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帝国侵攻
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ゴンドワナ帝国軍とテンプルトン伯爵軍を中心とした反乱軍を蹴散らした俺達は、クレモン第一王子を旗頭に、先ずはテンプルトン伯爵領に侵攻した。
王国に弓引いた責任はとって貰わないといけない。
クレモン王子とは別に、王都に駐留していた騎士団を中心とした騎士や守備隊が、俺達が制圧したテンプルトン伯爵領の砦や街を実効支配するために、俺達の後を追う。
その間も王子派の貴族達が兵を率いて集結、砦や街の管理と、投降した捕虜を砦の牢屋や倉庫に収監して見張る役割りを果たした。
これもバスターク辺境伯である義父の人脈で、反乱に参加しなかった貴族家をまとめてくれた。
テンプルトン伯爵領は、伯爵領だけあって領地も広く、俺達だけでは制圧するには時間がかかる。
義父と俺は、この後合流してゴンドワナ帝国へ逆侵攻する予定だった。だから出来るだけ早く国内をクレモン王子のもとでまとめる必要があった。
それと、王弟モーティスとオース伯爵を追う。
逃げ足の速い豚どもには追いつけないとは思うが、俺達が帝国の領地を削り取る事で、帝国にもモーティス達にも圧力をかけれるだろう。
「ドラーク卿、今日は何処まで進むのですか?
クレモン王子が随分お疲れのようなのですが」
クレモン王子を護衛している王都騎士が話し掛けてきた。
武人でもないクレモン王子にとっては、確かに強行軍だったかもしれない。
「そうですね、では今日はこの街で休みましょう。
クレモン王子には宿を貸し切りましょう」
部下に指示をだして宿の確保と、宿周辺の安全確保をする。
ウチの精鋭はまだまだ疲れを感じさせないが、集結しつつある貴族軍やクレモン王子達には辛かったかもしれない。
その日はテンプルトン伯爵領の街で休憩をとることにした。
「私達はどうしますか」
側で護衛についていたイリアが聞いて来る。
「ルキナやコレットも疲れているだろうから、何処か確保して休息をとるか」
「では私達家族用に場所を見つけますね」
そう言うとイリアが寝床の確保に向かった。
その日はエルやルシエル達家族用に場所を確保、ゆっくりと疲れをとる事が出来た。
結果的にテンプルトン伯爵を中心とした、反乱軍に加担した貴族領を全て制圧するのに7日かかった。
ところどころで砦に籠城した反乱軍もいたが、俺達が動く事なく終結した。
この頃には、治安回復のために近隣貴族が積極的に軍を出していたので、戦力的には余裕があった。
ただ、それらの貴族軍を纏めるためにバスターク辺境伯である義父が苦労していたようだ。
王国内の反乱が終息した俺達は、ゴンドワナ帝国への逆侵攻へ移る。
ドラーク子爵軍とバスターク辺境伯軍以外の貴族軍も参戦を強く希望して来た。
そこでクレモン王子と義父と話し合った。そこでクレモン王子と王都騎士団が、貴族軍を率いて帝国へ侵攻する事になった。それを補佐するためにバスターク辺境伯軍からクリストフ君が部隊を率いて参加する。
これは帝国内で、強姦や略奪をさせないように見張る意味合いがある。
戦争において、略奪行為は戦費を回収する為にも黙認され、当たり前のようになされてきた事なので、それを防ぐ為に貴族軍への監視は徹底する必要がある。その為の治安維持に義父が部隊を率いて遊撃として目を光らせる。
今回の帝国への侵攻で、帝国の領土を切り取る積りなので、今後サーメイヤ王国の国民となる者に対して、略奪や強姦などあり得ないと、クレモン王子や義父も同じ認識だった。
ゴンドワナ帝国との国境近くで、最終的な確認が行われていた。
「では私はチラーノス辺境伯領都トロルを目指せば良いのだな」
「王子、戦闘は息子に任せて、貴族軍が暴走しないように見張る事を第一として下さい」
「バスターク卿、私には戦さは無理だからな、帝国の民に非道が行われないようにする位は徹底してみせるよ」
「それでクレモン様、義父上、領都を含むチラーノス辺境伯領の半分を切り取る事で良いのですね」
「あゝ、それ以上の領地が一度に増えても管理しきれんからな。
ドラーク卿は抵抗が激しい砦や街を中心に侵攻してもらいたい」
「わかりました」
そこから帝国へ侵攻が始まった。
永年バスターク辺境伯と争って来たチラーノス辺境伯領は、強固に抵抗する兵士も多いだろうと予測されたが、何故か俺達を前に投降する者が多く、もぬけの殻になっている砦も多かった。
「なんだか肩透かしだな。
楽で良いけど……」
帝国侵攻は順調に進んだ。
後は、どのタイミングでゴンドワナ帝国からの停戦の使者が来て、どういう条件で折り合うのかは、クレモン王子や義父任せで良いだろう。
王国に弓引いた責任はとって貰わないといけない。
クレモン王子とは別に、王都に駐留していた騎士団を中心とした騎士や守備隊が、俺達が制圧したテンプルトン伯爵領の砦や街を実効支配するために、俺達の後を追う。
その間も王子派の貴族達が兵を率いて集結、砦や街の管理と、投降した捕虜を砦の牢屋や倉庫に収監して見張る役割りを果たした。
これもバスターク辺境伯である義父の人脈で、反乱に参加しなかった貴族家をまとめてくれた。
テンプルトン伯爵領は、伯爵領だけあって領地も広く、俺達だけでは制圧するには時間がかかる。
義父と俺は、この後合流してゴンドワナ帝国へ逆侵攻する予定だった。だから出来るだけ早く国内をクレモン王子のもとでまとめる必要があった。
それと、王弟モーティスとオース伯爵を追う。
逃げ足の速い豚どもには追いつけないとは思うが、俺達が帝国の領地を削り取る事で、帝国にもモーティス達にも圧力をかけれるだろう。
「ドラーク卿、今日は何処まで進むのですか?
