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茶会の始まり
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やがて、扉が音もなく開いた。
青と銀に縁取られた華やかなドレスが揺れ、王女がゆっくりと部屋に入ってくる。
それは金糸のような髪をより引き立て彼女の美しさを際立たせていた。
「お待たせいたしました、マダム・ガーネット」
澄んだ声が室内に満ち、イザベラはすぐさま立ち上がり深く一礼した。
「畏れ多くも、このようなお召しにあずかり、身に余る光栄にございます、王女殿下」
「本日はご足労くださり、心より感謝申し上げますわ。どうぞ、こちらへ」
「……こ、光栄に存じます、殿下」
膝を折り、丁寧に頭を下げながらも声がわずかに震えた。手袋越しでもわかるほど指先に汗が滲む。
王女は静かにイザベラの様子を見つめ、ふっと唇の端をゆるめた。
「肩の力を抜いて。今日は、ただの“茶話”ですもの。階級のことは忘れてくださって構いませんわ」
そんなわけにはいかないだろうと内心で苦笑いをしつつも「お気遣い感謝いたします」と震える声で告げる。
ただの話というが、そんなことで初対面の相手を呼び出すはずもない。王女の言葉によりイザベラはますます緊張して身を強張らせてしまった。
そんな二人は部屋を出て回廊を進み、やがて陽光の差し込む一室へと足を踏み入れる。
そこには、こぢんまりとした円卓と、数脚の椅子。窓辺には色とりどりの花をあしらった花瓶が置かれ、白磁のティーセットが静かに湯気を立てていた。
「さあ、どうぞおかけになって」
その声に促され、イザベラは恐る恐る席に着いた。
自分は今、王宮のサロンで王族と同じ席で茶をいただこうとしている。
この現実離れした光景が、現実だとはまだ信じられなかった。
まさか、自分がこのような場に招かれるとは――そう何度も思い返しては、そのたびに現実を確かめるように指先を組み直す。何らかの企みがあろうとも、しがない未亡人の自分に王宮に足を踏み入れる機会があろうとは想像すらしていなかった。いくら亡き夫が名門の侯爵だとしても、自分自身は王都ではほとんど名前も挙がらぬような家柄だ。こんな高貴な席にふさわしい立ち振る舞いができているのか、自信など到底持てなかった。
王女は静かに夫人の向かいに腰を下ろした。そして王女の侍女が音もなく近づき、銀盆を携えて茶を注ぐ。細やかな手つきで差し出されたのは薔薇をあしらった白磁のカップ。その中には淡い琥珀色の液体がゆらめいていた。
王女が手を伸ばし、そっと茶杯を取り上げる。イザベラも続いてそれに倣う。
「こちらのお茶は母国より取り寄せたものでございますの。お口に合えば幸いですわ」
その気品ある立ち居振る舞いを見て、イザベラの背後に控えていたセシリアは思わず目を見張った。
以前、ガーネット侯爵邸に不意に現れて幼子のようにセシリアに言いつのった人物と、今目の前にいる彼女が同一人物だとは到底思えない。よく似た別人だと言われても納得できるほど態度が違っていた。
「それでは、ありがたく頂戴いたします」
イザベラはにこやかに微笑んだまま、ゆっくりとカップを口元へ運んだ。
だが──彼女は一口たりともそれを飲もうとはしなかった。
「香りが非常に清らかでございます。殿下のご品位にふさわしい、奥深い味わいです」
ありていな感想を述べれば、王女はにこやかに微笑んだ。
何が入っているかも分からない物を嚥下することが如何に恐ろしいかはイザベラ自身がよくわかっている。
亡き夫との婚姻時代、地位を妬む者たちから幾度となく毒を盛られかけた経験がある。それゆえ、彼女は決して油断しない。
目の前の美しい王女は、義理の息子エリオットによからぬ想いを抱いている。
それ故セシリアを邪魔に思っていることも知っている。
既婚者に言い寄る女の性根が清らかであるとはとても思えない。かつて、今は亡き夫を狙う女達に嫌な目に遭わされた経験があるイザベラはそれをよく理解していた。
これから何を言われるか、また、何をされるかは分からないが、油断だけはしては駄目だ。
一見穏やかな微笑みを浮かべているように見えたが、イザベラの内心は張りつめた空気で満ちていた。
少しの油断が命取りになる――そのことを彼女はよく知っていた。
「ところで、本日、ガーネット侯爵はどのようにお過ごしでいらっしゃるのかしら?」
「え? エリオット……ですか?」
そう言った王女の瞳には真剣な光が宿っていた。世間話もなしにいきなり好きな男のことを尋ねてくるとは……とイザベラは呆気にとられた。
「……はい、義息子はガーネット公爵閣下の邸宅で勉学に励んでいると思われます」
「まあ! 努力家でいらっしゃるのね」
王女の眉がわずかに上がる。真に興味を引かれた様子だった。
「……以前、街でガーネット侯爵に助けていただいたことがあるのです」
