希猫 ゆうみ

希猫 ゆうみ

よろしくお願いします。
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恋愛 連載中 短編
クルーム侯爵家の令嬢フレデリカは、サンドストレーム侯爵の末息子クリストフェルから婚約破棄された。 次期侯爵として育てられたフレデリカは、父クルーム侯爵の後妻ドロテアが男児を出産した瞬間、全てを失ったのだ。 女侯爵としての未来も、尊厳も、愛も。人生のすべてを。 「今までお疲れ様。何年か外国でも旅行しておいで」 綺麗事を並べて事実上の追放までされそうになった時、王立裁判所から召喚されたフレデリカは覚悟を決めて出廷する。 併し、そこで待っていたのは第三王子ヴィルヘルムだった。 不治の病によって人目を避けて生きている第三王子は、フレデリカに笑顔で手を差し伸べる。 「もしこの手をとってくれたなら、君が望むものを全てあげよう」 こうしてフレデリカはトーシュ公爵夫人となり、全てを取り戻していく。 爵位、自尊心、評判、そして愛も。 前よりずっと素晴らしい人生を。
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文字数 11,989 最終更新日 2025.12.13 登録日 2025.12.13
恋愛 完結 長編 R15
オースルンド伯爵家の令嬢カタリーナは、幼馴染であるロヴネル伯爵家の令息ステファンを心から愛していた。いつか結婚するものと信じて生きてきた。 ところが、ステファンは爵位継承と同時にカールシュテイン侯爵家の令嬢ロヴィーサとの婚約を発表。 「君の恋心には気づいていた。だが、私は違うんだ。さようなら、カタリーナ」 ステファンとの未来を失い茫然自失のカタリーナに接近してきたのは、社交界で知り合ったドグラス。 ドグラスは王族に連なるノルディーン公爵の末子でありマルムフォーシュ伯爵でもある超上流貴族だったが、不埒な噂の絶えない人物だった。 「あなたと遊ぶほど落ちぶれてはいません」 凛とした態度を崩さないカタリーナに、ドグラスがある秘密を打ち明ける。 なんとドグラスは王家の密偵であり、偽装として遊び人のように振舞っているのだという。 「俺に協力してくれたら、ロヴィーサ嬢の真実を教えてあげよう」 こうして密偵助手となったカタリーナは、幾つかの真実に触れながら本当の愛に辿り着く。
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宮廷に仕えていた下級貴族のヴェロニカは、母の遺言により亡き祖父と師弟関係にあったフェラレーゼ伯爵家に身を寄せた。 幼い頃、兄のように慕ったガイウスはフェラレーゼ伯爵家の当主となっていた。 王家のお茶会で披露される焼き菓子を任されていたヴェロニカは早速キッチンでその才能を発揮する。 人当たりが良く陽気なヴェロニカは誰からも好かれる素晴らしい女性だった。 王家からも、貴族からも、領民からも、聖職者からも好かれていた。 「あの女……っ」 只一人、ガイウスの妻ソレーヌを除いては。 女騎士として功績をあげた後に、夫に先立たれ、年下のガイウスと再婚したソレーヌは不妊に悩んでいた。 実は前の夫との間に息子アレクシウスがいたが、その難産と直後の戦闘で深い傷を負ったことが原因だとされていた。 アレクシウスは修道騎士を目指しており、ガイウスの養子になることを拒んでいる。 「あの頃のちっちゃなヴェロニカを思い出すよ。可愛かったんだ」 ガイウスがヴェロニカを見つめる。 それは兄のようなあたたかな慈愛の眼差しに違いない。 それでも、ガイウスはヴェロニカを迎えてからというもの可愛い幼児の姿を思い描くようになった。 ヴェロニカ…… 夫婦二人の穏やかな幸せを、よくも…… だからソレーヌは命じたのだ。 ヴェロニカが誰からも軽蔑され、その幸せが壊されるように。 「ヴェロニカ。私の代わりにガイウスの子を産みなさい」
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ダウエル伯爵家の令嬢レイチェルはコルボーン伯爵家の令息マシューに婚約の延期を言い渡される。 離婚した幼馴染、ブロードベント伯爵家の出戻り令嬢ハリエットの傍に居てあげたいらしい。 反発したレイチェルはその場で婚約を破棄された。 しかも「解放してあげるよ」と何故か上から目線で…… 傷付き怒り狂ったレイチェルだったが、評判を聞きつけたメラン伯爵夫人グレース妃から侍女としてのスカウトが舞い込んだ。 メラン伯爵、それは王弟クリストファー殿下である。 伯爵家と言えど王族、格が違う。つまりは王弟妃の侍女だ。 新しい求婚を待つより名誉ある職を選んだレイチェル。 しかし順風満帆な人生を歩み出したレイチェルのもとに『幼馴染思いの優しい(笑止)』マシューが復縁を希望してきて…… 【誤字修正のお知らせ】 変換ミスにより重大な誤字がありましたので以下の通り修正いたしました。 ご報告いただきました読者様に心より御礼申し上げます。ありがとうございました。 「(誤)主席」→「(正)首席」
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ラーゲルベック伯爵家の令嬢ノーラは略奪婚を果たした。 結婚と併せて爵位継承が行われ、ノーラは晴れてノルドマン伯爵夫人となった。 誰からも祝福された結婚式には負けを認めた姉イーリスも出席していた。 地味で石頭の姉イーリスには、優しくお茶目で上品なエディが勿体ない。 皆そう思っている。だから皆、口々に言っていた。 「不愛想な姉よりも、美人で明るい妹の方がお似合いだった」 そう、ノーラは恥ずかしい略奪婚なんてしていない。 真実の愛が導いた結果なのだ。 だから……何があっても泣き言は洩らせない。 ノルドマン伯爵家に隠された悍ましい秘密がノーラを追い詰めようと、決して、助けを求めることはできないのだ。 「愛してるよ、ノーラ」 「愛してるわ、エディ」 ノーラには最愛の夫エディがついている。 愛があれば、どんな困難も乗り越えられる……はず! ・略奪婚を果たした悪役令嬢の奮闘劇なのでハッピーエンドとは申し上げにくい作品です。 ・R15に該当する若干の残酷描写を含む回には話数の後に「※」を記載いたします。
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アスガルド王国の姫君のダンス教師である私には婚約者がいる。 王室騎士団に所属する伯爵令息ヴィクターだ。しかしある日、突然、ヴィクターは子持ちになった。 神官と女奴隷の間に生まれた〝罪の子〟である私が姫君の教師に抜擢されたのは奇跡であり、貴族に求婚されたのはあり得ない程の幸運だった。 だから、我儘は言えない…… 結婚し、養母となることを受け入れるべき…… 自分にそう言い聞かせた時、代わりに怒ってくれる人がいた。 姫君の語学教師である伯爵令嬢スカーレイだった。 「勝手です。この子の、女としての幸せはどうなるのです?」 〝罪の子〟の象徴である深紅の瞳。 〝罪の子〟を片時も忘れさせない〝ルビー〟という名前。 冷遇される私をスカーレイは〝スノウ〟と呼び、いつも庇護してくれた。 私は子持ちの婚約者と結婚し、ダンス教師スノウの人生を生きる。 スカーレイの傍で生きていく人生ならば〝スノウ〟は幸せだった。 併し、これが恐ろしい復讐劇の始まりだった。 そしてアスガルド王国を勝利へと導いた国軍から若き中尉ジェイドが送り込まれる。 ジェイドが〝スノウ〟と出会ったその時、全ての歯車が狂い始め───…… (※R15の残酷描写を含む回には話数の後に「※」を付けます。タグにも適用しました。苦手な方は自衛の程よろしくお願いいたします) (※『王女様、それは酷すぎませんか?』関連作ですが、時系列と国が異なる為それぞれ単品としてお読み頂けます)
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伯爵令嬢ヒルデガルドの婚約者ウィリスはソフィア王女の寵愛を受けヒルデガルドを捨てた。 更にヒルデガルドの父親ビズマーク伯爵はソフィア王女から莫大な手切れ金を受け取り、汚れ役を引き受けてしまう。 汚れ役。 それは「ヒルデガルドが男娼を買った汚れた令嬢」というもの。 だから婚約破棄されて当然であり、傷ついたウィリスと慰めたソフィア王女の美しい純愛は誰からも認められる。あまりにも酷い濡れ衣だった。 ソフィア王女の取り巻きたちによって貴族社会から実質的に追放されたヒルデガルドは復讐を決意する。 それが男娼レオンとの出会いであり、友情の始まりだった。 復讐という利害関係で結ばれた二人に身分を越えた絆が育まれ、「汚れた令嬢」と汚名を被せられたヒルデガルドの潔白が証明されたとき、彼女たちの選んだ生き方とは…… (※露骨な性描写はありませんが、男娼が登場する為R15とさせていただきます) (※6月16日更新分より、若干の残酷描写が含まれる話数には「※」を付けました。苦手な方は自衛の程お願いいたします)
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伯爵令嬢オリヴィアは伯爵令息ダーフィトと婚約中。 しかし結婚準備中オリヴィアは熱病に罹り冷酷にも婚約破棄されてしまう。 それを知った幼馴染の伯爵令息リカードがオリヴィアへの愛を伝えるが…  【 ⚠ 】 ・前半は夫婦の闘病記です。合わない方は自衛のほどお願いいたします。 ・架空の猛毒です。作中の症状は抗生物質の発明以前に猛威を奮った複数の症例を参考にしています。尚、R15はこの為です。
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