ゲーム世界のキャンセラー~不遇なキャンセルスキルが実はあらゆるものをキャンセル出来る万能スキルだった件~

空地大乃

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第12話 ギルマス

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 ギルドマスターに案内され2階の部屋までやってきたヒットとメリッサ。流石ギルドマスターが普段使っている部屋だけあって広い。

 その厳つい見た目に反して整理もしっかりされていた。本棚にも隙間なくそれでいてきっちりと順番通り書物が並んでいる。

 ギルドマスターが席に付き、2人にも適当に腰を掛けるよう促した。壁際に椅子が置かれていたので引っ張ってきて2人並んで腰を掛ける。
 
「わざわざ部屋まで悪いな。俺が一応このギルドを任されているギルドマスターのギルマスだ。宜しくな」
「ヒットです。宜しくお願いします」
「メリッサです、よ、宜しくお願いします」

 ヒットはそうでもないが、メリッサは改めてギルドマスターを前にしたことでかなり緊張している様子だ。

 本来ならメリッサぐらいのランクでは話すことなどありえない相手なのかもしれない。

 それにしてもギルマスというのはてっきりギルドマスターの略かと思えばどうやら彼の名前なようだ。

「それにしても驚いたぞ。これまでギルドに登録もしていない奴が、ホブゴブリンやゴブリンシャーマンを退治した上、あのスパイクを試験とはいえ倒したんだからな」
「いえ、たまたま運が良かっただけです」
「はは、たまたまか。だがたまたまもこれだけ重なれば必然だな」

 ギルマスはおかしそうに肩を揺らす。だが、すぐに真剣な顔になり。

「ところでヒット、お前がスパイクに使っていたスキル、あれは一体なんだ? あいつもわけがわからないって顔はしていたが、俺もあんなものはみたことがないんだが」
「キャンセルですよ」

 ギルマスからの問いかけに素直に応じるヒットである。キャンセラーであることはニャム相手にも語っているので特に問題ないと思った。信じる信じないは別な話だが。

「キャンセルか……聞いたことのないスキルだな」
「キャンセラーというジョブのスキルなんですがわかりませんか?」
「キャンセラー? そのジョブも知らないぞ。悪いか詳しく聞いてもいいか? あぁそれと俺にそんな丁重な話し方しなくていいぞ。お前さんそんなタイプに見えないし、冒険者はあまり下手に出てると舐められるから言葉遣いなんて気にしないでいい。王族も貴族もそんな認識だ」

 なるほど、と納得したヒット。それはそうとやはりこの世界でキャンセラーは知られていないようだ。ヒットはギルマスに自分のジョブやスキルの概要を掻い摘んで話して聞かせた。

「つまりそのキャンセルというスキルは相手の行動を強制的に中断させるってことか。またとんでもないスキルが出てきたものだな……」
「そんなにか? これを話しても使えないっていい出すのもいるぐらいだが」

 実際はキャンセラーのキャンセルはあまり評判の良いスキルではなかった。最初は自分の行動をキャンセルするだけのスキルだ。多少手数は増えるがそれならもっと強力なスキルがあり、相手の行動がキャンセル出来てもやはりデバフ系のスタンや眠らせる効果などに比べてパッとしなかったからだ。

「いやいや、戦闘においてこれほど役立つスキルはないだろう。戦いにおいて相手の隙をつくることは重要だがそれだけに難しい。当然相手だって身構えているしそうそう隙なんて見せるものじゃない。だが、そのスキルがあれば強制的に隙を作れる上、相手には何が起きたか理解できてないんだ。初見なら間違いなくギョッとさせることが出来るし、わかっていたとしてもプレッシャーを与えられる」

 なるほどとヒットは頷いた。自分でもそんな気はしていたが、世界が生きているからこそキャンセルの効果は際立つのだろう。

「戦闘中は常に気をつける必要のある敵の魔法が封じられるというのも大きいな」
「だけど、状態異常デバフ系に比べたらやはり見劣りはしないか?」
「デバフも喰らえば厄介だが対策などはそれぞれあったりするからな」

 そう言われてみれば確かに眠りにせよ麻痺にしろそれを防いだり耐性をつける手立てはあった。また他に攻撃と同時にスタンさせたりとうのもあるが、それらが確実に効果を与えるものでもないし、攻撃を当てなければいけないというのもあった。

