73 / 179
物理系魔法少女、魔法が弱体化したかもしれん
しおりを挟む
「ふむ。ネコちゃんとイヌちゃん」
ミドリがぬいぐるみを両手に持って品定めをしていた。
施設にいる子供の一人が誕生日であり、その誕生日プレゼントを選んでいるのだ。
「猫好きだから、猫かな」
購入して、帰路に着く。
だが、微かな殺気に当てられたため、その人物の背後に瞬時に移動する。
しかし、相手はそれにさほど驚いた様子は無かった。あたかもそれが普通だと言わんばかりに。
「なんや。銀光」
「名前で呼べよ緑風」
ギンギンにトゲトゲしい真っ白な歯を光らせて、口が裂けたように笑う金髪で短髪の少女。
「で、なんのようや。アンタは北海道で色々としてたやんか」
「てめぇがあめぇから、この俺が来てやったんだろ? んだよあの戦いは。さっさと手足もいで止血して拷問して洗脳して終わりだろ?」
「お前に関係ないやろ」
「なくねぇよ。俺だって銀光の魔法少女だぜ?」
使徒ですら把握してない魔法少女は数人だけ存在していた。
「それに俺は悪魔を殺した経験があるんだ。俺の方が確実に天使様の役に立つ」
「くだらない。うちだけで十分や。北海道で遊んでき」
銀光の魔法少女がミドリの横に立って、一瞬で目の前に指を持って行った。目潰しのように。
「これが天使様の意思だ。てめぇは温いんだよ、やる事なす事が。それでチャンスを失った」
音の使徒を襲撃して、何も収穫は得られなかった。
今後は使徒もチームを組むんだりするだろう。警戒心は上がっている。
初めての襲撃で終わらせるのが一番である。
「悪魔を狩った事もねぇてめぇは指くわえてガキの子守りでもしとけ」
「悪魔って⋯⋯ただのはぐれ者だろ?」
「そんなはぐれ者すら狩った事ねぇてめぇが偉そうにすんなよ?」
立場は自分の方が上だと、そう言っている。
光を操る事のできる魔法少女の速度には追いつけない、彼女はそう思っている。
でもミドリは違う。
だから引かない。
「いまさら、表舞台に出て暴れるなんて、許ひまへんよ」
「てめぇの許しなんかいるかよバーカ。俺は俺のやりたいようにやる。自ずと結果は付いてくるんだよ」
睨むミドリに対して、ニヤリと笑う銀光の魔法少女。
「じゃあな。それだけ伝えに来た。あの雑魚二人⋯⋯いや三人か? に伝えておけ、お前らは邪魔だとな」
「うちの友を侮辱するな!」
「事実を言ったまでだ!」
激しく銀色の光を放ち、彼女は一瞬で消えた。
ただ、言葉だけが少しだけ残った。
「俺が、俺達が、堕天使も、悪魔も、その他協力者全員殺すっ!」
あまりにも乱暴な言葉だが、できるかもしれないと言う可能性。
ミドリは手を強く握りながら、施設に向かって移動を再開した。
「君のは、眩しいだけの高速や。光速やない。自分の力を過信するなや。使徒は化け物揃いやからな」
誰に聞かれる事もなく、その呟きは風に乗って消えた。
◆
「加護スキルを貰ってできる事がなんかあるかな?」
加護スキルってか契約スキル?
