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四章
36(ユーリア)
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「なぁーに、これ。こんな上等なもの、カタリーナなんかには勿体ないわよねぇ」
ペンダントを掲げて生意気な口を叩く小娘の背後に立つと、彼女を取り巻いていたメイドたちが一瞬で蒼褪めた。
「ドグラス様ったら、あんな子の何処がいいのかしら」
「お、お嬢様……っ」
「うしろ……!」
「ゆっ、ゆっ、ゆぅれ……ッ」
「?」
小娘が此方を向くタイミングに合わせて、頬が触れるほど顔を寄せる。
「────きゃああああぁぁぁぁぁッ!!」
小娘とその取り巻きらしいメイドたちは、揃って脱兎の如く逃げ出した。勿論、恐怖の余りペンダントも放り投げて行った。
私がカタリーナに持たせたお守り。
そっと拾い上げる私の傍で、ラルフが呆れたように溜息をつく。
「身の程知らずの馬鹿って、どこにでもいるね」
「なにかおかしいと思っていたのよ……ムズムズして」
「それでずっと黙っていたんだね」
どのような方法でカタリーナからこのペンダントを奪ったのかはわからないけれど、あの男の血を濃く受け継いでいるのなら不思議ではない。
近くを見回すと、雑多に広げられた荷物が散らばっていた。見たところ女性のもので、幾つか見覚えがある。
何より、あの子の匂いがする。
「カタリーナを虐めるなんて」
「実際、かなり妬まれているだろうね」
「ドグラスと結婚してしまえばいいのよ」
「まだ早いんじゃない?気持ちがさ。……」
ラルフが雑に散らばっていた荷物の中から、カタリーナの手袋を掬い上げた。
「ねえ、気づいた?」
私は答えなかった。
ロヴネル伯爵家の当主となったステファンという小僧が、あの子を傷つけたことも、これから更に傷つけることも、不愉快すぎる事実だったから。
でも、それはロヴィーサとの馴れ初めとは関係ない。
関係ないはずだ。もし関係あるとしたら、その方がずっと悪い。
「さて、カタリーナの部屋はどこかしら。今頃、困っているはずよ」
「怒り狂っている可能性もある」
「いずれにせよ、返してあげないと」
何時までも不機嫌でいられない。
ラルフの前では可愛い私のままでいたい。
私は気を取り直して笑顔を向けた。
「先に帰っていて」
「手伝うよ」
「カタリーナは女の子だもの。あなたは、見ちゃ駄目」
「……わかった」
「夜明け過ぎくらいに帰るわ」
ラルフの頬に手を添えて、そっとキスをする。
それから、唇が触れ合ったまま優しく微笑んでくれたラルフを城へ送り返した。
夜明けまでは充分な時間があった。
ドグラスと同じ場所から匂いがして密かに浮かれてしまったけれど、無粋な真似は控えたい。若い子の恋に口を挟む年寄りなんて、鬱陶しがられてしまう。
扉の内側に荷物を置いて、わかり易くいちばん上にペンダントを乗せておくだけにしておいた。
話は、今度、ゆっくり聞かせてもらえばいい。
空が白む前に、私はあの男の寝室に移動した。
窓際の安楽椅子に腰かけて、男の目覚めを待つ。すっかり枯れて、皺だらけになった。過ごした時を思えば情が無いわけではないけれど、生きている間は子孫の管理くらいきちんとして貰わなくては困る。
見つめていると、やがて男は静かに目を覚ました。
「お誕生日おめでとう、ガーラント」
「……」
数秒天蓋を見上げていた目が、私を捉える。
「ユーリアか……驚いたな。ぽっくり逝ってしまうところだった」
「話しておきたいことがあるの」
「待ってくれ。今、起き上がる」
老いた体はかつてのように俊敏に寝床を出たりできない。可哀相なガーラント。もうすぐ死んでしまうのね。
寂しいけれど、悲しいほどでもない。
「なんだ」
ベッドに座り直したガーラントと向かい合う形になった。終わりが近づいているせいか、あの頃の面影がふいに重なった。
「他人様のものを欲しがっちゃ駄目と、何度も教えてあげたでしょう」
「……ドグラスに目を付けたのは、アンジェリカの方が先だった」
「死ぬ前に躾けておいて。あの子には、大切な相手がもういるの」
「君が選んだのか?」
「いいえ。あの子が、自分で見つけたのよ」
老人らしい呻り声をあげながらガーラントが膝に手をついて立ち上がる。人間としての年齢を考えれば矍鑠としている。
「君を敵に回したら恐い。言っておくよ」
「お願いね」
「ああ。もういいだろう。私を帰してくれ」
あの頃のように、口煩い私に苦笑しながら手を振った。
「今日は、最後の誕生日になるかもしれない」
「ええ。いい日になるよう、祈っているわ」
ありがとう、とガーラントは最後に言った。
お互い丸くなったものだと思うと、少しだけ笑えた。きっとこれが永遠のさよならになるのだろう。
「お帰り」
城に戻ると、ラルフが迎えてくれた。
私は愛しい人の腕に飛び込んで、かつての友を心の中で静かに祝福する。
おめでとう、ガーラント。
ねぇ、いい人生だったでしょう。よく生きたわよ。
カタリーナを虐めた小娘については、まあ、あと百年は忘れてあげないけれど。
「機嫌がいいね。カタリーナに会えた?」
「いいえ。あなたに会えて嬉しいの」
「そうなの?僕もだよ」
幸せだから、もう忘れちゃおうかしら。
