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第2章 南郡平定戦
第35話 南郡救援7日目・老王の対談
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「おお、これはこれは。わざわざ起こしいただきかたじけない」
しかもかなり腰が低く、まだ名乗りもしていないのに立ち上がると、こちらに近づいて手を握って来た。
その物腰に不快なものは1つもない。瞳も好々爺然とした優し気で、王というより引退したお爺ちゃんと言った方が良く似合う男性だった。
「オムカ王国軍師のジャンヌ・ダルクです。こちらは第一師団長のジーン・ルートロワ」
「初めまして、フィルフ王。ご尊顔を拝しまして至極恐縮にございます」
「いやいや、第15代フィルフ国王――なんという肩書も今や虚しい限りじゃ」
「お戯れを……」
「戯れで言えることでもないわ。今回の戦で南郡の行く末は見えた。まず滅ぶのは我が国よ」
「そんなことは――」
否定しようと思ったが、王の瞳を見て言葉が止まる。
何かすべてを諦めているような、それでいてすべてを見透かしているような瞳。嘘を言ってもすぐに見抜かれるような気がしてならない。
だからはっきりと首を縦に振った。
「はい、おそらくそうなるでしょう。国力的にも、立地的にも貴国は圧倒的に不利です」
「ほっほ。軍事の天才にお墨付きをもらったのじゃな」
「そんな、天才など……」
「うむ、謙遜は美徳なり。だが腹芸はまだまだのようじゃの」
「……っ!?」
この人。気付いているのか、俺の狙いを。
南郡をオムカ領に組み込もうとするのを。
ここでその野心を暴かれたら終わりだ。しかもそれを暴露するのが一国の王だ。虚実など関係なくそれが事実として広まり、二度とオムカに心を寄せる人間は皆無になるだろう。
ごくりと唾を飲み込む。
だがフィルフ王はふっと視線を和らげ、少し視線を外して言葉を続ける。
「だがわしもまだ現役で国王だ。王として国民を守る責務がある」
「素晴らしい覚悟だと存じます」
それはフィルフ王の王としての在り方だけでなく、おそらく見抜いていながら話を変えたことに対する賛辞だった。
それを分かってか、フィルフ王は小さく笑みを浮かべると、
「覚悟だけあっても実力が伴わなければ何もできんよ。貴国の軍のようにな。よく鍛えられている。そして皆が何のために戦うか、それをしっかりと理解しているからあれほど強力なドスガ軍を一撃のもとに粉砕してしまった」
「兵たちに伝えましょう。一国の王の賛辞を受けるなど、光栄なことです」
「なんの、事実じゃて。それに比べてわが軍は弱い。もしかしたらワーンスにも勝てず、南郡最弱かもしれんの」
「いえ、もう南郡に争いはないのですから、その心配は杞憂でしょう」
会話をしながら脳を働かせる。
話の流れの行く先が見えない。
何のために俺たちを呼んだのか。
何のためにこの会話をしているのか。
それをさっさと読まないと、取り返しのつかないことになりかねない。
だがその後も、話の内容はあっちに飛びこっちに飛び、まったく要領を得ない会話となっていた。
俺もジルも先の見えない展開に少しばかり脳の疲労を覚え始めたころ、
「さて――そろそろ本題と参ろうか」
フィルフ王が姿勢を正し、そう切り出した。
途端、室内の空気が一変した気がした。
そして目の前にいる男も変わった。
そこにいるのは好々爺ではなく一国を背負う老王そのもの。温和な瞳は、厳しい眼差しを浮かべ、きゅっと結ばれた口元には明確な意思を感じる。
自身が言った通り、ここからが本題、勝負だ。
そう思うとごくりと唾を飲み込む。
一体どんな話が飛び出すのか。
腹に力を込めて、王が口を開くのを待ち――
「我がフィルフは貴国、オムカ王国に対し従属を申し入れる」
「……………………へ?」
耳を疑った。
ジルを見る。目を丸くして、こちらを見返してきた。
どうやら聞き違いではないらしい。
従属?
フィルフ王国が、オムカに?
