知力99の美少女に転生したので、孔明しながらジャンヌ・ダルクをしてみた

巫叶月良成

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第2章 南郡平定戦

第7話 大人げない大人の戦い

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 一応の自己紹介が終わると、そのまま昼食となった。
 なんと焼きそばで、素朴ながらも久しぶりの日本の味にちょっと感動。

 そして昼の休憩を挟んで政治の話になった。
 内容は今後の二国間の行動戦略について。連絡を密にして連携をとってエイン帝国に当たる事でとりあえずの合意は取れた。そこに更に貿易の話や、商人を紹介してもらう件などを盛り込んだので、かれこれ4、5時間は過ぎたようだ。
 話がひと段落したころには、窓から夕日が差し込む時刻になっていた。

 そんな長丁場で小難しい政治の話なんかしたのだから、正直頭から煙が出てもうどうでもいいやと投げ出したくなる気持ちでいっぱいだった。
 もちろんそれでは困るので、大まかなところは決めて詳細は本国のカルキュールとかに丸投げした。そんくらいは働けし。

 ちなみに部屋にいたのは俺と九神だけだ。
 この話になるやいなや水鏡は、

「わたし、そういう話は嫌いだから」

 と言って自分のカップを持って出て行ってしまった。
 あの無言のプレッシャーを受け続けるのは正直辛かったから安堵したものの、やっぱり嫌われたのかと思う哀しさもある。

 ただこの件については九神が、

「ま、しょうがないね。彼女はどちらかというと体を動かす方が好きなタイプだから。彼女ね、元は水泳の選手なんだって。オリンピックの選考会に選ばれるかも、ってレベルの」

 と言っていた。
 それなら仕方ないと思うと同時、彼女がオリンピック有望な水泳選手というのも驚いた。まったくそんな雰囲気を感じなかったのだ。
 もちろんどんな雰囲気なら良いのかと言われれば困るけど……。

 とにかくそんなわけで今。
 頭から煙が出ている俺を見た九神が提案してくれた。

「今日はもう終わりにしようか。少し外で熱を冷ますといいよ。この国は水が太陽を反射するし、遮る山や木々が少ないから昼は暑いけど、陽が落ちれば気温も下がって過ごしやすいんだ。それにこの王宮、意外と豪華なんだよ。庭には色んな植物を植えてるし、なんとプールもある。リゾート気分でちょっとくつろいで宿舎に戻るといいよ」

 正直あまり興味はなかったけど、確かに少し散歩して頭を冷やすのも良いと思って彼の案内に従った。
 それが最大の間違いだと気づかずに……。

 部屋から外に出ると確かに風が涼しい。
 陽は落ちかかっていて、石造りの王宮を赤く染める光景は見事の一言。
 石畳も冷えはじめて歩くのに困難はないし、一歩外れると芝生や木々の緑が目に優しいのもマルだ。
 ハワイどころか沖縄にも行ったことのない身だから、こういう南国の雰囲気は新鮮で小旅行に来たような思いを抱く。

「確かに陽が落ちると暑くないな」

「そう、だからこれからの時間働く人間も少なくない。もちろん昼に働く人も多いから、半々くらい。つまり24時間稼働。夜の街。歌舞伎町ってことさ」

「いや、多分違うだろ」

 などと雑談を交わしつつ、ぶらぶらと歩く。

 思えばこうやってのんびり散歩したのはいつ以来だろうか。
 この世界に来た時からひたすらに走り続け、独立が成ってからもひたすらに働き続けた。唯一の平穏がハカラのクーデータの時だったが、その時も外をぶらつくことはなかった。

 だから久しぶりの夕涼み散歩に心の癒しを求めていると、それをぶち壊す聞き覚えのある声が聞こえてきた。

「だーかーらー! そういうのじゃないって言ってるでしょ!」

 ニーアの声だ。
 相手の声は聞こえないが、何かもめているらしい。

 しょうがない奴だ、と思うと同時、これだけの時間を待ちぼうけしていたのだ。
 あいつも暇だったのだろうと思うとちょっとかわいそうになってくる。しょうがない、晩飯はニーアの愚痴に付き合ってやるか。

 そう思って見えてきたニーアの後ろ姿に声をかける。

「おい、ニーア。待たせた。今日は戻る――――――――」

 振り向いたニーアはスクール水着だった。

 目をこすってもう一度見る。
 スクール水着だった。

 スクール水着姿のニーアがいた。

 大事なことなので3回言いました。

 しかもそこまで豊かではない胸元に『にーあ』とひらがな表記で書かれているのが芸が細かい。

 待て待て、落ち着け。
 なんでこの世界にスクール水着があるんだ?
 そしてなんでこの馬鹿はそれを何の疑いもなく着てるんだ?