ドグラスも早くカタリーナを振り向かせて幸せになってほしい。
ペンダントを掲げて生意気な口を叩く小娘の背後に立つと、彼女を取り巻いていたメイドたちが一瞬で蒼褪めた。
「ドグラス様ったら、あんな子の何処がいいのかしら」
「お、お嬢様……っ」
「うしろ……!」
「ゆっ、ゆっ、ゆぅれ……ッ」
「?」
小娘が此方を向くタイミングに合わせて、頬が触れるほど顔を寄せる。
「────きゃああああぁぁぁぁぁッ!!」
小娘とその取り巻きらしいメイドたちは、揃って脱兎の如く逃げ出した。勿論、恐怖の余りペンダントも放り投げて行った。
私がカタリーナに持たせたお守り。
そっと拾い上げる私の傍で、ラルフが呆れたように溜息をつく。
「身の程知らずの馬鹿って、どこにでもいるね」
「なにかおかしいと思っていたのよ……ムズムズして」
「それでずっと黙っていたんだね」
どのような方法でカタリーナからこのペンダントを奪ったのかはわからないけれど、あの男の血を濃く受け継いでいるのなら不思議ではない。
近くを見回すと、雑多に広げられた荷物が散らばっていた。見たところ女性のもので、幾つか見覚えがある。
何より、あの子の匂いがする。
「カタリーナを虐めるなんて」
「実際、かなり妬まれているだろうね」
「ドグラスと結婚してしまえばいいのよ」
「まだ早いんじゃない?気持ちがさ。……」
ラルフが雑に散らばっていた荷物の中から、カタリーナの手袋を掬い上げた。
「ねえ、気づいた?」
私は答えなかった。
ロヴネル伯爵家の当主となったステファンという小僧が、あの子を傷つけたことも、これから更に傷つけることも、不愉快すぎる事実だったから。
でも、それはロヴィーサとの馴れ初めとは関係ない。
関係ないはずだ。もし関係あるとしたら、その方がずっと悪い。
「さて、カタリーナの部屋はどこかしら。今頃、困っているはずよ」
「怒り狂っている可能性もある」
「いずれにせよ、返してあげないと」
何時までも不機嫌でいられない。
ラルフの前では可愛い私のままでいたい。
私は気を取り直して笑顔を向けた。
「先に帰っていて」
「手伝うよ」
「カタリーナは女の子だもの。あなたは、見ちゃ駄目」
「……わかった」
「夜明け過ぎくらいに帰るわ」
ラルフの頬に手を添えて、そっとキスをする。
それから、唇が触れ合ったまま優しく微笑んでくれたラルフを城へ送り返した。
夜明けまでは充分な時間があった。
ドグラスと同じ場所から匂いがして密かに浮かれてしまったけれど、無粋な真似は控えたい。若い子の恋に口を挟む年寄りなんて、鬱陶しがられてしまう。
扉の内側に荷物を置いて、わかり易くいちばん上にペンダントを乗せておくだけにしておいた。
話は、今度、ゆっくり聞かせてもらえばいい。
空が白む前に、私はあの男の寝室に移動した。
窓際の安楽椅子に腰かけて、男の目覚めを待つ。すっかり枯れて、皺だらけになった。過ごした時を思えば情が無いわけではないけれど、生きている間は子孫の管理くらいきちんとして貰わなくては困る。
見つめていると、やがて男は静かに目を覚ました。
「お誕生日おめでとう、ガーラント」
「……」
数秒天蓋を見上げていた目が、私を捉える。
「ユーリアか……驚いたな。ぽっくり逝ってしまうところだった」
「話しておきたいことがあるの」
「待ってくれ。今、起き上がる」
老いた体はかつてのように俊敏に寝床を出たりできない。可哀相なガーラント。もうすぐ死んでしまうのね。
寂しいけれど、悲しいほどでもない。
「なんだ」
ベッドに座り直したガーラントと向かい合う形になった。終わりが近づいているせいか、あの頃の面影がふいに重なった。
「他人様のものを欲しがっちゃ駄目と、何度も教えてあげたでしょう」
「……ドグラスに目を付けたのは、アンジェリカの方が先だった」
「死ぬ前に躾けておいて。あの子には、大切な相手がもういるの」
「君が選んだのか?」
「いいえ。あの子が、自分で見つけたのよ」
老人らしい呻り声をあげながらガーラントが膝に手をついて立ち上がる。人間としての年齢を考えれば矍鑠としている。
「君を敵に回したら恐い。言っておくよ」
「お願いね」
「ああ。もういいだろう。私を帰してくれ」
あの頃のように、口煩い私に苦笑しながら手を振った。
「今日は、最後の誕生日になるかもしれない」
「ええ。いい日になるよう、祈っているわ」
ありがとう、とガーラントは最後に言った。
お互い丸くなったものだと思うと、少しだけ笑えた。きっとこれが永遠のさよならになるのだろう。
「お帰り」
城に戻ると、ラルフが迎えてくれた。
私は愛しい人の腕に飛び込んで、かつての友を心の中で静かに祝福する。
おめでとう、ガーラント。
ねぇ、いい人生だったでしょう。よく生きたわよ。
カタリーナを虐めた小娘については、まあ、あと百年は忘れてあげないけれど。
「機嫌がいいね。カタリーナに会えた?」
「いいえ。あなたに会えて嬉しいの」
「そうなの?僕もだよ」
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ドグラスも早くカタリーナを振り向かせて幸せになってほしい。
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