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第3章
第41話
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第41話
「ミーツ君、出てきたまえ」
檻の外側には兵士長補佐である、グリーさんが部下を使わずに直接俺を呼びに来ていた。
「はい?何ですか?早いですね」
「王との謁見が決まったから呼びに来たんだ。ここから直接玉座の間に行くよ」
グリーさんがそう言うと、グリーさんの背後から部下の兵士が槍を構えながら、檻に近づいて俺以外の冒険者を檻から遠ざけた。
俺だけ檻から出ると、そのままグリーさんは後ろを向いて歩きだしたが、手枷はしないのかな?
「グリーさん、手枷は今回しないんですか?」
「キミは壊すだろ?手枷は必要ないと判断したし、キミがその気になれば手枷どころか全てを破壊するだろうし、今回は手枷無しで大丈夫だと判断したんだ」
成る程、余程あの高いっていう手枷を壊されたのが堪えたんだな。
それにしても全てを破壊って、俺はそんな危険人物ではない筈だけどなぁ。
手枷はしてないけど、兵士達に槍を向けられたまま進み、大きな扉に行き着いた。
扉の前には兵士長がいて、兵士長とグリーさんと共に玉座の間に入ると、どこでも一緒なのか部屋内の一番奥に二つ豪華な椅子があって一つに王らしき人が座っており、もう一つに王妃らしき人が座っている。
そして、左右には兵士とは違う、煌びやかな鎧を着ている騎士達がいた。
兵士しか居ない国かと思えば一応、騎士は居たんだな。
玉座の間に入るなり兵士長とグリーさんは跪いて首を下げた。
俺は腕を組んで立ったままだ。
「おい!無礼であろうが!
お前も跪け!」
玉座の間にて並んでいる騎士風の奴等に、俺は怒鳴られたが、この国の奴に跪く必要は無いと考えていたから無視をして王が発言する前に俺から喋りだした。
「何で俺が跪かなきゃいけないんだ?
俺はこの国の王に対して何の尊敬の念も持っちゃいないし、頭のおかしいギルドマスターを放っておいて言いなりになってる奴等になんで跪かなきゃいけないんだ!」
腹立っているから、無礼だと怒鳴った騎士達を思いっきり睨んだ。
「ヒィィ」
睨んだ辺りの騎士達が倒れて、気絶している者や、へたり込んで股間を濡らしている者が出だした。
もしかしたら、これが威圧というものなのかも知れない。
「ミーツ君、やめたまえ!」
グリーさんが俺の服の裾を引っ張り、止めようとしだしたが、止める気はなく騎士達全員を睨み続けて黙らせた。
「す、済まなかった。冒険者よ、ワシの部下達の対応に失礼があった。その睨むのをそろそろ止めてくれぬか?」
王が口を開き止めてくれと懇願して来た。
睨むのを止めて、続きを言う事にした。
「では、ギルドマスターの処罰は何かされますよね?ギルドマスターの所為で数多くの無実の罪で投獄、ダンジョン送りにされた冒険者達、そしてダンジョンで亡くなった人達の代弁者として問います」
「う、うむ、王妃よ。
よいか?ギルドマスターのシルビアには相応の罰を与えるとするが」
王が王妃を見ると王妃は俯いていた。
「何故です?シルビアが何をしたっていうのですか?暴力を受けたり、暴言を吐かれたと言っていたのですよ?
それなのに何故?シルビアだけが罰を受けなければならないのですか!」
ヤバイ、王妃も頭のおかしな人みたいだ。
呆れて溜息が出る。
「はぁ、王妃さんさぁ、ギルマスのシルビアが何したか知ってて言っているのか?
虚言癖に被害妄想の酷いギルマスを庇っても何もならないよ?王様も処罰を与えると言っているんだ、庇うと碌な事にならないよ。
黄金を取るのに冒険者が必要っていうなら、ダンジョンの難易度を下げてやるから、そこで伸びてる騎士や兵士を使いなよ。
そして、冒険者達を使っても一生取れないであろう分の金を俺が保有しているから、必要な分だけいいな!それくらいはくれてやる。
それで王様よ、どんな罰を与えるつもりですか?ただの鉱山送りだけでは冒険者達は納得しませんよ?」
「う、うむ、冒険者達に決めさせても良いと思うのだが、どうだろうか?
ところで、其方は名をなんと申す?」
「俺はミーツです。ただの冒険者のミーツで覚えてくれたらいいですよ」
「では、ミーツとやら、黄金はどれほど保有しているのだ?して、ダンジョンの難易度を下げるとはどういう事だ?」
「そうですね。この城や街に使われている金以上は持っていますね。
ダンジョンのマスターになったんで、ダンジョンに関する難易度から魔物の出現から全てを決める権限を持っています。
その気になれば、人工的にスタンピードも起こす事も出来ます」
「う、うむ。すぐにシルビアを連れて来させよう」
あ、そう言えば、レイン様のレリーフの話は通っているのかな?
