実は嘆く。
その嘆きの通り、征夷大将軍の行方はこの一年半の間に、想定とは違った形で不透明となっていた。
一年半前は、徳川家光が徳川秀忠の後継者として要求したことに対して、朝廷は『豊臣家が大坂に健在であり、家康・秀忠という二代が戦死という事態はありえない』という理由で拒否していた。
一年半が経ち、今や徳川家の最有力勢力は松平忠直に変わっていた。果たして、家光と忠直、どちらに授けるべきなのか。
朝廷も二つに割れた。
二条昭実ら比較的年長の勢力は、徳川家光である。元々、家康、秀忠と任命していたのである。そこから秀忠にとっては甥にあたる忠直にいきわたるのは理由がない、という主張をしていた。
一方、まだ十代の近衛信尋を筆頭に若い世代は、松平忠直に傾いていた。彼らの主張としては、家光は何もしておらずただ江戸にいただけであり、実質西日本を統一したのは忠直であること。家康・秀忠が戦死しているのであるから、むしろその息子である家光より別筋の忠直の方が征夷大将軍の大役にふさわしいということを理由に挙げていた。
こうした状況の中で、十二月、京極忠高が上京してきた。
徳川忠直を征夷大将軍にしてほしい、という願いを携えて。
「京極殿の言葉はごもっともなれど、征夷大将軍という役目は重大である。ただちに与えるというわけにはいかん」
「…では、いつになればもらえるのですか?」
忠高の単刀直入過ぎる切り込みに、昭実は「そういう聞き方ではないだろう」という顔をしたが。
「うむ。時機が来たらということだ…」
「時機と言われましてもさっぱり分かりませぬ。つまり、朝廷はこう言いたいわけですか? 征夷大将軍が欲しいなら、家光を倒して江戸を占領せよと。徳川同士で潰し合えと」
「そ、そのようなことは言っておらん!」
「では、いつになればもらえるのですか?」
「そ、それはつまり…」
夕方。京に京極高知が応援として到着した。
「これは叔父上。朝廷は一筋縄では行きませぬ」
「そうか。予想はしていたが…」
「いっそ、支援その他を完全に打ち切ってしまうという手も」
「いや、それをすると家光の方に走ってしまうかもしれぬ。話によると、京には越前様を応援する面々もいるということだ。そういう者達をより味方につけるようにしよう」
その日から、京極家の貴族に対する接待攻勢が始まった。
そうこうすること数日。更なる応援が京にかけつけた。
「京極殿、邪魔をするぞ」
この日も二条昭実と京極家の二人が対談をしていると、ふらっと部屋の中に長身の青年が入ってきた。豊臣秀頼である。
「こ、これは豊臣様!」
京極家の二人が驚き、平伏する。来訪を予想していなかった二条昭実も慌てて頭を下げた。
「伊豆守より要請を受けて応援に参ったが、苦労しているようだな?」
秀頼は京極家の二人を見て、笑いかける。
「はい。やはり征夷大将軍は筋目を重んじて家光様でなければならないという者も多いようでございまして」
京極忠高がそう言って、二条昭実をチラリと見た。昭実が改めて頭を下げる。
「わ、私の意見というわけではなく、そのような主張をする者も多いということにございます」
「ふむ、そうか。ところで血筋という点では、私はどうだ?」
秀頼が自らを指さした。
「私の父、そして義兄は関白であった。ならば私はどうだ?」
「それは、まあ…」
「私は関白になれるのか? なれないのか。はっきり申せ」
京極家の二人が唖然として秀頼を見た。確かに秀頼は関白の息子であるが、時の関白に対して、「なれるのか、なれないのか」と聞く様は前代未聞である。
「今すぐ寄越せと言うているわけではない。なれるのか、なれないのか聞いているのじゃ」
「な、なれます…」
二条昭実が小さな声で答えた。
血筋はもちろん、現在の秀頼は天下人でこそないが、大坂から四国全体の統括をしているのである。その力は実際の関白である二条昭実よりもかなり上である。
秀頼は満足そうに頷いてから言う。
「ということは、わしが越前を養子にしたら、越前も関白になることができるということだな」
「…左様でございます」
「その上でだ、仮に越前が東国を手中に収めたら、征夷大将軍も認められることになるだろう。大変なことになるのう。関白と征夷大将軍を兼任できるなどとは」
「なっ…!」
「そんなに驚く話でもないだろう。越前とは妻が姉妹同士だからな。私の一存でそういう事態を作ることも不可能ではない」
想像しているのか、秀頼は「フフフ」と楽しそうな笑みを浮かべている。
冗談ではない。二条昭実は背筋が凍る思いである。
仮に関白から征夷大将軍に任命などということになっては、公家の職が無茶苦茶になる。しかし、関白の一族の養子が源氏であれば、そんな無茶でも通る。何より、本気で松平忠直派が東日本まで制覇してしまえば、朝廷にはどうしようもなくなる。
「二条殿。越前は征夷大将軍に推挙してもすぐに受けることはない」
「…は?」
「もちろん、形だけの辞退ではない。今回は受けない。何故なら、受けたという事実をもって優位に進めたいからじゃ。受けてしまっては、優位性が崩れる可能性がある」
「はっきり申しますが、豊臣殿の言うことがよく分かりません」
「越前が征夷大将軍に近いことを家光側が知る。そのうえで、家光を説得する。以上じゃ」
「…説得できますか?」
秀頼はいかにも気楽なことのように語っているが、家光をはじめ江戸にいる者達が簡単に「はい、越前が上ですね」などと認めるはずがない。そもそも、忠直をはじめとした徳川家全員の者が揃った上で家光を当主として決めたのではなかったのか。
「必ずできるとは言わん。しかし、できるだろう、とは思っている。そのための手はずは既に整えておるからの」
「……」
「ということで、早く奏上して参れ」
「…本当に受けないのですね?」
「ああ、受けない」
「…他の者達と諮ってまいります」
二条昭実はすごすごと下がっていった。その様子を見て、京極家の二人が安堵の息をついて秀頼に礼を言う。
「豊臣様。助かりました」
「何、気にするな」
「ですが、先程申していたのは本当でしょうか?」
「何のことだ?」
「家光様を説得するという話です」
「うむ。そのための手はずは確かに整えてある。うまくいくかどうかは知らんが」
「差し支えなければ、どのような手なのか教えていただけないでしょうか?」
「それは話すわけにはいかん。うまくいかなかった時に文句を言われるのは、わしなのだからな」
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