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第2章 南郡平定戦
第34話 南郡救援7日目・和議
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「こ、殺さぬというのか!? それは決定なのか!?」
ワーンス王が素っ頓狂な声を出す。
ここはワーンス王都の玉座の間。そこで俺はワーンス王とその廷臣に囲まれ、頭を下げていた。
「いえ、私ごとき他国の臣下たる者が何故そのような決定権を持ちましょうか。殺さない方が良いのでは、と助言をするだけでございます」
「む……だ、だが、なぜだ? 奴は自らの父を追放し、民を苦しめ、トロンの王族を皆殺しにし、我らも殺そうとしたのだぞ!?」
「確かに危険でしょう。ですがそんな危険な男を許したと聞けば、人々はどう見るでしょうか。慈悲深くお優しい国王としてワーンス王を見るのは間違いありません。幸か不幸か今回の戦で南郡の兵力に差がなくなりました。すなわち武力による格付けがしづらくなったということです。そこで王の名声が上がれば、必然的にワーンスへと人が集まり、他の国もワーンスに従うことになりましょう。そうなればドスガがどれだけ不満を述べようとも、もはや抗うことはできません」
「わ、わしに従うのか。南郡の全てが」
ワーンス王の目に光が宿る。
それを見て、廷臣から異議があがる。
「ジャンヌ殿! 我が国を救ってくださったことは確かに感謝いたすべきこと。しかしながら、王をそのような佞言で惑わさないでいただきたい!」
「その通りだ! そもそもドスガ王を許せば、殺された者は納得すまい! 特に王を殺されたトロン王国が黙ってはおらんぞ!」
まぁ正論だな。
でもこれも想定通り。
「果たしてそれでうまくまとまりますか?」
「なんだと……?」
初老の廷臣が困惑しながらも俺を睨みつける。
「ドスガ王は圧政を行う暴君でしたが、長く続いた王朝の正統なる継承者と聞きます。国民に人気がないとはいえ、王室に対する敬意は残っているはず。それを無視して王を処刑すれば、ドスガ王国の反感を買うでしょう」
「だ、だがしかし……圧政を逃れた国民は豊かになるのなら文句は言わんだろう!」
「国民は理屈より感情で動くものですよ。なにより未来の三食より今日の一食が重要なのです。もし国民が納得したとして、軍はどうです? 四天王と言われた人物を2名ほど討ち取りましたが、残った3人はまだ健在です。王の仇を討つとして、攻めて来る可能性は大いにあるでしょう。我々オムカがいなくなった後、その復讐に燃えた軍を撃退できますか?」
「そ、それは……」
この場にあの大柄の将軍がいなくて良かったと思う。
断固として戦うと主張して、そして死ぬだろう。
だがここにいるのは文官ばかり。
この国は軍の規模が小さいこともあり、民政の方が立場が強いらしい。
ともあれ、この脅し文句は効果てき面だった。
しばらく王を含めて議論が続いたが、どれも消極的なものに収まった。
「うむ、分かった。で、ではドスガ王は処刑しないことにする。だがジャンヌ殿。ドスガから人質を取るくらいはしても良いと思うのだが……」
「ええ、それは当然でしょう。むしろ王自身をしばらくこのワーンスにとどめておくのが良いかと存じます。あくまで王族への敬意を忘れず、丁重に扱い、いずれ時期が来たら国へ返すと約束すれば下手な真似はしないでしょう」
「そ、そうか! そうだな! それがいい。うん、そうしよう!」
うーん、この人。やっぱりなんか不安だ。
部下にすべて任せるのと、何も考えないとでは全く意味が違う。前者は信頼、後者は責任放棄ということだ。
この人は完全に責任と思考を放棄しているようにしか見えない。そもそも他国の俺の言葉をこうも鵜呑みにするのは危険だというのに。
……周りに有能な人がいないということなのかもしれないけど。
とはいえ俺が口出しすることではない。
俺たちオムカにとって有利な状況に持ってこれたのは、その王自身の性質のおかげともいえるからだ。
あとは急がず焦らず、南郡の属国化という策を進めればいい。
方針が決まったことに祝辞を述べ、俺は退室する。
多分、俺は悪い顔をしてるだろう。
親切を押し付けて、後々その代金を徴収する。
やろうとしているのは詐欺師そのものだからだ。
けどそれでも、やらないと俺たちの国が滅びる。
そして俺たちが元の世界に帰れなくなる。