もしも現実の俺に反映されているなら、もしかしたら何らかの影響があるかもしれない。
一応魔法使えるし、それが実体化などの調整ができる。
これもいわば幻術だ。
「ムム⋯⋯おぉ」
かなり大まかなイメージで細部まで再現されたな。
今日の朝は紗奈ちゃんがおらず、連絡も来てないので家の中にいる。
暇なので、精霊と契約した恩恵について考えていた。
「一回で出せる魔法の数? は増えてるな」
火の玉でお手玉をしている。これは実体化してないので熱くない。
魔法少女の状態で使えたらって、毎回思う。
「あ、連絡来た」
ギルドに来て欲しいとの事だったなので、向かうことにする。
一人っぽいし、ゲートを使ってみよう。定期的に使わないと忘れてしまう。
「あれ? 使えない。もしかして弱体化した?」
別に使った事は最初の一回だけで別段困らんが、それでも弱体化したのは少しだけショックだ。
幻術の精度は上がってるけど、使い道が基本無いからな。
紗奈ちゃんを待たせる訳にもいかないので、俺はギルドに向かった。
「おまたせ」
「いえ。今日は朝ごはんを作れずにごめんね。ちょっと用事が入っちゃってさ。そっちは何も無かった?」
何かあったのかな? こっちはあった。
だけど、紗奈ちゃんに言って良い事なのかは分からない。
心配させたくは無いしな。
「何も無いよ」
「そっか。それとさ、次の休みに引越し先を決めよ」
「え?」
「同棲だから家賃は折半だから、ある程度のところはいけるよ。最悪私名義なら、ギルド職員だから査定も大丈夫。星夜さんもレベル3だし、大きな収入も入っているし大丈夫」
「⋯⋯何かあったんだね。急かしてくるって事は、それ相応の」
詳しく聞く必要は無いな。
もう分かった。
あの昨日の襲撃を紗奈ちゃんは把握している。
だからセキュリティの良い場所にいち早く引っ越したいのだろう。
断る理由は無い。逃げる意味も無い。
「そうだね。次の休みに決めようか」
「⋯⋯うんっ!」
「それと今日は⋯⋯」
精霊の森に行こうと思う。
あそこにも敵対している魔物は存在するので、それと戦ってみたい。
もう一つの理由としては、あそこなら魔物も少ないので存分に検証ができる。
精霊と契約したんだ。魔法少女の時にも何かしらの影響があってくれないと割に合わん。
そして再び、俺は一人で精霊の森へと足を踏み入れた。
ミドリがぬいぐるみを両手に持って品定めをしていた。
施設にいる子供の一人が誕生日であり、その誕生日プレゼントを選んでいるのだ。
「猫好きだから、猫かな」
購入して、帰路に着く。
だが、微かな殺気に当てられたため、その人物の背後に瞬時に移動する。
しかし、相手はそれにさほど驚いた様子は無かった。あたかもそれが普通だと言わんばかりに。
「なんや。銀光」
「名前で呼べよ緑風」
ギンギンにトゲトゲしい真っ白な歯を光らせて、口が裂けたように笑う金髪で短髪の少女。
「で、なんのようや。アンタは北海道で色々としてたやんか」
「てめぇがあめぇから、この俺が来てやったんだろ? んだよあの戦いは。さっさと手足もいで止血して拷問して洗脳して終わりだろ?」
「お前に関係ないやろ」
「なくねぇよ。俺だって銀光の魔法少女だぜ?」
使徒ですら把握してない魔法少女は数人だけ存在していた。
「それに俺は悪魔を殺した経験があるんだ。俺の方が確実に天使様の役に立つ」
「くだらない。うちだけで十分や。北海道で遊んでき」
銀光の魔法少女がミドリの横に立って、一瞬で目の前に指を持って行った。目潰しのように。
「これが天使様の意思だ。てめぇは温いんだよ、やる事なす事が。それでチャンスを失った」
音の使徒を襲撃して、何も収穫は得られなかった。
今後は使徒もチームを組むんだりするだろう。警戒心は上がっている。
初めての襲撃で終わらせるのが一番である。
「悪魔を狩った事もねぇてめぇは指くわえてガキの子守りでもしとけ」
「悪魔って⋯⋯ただのはぐれ者だろ?」
「そんなはぐれ者すら狩った事ねぇてめぇが偉そうにすんなよ?」
立場は自分の方が上だと、そう言っている。
光を操る事のできる魔法少女の速度には追いつけない、彼女はそう思っている。
でもミドリは違う。
だから引かない。
「いまさら、表舞台に出て暴れるなんて、許ひまへんよ」
「てめぇの許しなんかいるかよバーカ。俺は俺のやりたいようにやる。自ずと結果は付いてくるんだよ」
睨むミドリに対して、ニヤリと笑う銀光の魔法少女。
「じゃあな。それだけ伝えに来た。あの雑魚二人⋯⋯いや三人か? に伝えておけ、お前らは邪魔だとな」
「うちの友を侮辱するな!」
「事実を言ったまでだ!」
激しく銀色の光を放ち、彼女は一瞬で消えた。
ただ、言葉だけが少しだけ残った。
「俺が、俺達が、堕天使も、悪魔も、その他協力者全員殺すっ!」
あまりにも乱暴な言葉だが、できるかもしれないと言う可能性。
ミドリは手を強く握りながら、施設に向かって移動を再開した。
「君のは、眩しいだけの高速や。光速やない。自分の力を過信するなや。使徒は化け物揃いやからな」
誰に聞かれる事もなく、その呟きは風に乗って消えた。
◆
「加護スキルを貰ってできる事がなんかあるかな?」
加護スキルってか契約スキル?
