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第2章 南郡平定戦
閑話15 ニーア・セインベルク(オムカ王国近衛騎士団長)
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本当、正直あそこまでひどいとは思っていなかった。
彼女が頑張ってるのは知ってる。
女王様のために働いてるのも知ってる。
けど、あれはない。
あんな人でなしに、ここまで夢中になってた自分が恥ずかしく思える。
公の場じゃなかったら首をねじ切ってた。それほど激しい怒りが胸中に渦巻いている。
けど今はジャンヌのことなんてどうでもいい。
女王様はいたく傷ついておいでだろう。そっちの方が心配だった。
「女王様、入ります」
ノックしても返事がなかったので、そう断って私室に入っていった。
「女王――」
入った途端に絶句した。
机はひっくり返り、椅子に紅茶がぶちまけられ、洋服ダンスからドレスが引き出され床に乱雑に放り出され、壁にかかった絵画は洋服掛けに突き刺さっている。
まるで室内で嵐でも起きたのではと思うほど部屋の中は散らばっていた。
その中で見つけた。
キングサイズのベッドに不自然なふくらみがある。
その小さいふくらみは丸まっていて、まるで胎児のように思えて、どこか愛おしさも感じる。
床に散らばったものを踏まないようベッドに近づくと、ゆっくりと腰掛けてその膨らみにそっと触る。
「女王様、ニーアです。大丈夫ですか?」
ふくらみは小さく頷いたようにもぞもぞ動く。
まだ泣いているのか、あるいは泣きはらした顔を見られたくないのか。
できればシーツを剥がして抱きしめてあげたい。
けどその場合、彼女を傷つけてしまうかもしれない。
だからただ声をかけるだけにした。
味方のいない彼女に、いつまでも付き従う影として。
「正直、今日の……いえ、最近のジャンヌの言動には目が余るものがあります。臣下の枠を超えて来ているといってもいいでしょう。どうしますか。いっそジャンヌを追放しますか」
少し厳しく言ってみた。
それだけあたしの中にある怒りが大きいのもあるだろうけど、ある程度の指針として聞くべきことだと思った。
すると女王様はシーツを少し持ち上げて、半分顔を出した状態で、
「ダメなのじゃ、ニーア。ジャンヌも悪気があったはずがないのじゃ。それに余の方からジャンヌを嫌いにはなりたくないのじゃ。皆仲良しがいいのじゃ」
嗚呼。どこまでもお優しい女王様。
なのになんでジャンヌはその優しさに気づかないのか。本当にイライラする。
それでも女王様のお願いとあれば仕方ない。
「分かりました。私もなるだけジャンヌのことは嫌わないようにします」
「うん……」
「それではドスガ王国の件はいかがしますか」
「……行けない、のじゃ。皆が心配することも分かる。けど、それでも……」
沈黙が降りる。
女王様が何に悩んでいるのか。分かっている。けどあたしがその答えを出すわけにはいかない。
だから待つ。
「ニーア……」
女王様がシーツから顔を出した。思った通り、目が真っ赤に腫れている。
けどそれには触れず、ただ問い返す。
「なんでしょう」
「余は決めたぞ。もう決めたのじゃ」
「はい」
「……何かは聞かんのか?」
「はい。女王様が必死に考えられて決めたことに、なんで私に反論ができましょう」
「そう、か……」
決めたと言いつつ、どこか迷いが彼女の目にあった。けどそこで主君の背中を押すのも、自分の役目だろう。
「たとえ女王様が何をしようと、私は女王様に従うのみです」
「そうか……うん。ありがとうなのじゃ、ニーア」
「もったいないお言葉です」
ありがとうなのはこっちの方だ。
こんな状況でも、女王様はあたしを信じてくれる。
だからあたしも女王様を信じ、絶対に裏切らない。
それはあの日、決意したこと。
たとえ国中を敵にまわしても、たとえ極悪非道のそしりを受けたとしても、あたしは最後まで女王様の味方であると。
だからこの状況が、頼られる状況が嬉しいし、誇らしい。
「ニーア」
「はい」
「余は城を出るぞ」
「はい」
「それでドスガに行き、王と話して同盟を結ぶのじゃ」
「はい」
「そうすればジャンヌも余に何も言えんじゃろ。皆仲良くが余の夢なのじゃからな!」
「素晴らしい考えと思います」
「だから、その……」
「もちろん、お供いたします。皆には内緒で」
女王様の言いづらそうな言葉を先回りして言うと、ぱぁっと花が咲いたように嬉しそうな笑顔に変わる。
この笑顔のためなら命などいらない。そう思わせる魅力が女王様にはあった。
「そ、そうか。そうしてくれるか」
「ええ。では急ぎましょう。ジャンヌや宰相に変に感づかれてしまっては抜け出すこともできなくなります。よって今夜にでも城を出ます」
「今夜!」
「はい、準備は全てこの私にお任せください」
「う、うむ……では頼むのじゃ」
「はっ! お任せを」
シーツ越しに女王の頭を撫でて立ち上がって、そのまま部屋を出る。
時間はない。
出発を夜にしたのはもちろん、女王様が抜け出す様を見つからないようにするためと、発覚を少しでも遅らせるためだ。
だがそうなると、閉じた門を開けさせなければならない。
一応この国の法律として、夜に閉じた門は絶対に開いてはならないというものがある。
となればとるべきは偽装手形か、あるいは特務と称して出るか。
うん、後者だ。
あとは何日かかるか分からないドスガ王国に行くために必要なものの調達。食料と水だけでなく、馬も必須だ。
課題は山ほどある。
それでもそれをこなす。こなして見せる。