だから心を鬼にしてでもやると決めた。数ある方法の中で、最も血が流れない策だというのが少しでも罪滅ぼしになればいいが。
それもまた、自分の独りよがりな独善なのかもしれないけど。
暗鬱とした心持ちのまま王宮を出る。
そこにはジルが待っていた。
「お疲れさまでした」
そう声をかけてきたジルに俺は一瞬、何を返すべきか迷った。
まだちょっと顔を合わすのは少し恥ずかしい。
いや、何を乙女みたいなことを言ってるんだ。
問題ない。
何も問題は、ない。
「うん」
小さく頷いてジルの脇を抜ける。
それに合わせてジルが歩調を合わせる。
呼吸が合った気がして、ちょっと嬉しい気分になった。
「ブリーダは?」
その嬉しさを隠すために、あえて違う男の名前を口にした。
今回の戦の立役者となった者の名だ。
「すでに王都バーベルに発ちました」
「そうか。疲れているだろうに、申し訳ないことをしたな」
今回の策の要(かなめ)となったのがブリーダだった。
そもそも南郡に1万を連れて行けば王都はほぼ空となる。
そこで万が一に備え、ブリーダは王都に残していった。
対外的にはそういうことになった。
オムカの強さを南郡に知らしめるため、圧勝が必要だったから戦力を出し惜しみしてられない。
南郡への出発の日、ブリーダには数日遅れで王都を出て、可能な限り最速でワーンス王国へ向かうよう指示した。
そして今日。
ブリーダが到着を知らせる鉄砲の音が響き、俺もこれから始めると知らせるために鉄砲を断続させて撃った。増援が来たとしても、敵には丘が遮って見えなかっただろう。
あとは結果の通り。
ブリーダが背後に襲い掛かり敵を足止めしている間に、ジルとサカキがドスガ王を捕らえた。
すべて機動力に特化したブリーダの遊撃隊がいてこその戦法で、それに十全に応えてくれたブリーダの功績は大きい。
だからこそ、戦闘の後すぐに王都へ走ることになったブリーダには申し訳なく思う。王都を空にしておけないというのは事実だし、それをちゃんと分かってくれているブリーダには感謝してもしきれない。
帰ったらマリアに十分に褒賞を出してもらおう。
「それで、ワーンス王はなんと?」
ジルが話を変えた。
ドスガ王のことだろうから端的に答える。
「殺さないことに決まった」
「そう、ですか」
「不満か?」
「はい。あのような男を生かしておいては後のためになりません。時を置けばきっとまた背くでしょう」
「ジルにそこまで言わせるとはなかなかの男だな」
「からかわないでいただきたい」
「冗談じゃないさ。でもあそこで殺したら、巡ってマリアの名が傷つく。オムカはワーンスの要請によって来ただけなのにドスガ王を殺した。そうしたら『あ、オムカは援軍に来たのではなく侵略しに来たんだな』と誰もが思うに違いない。そうなったら泥沼だ。ワーンスも牙をむく」
「しかし、もし向こうから従属の申し出が来たらどうするのです?」
「あっちから来る分にはいいんだよ。選択権は向こうにあるからな。ま、今の段階じゃそんなことないとは思うけど」
「……そこまでの深謀、恐れ見ました」
「ま、きっとあいつはまた背く。その時は遠慮なく滅ぼすしかないってわけだ」
というかそれを望んでいるのだから、我ながら嫌気がする。
最初に圧倒してオムカの力を見せつける。ただ火種を残したまま俺らが帰国すれば、きっとまた南軍はドスガ王を中心に荒れることになる。
そこまで見越しての派兵、そして処刑の反対意見だった。
一度は許した。けど裏切ったから討伐した。
そんな南郡制圧の大義名分を得る。そのためのこの出兵だったのだ。
「あ、そこでですね。フィルフ国王から重要なお話がしたいから来ていただきたいと」
「フィルフ? あの中央国のか?」
「はい」
さて、なんの用だろうか。
ワーンス王を飛び越して、面識もなにもない俺と話がしたいなど。
だがここで悩んでいてもしょうがない。
しかも相手は一国の王だ。俺に断る権利はない。
ワーンスの王宮の一角にある客間。
そこにワーンス以外の南郡の王が住まわされていた。なんて言えば聞こえがいいが、要は交渉が終わるまで人質として軟禁されているのだ。
フィルフ王がいたのはそんな一室だ。
俺はワーンス王国の警備兵に来訪を告げると、はきはきした様子で中に通された。
そこは広さ5メートル四方ほどの部屋。一人で生活する分には申し分ない広さだが、王族から見れば犬小屋も同然の広さだろう。