「え? エリオットに?」
いきなり始まった思い出語りにイザベラは目を丸くした。
そんな彼女の様子などお構いなしに王女は話を続ける。
「わたくし、異国の街並みについはしゃいでしまって、人とぶつかってしまいましたの。それがガーネット侯爵だったのですが、彼は優しく手を差し伸べてくれて……」
「はあ……そうなのですか……」
「ええ、今でも、まるで絵物語から抜け出た王子様のような彼の姿をはっきりと思い出せますの……」
「はあ……」
うっとりと語る王女に、イザベラは曖昧な返事しか出来なかった。
急にエリオットのことを聞かれたと思ったら、今度は聞いてもいないのにエリオットとの出会いを語り始めた。
ただひとつ分かるのは、この王女はとんでもなく話が下手だということだ。
(初対面で、世間話もなくいきなり自分の興味のある話題を出してくるなんて……まるで幼子のようね)
最初は気品のある王女だと思っていたが、何の脈絡もなく好きな男の話で盛り上がろうとするあたり、王族として必要な話術に欠けていると分かる。いや、王族でなくとも初対面の人とは話をする際には相手のことを聞いたり、共通の話題を出したりして場を和ませようとしないだろうか。少なくともイザベラはそうだ。それで相手の人となりを知り、次にどういった話題を出すかを考える。
なのに、そういった過程を飛ばしていきなりエリオットの話題を出してくるあたり、王女は目の前にいるイザベラの反応にも人となりにも興味がないように思える。興味がある話題しか出さないなんて、まるで幼子のようだと呆れてしまう。王族は社交性や話術が必須のはずではないかと首を傾げそうになる。
その後も王女はエリオットの趣味や好きな食べ物、休日の過ごし方に至るまで矢継ぎ早に尋ねてきた。
とはいえども、イザベラはそこまでエリオットについて詳しくない。なので濁すような返答をし続けると、急に王女が語気を荒げた。
「どうして答えられないのです? わたくしには教えられないとでもおっしゃるの!?」
「え!? い、いいえ、滅相もございません! ただ、わたくしはエリオットが成人してからガーネット侯爵家に嫁ぎましたので、あまり関りがなかったのです。わたくしが存じ上げていないだけで、決して殿下にお伝えするのをためらっているというわけではございません!」
突然怒り出した王女にイザベラは慌てて弁明したが、王女は耳を貸そうとしなかった。
「うそ! うそよ! どうせあの女に言われているんでしょう? ああ、可哀想なお義母様……。あんな悪女の嫁に支配されて……」
突然、同情を滲ませた声で感情をぶつけてくる王女に、イザベラはただ呆気にとられるしかなかった。
青と銀に縁取られた華やかなドレスが揺れ、王女がゆっくりと部屋に入ってくる。
それは金糸のような髪をより引き立て彼女の美しさを際立たせていた。
「お待たせいたしました、マダム・ガーネット」
澄んだ声が室内に満ち、イザベラはすぐさま立ち上がり深く一礼した。
「畏れ多くも、このようなお召しにあずかり、身に余る光栄にございます、王女殿下」
「本日はご足労くださり、心より感謝申し上げますわ。どうぞ、こちらへ」
「……こ、光栄に存じます、殿下」
膝を折り、丁寧に頭を下げながらも声がわずかに震えた。手袋越しでもわかるほど指先に汗が滲む。
王女は静かにイザベラの様子を見つめ、ふっと唇の端をゆるめた。
「肩の力を抜いて。今日は、ただの“茶話”ですもの。階級のことは忘れてくださって構いませんわ」
そんなわけにはいかないだろうと内心で苦笑いをしつつも「お気遣い感謝いたします」と震える声で告げる。
ただの話というが、そんなことで初対面の相手を呼び出すはずもない。王女の言葉によりイザベラはますます緊張して身を強張らせてしまった。
そんな二人は部屋を出て回廊を進み、やがて陽光の差し込む一室へと足を踏み入れる。
そこには、こぢんまりとした円卓と、数脚の椅子。窓辺には色とりどりの花をあしらった花瓶が置かれ、白磁のティーセットが静かに湯気を立てていた。
「さあ、どうぞおかけになって」
その声に促され、イザベラは恐る恐る席に着いた。
自分は今、王宮のサロンで王族と同じ席で茶をいただこうとしている。
この現実離れした光景が、現実だとはまだ信じられなかった。
まさか、自分がこのような場に招かれるとは――そう何度も思い返しては、そのたびに現実を確かめるように指先を組み直す。何らかの企みがあろうとも、しがない未亡人の自分に王宮に足を踏み入れる機会があろうとは想像すらしていなかった。いくら亡き夫が名門の侯爵だとしても、自分自身は王都ではほとんど名前も挙がらぬような家柄だ。こんな高貴な席にふさわしい立ち振る舞いができているのか、自信など到底持てなかった。
王女は静かに夫人の向かいに腰を下ろした。そして王女の侍女が音もなく近づき、銀盆を携えて茶を注ぐ。細やかな手つきで差し出されたのは薔薇をあしらった白磁のカップ。その中には淡い琥珀色の液体がゆらめいていた。
