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第四話:紅の宣戦布告
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林淑妃という最強の協力者を得て、私のビジネスは次の段階へと移行した。彼女の宮、月華宮の一室は、私たちの秘密の作戦室となった。
「張貴妃が扱う紅は、西域の商人から独占的に仕入れている品よ」
茶を一口含み、林淑妃が言う。その肌は日ごとに輝きを増し、声にもかつての張りが戻っていた。
「確かに発色は良い。だが、すぐに乾いて唇がひび割れる。それに、宴の席では杯に色がべったりと移るのを、皆気にしているわ。化粧直しのたびに侍女を呼ぶのも、優雅ではないしね」
彼女がもたらす情報は、極上の市場調査レポートだった。顧客の具体的な不満点が明確になる。
「なるほど。必要なのは高発色、高保湿、そして色持ち……ティント効果かしら」
「てぃんと?」
「いずれお分かりになります。要は、落ちない紅ですわ」
静蘭宮に戻った私は、すぐさま新商品の開発に取り掛かった。
課題は三つ。まず、唇を荒らさない天然顔料。次に、潤いを保つための保湿成分。そして、色を唇に定着させるための皮膜効果。
顔料には、最高級の紅花を選んだ。だが、ただ使うだけでは張貴妃のものと大差ない。私は前世の知識を活かし、アルコール(酒)を使って紅花の色素を分離させ、不純物を取り除くことで、より純度の高い赤色を抽出することに成功した。
保湿成分には、上質な密蝋と、私が独自に精製した植物性の油を数種類ブレンドした。これを顔料と混ぜ合わせ、湯煎で丁寧に溶かしていく。重要なのは、その配合比率だ。何度も試作を繰り返し、唇の上で滑らかに伸び、かつ美しい艶を保つ黄金比を導き出した。
最後に、色持ち。これは密蝋が持つ天然の皮膜効果が鍵だった。唇の表面に薄い膜を作り、色素と潤いを閉じ込める。まさに天然のリップコートだ。
数日後、小さな螺鈿の器に収められた深紅の艶やかな固まりを手に、私は再び月華宮を訪れた。
「……まあ」
林淑妃は、私が彼女の唇に筆で紅を引くと、鏡に映る自分の姿を見て感嘆の声を漏らした。
そこには、今まで誰も見たことのない、濡れたような艶と、内側から発光するような深みのある赤色があった。
「素晴らしいわ、雪蘭。これなら……」
その時、月華宮に予期せぬ来訪者があった。
「陛下のおな~り~」
宦官の甲高い声が響き、私たちは息を呑んだ。皇帝・叡明その人だった。
数ヶ月ぶりに林淑妃の宮を訪れた皇帝は、以前にも増して輝く彼女の美貌に、わずかに目を見張った。
「息災であったか、淑妃」
「陛下……。夢ではございませんか」
林淑妃は驚きながらも、完璧な作法で彼を迎えた。そのやり取りは、まるで熟練の役者同士の舞台のようだった。
皇帝の視線が、彼女の艶やかな唇に留まる。
「その紅は、見慣れぬ色だな」
「ええ、陛下。最近、面白い遊びを覚えまして」
林淑妃は意味ありげに微笑む。その言葉が、皇帝の興味をさらに引いたのは明らかだった。
その夜、皇帝が月華宮に泊まったという知らせは、後宮を瞬く間に駆け巡った。忘れられた妃の、劇的な返り咲き。そして、そのきっかけが、彼女の類稀なる美しさにあるという噂と共に。
好機は、熟した。
数日後、有力な妃の一人が主催する茶会が開かれた。後宮の勢力図が可視化される、華やかな戦場だ。
会場の中心には、もちろん張貴妃がいた。取り巻きの妃たちにかしずかれ、扇の影で得意げに微笑んでいる。
その輪に、静かだが、誰にも無視できない波紋が広がった。
林淑妃の登場だった。
ひときわ優雅な衣をまとい、穏やかな笑みを浮かべて彼女はそこにいた。だが、その場にいた全ての女たちの視線は、彼女の唇に釘付けになった。
光を受けて濡れたように輝く、深紅の唇。微笑むたびに、その色は鮮やかさを増し、彼女の肌の白さを際立たせる。
妃の一人が、我慢できずに口を開いた。
「まあ、淑妃様……。その紅は、どちらのものですの? 帝都のどんな名店でも、このような美しい色は見たことがございませんわ」
その問いに、会場の誰もが耳を澄ませた。羨望、嫉妬、好奇心。様々な感情が渦巻く中、林淑妃は扇で口元を隠し、妖艶に微笑んだ。
「さあ? これはある秘密の友人からの贈り物。誰にも教えられない、特別な品よ」
張貴妃の顔から、すっと笑みが消えた。彼女は林淑妃の唇を睨みつけ、その色が自分の扱う紅とは比べ物にならない品質であることを瞬時に悟ったのだろう。その瞳に浮かんだのは、焦りと屈辱、そして私という見えざる敵への、明確な敵意だった。
茶会の話題は、もはや張貴妃ではなかった。林淑妃の唇と、その秘密の紅のことで持ちきりだった。
その様子を、遠く静蘭宮で報告として聞いていた私は、静かに呟いた。
「マーケティング戦略、フェーズ1は成功ね」
小さな螺鈿の器に収められた深紅の紅。