「聞き間違いでなければ、今、我が国に対し、その……」
「言いにくいのであればもう一度言おうか。フィルフ王国は我が権限を持って、オムカ王国に従属申し上げる。あとで女王陛下に渡す親書も書こう」
聞き間違いでも勘違いでも認識違いでもないようだ。
さっきありえないと否定したからまだ信じられない。だが現実だ。
「何も不思議なことはないぞ。我が国には他国に立ち向かう軍勢はない。ならば強い国に庇護を求めるのは当然であろう? オムカ王国は精強でその武威を存分に見せつけた。ならばオムカに従うのは至極当然」
「従属してやるから守れ、そういうことですか」
正直言って願ってもない話だ。
そもそもがこういったことのために南郡まで出張ってきたのだから、この申し出を受けない理由はどこにもない。しかも相手からそう言いだしてくれることはかなり大きい。無理やり従属させたわけではないから、外聞も問題ない。
ただ、あまりに呆気なく従属を申し出られると、何かあるのではと勘ぐってしまう。
「ふむ、その顔はわしの申し出が信じられんということかな。それも仕方あるまい。あまりに唐突な話じゃからな」
「いえ、そんなことは……」
「よいよい。それくらいの慎重さがなければ、国の代表としてこの乱世では生きていけないからなぁ」
「はぁ……」
「しかし困ったのぅ。本当に我が国を守って欲しいからなのだが……そうだの、行ってしまえば、わしはもう疲れたのかもしれんな」
「疲れた?」
「猫の額のような狭い土地を取った取られたの繰り返し。帝国に支配される時も、その帝国に恩を売ってわずかな土地を奪い合う謀略戦。一時たりとも気の抜ける日はなかった。わしもこのまま疲れ果てて死ぬしかないのかと絶望していた」
老王は過去を哀しむようにため息をつく。
「だがそんな時に聞いたのだ。オムカ王国が帝国から独立したと。虚報だと思ったよ。あの帝国に勝てるわけがないと。だが事実だった。さらに聞くところによれば、税率がかなり安く、しかも1年は無税という破格の状況にあるという。噂を聞きつけた周辺国から農民が流れたとも聞く」
あぁ、けどそれを実現するためには色々すったもんだがあったんだよなぁ。
今やそれも良い思い出だ。
「それもこれも全て民を労わる精神から出た政策だ。かつてそんな国があっただろうか。わしはな、心底感動したのだよ。わしもそんな政治がしたかった。だが状況が、土地がそうさせなかった。……いや、それは言い訳だな。そうしようとする覇気が足りなかったのだ」
「それは、恐縮です」
「わしはな。正直、天下のことなどどうでもいい。だがこの辺りには|邪<よこし>まな人間が多すぎる。あのワーンス王とて、己の利益のためには誰を利用することもいとわない男だ。だがその中で、大国に一飲みにされそうな小国ながらも、民のために政治を行い、民を守るために戦う国がいると知った。そして実際に今話してそれは確信に変わった。そう思ったからこその従属なのだよ」
これまでの雑談は俺たちの真意を知るためのものだったのか。
「話は、分かりました。しかしこれは国の大事。早急に持ち帰り、女王の裁可をいただいてからの返事とさせていただきたく」
「もちろんそれは構わん。そうだな、いきなり従属と言ってもおそらく国は混乱するだろう。だからどうじゃ。貴国の兵を少しばかり我が国に駐屯させるのは。名目は、南郡の地域安定のため、とでもしておけば問題あるまい」
なるほど、悪くはない。
だが俺の目指すのは、再び南郡に騒乱を引き起こすこと。
そこに抑圧する力が残っていたら、それは不発に終わるかもしれない。
悩んでいる俺の横から、ジルが口を開いた。
「ジャンヌ様、この申し出受けましょう」
「ジル……」
あぁ、そうなるか。
ジルとしては、俺の方策のような後ろ暗いものではなく、正々堂々と南郡を手に入れようと考えているに違いない。
どうする。
考える時間はそうない。
俺の策かジルの策か。
前者は比較的安全。失敗してもこちらの戦力は減らない。ローリスクローリターンの策。
後者は万が一、駐留軍が孤立する可能性がある。その代わり統一を果たした時の効果はかなり大きいハイリスクハイリターンだ。
悩む。
ジルの視線を感じた。
はぁ……分かったよ。
「承知いたしました。それではわが軍から貴国に駐留させていただきます。その間にすぐに女王に打診し許可を取りましょう。重ね重ね、このような申し出をいただき感謝いたします」
「なに。わしは酷い老人よ。国を守ることを放り投げて、君たちのような若者に全てを任せるのだから」