「それじゃあ、先に冒険者達の解放をお願いしますよ。ついでに、王はレイン様のレリーフの話は通ってますか?俺の仲間の一人が持ってますけど」
「うむ、それも聞いておる。
別室にて丁重にもてなしていたが、お主が死んだと思って帰って貰った。
レリーフはお主が居ないと見せないと言われた」
「それなら、仕方がないですね。
レリーフはもういいです。
レリーフなんか無くても、冒険者達の解放もシルビアの罰も与える事が出来そうなんで」
「うむ、お主はレイン様とはどの様な関係なのだ?」
「うーん、友好な関係だと思います。
レイン様を助けた後に、レイン様のステータスを俺に見せようとしていたから」
「助けた?何がどうなって助けたんだ?」
面倒だけどレイン様と会った依頼の話を簡単に説明して、理由は分からないけど気に入られた事を話した。
「ふむ、分かった。
それで、冒険者ミーツよ。
お主の要求のギルドマスター、シルビアの処罰と冒険者達の解放以外では何か他にあるか?」
「そうですね。シルビアをそこの王妃みたいに庇う者が居れば、同じ様に罰を与えて貰いたいですね。
先ずはシルビアをこの場に連れてくるのと、牢屋とダンジョンにいる冒険者達の解放をお願いしますよ。
ついでに言えば、ダンジョンにいる冒険者でキモという冒険者を連れて来て下さい」
「うむ、今解放をさせておるが、冒険者をここにか?」
「嫌なんですか?
それなら、ダンジョンマスターの権限で人工的にスタンピードを起こしますよ?
仲間に結界を張って貰って、城の中の玉座の間だけに留まるように仕向けますよ?」
「仲間とな?ダンジョンにいるというキモという冒険者か?」
「現在隠れて貰ってますけど、現在この場に居ますよ。俺が指示をだせば俺の仲間以外全滅させるだけの力はあると思います」
「わ、分かった。冒険者達の解放を急がせて、ダンジョン内の冒険者を此処に、来させる用対処しよう」
そうして、王は俺の言う事を聞き、玉座の間にキモ達とガメニにメリアンとガメニと一緒にいた冒険者達を連れて来てくれた。
でも、冒険者の数が多いな。
冒険者の代表としてキモだけ残って貰って、他は別室で待って貰う事になった。
「ミーツ君、出てきたまえ」
檻の外側には兵士長補佐である、グリーさんが部下を使わずに直接俺を呼びに来ていた。
「はい?何ですか?早いですね」
「王との謁見が決まったから呼びに来たんだ。ここから直接玉座の間に行くよ」
グリーさんがそう言うと、グリーさんの背後から部下の兵士が槍を構えながら、檻に近づいて俺以外の冒険者を檻から遠ざけた。
俺だけ檻から出ると、そのままグリーさんは後ろを向いて歩きだしたが、手枷はしないのかな?
「グリーさん、手枷は今回しないんですか?」
「キミは壊すだろ?手枷は必要ないと判断したし、キミがその気になれば手枷どころか全てを破壊するだろうし、今回は手枷無しで大丈夫だと判断したんだ」
成る程、余程あの高いっていう手枷を壊されたのが堪えたんだな。
それにしても全てを破壊って、俺はそんな危険人物ではない筈だけどなぁ。
手枷はしてないけど、兵士達に槍を向けられたまま進み、大きな扉に行き着いた。
扉の前には兵士長がいて、兵士長とグリーさんと共に玉座の間に入ると、どこでも一緒なのか部屋内の一番奥に二つ豪華な椅子があって一つに王らしき人が座っており、もう一つに王妃らしき人が座っている。
そして、左右には兵士とは違う、煌びやかな鎧を着ている騎士達がいた。
兵士しか居ない国かと思えば一応、騎士は居たんだな。
玉座の間に入るなり兵士長とグリーさんは跪いて首を下げた。
俺は腕を組んで立ったままだ。
「おい!無礼であろうが!
お前も跪け!」
玉座の間にて並んでいる騎士風の奴等に、俺は怒鳴られたが、この国の奴に跪く必要は無いと考えていたから無視をして王が発言する前に俺から喋りだした。
「何で俺が跪かなきゃいけないんだ?