 だがヒットのキャンセルは指定した相手は確実にキャンセル出来た。そういったアドバンテージはあったのかもしれない。

「使い方次第ではかなり化けるジョブとスキルだな。しかし、俺も聞いたことがないようなジョブだし……まさかロストジョブなのか?」
「ロストジョブ?」

 ヒットがプレイしていたゲームでも聞かなかったワードに思わず前のめりになって食いついてしまう。

「あぁ、ジョブというのは神から与えられた贈り物として人々の間に浸透しているが、一説には作られはしたものの結局日の目を見ることなく消失したジョブがあるとされていてな。まぁ本の世界にのみ存在する空想上のものだと俺は思っていたし、多くの人にとってもその認識だと思うが、全く聞いたことのないジョブ持ちを目の前にするとそんなことを考えてしまうな」

 ギルマスが頭をさすり答えた。日の目を見ないというのが気になるところではある。ただキャンセラーは実装されたばかりではあるが確かにゲームに存在したジョブではあるので、ロストということはないが。

「しかし、あいつから見せられた紙にはファイターとあったがな」
「あぁ、最初はキャンセラーと書いたのだが、聞いたことないとファイターに書き換えられたんだ」
「あいつめ……あとで説教しておかないとな」

 ギルマスが目を閉じそうこぼす。もしかしたら余計なことを言ってしまったかもしれないとも思ったが事実だから仕方ない。

「さて、ジョブとスキルのことはわかった。だがヒット、そのジョブとスキルについてはあまり他の物には言わないほうがいいな。お前のジョブとスキルだから強制はしないがベラベラと語ってもいいことはないからな」

 確かにギルマスの言う通りこの世界では知られてないジョブだ。あまりおおっぴらに言いふらしてもいいことないだろう。何よりキャンセルは相手が知っていると警戒されやすい。

「忠告をありがとう。それなら折角だからニャムの書いたとおりファイターで通そうと思うが大丈夫か?」
「あぁ、それが無難だろうな」

 ギルマスに言われ、ヒットは今後は出来るだけジョブとスキルについては自分から話さないようにしようと誓う。

「私も、秘密は守りますね!」
「うん、ありがとうメリッサ」

 メリッサもヒットの能力を他言しないことを誓ってくれた。とてもいい子だなとヒットはメリッサと知り合えたことを心から感謝した。

「さて、実はここからが本題でもあるのだが、ゴブリンの巣でお前たちは隠し部屋とそこにあったお宝を見つけ、それを狙ってきた他の冒険者に狙われて返り討ちにしたんだったな?」
「そうだが……何か不味かったかな?」

 真剣な目でその件に触れてきた為、何か不味かったのだろうか? と若干不安になるが。

「いや、相手のギルドカードにも罪名がついていたしそれ自体には問題ない。安心して欲しい」

 ヒットとメリッサが胸をなでおろす。メリッサも気になってはいたようだ。

「ただ一つ、ゴブリンの巣にあった隠し部屋については誰かに話したりしたか?」
「いや、知ってるのは俺とメリッサと報告したニャムだけだ」
「そうか。ならそれに関しては他言無用で頼みたいんだ」
「それは構わないが……知られると不味い情報なのか?」

 ゲームではわりと知られていた情報だ。だがここでは知ってる人間は多くはなさそうだったが、どうやらギルドが口止めしているからなようだ。

「ギルドとしてはそう考えている。とは言っても普通はそれを敢えて言ったりはしないんだがな」
「……?」

 ヒットが疑問符が浮かんだような顔を見せるとギルマスは苦笑し。

「普通はそういった情報はギルドにも黙っているもんなのさ。誰も自分の儲けに繋がる情報は知られたくないもんだからな。だからこそ、そうやって隠してるうちはむしろ安心だなと考えていた。だけどお前は馬鹿正直にそのことを報告したからな。おっと勘違いしないでくれよ。そのことを悪いと言っているわけじゃない。ただな」