クレモン王子が随分お疲れのようなのですが」
クレモン王子を護衛している王都騎士が話し掛けてきた。
武人でもないクレモン王子にとっては、確かに強行軍だったかもしれない。
「そうですね、では今日はこの街で休みましょう。
クレモン王子には宿を貸し切りましょう」
部下に指示をだして宿の確保と、宿周辺の安全確保をする。
ウチの精鋭はまだまだ疲れを感じさせないが、集結しつつある貴族軍やクレモン王子達には辛かったかもしれない。
その日はテンプルトン伯爵領の街で休憩をとることにした。
「私達はどうしますか」
側で護衛についていたイリアが聞いて来る。
「ルキナやコレットも疲れているだろうから、何処か確保して休息をとるか」
「では私達家族用に場所を見つけますね」
そう言うとイリアが寝床の確保に向かった。
その日はエルやルシエル達家族用に場所を確保、ゆっくりと疲れをとる事が出来た。
結果的にテンプルトン伯爵を中心とした、反乱軍に加担した貴族領を全て制圧するのに7日かかった。
ところどころで砦に籠城した反乱軍もいたが、俺達が動く事なく終結した。
この頃には、治安回復のために近隣貴族が積極的に軍を出していたので、戦力的には余裕があった。
ただ、それらの貴族軍を纏めるためにバスターク辺境伯である義父が苦労していたようだ。
王国内の反乱が終息した俺達は、ゴンドワナ帝国への逆侵攻へ移る。
ドラーク子爵軍とバスターク辺境伯軍以外の貴族軍も参戦を強く希望して来た。
そこでクレモン王子と義父と話し合った。そこでクレモン王子と王都騎士団が、貴族軍を率いて帝国へ侵攻する事になった。それを補佐するためにバスターク辺境伯軍からクリストフ君が部隊を率いて参加する。
これは帝国内で、強姦や略奪をさせないように見張る意味合いがある。
戦争において、略奪行為は戦費を回収する為にも黙認され、当たり前のようになされてきた事なので、それを防ぐ為に貴族軍への監視は徹底する必要がある。その為の治安維持に義父が部隊を率いて遊撃として目を光らせる。
今回の帝国への侵攻で、帝国の領土を切り取る積りなので、今後サーメイヤ王国の国民となる者に対して、略奪や強姦などあり得ないと、クレモン王子や義父も同じ認識だった。
ゴンドワナ帝国との国境近くで、最終的な確認が行われていた。
「では私はチラーノス辺境伯領都トロルを目指せば良いのだな」
「王子、戦闘は息子に任せて、貴族軍が暴走しないように見張る事を第一として下さい」
「バスターク卿、私には戦さは無理だからな、帝国の民に非道が行われないようにする位は徹底してみせるよ」
「それでクレモン様、義父上、領都を含むチラーノス辺境伯領の半分を切り取る事で良いのですね」
「あゝ、それ以上の領地が一度に増えても管理しきれんからな。
ドラーク卿は抵抗が激しい砦や街を中心に侵攻してもらいたい」
「わかりました」
そこから帝国へ侵攻が始まった。
永年バスターク辺境伯と争って来たチラーノス辺境伯領は、強固に抵抗する兵士も多いだろうと予測されたが、何故か俺達を前に投降する者が多く、もぬけの殻になっている砦も多かった。
「なんだか肩透かしだな。
楽で良いけど……」
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