もしも現実の俺に反映されているなら、もしかしたら何らかの影響があるかもしれない。
一応魔法使えるし、それが実体化などの調整ができる。
これもいわば幻術だ。
「ムム⋯⋯おぉ」
かなり大まかなイメージで細部まで再現されたな。
今日の朝は紗奈ちゃんがおらず、連絡も来てないので家の中にいる。
暇なので、精霊と契約した恩恵について考えていた。
「一回で出せる魔法の数? は増えてるな」
火の玉でお手玉をしている。これは実体化してないので熱くない。
魔法少女の状態で使えたらって、毎回思う。
「あ、連絡来た」
ギルドに来て欲しいとの事だったなので、向かうことにする。
一人っぽいし、ゲートを使ってみよう。定期的に使わないと忘れてしまう。
「あれ? 使えない。もしかして弱体化した?」
別に使った事は最初の一回だけで別段困らんが、それでも弱体化したのは少しだけショックだ。
幻術の精度は上がってるけど、使い道が基本無いからな。
紗奈ちゃんを待たせる訳にもいかないので、俺はギルドに向かった。
「おまたせ」
「いえ。今日は朝ごはんを作れずにごめんね。ちょっと用事が入っちゃってさ。そっちは何も無かった?」
何かあったのかな? こっちはあった。
だけど、紗奈ちゃんに言って良い事なのかは分からない。
心配させたくは無いしな。
「何も無いよ」
「そっか。それとさ、次の休みに引越し先を決めよ」
「え?」
「同棲だから家賃は折半だから、ある程度のところはいけるよ。最悪私名義なら、ギルド職員だから査定も大丈夫。星夜さんもレベル3だし、大きな収入も入っているし大丈夫」
「⋯⋯何かあったんだね。急かしてくるって事は、それ相応の」
詳しく聞く必要は無いな。
もう分かった。
あの昨日の襲撃を紗奈ちゃんは把握している。
だからセキュリティの良い場所にいち早く引っ越したいのだろう。
断る理由は無い。逃げる意味も無い。
「そうだね。次の休みに決めようか」
「⋯⋯うんっ!」
「それと今日は⋯⋯」
精霊の森に行こうと思う。
あそこにも敵対している魔物は存在するので、それと戦ってみたい。
もう一つの理由としては、あそこなら魔物も少ないので存分に検証ができる。
精霊と契約したんだ。魔法少女の時にも何かしらの影響があってくれないと割に合わん。
そして再び、俺は一人で精霊の森へと足を踏み入れた。
0
あなたにおすすめの小説
~最弱のスキルコレクター~ スキルを無限に獲得できるようになった元落ちこぼれは、レベル1のまま世界最強まで成り上がる
僧侶A
ファンタジー
沢山のスキルさえあれば、レベルが無くても最強になれる。
スキルは5つしか獲得できないのに、どのスキルも補正値は5%以下。
だからレベルを上げる以外に強くなる方法はない。
それなのにレベルが1から上がらない如月飛鳥は当然のように落ちこぼれた。
色々と試行錯誤をしたものの、強くなれる見込みがないため、探索者になるという目標を諦め一般人として生きる道を歩んでいた。
しかしある日、5つしか獲得できないはずのスキルをいくらでも獲得できることに気づく。
ここで如月飛鳥は考えた。いくらスキルの一つ一つが大したことが無くても、100個、200個と大量に集めたのならレベルを上げるのと同様に強くなれるのではないかと。
一つの光明を見出した主人公は、最強への道を一直線に突き進む。
土曜日以外は毎日投稿してます。
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
異世界から日本に帰ってきたら魔法学院に入学 パーティーメンバーが順調に強くなっていくのは嬉しいんだが、妹の暴走だけがどうにも止まらない!