そうすることが、こんなあたしに期待を寄せてくれた、味方のいない女王様の想いに応える唯一の方法だから。
何が何でも女王様の望みを叶える。
それだけを考えて、あたしは行く。
彼女が頑張ってるのは知ってる。
女王様のために働いてるのも知ってる。
けど、あれはない。
あんな人でなしに、ここまで夢中になってた自分が恥ずかしく思える。
公の場じゃなかったら首をねじ切ってた。それほど激しい怒りが胸中に渦巻いている。
けど今はジャンヌのことなんてどうでもいい。
女王様はいたく傷ついておいでだろう。そっちの方が心配だった。
「女王様、入ります」
ノックしても返事がなかったので、そう断って私室に入っていった。
「女王――」
入った途端に絶句した。
机はひっくり返り、椅子に紅茶がぶちまけられ、洋服ダンスからドレスが引き出され床に乱雑に放り出され、壁にかかった絵画は洋服掛けに突き刺さっている。
まるで室内で嵐でも起きたのではと思うほど部屋の中は散らばっていた。
その中で見つけた。
キングサイズのベッドに不自然なふくらみがある。
その小さいふくらみは丸まっていて、まるで胎児のように思えて、どこか愛おしさも感じる。
床に散らばったものを踏まないようベッドに近づくと、ゆっくりと腰掛けてその膨らみにそっと触る。
「女王様、ニーアです。大丈夫ですか?」
ふくらみは小さく頷いたようにもぞもぞ動く。
まだ泣いているのか、あるいは泣きはらした顔を見られたくないのか。
できればシーツを剥がして抱きしめてあげたい。
けどその場合、彼女を傷つけてしまうかもしれない。
だからただ声をかけるだけにした。
味方のいない彼女に、いつまでも付き従う影として。
「正直、今日の……いえ、最近のジャンヌの言動には目が余るものがあります。臣下の枠を超えて来ているといってもいいでしょう。どうしますか。いっそジャンヌを追放しますか」
少し厳しく言ってみた。
それだけあたしの中にある怒りが大きいのもあるだろうけど、ある程度の指針として聞くべきことだと思った。
すると女王様はシーツを少し持ち上げて、半分顔を出した状態で、
「ダメなのじゃ、ニーア。ジャンヌも悪気があったはずがないのじゃ。それに余の方からジャンヌを嫌いにはなりたくないのじゃ。皆仲良しがいいのじゃ」
嗚呼。どこまでもお優しい女王様。
なのになんでジャンヌはその優しさに気づかないのか。本当にイライラする。
それでも女王様のお願いとあれば仕方ない。
「分かりました。私もなるだけジャンヌのことは嫌わないようにします」
「うん……」
「それではドスガ王国の件はいかがしますか」
「……行けない、のじゃ。皆が心配することも分かる。けど、それでも……」
沈黙が降りる。
女王様が何に悩んでいるのか。分かっている。けどあたしがその答えを出すわけにはいかない。
だから待つ。
「ニーア……」
女王様がシーツから顔を出した。思った通り、目が真っ赤に腫れている。
けどそれには触れず、ただ問い返す。
「なんでしょう」
「余は決めたぞ。もう決めたのじゃ」
「はい」
「……何かは聞かんのか?」
「はい。女王様が必死に考えられて決めたことに、なんで私に反論ができましょう」
「そう、か……」
決めたと言いつつ、どこか迷いが彼女の目にあった。けどそこで主君の背中を押すのも、自分の役目だろう。
「たとえ女王様が何をしようと、私は女王様に従うのみです」
「そうか……うん。ありがとうなのじゃ、ニーア」
「もったいないお言葉です」
ありがとうなのはこっちの方だ。
こんな状況でも、女王様はあたしを信じてくれる。
だからあたしも女王様を信じ、絶対に裏切らない。
それはあの日、決意したこと。
たとえ国中を敵にまわしても、たとえ極悪非道のそしりを受けたとしても、あたしは最後まで女王様の味方であると。
だからこの状況が、頼られる状況が嬉しいし、誇らしい。
「ニーア」
「はい」
「余は城を出るぞ」
「はい」
「それでドスガに行き、王と話して同盟を結ぶのじゃ」
「はい」
「そうすればジャンヌも余に何も言えんじゃろ。皆仲良くが余の夢なのじゃからな!」
「素晴らしい考えと思います」
「だから、その……」
「もちろん、お供いたします。皆には内緒で」
女王様の言いづらそうな言葉を先回りして言うと、ぱぁっと花が咲いたように嬉しそうな笑顔に変わる。
この笑顔のためなら命などいらない。そう思わせる魅力が女王様にはあった。
「そ、そうか。そうしてくれるか」
「ええ。では急ぎましょう。ジャンヌや宰相に変に感づかれてしまっては抜け出すこともできなくなります。よって今夜にでも城を出ます」
「今夜!」
「はい、準備は全てこの私にお任せください」
「う、うむ……では頼むのじゃ」
「はっ! お任せを」
シーツ越しに女王の頭を撫でて立ち上がって、そのまま部屋を出る。
時間はない。
出発を夜にしたのはもちろん、女王様が抜け出す様を見つからないようにするためと、発覚を少しでも遅らせるためだ。
だがそうなると、閉じた門を開けさせなければならない。
一応この国の法律として、夜に閉じた門は絶対に開いてはならないというものがある。
となればとるべきは偽装手形か、あるいは特務と称して出るか。
うん、後者だ。
あとは何日かかるか分からないドスガ王国に行くために必要なものの調達。食料と水だけでなく、馬も必須だ。
課題は山ほどある。
それでもそれをこなす。こなして見せる。
そうすることが、こんなあたしに期待を寄せてくれた、味方のいない女王様の想いに応える唯一の方法だから。
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