俺はこの国の王に対して何の尊敬の念も持っちゃいないし、頭のおかしいギルドマスターを放っておいて言いなりになってる奴等になんで跪かなきゃいけないんだ!」
腹立っているから、無礼だと怒鳴った騎士達を思いっきり睨んだ。
「ヒィィ」
睨んだ辺りの騎士達が倒れて、気絶している者や、へたり込んで股間を濡らしている者が出だした。
もしかしたら、これが威圧というものなのかも知れない。
「ミーツ君、やめたまえ!」
グリーさんが俺の服の裾を引っ張り、止めようとしだしたが、止める気はなく騎士達全員を睨み続けて黙らせた。
「す、済まなかった。冒険者よ、ワシの部下達の対応に失礼があった。その睨むのをそろそろ止めてくれぬか?」
王が口を開き止めてくれと懇願して来た。
睨むのを止めて、続きを言う事にした。
「では、ギルドマスターの処罰は何かされますよね?ギルドマスターの所為で数多くの無実の罪で投獄、ダンジョン送りにされた冒険者達、そしてダンジョンで亡くなった人達の代弁者として問います」
「う、うむ、王妃よ。
よいか?ギルドマスターのシルビアには相応の罰を与えるとするが」
王が王妃を見ると王妃は俯いていた。
「何故です?シルビアが何をしたっていうのですか?暴力を受けたり、暴言を吐かれたと言っていたのですよ?
それなのに何故?シルビアだけが罰を受けなければならないのですか!」
ヤバイ、王妃も頭のおかしな人みたいだ。
呆れて溜息が出る。
「はぁ、王妃さんさぁ、ギルマスのシルビアが何したか知ってて言っているのか?
虚言癖に被害妄想の酷いギルマスを庇っても何もならないよ?王様も処罰を与えると言っているんだ、庇うと碌な事にならないよ。
黄金を取るのに冒険者が必要っていうなら、ダンジョンの難易度を下げてやるから、そこで伸びてる騎士や兵士を使いなよ。
そして、冒険者達を使っても一生取れないであろう分の金を俺が保有しているから、必要な分だけいいな!それくらいはくれてやる。
それで王様よ、どんな罰を与えるつもりですか?ただの鉱山送りだけでは冒険者達は納得しませんよ?」
「う、うむ、冒険者達に決めさせても良いと思うのだが、どうだろうか?
ところで、其方は名をなんと申す?」
「俺はミーツです。ただの冒険者のミーツで覚えてくれたらいいですよ」
「では、ミーツとやら、黄金はどれほど保有しているのだ?して、ダンジョンの難易度を下げるとはどういう事だ?」
「そうですね。この城や街に使われている金以上は持っていますね。
ダンジョンのマスターになったんで、ダンジョンに関する難易度から魔物の出現から全てを決める権限を持っています。
その気になれば、人工的にスタンピードも起こす事も出来ます」
「う、うむ。すぐにシルビアを連れて来させよう」
あ、そう言えば、レイン様のレリーフの話は通っているのかな?
「それじゃあ、先に冒険者達の解放をお願いしますよ。ついでに、王はレイン様のレリーフの話は通ってますか?俺の仲間の一人が持ってますけど」
「うむ、それも聞いておる。
別室にて丁重にもてなしていたが、お主が死んだと思って帰って貰った。
レリーフはお主が居ないと見せないと言われた」
「それなら、仕方がないですね。
レリーフはもういいです。
レリーフなんか無くても、冒険者達の解放もシルビアの罰も与える事が出来そうなんで」
「うむ、お主はレイン様とはどの様な関係なのだ?」
「うーん、友好な関係だと思います。
レイン様を助けた後に、レイン様のステータスを俺に見せようとしていたから」
「助けた?何がどうなって助けたんだ?」
面倒だけどレイン様と会った依頼の話を簡単に説明して、理由は分からないけど気に入られた事を話した。
「ふむ、分かった。
それで、冒険者ミーツよ。
お主の要求のギルドマスター、シルビアの処罰と冒険者達の解放以外では何か他にあるか?」
「そうですね。シルビアをそこの王妃みたいに庇う者が居れば、同じ様に罰を与えて貰いたいですね。
先ずはシルビアをこの場に連れてくるのと、牢屋とダンジョンにいる冒険者達の解放をお願いしますよ。
ついでに言えば、ダンジョンにいる冒険者でキモという冒険者を連れて来て下さい」
「うむ、今解放をさせておるが、冒険者をここにか?」
「嫌なんですか?
それなら、ダンジョンマスターの権限で人工的にスタンピードを起こしますよ?
仲間に結界を張って貰って、城の中の玉座の間だけに留まるように仕向けますよ?」
「仲間とな?ダンジョンにいるというキモという冒険者か?」
「現在隠れて貰ってますけど、現在この場に居ますよ。俺が指示をだせば俺の仲間以外全滅させるだけの力はあると思います」
「わ、分かった。冒険者達の解放を急がせて、ダンジョン内の冒険者を此処に、来させる用対処しよう」
そうして、王は俺の言う事を聞き、玉座の間にキモ達とガメニにメリアンとガメニと一緒にいた冒険者達を連れて来てくれた。
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※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
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