それは、もはや単なる化粧品ではない。
後宮の勢力図を塗り替えるための、私たちの静かな、しかし鮮烈な宣戦布告だった。
「張貴妃が扱う紅は、西域の商人から独占的に仕入れている品よ」
茶を一口含み、林淑妃が言う。その肌は日ごとに輝きを増し、声にもかつての張りが戻っていた。
「確かに発色は良い。だが、すぐに乾いて唇がひび割れる。それに、宴の席では杯に色がべったりと移るのを、皆気にしているわ。化粧直しのたびに侍女を呼ぶのも、優雅ではないしね」
彼女がもたらす情報は、極上の市場調査レポートだった。顧客の具体的な不満点が明確になる。
「なるほど。必要なのは高発色、高保湿、そして色持ち……ティント効果かしら」
「てぃんと?」
「いずれお分かりになります。要は、落ちない紅ですわ」
静蘭宮に戻った私は、すぐさま新商品の開発に取り掛かった。
課題は三つ。まず、唇を荒らさない天然顔料。次に、潤いを保つための保湿成分。そして、色を唇に定着させるための皮膜効果。
顔料には、最高級の紅花を選んだ。だが、ただ使うだけでは張貴妃のものと大差ない。私は前世の知識を活かし、アルコール(酒)を使って紅花の色素を分離させ、不純物を取り除くことで、より純度の高い赤色を抽出することに成功した。
保湿成分には、上質な密蝋と、私が独自に精製した植物性の油を数種類ブレンドした。これを顔料と混ぜ合わせ、湯煎で丁寧に溶かしていく。重要なのは、その配合比率だ。何度も試作を繰り返し、唇の上で滑らかに伸び、かつ美しい艶を保つ黄金比を導き出した。
最後に、色持ち。これは密蝋が持つ天然の皮膜効果が鍵だった。唇の表面に薄い膜を作り、色素と潤いを閉じ込める。まさに天然のリップコートだ。
数日後、小さな螺鈿の器に収められた深紅の艶やかな固まりを手に、私は再び月華宮を訪れた。
「……まあ」
林淑妃は、私が彼女の唇に筆で紅を引くと、鏡に映る自分の姿を見て感嘆の声を漏らした。
そこには、今まで誰も見たことのない、濡れたような艶と、内側から発光するような深みのある赤色があった。
「素晴らしいわ、雪蘭。これなら……」
その時、月華宮に予期せぬ来訪者があった。
「陛下のおな~り~」
宦官の甲高い声が響き、私たちは息を呑んだ。皇帝・叡明その人だった。
数ヶ月ぶりに林淑妃の宮を訪れた皇帝は、以前にも増して輝く彼女の美貌に、わずかに目を見張った。
「息災であったか、淑妃」
「陛下……。夢ではございませんか」
林淑妃は驚きながらも、完璧な作法で彼を迎えた。そのやり取りは、まるで熟練の役者同士の舞台のようだった。
皇帝の視線が、彼女の艶やかな唇に留まる。
「その紅は、見慣れぬ色だな」
「ええ、陛下。最近、面白い遊びを覚えまして」
林淑妃は意味ありげに微笑む。その言葉が、皇帝の興味をさらに引いたのは明らかだった。
その夜、皇帝が月華宮に泊まったという知らせは、後宮を瞬く間に駆け巡った。忘れられた妃の、劇的な返り咲き。そして、そのきっかけが、彼女の類稀なる美しさにあるという噂と共に。
好機は、熟した。
数日後、有力な妃の一人が主催する茶会が開かれた。後宮の勢力図が可視化される、華やかな戦場だ。
会場の中心には、もちろん張貴妃がいた。取り巻きの妃たちにかしずかれ、扇の影で得意げに微笑んでいる。
その輪に、静かだが、誰にも無視できない波紋が広がった。
林淑妃の登場だった。
ひときわ優雅な衣をまとい、穏やかな笑みを浮かべて彼女はそこにいた。だが、その場にいた全ての女たちの視線は、彼女の唇に釘付けになった。
光を受けて濡れたように輝く、深紅の唇。微笑むたびに、その色は鮮やかさを増し、彼女の肌の白さを際立たせる。
妃の一人が、我慢できずに口を開いた。
「まあ、淑妃様……。その紅は、どちらのものですの? 帝都のどんな名店でも、このような美しい色は見たことがございませんわ」
その問いに、会場の誰もが耳を澄ませた。羨望、嫉妬、好奇心。様々な感情が渦巻く中、林淑妃は扇で口元を隠し、妖艶に微笑んだ。
「さあ? これはある秘密の友人からの贈り物。誰にも教えられない、特別な品よ」
張貴妃の顔から、すっと笑みが消えた。彼女は林淑妃の唇を睨みつけ、その色が自分の扱う紅とは比べ物にならない品質であることを瞬時に悟ったのだろう。その瞳に浮かんだのは、焦りと屈辱、そして私という見えざる敵への、明確な敵意だった。
茶会の話題は、もはや張貴妃ではなかった。林淑妃の唇と、その秘密の紅のことで持ちきりだった。
その様子を、遠く静蘭宮で報告として聞いていた私は、静かに呟いた。
「マーケティング戦略、フェーズ1は成功ね」
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それは、もはや単なる化粧品ではない。
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