36 / 48
第四章 百鬼夜行殲滅作戦
おまけ後編*side陽真
しおりを挟むここ毎日僕を受け入れている衛の体は順従で、まるで誘い込むかのように僕を包み込む。
程よいムチュっとした抵抗が堪らない。
「……くっ、ああ、ちゃんと準備出来ているね。いい子だっ!!」
僕は、衛が悦ぶ最奥へペニスを打ち付けた。
すれば衛が目を見開いて体を痙攣させる。辛そうではあるが、一緒に達したいという衛のお願いを叶えるためには僕はもう少し刺激がほしい。
いや正直恥じらう衛を見ているだけでもイこうと思えばイける。手淫でも出せるがいつも我慢しているだけなのだ。
「ふぁ!、だ、だめっ、そんな、いきなり、お、くっ!」
衛は切羽詰まったような普段は聞くことのない声音をあげて、本能的なものなのだろう最初の一撃にいつも逃げようともがく。
そんな衛を抑え込み、思うまま腰を打ち付け僕の欲望で蹂躙する。
僕のものだ僕のものだ僕のものなのだと、恐ろしいくらいの情欲で衛の体を好きに攻め立てれば、僕の体中が歓喜で震える。
理性なんてない。
衛の魅力の前では僕はただの獣に成り下る。
ただ男の象徴で愛し、陥落させ、僕だけに縋りつかせたい。
「だめ、じゃ、ない、だろっ?」
激しくペニスを抽挿すれば、衛の肉壁は離れたくないと絡みついてくる。
ふわふわで柔らかくてそれでいて燃えるように熱い衛の中は、本人の性格を表しているようで堪らない。
「あぅ、だめ、気持ちィィ、イっちゃうッゥッ!!! ぐっ!! あァアっ、イッちゃ、んっ、んアァ―――っ!!」
「いいよ、僕も、一緒、だっ!」
ヌプリと衛の禁断の扉を開けば、悲鳴のような嬌声と共に、衛のペニスから薄い精液が打ち出される。
奥のその先は相当刺激が強いのだろう。不安げな衛が腕を伸ばしてくるので強く抱きしめながら僕は衛の秘められた花園に種を撒き散らした。
きちんと種が芽吹くよう執拗に腰を揺らして周りに塗り込める。
その刺激でも感じてしまうのか、衛は体をヒクヒクと揺らして、可愛らしいため息のような声を洩らしている。
堪らず口付ければ舌を絡め取りすりあげる。
気持ちいいのだろう、衛の花園がキュウッと締り、再び僕のペニスに媚びてきた。
奥ゆかしい衛は言葉よりも体でお強請りをすることが多い。
もちろん僕は衛の良き理解者なので気付いている。
「ふふ、一緒にイけたよ。ありがとう」
「……ぁい」
僕の唇にチュウチュウと吸い付きながら、衛がトロリとした笑顔を向けてきた。
こうなってしまえば衛の頑なな理性は脆くなっており、素直に甘えてくれる。
「ねぇ、衛。僕のことを考えてくれたのは嬉しいよ。でもね、すぐに挿入できる卑猥な体で往来を歩いてきたなんて良くないな」
「……へ?」
僕の言葉に衛がキョトンとした顔になった。
そんな顔もとても可愛い。
僕は吸い寄せられるようにこめかみに口付けを落とす。
「あと、ここを開くのは僕の楽しみでもあるんだよ」
グッグッと腰を押し付ければ、ちょっとだけ青ざめる。
ぞわりと体全体が歓喜で震える。
怯える衛はいつもよりも扇情的で、僕の欲望を増幅させ爆発させる。
「……え、なんで、大きくっ」
「今度は支度も、僕の前でするように」
「ひゃ、い?? あっ、ま、え? は、るま、ァアン!!」
「……いいね?」
「わかっ、わかり、まっ! おく、おくっ、だめら、アッ、アッ」
「だめ、じゃなくて、何て言うんだっけ?」
「気持ちィィ、気持ちいいからっ! 止まって、ヒィ!」
止まれというのに衛の腰も僕の抽挿に合わせて揺れている。とてもやめて欲しいようには見えない。
僕も気持ちがいいし、腰は止まらない。止まるわけがない。衛もそれがわかっていて淫らに腰を揺らして僕を煽るのだ。
僕たちは以心伝心しているのだろう。
「ふふ、僕の楽しみを奪った罰は受けてもらわないとね。お仕置きだよ」
「ヒャ、ァアンッ!」
きつく抱き寄せ耳元で低く囁やけば、純情な衛はそれだけで達してしまったようだ。
ようだ、というのも衛のペニスはすでに力なく大人しいから男としてイってはいない。