だがその中央の椅子に座る初老の男は、そんな不平を一片も見せずに静かに座っていた。
それこそが、南群の中央に位置するフィルフ王国国王の姿だった。
ワーンス王が素っ頓狂な声を出す。
ここはワーンス王都の玉座の間。そこで俺はワーンス王とその廷臣に囲まれ、頭を下げていた。
「いえ、私ごとき他国の臣下たる者が何故そのような決定権を持ちましょうか。殺さない方が良いのでは、と助言をするだけでございます」
「む……だ、だが、なぜだ? 奴は自らの父を追放し、民を苦しめ、トロンの王族を皆殺しにし、我らも殺そうとしたのだぞ!?」
「確かに危険でしょう。ですがそんな危険な男を許したと聞けば、人々はどう見るでしょうか。慈悲深くお優しい国王としてワーンス王を見るのは間違いありません。幸か不幸か今回の戦で南郡の兵力に差がなくなりました。すなわち武力による格付けがしづらくなったということです。そこで王の名声が上がれば、必然的にワーンスへと人が集まり、他の国もワーンスに従うことになりましょう。そうなればドスガがどれだけ不満を述べようとも、もはや抗うことはできません」
「わ、わしに従うのか。南郡の全てが」
ワーンス王の目に光が宿る。
それを見て、廷臣から異議があがる。
「ジャンヌ殿! 我が国を救ってくださったことは確かに感謝いたすべきこと。しかしながら、王をそのような佞言で惑わさないでいただきたい!」
「その通りだ! そもそもドスガ王を許せば、殺された者は納得すまい! 特に王を殺されたトロン王国が黙ってはおらんぞ!」
まぁ正論だな。
でもこれも想定通り。
「果たしてそれでうまくまとまりますか?」
「なんだと……?」
初老の廷臣が困惑しながらも俺を睨みつける。
「ドスガ王は圧政を行う暴君でしたが、長く続いた王朝の正統なる継承者と聞きます。国民に人気がないとはいえ、王室に対する敬意は残っているはず。それを無視して王を処刑すれば、ドスガ王国の反感を買うでしょう」
「だ、だがしかし……圧政を逃れた国民は豊かになるのなら文句は言わんだろう!」
「国民は理屈より感情で動くものですよ。なにより未来の三食より今日の一食が重要なのです。もし国民が納得したとして、軍はどうです? 四天王と言われた人物を2名ほど討ち取りましたが、残った3人はまだ健在です。王の仇を討つとして、攻めて来る可能性は大いにあるでしょう。我々オムカがいなくなった後、その復讐に燃えた軍を撃退できますか?」
「そ、それは……」
この場にあの大柄の将軍がいなくて良かったと思う。
断固として戦うと主張して、そして死ぬだろう。
だがここにいるのは文官ばかり。
この国は軍の規模が小さいこともあり、民政の方が立場が強いらしい。
ともあれ、この脅し文句は効果てき面だった。
しばらく王を含めて議論が続いたが、どれも消極的なものに収まった。
「うむ、分かった。で、ではドスガ王は処刑しないことにする。だがジャンヌ殿。ドスガから人質を取るくらいはしても良いと思うのだが……」
「ええ、それは当然でしょう。むしろ王自身をしばらくこのワーンスにとどめておくのが良いかと存じます。あくまで王族への敬意を忘れず、丁重に扱い、いずれ時期が来たら国へ返すと約束すれば下手な真似はしないでしょう」
「そ、そうか! そうだな! それがいい。うん、そうしよう!」
うーん、この人。やっぱりなんか不安だ。
部下にすべて任せるのと、何も考えないとでは全く意味が違う。前者は信頼、後者は責任放棄ということだ。
この人は完全に責任と思考を放棄しているようにしか見えない。そもそも他国の俺の言葉をこうも鵜呑みにするのは危険だというのに。
……周りに有能な人がいないということなのかもしれないけど。
とはいえ俺が口出しすることではない。
俺たちオムカにとって有利な状況に持ってこれたのは、その王自身の性質のおかげともいえるからだ。
あとは急がず焦らず、南郡の属国化という策を進めればいい。
方針が決まったことに祝辞を述べ、俺は退室する。
多分、俺は悪い顔をしてるだろう。
親切を押し付けて、後々その代金を徴収する。
やろうとしているのは詐欺師そのものだからだ。
けどそれでも、やらないと俺たちの国が滅びる。
そして俺たちが元の世界に帰れなくなる。
だから心を鬼にしてでもやると決めた。数ある方法の中で、最も血が流れない策だというのが少しでも罪滅ぼしになればいいが。
それもまた、自分の独りよがりな独善なのかもしれないけど。
暗鬱とした心持ちのまま王宮を出る。
そこにはジルが待っていた。
「お疲れさまでした」
そう声をかけてきたジルに俺は一瞬、何を返すべきか迷った。
まだちょっと顔を合わすのは少し恥ずかしい。
いや、何を乙女みたいなことを言ってるんだ。
問題ない。
何も問題は、ない。
「うん」
小さく頷いてジルの脇を抜ける。
それに合わせてジルが歩調を合わせる。
呼吸が合った気がして、ちょっと嬉しい気分になった。
「ブリーダは?」
その嬉しさを隠すために、あえて違う男の名前を口にした。
今回の戦の立役者となった者の名だ。
「すでに王都バーベルに発ちました」
「そうか。疲れているだろうに、申し訳ないことをしたな」
今回の策の要(かなめ)となったのがブリーダだった。
そもそも南郡に1万を連れて行けば王都はほぼ空となる。
そこで万が一に備え、ブリーダは王都に残していった。
対外的にはそういうことになった。
オムカの強さを南郡に知らしめるため、圧勝が必要だったから戦力を出し惜しみしてられない。
南郡への出発の日、ブリーダには数日遅れで王都を出て、可能な限り最速でワーンス王国へ向かうよう指示した。
そして今日。
ブリーダが到着を知らせる鉄砲の音が響き、俺もこれから始めると知らせるために鉄砲を断続させて撃った。増援が来たとしても、敵には丘が遮って見えなかっただろう。
あとは結果の通り。
ブリーダが背後に襲い掛かり敵を足止めしている間に、ジルとサカキがドスガ王を捕らえた。
すべて機動力に特化したブリーダの遊撃隊がいてこその戦法で、それに十全に応えてくれたブリーダの功績は大きい。
だからこそ、戦闘の後すぐに王都へ走ることになったブリーダには申し訳なく思う。王都を空にしておけないというのは事実だし、それをちゃんと分かってくれているブリーダには感謝してもしきれない。
帰ったらマリアに十分に褒賞を出してもらおう。
「それで、ワーンス王はなんと?」
ジルが話を変えた。
ドスガ王のことだろうから端的に答える。
「殺さないことに決まった」
「そう、ですか」
「不満か?」
「はい。あのような男を生かしておいては後のためになりません。時を置けばきっとまた背くでしょう」
「ジルにそこまで言わせるとはなかなかの男だな」
「からかわないでいただきたい」
「冗談じゃないさ。でもあそこで殺したら、巡ってマリアの名が傷つく。オムカはワーンスの要請によって来ただけなのにドスガ王を殺した。そうしたら『あ、オムカは援軍に来たのではなく侵略しに来たんだな』と誰もが思うに違いない。そうなったら泥沼だ。ワーンスも牙をむく」
「しかし、もし向こうから従属の申し出が来たらどうするのです?」
「あっちから来る分にはいいんだよ。選択権は向こうにあるからな。ま、今の段階じゃそんなことないとは思うけど」
「……そこまでの深謀、恐れ見ました」
「ま、きっとあいつはまた背く。その時は遠慮なく滅ぼすしかないってわけだ」
というかそれを望んでいるのだから、我ながら嫌気がする。
最初に圧倒してオムカの力を見せつける。ただ火種を残したまま俺らが帰国すれば、きっとまた南軍はドスガ王を中心に荒れることになる。
そこまで見越しての派兵、そして処刑の反対意見だった。
一度は許した。けど裏切ったから討伐した。
そんな南郡制圧の大義名分を得る。そのためのこの出兵だったのだ。
「あ、そこでですね。フィルフ国王から重要なお話がしたいから来ていただきたいと」
「フィルフ? あの中央国のか?」
「はい」
さて、なんの用だろうか。
ワーンス王を飛び越して、面識もなにもない俺と話がしたいなど。
だがここで悩んでいてもしょうがない。
しかも相手は一国の王だ。俺に断る権利はない。
ワーンスの王宮の一角にある客間。
そこにワーンス以外の南郡の王が住まわされていた。なんて言えば聞こえがいいが、要は交渉が終わるまで人質として軟禁されているのだ。
フィルフ王がいたのはそんな一室だ。
俺はワーンス王国の警備兵に来訪を告げると、はきはきした様子で中に通された。
そこは広さ5メートル四方ほどの部屋。一人で生活する分には申し分ない広さだが、王族から見れば犬小屋も同然の広さだろう。
だがその中央の椅子に座る初老の男は、そんな不平を一片も見せずに静かに座っていた。
それこそが、南群の中央に位置するフィルフ王国国王の姿だった。
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