「ふふっ、商売の鉄則は『あり得ないと思うものを売る』だからね」

「お前のせいか!」

 この国のトップが元凶だった。最悪だ。

「おかげで売れ行きは絶好調さ。抵抗面積が少ない分、泳ぎやすいと言う事で男女問わずに爆売れさ。1着どうだい、アッキー?」

「全力でお断りする」

 てかなんでスクール水着だよ。
 しかも男女問わずって。男も着てるってこと?
 ヤバい、想像したら立ち眩みが……。いや、海パンってことだよね? そうだよね?

「あ、ジャンヌ! 遅いよ。てか聞いて! こいつ、ひどいの!」

 ニーアが半泣きの顔で指し示すのは水鏡だった。
 水鏡は眼鏡をくいっと上げる動作をして、

「このプールは王室専用のもの。許可なき人間が勝手に使っていい物じゃない」

「だから! 使っていいって許可もらったの!」

「いつ? 誰に? どこで? 何時何分? その前に貴女が幻覚を見ていないか薬物反応のチェックをさせてもらっても?」

「ぐがー! あたしこいつ、嫌い!」

 まぁそうだろうなぁ。
 直情径行のニーアと、論理と冷徹武装の水鏡じゃあ水に油だ。

「ニーア。とりあえず経緯を教えてくれ。俺と別れてから何をした?」

「えっと、宮殿探検も飽きて、どうしよっかなーって思ってたところに、アマンが来たの。それでご飯奢ってくれるっていうから、ついていったの」

 アマンというのは多分、あまつのことだろう。
 そのお誘いが単に副使へのもてなしなのか、それともあわよくばという下心があったのかは知らない。前者だと信じたい。

「あ、ちなみにここには抜け道、落とし穴、伏兵、釣り天井、金銀財宝はなかったから安心して!」

「ソウデスカー」

 ニーアの意味不明な行動に、返事がカタコトになってしまった。

 こいつ、本当に何をしてたんだ?
 王宮になんでトラップが仕掛けられてると思ったんだよ。てか金銀財宝を探すな。

「それでご飯食べた後、腹ごなしにって連れられたのが軍の練兵所で。100人くらいが訓練しててさ。それでアマンが『一緒にどうですか』って言ってくれたから、ちょっと何十人かボコッたら追い出されちゃって」

 相変わらずチート&フリーダムな奴だな。

「お金もないし外に出られないしで、ぶらぶらと歩いてたらこんな水たまりがあるじゃない? 泳ぐしかないっしょ、って思ったところに優しいおじさんが来て――」

『ほぅ、お嬢さん。このプールで泳ぎたいのかい。うーん、でもここは王室専用だからね。え、なんですって? 仲間外れにされて暇だと。あぁ、なんて可哀そうなお嬢さんなんだ。よろしい。私が管理者に掛け合ってプールを遣わせるようお願いしてみましょう。これでもわたくしは王にかなりの信認を得ていますから。任せなさい。おや、とはいえお嬢さんはどうやら水着を持っていない様子。ええ、プールには水着を着ていないと入れないのです。しかしご安心あれ。ここに今シータ王国で大人気の水着がちょうどありますよ。これは売れ筋商品でしてね。今ここにあるのが最後の一着。本当は王様に収めようと持ってきたのですが……いえいえ、ここで会ったのも何かの縁。お嬢さんにお譲りしましょう。なに、これ以外にも献上品はいくらでもあります。とはいえさすがにタダと言うわけにはいきませんので。え、お金はない? でもオムカに戻ればジャンヌが払ってくれる? ほぅ、もしかしてジャンヌとはあのオムカを独立に導いたジャンヌ・ダルク様で? ええ、ええ。それで構いません。わたくしはジャンヌ様にも懇意にさせていただいておりますので。ではこの国での商談が終わりましたらオムカの方へお伺いさせていただきますので、お代はその時に。ささ、どうぞどうぞ。あ、その前にお嬢さんのお名前はなんでしょう。いえ、ただこの水着には胸元に名前を書くのが流儀でして。はい、大丈夫です。わたくしがしっかりと書かせていただきます。これもサービス料金となりますが』

「というわけで、ジャンヌに立て替えといた。50万だって、よろしこー」

「ふざけんな!」

 ぼりすぎだろ!
 てか怪しさ満点! 優しいおじさんというか胡散臭いおじさんだ。

「で、そのおじさんがくれた水着で遊んでたら、急にこの女が来て」

「自室で休んでいたところ、変な人物がいるってたたき起こされたの。正直迷惑。でも決まりは決まりだから」

 それでこの言い合い、か。
 というかその商人、怪しい以前に色々と気になるところがある。

「この王宮は部外者が入れるようになってるのか?」

「普段はそうだね。誰でも来ていいことにしてるから基本門は開いてる。ただ今日はアッキーとの約束があったから、目通りはなしと言って門は閉めていたんだけど」

「なるほど、はっきりした。相手はプレイヤーだ」

「何だって?」

「謁見の予定にもなく、門を閉めた状態で入ってくるという点。それに俺に懇意にしてもらってるなんて言ってるが、俺はそんな商人知らない。じゃなきゃさっきの場で商人を紹介してくれ、なんて頼むわけないだろ」

「それもそうか」

「そして何より、これだ」

 ニーアの胸元を指さす。
 そこに書かれている『にーあ』という文字。

「ここに書かれているのはひらがなだ。この世界はラインツ語っていう文字を使ってるんだろ。だから普通の商人ならここもラインツ語で書いてしかるべきだ。だがこれはひらがな。これを知っている人間は? そう考えたら日本出身のプレイヤーしかいない。簡単な推理だよ、ワトソン君?」

 ちょっとキザっぽく言ってみたけど、こんな子供だましの推理でどや顔するのも大人げないな。

「あー、なるほど。そりゃそうだよなぁ」

「それくらいでどや顔しないで。わたしもそれくらい分かったし」

 九神が感心したように何度も頷くのに対し、水鏡はそっぽを向いてしまった。
 てか水鏡。その態度、逆に気づいてなかったように思えるんだけど。ま、いっか。

あきら、商人のプレイヤーなんてあなた以外にいた?」

「……覚えがないかな。あるいはここ数か月で来た野良のプレイヤーか」

「あるいは敵の刺客か」

 一番可能性が高いものを俺は口にした。
 すると九神も水鏡も顔をしかめる。
 それもそうだろう。暗殺という対象に一番近いのがこの2人なのだから。そしてそれは俺自身にも言えること。

「なぬ! ジャンヌを暗殺!? 許せん、あのおじさん。飴もくれたからいいおじさんだと思ったのに!」

 ニーア、お前はちょっと自重しろ。
 しかし、これはまた面倒なことを引き起こしてくれたものだ。

「状況は分かった。とりあえずお互いに身の回りは気を付けよう。それよりなにより、この国のしきたりを破って迷惑をかけしてしまったこと、国の代表の正使として深く謝罪します」

 俺が九神に、そして水鏡に頭を下げる。
 せっかく落ち着いた同盟の話、こんなことでふいにしたくはない。

「うん、まぁ別にそれくらいはいいけど。てかほったらかしにしたこちらにも非があるし。天の野郎……やるなら最後までしっかりおもてなししとけっつーの」

 九神は仕方なさそうにため息をつく。

「そんな、ジャンヌが謝ることない! 悪いのはあたしだし! てかこの女だし!」

「なんでわたしが悪者なの。悪いのは決まりを破ったそっち」

「じゃあちゃんと書いておいてよ! みんなに見えるようにさ!」

「そうしておく。二度と馬鹿が寄り付かないように、赤ちゃん言葉で」

「バカっていうなー! バカって言った方がバカなんだぞー!」

「その言葉を持ち出す方が馬鹿よ。言った方が馬鹿なんて理論、何ら論理的でも科学的にもない。だからその理論を持ち出す方が馬鹿」

 言い合いがエスカレートして、逆にしょうもない次元の言い合いになってきた。
 こうなると国と国が、とか言うのも馬鹿らしい。
 そんな風に思ってみていると、話が思わぬ方向に波及し始めた。

「そんなわけわかんない事言って! どうせあんたなんか、ジャンヌの魅力の前にはイチコロなんだから!」

「はぁ? なんでそこで男女おとこおんなが出てくるの? てゆうか何? この男女おとこおんなの何が良いわけ?」

男女おとこおんな言うな! ジャンヌはね、ジャンヌはね! 柔らかいんだぞ!」

「だから? それと男女おとこおんなであることと何の関係性があるの?」

「むっきー! ジャンヌ! こいつ、勝負! わたし、する、勝負!」

 だからなんでカタコトなんだよ。

「いや、ダメだろ。それこそ国と国の問題になるし。なぁ、九神」

「よし、やろうか」

「ほら、この国のトップがこういうんだ。大体お前は俺の言う事を――って、えぇ!?」

 相変わらずのノリツッコミ。
 本当にクロエからうつったのかなぁ、この芸風。
 じゃなく!

「明。そういうのは困る」

 ほら、当の水鏡も困惑気味だ。
 俺は慌てて九神に視線を戻すと、彼は陽気に笑う。

「ま、いいんじゃん。今まで争ってた国がいきなり仲良くするんだ。本音で語り合うこともガス抜きも必要だよ。さてさて、会場と催しと告知の準備をしなきゃ」

「会場って……どれだけ大規模でやるつもりだよ」

「この国はお祭り大好きだからね。これから告知して会場設定して、明後日にはなんとか開催できるだろ」

「そのこころは?」

「チケットに屋台に宿泊にお土産、ふふふ、お金の匂いがする……」

 …………はぁ、どうして俺の周りにはこんな奴しかいないんだろう。
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