枕崎 削節
ファンタジー
〔小説家になろうローファンタジーランキング日間ベストテン入り作品〕
タイトルを変更しました。旧タイトル【異世界から帰ったらなぜか魔法学院に入学。この際遠慮なく能力を発揮したろ】
3年間の異世界生活を経て日本に戻ってきた楢崎聡史と桜の兄妹。二人は生活の一部分に組み込まれてしまった冒険が忘れられなくてここ数年日本にも発生したダンジョンアタックを目論むが、年齢制限に壁に撥ね返されて入場を断られてしまう。ガックリと項垂れる二人に救いの手を差し伸べたのは魔法学院の学院長と名乗る人物。喜び勇んで入学したはいいものの、この学院長はとにかく無茶振りが過ぎる。異世界でも経験したことがないとんでもないミッションに次々と駆り出される兄妹。さらに二人を取り巻く周囲にも奇妙な縁で繋がった生徒がどんどん現れては学院での日常と冒険という非日常が繰り返されていく。大勢の学院生との交流の中ではぐくまれていく人間模様とバトルアクションをどうぞお楽しみください!
この世界にダンジョンが現れたようです ~チートな武器とスキルと魔法と従魔と仲間達と共に世界最強となる~
仮実谷 望
ファンタジー
主人公の増宮拓朗(ましみやたくろう)は20歳のニートである。
祖父母の家に居候している中、毎日の日課の自宅の蔵の確認を行う過程で謎の黒い穴を見つける。
試にその黒い穴に入ると謎の空間に到達する。
拓朗はその空間がダンジョンだと確信して興奮した。
さっそく蔵にある武器と防具で装備を整えてダンジョンに入ることになるのだが……
暫くするとこの世界には異変が起きていた。
謎の怪物が現れて人を襲っているなどの目撃例が出ているようだ。
謎の黒い穴に入った若者が行方不明になったなどの事例も出ている。
そのころ拓朗は知ってか知らずか着実にレベルを上げて世界最強の探索者になっていた。
その後モンスターが街に現れるようになったら、狐の仮面を被りモンスターを退治しないといけないと奮起する。
その過程で他にもダンジョンで女子高生と出会いダンジョンの攻略を進め成長していく。
様々な登場人物が織りなす群像劇です。
主人公以外の視点も書くのでそこをご了承ください。
その後、七星家の七星ナナナと虹咲家の虹咲ナナカとの出会いが拓朗を成長させるきっかけになる。
ユキトとの出会いの中、拓朗は成長する。
タクロウは立派なヒーローとして覚醒する。
その後どんな敵が来ようとも敵を押しのける。倒す。そんな無敵のヒーロー稲荷仮面が活躍するヒーロー路線物も描いていきたいです。
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
最弱無双は【スキルを創るスキル】だった⁈~レベルを犠牲に【スキルクリエイター】起動!!レベルが低くて使えないってどういうこと⁈~
華音 楓
ファンタジー
『ハロ~~~~~~~~!!地球の諸君!!僕は~~~~~~~~~~!!神…………デス!!』
たったこの一言から、すべてが始まった。
ある日突然、自称神の手によって世界に配られたスキルという名の才能。
そして自称神は、さらにダンジョンという名の迷宮を世界各地に出現させた。
それを期に、世界各国で作物は不作が発生し、地下資源などが枯渇。
ついにはダンジョンから齎される資源に依存せざるを得ない状況となってしまったのだった。
スキルとは祝福か、呪いか……
ダンジョン探索に命を懸ける人々の物語が今始まる!!
主人公【中村 剣斗】はそんな大災害に巻き込まれた一人であった。
ダンジョンはケントが勤めていた会社を飲み込み、その日のうちに無職となってしまう。
ケントは就職を諦め、【探索者】と呼ばれるダンジョンの資源回収を生業とする職業に就くことを決心する。
しかしケントに授けられたスキルは、【スキルクリエイター】という謎のスキル。
一応戦えはするものの、戦闘では役に立たづ、ついには訓練の際に組んだパーティーからも追い出されてしまう。
途方に暮れるケントは一人でも【探索者】としてやっていくことにした。
その後明かされる【スキルクリエイター】の秘密。
そして、世界存亡の危機。
全てがケントへと帰結するとき、物語が動き出した……
※登場する人物・団体・名称はすべて現実世界とは全く関係がありません。この物語はフィクションでありファンタジーです。
備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる