侯爵令嬢アリスティアの愛する人

わらびもち

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アリスティアの色香(R18要素有り)

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「あっ、あんっ、シグルド様……もう……」

「達しそうか? いいぞ、このまま……」

「あっ……ああんっ! はあぁんっ……!」

 陛下の膝の上で胸を吸われながら達してしまいました。

 初めて体に触れられた日から陛下は会うたびに私を愛でてくださいます。
 陛下の優しく丁寧な愛撫は私を日に日に淫らにさせ、今日はとうとう胸への刺激だけで絶頂するまでになりました。

「アリスティア、とうとう胸だけで達するようになったな」

「ふふ……シグルド様がお上手だからですわ」

「可愛いことを言う……。本当に、其方は可愛らしく美しく淫らだな……」

 絶頂後、必ず陛下は口付けをしてくださいます。
 
 はあ……これ、たまらなく好き……。

 私は自ら舌を絡め、陛下の首に両手を回して密着感を楽しみました。

 あん、もうっ、陛下ったら絶頂して敏感な胸を触っちゃ駄目ですわ!

「シグルド様……胸ばかりじゃなくて、下も……」

「おお、すまない。中も刺激してやらんとな」

「ああっ……指、いい……はぁんっ!」

 陛下の長くしなやかな指が蜜壺に侵入し、中をゆっくりと刺激します。
 初めて入れた時は1本でも苦しかったけど、今では3本余裕です。むしろ気持ちよくてたまりません。

 私の蜜壺は陛下によっていやらしく開花し、初夜に雄々しくたくましいモノを入れられることを待ち望んでおります。
 
 ああ、早く陛下と一つになりたいです……。

「アリスティア、ここは余の指をうまそうに呑み込んでおるぞ? キュウキュウ締め付けて……ここに雄を入れたらさぞかし気持ち良かろうな。初夜にて其方のここに入れるのが待ち遠しい」

「ああっ……シグルド様、私も貴方のを受け入れる日が待ち遠しいです。好き、好きですシグルド様……あぁんっ!!」

 陛下の巧みな指使いで私は潮を吹いてしまいました。
 もう、陛下ったらお上手すぎですわ。

「くっ……なんと可愛いのかアリスティア……! 早く王宮に其方を迎えたい……。迎えたらもう離さぬからな。毎晩其方を愛でてやろう!」

「あんっ……嬉しい……。でも、夜だけじゃ嫌ですわ?」

 今度は私が陛下を気持ちよくさせる番。陛下の下穿きをくつろげ雄を取り出し、そっと舌を這わせました。

「んっ……、よいぞ、昼夜問わずに其方を愛でようか……。ふ……うぅ……」

 くぐもったお声は色っぽくて素敵です。もっと気持ち良くなってほしい。

「あ……アリスティア、口淫が上手くなったな……。んん……」

 まあ、嬉しい。陛下に褒めていただくなんて光栄ですわ。

「く……胸で挟まれたら、もう……ううっ……」

 陛下の大好きな私のふくよかな胸で雄を挟み、先端を咥えたまま舌先で舐めまわすとすぐに子種が口の中に噴射されました。

「あ……ん、濃い……」

 飲み切れなかった分が口から垂れ、胸の谷間に零れ落ちました。
 零すなんてはしたないのに、どうしても量が多くて飲み切れません。

「はあ……いつ見てもいやらしい光景だ。アリスティアの美しい肌に余の子種がかかる様は……」

 私ははしたなくて恥ずかしいのですが、陛下はこの光景がお好きです。
 殿方は実に不思議な感性をお持ちなのね。

「心地よかったぞアリスティア。体を清めてやろう」

 終わった後はいつも陛下が手ずから私の体を丁寧に拭いてくださいます。
 そうされる度に大切にされているな、愛されているな、と実感できて幸せですね。

 体を清め服を整えた後、快楽の余韻に浸るように互いに抱き合い口付けを交わします。
 そうしていると、ふと陛下が真面目な顔に変わりました。

「アリスティア、其方は随分色香が増した。女は男に愛でられると色香が増すと言うが……正直ここまでとはな。今の其方は儚い美貌に妖艶な色香が合わさった危うい存在。そう、男を魅了する存在だ。決して家族以外の男に気を許してはならぬぞ。男は其方が思っている以上に凶暴で欲が強いのだからな……」

 この時の私はただ陛下が嫉妬してくださって嬉しい、などと甘くとらえておりました。
 
 そうではなく陛下は正しく私を理解し、正しく忠告してくださっていた。

 
 それを十分理解していれば……そう悔やむことになろうとは、この時考えもしなかったのです。

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