王女が手を伸ばし、そっと茶杯を取り上げる。イザベラも続いてそれに倣う。
「こちらのお茶は母国より取り寄せたものでございますの。お口に合えば幸いですわ」
その気品ある立ち居振る舞いを見て、イザベラの背後に控えていたセシリアは思わず目を見張った。
以前、ガーネット侯爵邸に不意に現れて幼子のようにセシリアに言いつのった人物と、今目の前にいる彼女が同一人物だとは到底思えない。よく似た別人だと言われても納得できるほど態度が違っていた。
「それでは、ありがたく頂戴いたします」
イザベラはにこやかに微笑んだまま、ゆっくりとカップを口元へ運んだ。
だが──彼女は一口たりともそれを飲もうとはしなかった。
「香りが非常に清らかでございます。殿下のご品位にふさわしい、奥深い味わいです」
ありていな感想を述べれば、王女はにこやかに微笑んだ。
何が入っているかも分からない物を嚥下することが如何に恐ろしいかはイザベラ自身がよくわかっている。
亡き夫との婚姻時代、地位を妬む者たちから幾度となく毒を盛られかけた経験がある。それゆえ、彼女は決して油断しない。
目の前の美しい王女は、義理の息子エリオットによからぬ想いを抱いている。
それ故セシリアを邪魔に思っていることも知っている。
既婚者に言い寄る女の性根が清らかであるとはとても思えない。かつて、今は亡き夫を狙う女達に嫌な目に遭わされた経験があるイザベラはそれをよく理解していた。
これから何を言われるか、また、何をされるかは分からないが、油断だけはしては駄目だ。
一見穏やかな微笑みを浮かべているように見えたが、イザベラの内心は張りつめた空気で満ちていた。
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「ところで、本日、ガーネット侯爵はどのようにお過ごしでいらっしゃるのかしら?」
「え? エリオット……ですか?」
そう言った王女の瞳には真剣な光が宿っていた。世間話もなしにいきなり好きな男のことを尋ねてくるとは……とイザベラは呆気にとられた。
「……はい、義息子はガーネット公爵閣下の邸宅で勉学に励んでいると思われます」
「まあ! 努力家でいらっしゃるのね」
王女の眉がわずかに上がる。真に興味を引かれた様子だった。
「……以前、街でガーネット侯爵に助けていただいたことがあるのです」
「え? エリオットに?」
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「はあ……そうなのですか……」
「ええ、今でも、まるで絵物語から抜け出た王子様のような彼の姿をはっきりと思い出せますの……」
「はあ……」
うっとりと語る王女に、イザベラは曖昧な返事しか出来なかった。
急にエリオットのことを聞かれたと思ったら、今度は聞いてもいないのにエリオットとの出会いを語り始めた。
ただひとつ分かるのは、この王女はとんでもなく話が下手だということだ。
(初対面で、世間話もなくいきなり自分の興味のある話題を出してくるなんて……まるで幼子のようね)
最初は気品のある王女だと思っていたが、何の脈絡もなく好きな男の話で盛り上がろうとするあたり、王族として必要な話術に欠けていると分かる。いや、王族でなくとも初対面の人とは話をする際には相手のことを聞いたり、共通の話題を出したりして場を和ませようとしないだろうか。少なくともイザベラはそうだ。それで相手の人となりを知り、次にどういった話題を出すかを考える。
なのに、そういった過程を飛ばしていきなりエリオットの話題を出してくるあたり、王女は目の前にいるイザベラの反応にも人となりにも興味がないように思える。興味がある話題しか出さないなんて、まるで幼子のようだと呆れてしまう。王族は社交性や話術が必須のはずではないかと首を傾げそうになる。
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とはいえども、イザベラはそこまでエリオットについて詳しくない。なので濁すような返答をし続けると、急に王女が語気を荒げた。
「どうして答えられないのです? わたくしには教えられないとでもおっしゃるの!?」
「え!? い、いいえ、滅相もございません! ただ、わたくしはエリオットが成人してからガーネット侯爵家に嫁ぎましたので、あまり関りがなかったのです。わたくしが存じ上げていないだけで、決して殿下にお伝えするのをためらっているというわけではございません!」
突然怒り出した王女にイザベラは慌てて弁明したが、王女は耳を貸そうとしなかった。
「うそ! うそよ! どうせあの女に言われているんでしょう? ああ、可哀想なお義母様……。あんな悪女の嫁に支配されて……」
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