確かにそういう一面もなくはない。
けど、これはオムカにとってとてつもない大きな話だ。
何より俺にとってかなり大きな喜びだ。
独立、農業政策、領地拡大。今までやってきたことが報われたと言っていい瞬間だからだ。
それ以上に――何か思い出せないが大きな課題をクリアしたような心地になる。
それだけで少し目から水がこぼれそうになった。
それをフィルフ王やジルに心配されたくない。
だから俺は頭を下げて顔を隠すと、
「それでも――感謝いたします」
これが一歩。
オムカが飛躍となる第一歩になる。
そう信じて、頭を下げて、感謝を述べた。
――はずだった。
この会見が、後に大事件を引き起こすことになるとは、その時の俺には、いや、誰にさえも――いやいや違う、あの人物を除いて誰も思わなかっただろう。
しかもかなり腰が低く、まだ名乗りもしていないのに立ち上がると、こちらに近づいて手を握って来た。
その物腰に不快なものは1つもない。瞳も好々爺然とした優し気で、王というより引退したお爺ちゃんと言った方が良く似合う男性だった。
「オムカ王国軍師のジャンヌ・ダルクです。こちらは第一師団長のジーン・ルートロワ」
「初めまして、フィルフ王。ご尊顔を拝しまして至極恐縮にございます」
「いやいや、第15代フィルフ国王――なんという肩書も今や虚しい限りじゃ」
「お戯れを……」
「戯れで言えることでもないわ。今回の戦で南郡の行く末は見えた。まず滅ぶのは我が国よ」
「そんなことは――」
否定しようと思ったが、王の瞳を見て言葉が止まる。
何かすべてを諦めているような、それでいてすべてを見透かしているような瞳。嘘を言ってもすぐに見抜かれるような気がしてならない。
だからはっきりと首を縦に振った。
「はい、おそらくそうなるでしょう。国力的にも、立地的にも貴国は圧倒的に不利です」
「ほっほ。軍事の天才にお墨付きをもらったのじゃな」
「そんな、天才など……」
「うむ、謙遜は美徳なり。だが腹芸はまだまだのようじゃの」
「……っ!?」
この人。気付いているのか、俺の狙いを。
南郡をオムカ領に組み込もうとするのを。
ここでその野心を暴かれたら終わりだ。しかもそれを暴露するのが一国の王だ。虚実など関係なくそれが事実として広まり、二度とオムカに心を寄せる人間は皆無になるだろう。
ごくりと唾を飲み込む。
だがフィルフ王はふっと視線を和らげ、少し視線を外して言葉を続ける。
「だがわしもまだ現役で国王だ。王として国民を守る責務がある」
「素晴らしい覚悟だと存じます」
それはフィルフ王の王としての在り方だけでなく、おそらく見抜いていながら話を変えたことに対する賛辞だった。
それを分かってか、フィルフ王は小さく笑みを浮かべると、
「覚悟だけあっても実力が伴わなければ何もできんよ。貴国の軍のようにな。よく鍛えられている。そして皆が何のために戦うか、それをしっかりと理解しているからあれほど強力なドスガ軍を一撃のもとに粉砕してしまった」
「兵たちに伝えましょう。一国の王の賛辞を受けるなど、光栄なことです」
「なんの、事実じゃて。それに比べてわが軍は弱い。もしかしたらワーンスにも勝てず、南郡最弱かもしれんの」
「いえ、もう南郡に争いはないのですから、その心配は杞憂でしょう」
会話をしながら脳を働かせる。
話の流れの行く先が見えない。
何のために俺たちを呼んだのか。
何のためにこの会話をしているのか。
それをさっさと読まないと、取り返しのつかないことになりかねない。
だがその後も、話の内容はあっちに飛びこっちに飛び、まったく要領を得ない会話となっていた。
俺もジルも先の見えない展開に少しばかり脳の疲労を覚え始めたころ、
「さて――そろそろ本題と参ろうか」
フィルフ王が姿勢を正し、そう切り出した。
途端、室内の空気が一変した気がした。
そして目の前にいる男も変わった。
そこにいるのは好々爺ではなく一国を背負う老王そのもの。温和な瞳は、厳しい眼差しを浮かべ、きゅっと結ばれた口元には明確な意思を感じる。
自身が言った通り、ここからが本題、勝負だ。
そう思うとごくりと唾を飲み込む。
一体どんな話が飛び出すのか。
腹に力を込めて、王が口を開くのを待ち――
「我がフィルフは貴国、オムカ王国に対し従属を申し入れる」
「……………………へ?」
耳を疑った。
ジルを見る。目を丸くして、こちらを見返してきた。
どうやら聞き違いではないらしい。
従属?
フィルフ王国が、オムカに?
「聞き間違いでなければ、今、我が国に対し、その……」
「言いにくいのであればもう一度言おうか。フィルフ王国は我が権限を持って、オムカ王国に従属申し上げる。あとで女王陛下に渡す親書も書こう」
聞き間違いでも勘違いでも認識違いでもないようだ。
さっきありえないと否定したからまだ信じられない。だが現実だ。
「何も不思議なことはないぞ。我が国には他国に立ち向かう軍勢はない。ならば強い国に庇護を求めるのは当然であろう? オムカ王国は精強でその武威を存分に見せつけた。ならばオムカに従うのは至極当然」
「従属してやるから守れ、そういうことですか」
正直言って願ってもない話だ。
そもそもがこういったことのために南郡まで出張ってきたのだから、この申し出を受けない理由はどこにもない。しかも相手からそう言いだしてくれることはかなり大きい。無理やり従属させたわけではないから、外聞も問題ない。
ただ、あまりに呆気なく従属を申し出られると、何かあるのではと勘ぐってしまう。
「ふむ、その顔はわしの申し出が信じられんということかな。それも仕方あるまい。あまりに唐突な話じゃからな」
「いえ、そんなことは……」
「よいよい。それくらいの慎重さがなければ、国の代表としてこの乱世では生きていけないからなぁ」
「はぁ……」
「しかし困ったのぅ。本当に我が国を守って欲しいからなのだが……そうだの、行ってしまえば、わしはもう疲れたのかもしれんな」
「疲れた?」
「猫の額のような狭い土地を取った取られたの繰り返し。帝国に支配される時も、その帝国に恩を売ってわずかな土地を奪い合う謀略戦。一時たりとも気の抜ける日はなかった。わしもこのまま疲れ果てて死ぬしかないのかと絶望していた」
老王は過去を哀しむようにため息をつく。
「だがそんな時に聞いたのだ。オムカ王国が帝国から独立したと。虚報だと思ったよ。あの帝国に勝てるわけがないと。だが事実だった。さらに聞くところによれば、税率がかなり安く、しかも1年は無税という破格の状況にあるという。噂を聞きつけた周辺国から農民が流れたとも聞く」
あぁ、けどそれを実現するためには色々すったもんだがあったんだよなぁ。
今やそれも良い思い出だ。
「それもこれも全て民を労わる精神から出た政策だ。かつてそんな国があっただろうか。わしはな、心底感動したのだよ。わしもそんな政治がしたかった。だが状況が、土地がそうさせなかった。……いや、それは言い訳だな。そうしようとする覇気が足りなかったのだ」
「それは、恐縮です」
「わしはな。正直、天下のことなどどうでもいい。だがこの辺りには|邪<よこし>まな人間が多すぎる。あのワーンス王とて、己の利益のためには誰を利用することもいとわない男だ。だがその中で、大国に一飲みにされそうな小国ながらも、民のために政治を行い、民を守るために戦う国がいると知った。そして実際に今話してそれは確信に変わった。そう思ったからこその従属なのだよ」
これまでの雑談は俺たちの真意を知るためのものだったのか。
「話は、分かりました。しかしこれは国の大事。早急に持ち帰り、女王の裁可をいただいてからの返事とさせていただきたく」
「もちろんそれは構わん。そうだな、いきなり従属と言ってもおそらく国は混乱するだろう。だからどうじゃ。貴国の兵を少しばかり我が国に駐屯させるのは。名目は、南郡の地域安定のため、とでもしておけば問題あるまい」
なるほど、悪くはない。
だが俺の目指すのは、再び南郡に騒乱を引き起こすこと。
そこに抑圧する力が残っていたら、それは不発に終わるかもしれない。
悩んでいる俺の横から、ジルが口を開いた。
「ジャンヌ様、この申し出受けましょう」
「ジル……」
あぁ、そうなるか。
ジルとしては、俺の方策のような後ろ暗いものではなく、正々堂々と南郡を手に入れようと考えているに違いない。
どうする。
考える時間はそうない。
俺の策かジルの策か。
前者は比較的安全。失敗してもこちらの戦力は減らない。ローリスクローリターンの策。
後者は万が一、駐留軍が孤立する可能性がある。その代わり統一を果たした時の効果はかなり大きいハイリスクハイリターンだ。
悩む。
ジルの視線を感じた。
はぁ……分かったよ。
「承知いたしました。それではわが軍から貴国に駐留させていただきます。その間にすぐに女王に打診し許可を取りましょう。重ね重ね、このような申し出をいただき感謝いたします」
「なに。わしは酷い老人よ。国を守ることを放り投げて、君たちのような若者に全てを任せるのだから」
確かにそういう一面もなくはない。
けど、これはオムカにとってとてつもない大きな話だ。
何より俺にとってかなり大きな喜びだ。
独立、農業政策、領地拡大。今までやってきたことが報われたと言っていい瞬間だからだ。
それ以上に――何か思い出せないが大きな課題をクリアしたような心地になる。
それだけで少し目から水がこぼれそうになった。
それをフィルフ王やジルに心配されたくない。
だから俺は頭を下げて顔を隠すと、
「それでも――感謝いたします」
これが一歩。
オムカが飛躍となる第一歩になる。
そう信じて、頭を下げて、感謝を述べた。
――はずだった。
この会見が、後に大事件を引き起こすことになるとは、その時の俺には、いや、誰にさえも――いやいや違う、あの人物を除いて誰も思わなかっただろう。
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