 ギルマスは机の上で腕を組み、ヒットを見据えながら続きを語った。

「その情報を他で話たりすると面白くないと思う冒険者に恨みを買われる可能性がある。だから自分の身を守るためにも言わないほうがいい」
「そういうことか」

 多くの冒険者が隠し部屋のことを決して口外していないのであれば、それを言いふらすような者が現れたら面白くないのも確かである。

「それに、その情報は広まっても無用なトラブルを生みやすい。ゴブリンの巣には必ずお宝が眠っていると勘違いされても困るし、お宝を巡って余計なイザコザに発展する可能性もある。そういう意味で知られたくないんだ」
「あの、でも今回みたいに知らないなら知らないで狙われる可能性もあるような……」
「いや、2人には悪いが今回のことはイレギュラー中のイレギュラーだと思っている。考えても見ろ。まだ冒険者登録もしてない男やGランクの冒険者が隠し部屋を見つけるとは思わないだろう?」

 どうやらこの世界では、それなりの腕を持っていなければ隠し部屋など見つけようがないという認識らしい。

「あの冒険者も、俺達が見つけてなければ、帰るのを待って宝だけ持って帰ったわけか」
「だろうな。尤もこの連中はヒットが隠し部屋を見つけた時点で諦めるべきだったわけで、襲いかかるなんてのは言語道断だがな」

 宝は見つけた時点で見つけた人物の物だ。それを力ずくで奪おうとすれば当然罪になる。殺されても文句は言えないということらしい。

「話はわかった。そのことは外では漏らさないと誓う」
「あぁ、助かるよ。それを聞けて安心した。それと今日持ち込んだ素材の報酬は受付で貰えるようにしてある。後、ゴブリンの討伐失敗と報告を受けていたが、実際はメリッサが戻ってきた上に事情が事情だから依頼達成に修正しておいた。勿論これはパーティーとしてではなく、メリッサ個人としての報酬になる」
「それについて気になるのだが、メリッサを置いて逃げた連中は何か罪に問われるのか?」

 メリッサが顔を伏せた。一応はパーティーを組んでいた相手だ。見捨てられたとは言え割り切れないのかもしれない。

「残念だがそれは難しい。うちに出来るのはメリッサ単独の依頼達成にすることぐらいだ。これがもし、ただメリッサを殺すという目的のためだけに置き去りにしたなら問題だが、生き残るために切り捨てる行為そのものを罰することは出来ないんだ」

 それは、確かに言われてみればそうかもしれないとヒットは考える。勿論ヒット自身は自分から仲間を見捨てようとは考えないタイプだが自分の考えだけが全てではない。一人を見捨てることで他の仲間も含めて全員が助かるという状況ならその選択が必ずしも間違っているとは言えず、当然冒険者ギルドがそれを罪とするわけにもいかないだろう。

「ヒット、私は大丈夫。納得しているから」

 メリッサを見るヒットに彼女が答えた。本当にいい子だなとヒットは思う。

「メリッサに納得してもらえて助かるよ。ただ、俺から見てヒットは仲間を裏切るようなタイプには思えない。それに実力も申し分ないしな」
「といっても俺もまだまだG級の新人ですよ」
「その件だが一応言っておくとヒットは実力で言えば間違いなくD級以上だ。ただ、ギルドの判定基準ではただ腕っぷしが強いってだけじゃ上のランクには上げられなくてな。どうしてもG級からのスタートになってしまうんだ」
「構いませんよ。俺だって、いきなりそんな上にいける器ではないと自覚してますので」
「そうか。だが、今の調子で依頼をこなしていけば順調にランクアップ出来ると思うがな。とにかく期待はしているよ。ただ、最後に一つ、あのスパイク達には気をつけてくれ」
「あいつらに何かあるんですか?」
「あぁ、正直言うとあいつらは色々怪しい面が多くてな。奴らと関わり合いになって急に冒険者を止めたり行方不明になったりするのがいるんだ」
「え~と、そんな連中をなぜ野放しに?」

 ヒットが思ったままの疑問をギルマスにぶつける。すると彼は眉を寄せ、困ったような顔で答えた。

「それを言われると辛いが、うちも連中を怪しいと思って色々調べてはいるんだが決め手となる証拠がみつからなくて、打つ手なしといったところなんだ。情けない話ではあるがな」

 つまり限りなく黒に近いグレーと言ったところなのだろう。ヒットからするとメリッサに強引に迫ってきた程度の相手という認識だったが、考えを改めた方が良さそうだ。

「わかったよ。気をつけるようにする」
「そうしてくれ。ただもし何か手を出して来るようなことがあったらすぐギルドに知らせてくれ。その時は全力で対応するからよ」

 ヒットとメリッサはそれに頷きそしてギルマスの部屋を辞去するのだった。
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