しかし全身を痙攣させて「イったからぁ、まってぇ!!」と衛が懇願するのでイってはいるのだろう。
男としての機能を捨て、僕の子種を受けるたびにイきまくっている姿がいじらしく僕の胸も熱くなる。
可愛い衛のお願いはいつでも聞いてあげたい。だが、素直じゃない言葉は無視する。
そもそもこれはお仕置きなのだから懇願など聞かないのは当たり前だ。
ふふ、僕と一緒に達したいというのも嘘ではないだろう。
だけど心の奥底では淫乱な自分を律して欲しいという気持ちもあったはずだ。
つまり間違いなく、衛は僕からお仕置きをされたいということ。
身の回りの世話も明日で終わってしまうし、さすが衛、それが解っていて今日を選んだのだ。
「なん、でっ、こんな、ぁ、元気っ、ヒィんっ!」
「衛が、魅力的で、たまらない、からっ、だよっ!!」
「ふぎゃぁァァァ!」
奥の細い禁断の扉を強引に出入りすればその吸い付きの善さに僕は再び子種を撒き散らす。
刺激が強すぎるのか衛は目を白黒させて涎を垂れ流し痙攣した。
衛が音を上げ気絶しても今日は許してあげないよ。
明日は外など歩けないよう、しっかりとお仕置きしてあげる。
かわいい可愛い、僕の衛。
乱れる衛を貪りながら、僕たちの愛の巣には衛を閉じ込めておけるお仕置き部屋が必要だなと閃いた。
そこなら思う存分、衛も素直になれるだろうからね。
161
あなたにおすすめの小説
ぼくが風になるまえに――
まめ
BL
「フロル、君との婚約を解消したいっ! 俺が真に愛する人は、たったひとりなんだっ!」
学園祭の夜、愛する婚約者ダレンに、突然別れを告げられた少年フロル。
――ああ、来るべき時が来た。講堂での婚約解消宣言!異世界テンプレ来ちゃったよ。
精霊の血をひく一族に生まれ、やがては故郷の風と消える宿命を抱えたフロルの前世は、ラノベ好きのおとなしい青年だった。
「ダレンが急に変わったのは、魅了魔法ってやつのせいじゃないかな?」
異世界チートはできないけど、好きだった人の目を覚ますくらいはできたらいいな。
切なさと希望が交錯する、ただフロルがかわいそかわいいだけのお話。ハピエンです。
ダレン×フロル
どうぞよろしくお願いいたします。
【本編完結】転生先で断罪された僕は冷酷な騎士団長に囚われる
ゆうきぼし/優輝星
BL
断罪された直後に前世の記憶がよみがえった主人公が、世界を無双するお話。
・冤罪で断罪された元侯爵子息のルーン・ヴァルトゼーレは、処刑直前に、前世が日本のゲームプログラマーだった相沢唯人(あいざわゆいと)だったことを思い出す。ルーンは魔力を持たない「ノンコード」として家族や貴族社会から虐げられてきた。実は彼の魔力は覚醒前の「コードゼロ」で、世界を書き換えるほどの潜在能力を持つが、転生前の記憶が封印されていたため発現してなかったのだ。
・間一髪のところで魔力を発動させ騎士団長に救い出される。実は騎士団長は呪われた第三王子だった。ルーンは冤罪を晴らし、騎士団長の呪いを解くために奮闘することを決める。
・惹かれあう二人。互いの魔力の相性が良いことがわかり、抱き合う事で魔力が循環し活性化されることがわかるが……。
邪神の嫁として勝手に異世界召喚されたけど、邪神がもろタイプだったので満更でもないです
我利我利亡者
BL
椎葉 譲(しいば ゆずる)は突然異世界に召喚された。折角就活頑張って内定もらえてこれからって時に、冗談じゃない! しかも、召喚理由は邪神とやらの神子……という名の嫁にする為だとか。こっちの世界の人間が皆嫌がるから、異世界から神子を召喚した? ふざけんな! そんなの俺も嫌だわ! 怒り狂って元の世界に戻すよう主張する譲だったが、騒ぎを聞き付けて現れた邪神を一目見て、おもわず大声で叫ぶ。「きゃわいい!」。なんと邪神は猫の獣人で、何を隠そう譲は重度のケモナーだった。邪神は周囲からあまりいい扱いを受けていないせいかすっかり性格が捻くれていたが、そんな事は一切気にせず熱烈にラブコールする譲。「大好き! 結婚しよ!」「早く元の世界に帰れ!」。今日もそんな遣り取りが繰り返される。果たして譲は、邪神とフォーリンラブできるのか!?
孤独な邪神でもある黒猫獣人×重度のケモナーでもあるおチャラけ根明
追放された『呪物鑑定』持ちの公爵令息、魔王の呪いを解いたら執着溺愛ルートに入りました
水凪しおん
BL
「お前のそのスキルは不吉だ」
身に覚えのない罪を着せられ、聖女リリアンナによって国を追放された公爵令息カイル。
死を覚悟して彷徨い込んだ魔の森で、彼は呪いに蝕まれ孤独に生きる魔王レイルと出会う。
カイルの持つ『呪物鑑定』スキル――それは、魔王を救う唯一の鍵だった。
「カイル、お前は我の光だ。もう二度と離さない」
献身的に尽くすカイルに、冷徹だった魔王の心は溶かされ、やがて執着にも似た溺愛へと変わっていく。
これは、全てを奪われた青年が魔王を救い、世界一幸せになる逆転と愛の物語。
勇者になるのを断ったらなぜか敵国の騎士団長に溺愛されました
雪
BL
「勇者様!この国を勝利にお導きください!」
え?勇者って誰のこと?
突如勇者として召喚された俺。
いや、でも勇者ってチート能力持ってるやつのことでしょう?
俺、女神様からそんな能力もらってませんよ?人違いじゃないですか?
悪役を幸せにしたいのになんか上手くいかない ~推しは間もなく退場予定~
はかまる
BL
ぼっちオタク高校生が転生したのはなんと大大大好きな恋愛小説。
…の、モブになっていた。しかも気づいた時点で既にストーリーはド終盤。
今まさに悪役のシルヴァ・ヴェントスが追放されそうになっている。
推しであるシルヴァの追放を阻止したい前世の記憶がゴリゴリあるオタク、アルス・チェルディは追放イベントを失敗に終わらせ強制的に悪役に学園生活を続行させる。
その後、悪役が幸せに学園を卒業できるようオタ活をしながら見守っていくはずが、なんだか悪役シルヴァの自分への態度が段々とおかしくなってきて……?
【CP】ヤンデレ?攻め×オタク包容力受け
短い話になりますがお付き合い頂けると嬉しいです。1日2回更新。
かっこいい攻めはいない不器用な青い恋。
(元となるSSから加筆した作品になります)
魔力ゼロの無能オメガのはずが嫁ぎ先の氷狼騎士団長に執着溺愛されて逃げられません!
松原硝子
BL
これは魔法とバース性のある異世界でのおはなし――。
15歳の魔力&バース判定で、神官から「魔力のほとんどないオメガ」と言い渡されたエリス・ラムズデール。
その途端、それまで可愛がってくれた両親や兄弟から「無能」「家の恥」と罵られて使用人のように扱われ、虐げられる生活を送ることに。
そんな中、エリスが21歳を迎える年に隣国の軍事大国ベリンガム帝国のヴァンダービルト公爵家の令息とアイルズベリー王国のラムズデール家の婚姻の話が持ち上がる。
だがヴァンダービルト公爵家の令息レヴィはベリンガム帝国の軍事のトップにしてその冷酷さと恐ろしいほどの頭脳から常勝の氷の狼と恐れられる騎士団長。しかもレヴィは戦場や公的な場でも常に顔をマスクで覆っているため、「傷で顔が崩れている」「二目と見ることができないほど醜い」という恐ろしい噂の持ち主だった。
そんな恐ろしい相手に子どもを嫁がせるわけにはいかない。ラムズデール公爵夫妻は無能のオメガであるエリスを差し出すことに決める。
「自分の使い道があるなら嬉しい」と考え、婚姻を大人しく受け入れたエリスだが、ベリンガム帝国へ嫁ぐ1週間前に階段から転げ落ち、前世――23年前に大陸の大戦で命を落とした帝国の第五王子、アラン・ベリンガムとしての記憶――を取り戻す。
前世では戦いに明け暮れ、今世では虐げられて生きてきたエリスは前世の祖国で平和でのんびりした幸せな人生を手に入れることを目標にする。
だが結婚相手のレヴィには驚きの秘密があった――!?
「きみとの結婚は数年で解消する。俺には心に決めた人がいるから」
初めて顔を合わせた日にレヴィにそう言い渡されたエリスは彼の「心に決めた人」を知り、自分の正体を知られてはいけないと誓うのだが……!?
銀髪×碧眼(33歳)の超絶美形の執着騎士団長に気が強いけど鈍感なピンク髪×蜂蜜色の目(20歳)が執着されて溺愛されるお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる