転生魔竜~異世界ライフを謳歌してたら世界最強最悪の覇者となってた?~

アズドラ

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第177話

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 光が霧散し、咆哮が響く……しかしさっきまでのヴリトラの咆哮とは違う、より高く耳に響くようなどことなく不快感を感じさせるものだった。
「なんだ……その姿は?」
 シャザールの目の前に現れた竜はさっきまで激戦を繰り広げていた黒い竜ではなかった……鼻先の角はそのままに全身がスマートな蛇型、さっきまでの姿が西洋のドラゴンと例えれば今の姿は東洋の龍と呼ぶのが相応しいだろうか? そして頭部の角は細く長く、ヒレのような膜が広がる四本角、手足も補足短くなっているが代わりに指、爪は長くしなやかな形になり間には水かきのような膜が広がっている。尾の先も二股に別れ、魚の尾びれを連想させる。そして何より、翼だ……翼と言うより地球の魚オニカサゴのような巨大で鋭い針のような骨格と膜のようなヒレを大きく広げたようなものになっていた。
「上手くいったな……」
 そして色だ、さっきまでの全てを吸い込む漆黒とは違い深い深海のような青、しかし日の光に反射して綺麗な水色のようにも見える不思議な魅力持ち、大きく広げた膜も虹色に煌めいていた。
「そんな見掛け倒しで、勝てると思うんじゃねぇぞ!!」
 シャザール吠えると剣を構え、一気に距離を詰めていく。
「ぐはっ!?」
 しかしシャザールは突然膝をつく……どこからともなく伸びてきた二本の触手が左脇腹と右太ももを貫いていたのだった、触手の先は槍のように鋭く神の肉体をいとも簡単に貫通して見せた。
「さっきと同じと思うなよ、単純馬鹿が」
「この野郎……」
 触手は大きく広げた背中の膜の下から伸びている、完全に目を奪われて意識していなかった一撃だった。
「滅竜ガラムタ、この姿の名だ。覚えておきな」
 触手を引き抜き、スルスルと広げた膜の裏へと再び隠した。
「テメェ、神滅剣を取り込んだのか?」
「少し違うな……それにそれだけじゃない」
 シャザールは立ち上がり深呼吸をして呼吸を整えた。
「情けない姿に変わってイラだったがそういう訳じゃねぇな……傷も見当たらねぇし何をした?」
「俺は元々神滅剣を取り込んでいるが能力は呼び出さなきゃ使えない。それを精霊の力を借りて呼び出した状態で再融合した、早い話が俺自身を神滅剣としたようなもんだ」
 まぁ、これにはいろいろ制限や相性があるせいで強力だけどリスクも結構あるんだけどそんなこと教えてやらない。
「なるほど、お互いに一撃で殺せる状態ってわけだ……いいじゃねぇか!!」
「それだけじゃねぇよ!」
 しかし、ガラムタは封印の剣。こういうフィジカル馬鹿とは相性が悪いんだよなぁ……ガルザークやテンザンが再生してれば他の戦い方もあったけどまだ使えないしそもそもウンディーネの水属性と相性が悪くて特化形態にはなれない、仮に剣として戦うにしても闘神に技術で勝てるとも思えないしね。やっぱこれしかない!!
「なにがだ!?」
「見せてやるよっ! 空間掌握、パーマフロスト!!」
 咆哮と共にヴリトラを中心として周囲が冷気に包まれ、さっきまで荒野だったものが全て凍結し一面氷に支配された冷たい世界へと姿を変えた。
「地形を変えた?」
「それじゃあ覚悟しな? 今の俺は貴様の天敵だ!!」
「ぬかせぇ!」
 シャザールが踏み出そうとしたその時、足が凍結した地面に取られバランスを崩す。
「ぬっ!?」
 俺はそれを逃さない! 氷と化した地面をまるでロケットのように高速で滑りあっと言う間に肉薄すると片足に触手を撒きつけすり抜けざまに思いっきり引っ張り上げる。
「がはっ」
 鈍い音を響かせ顔面から転倒したシャザールを尻目に手足をブレーキ代わりに、背中の大ヒレを船の帆のように上手く使い急制動からの方向転換、急加速をして立ち上がろうとするシャザールを再び転倒させそれと同時に鋭いヒレと触手で斬りつける、元々爪だった部分だしその鋭利さは健在なのだ。
「やられたっ……!!」
 四方八方、縦横無尽に高速で攻めてくるヴリトラを相手に完全に罠にはまったことをシャザールは理解した。このままでは確実に削り取られ最後は確実にやられる。しかし……
「神を舐めるなぁ!!!!」
 雄叫びを上げると同時に迫る触手を斬り落とし周辺に衝撃波が広がる。その凄まじさは尋常ではなく地面が砕け地響きと共に丁度迫っていた俺自身も宙へと投げ出されてしまった。
「三枚におろしてくれる!!!」
 シャザールは飛び上がり剣を構えて俺に迫る。この形態、重量的には通常ドラゴン形態より重いのだがここまで吹き飛ばされるのは想定外すぎる。
「そう簡単にやられるかぁ!!」
 俺は超高圧縮された水流のブレスをシャザールに叩きつける。これは対象を貫通切断することに特化したブレスで神滅剣の力も乗って圧倒的な者になっている。
「なんのぉぉ!!!!」
 しかしブレスを肩に受け、確実貫通しているにも関わらず迫ってくる。ならばそのまま首を斬り落とそうとするも動かない……ブレスの射角が動かせない!? 物凄い筋肉に抵抗されてる!?!?
「嘘だろ!?」
「もらったぁぁ!!!」
「なんのぉ!!」
 剣が届く瞬間、俺は体をうねらせ尻尾の一撃で地面へと叩き落す。
「まだだぁ!!」
 直撃は避けた。しかし左の大ヒレをバッサリと斬り落とされてしまった。
「くっそぉ!?」
 そして二人は地面へと落下していった。
「化け物がぁ……」
「それはお互い様だ……」
 両者ともに起き上がるが既にボロボロだった。致命傷はお互い負っていないが深い傷はいくつかあり、シャザールは脇腹や足などに風穴が。ヴリトラも左の大ヒレと触手の一本を斬り落とされ膜も亀裂が見えボロボロになっている。誰もが察するだろう、限界は確実に迫っている……
「ここまでボロボロにしたんだ滑ることもできねぇだろ?」
 さっきの攻撃の狙いはこっちだったか……凍結してこっちの戦いやすいフェールドを用意していたがそれを破壊されもとの荒野へと戻されてしまった。
「それにしてはだいぶ消耗したな……?」
「テメェもだろうが……こんな無茶しなきゃならない程追い詰められるとは思わなかったぜ」
 何をしたかはわからない、しかしあの地表後と俺を吹き飛ばした時明らかに今までより疲労していた……それしか打開できなかったという証拠だが、こっちの奥の手をぶち壊されたのは事実。どうするか……
「しかしこれで終わりだ、我が最強の剣の下、貴様の首を掲げ三枚におろして食ってくれる!!」
 駆け出すシャザール、しかし俺も満身創痍と言えどもまだだ!! 俺自身も体をバネのようにしならせ勢いよく飛び掛かり奴の体に巻き付き完全に動きを封じる。
「貴様っ!? 何のつもりだっ!! こんなことしたところでっ!!」
 実際時間稼ぎだろう。完全に絡みつき剣一本動かすことのできない程に身動きを奪い、締め付けていく……しかしこれくらいでどうにかできる相手じゃないのはわかっている、あの馬鹿力だし振り解かれるのは時間の問題、そして解かれた時が俺の敗北は決定する……しかしっ!!
「待たせたなヴリトラ!!」
 上空より待っていた声が響く。
「魔王!? テメェまだ生きていやがったのか!!」
「勝手に殺すな蛮神。我は孫を抱くまで死ぬつもりは無い!」
「んだとぉ!?」
「まぁ蛮神よ、もう十分満足したであろ? これを見てくれ……」
 魔王が上空を指差す。そこには巨大な紫色の炎に包まれた隕石? のようなものが姿を現している。
「てめぇ! 冥王の力を借りやがったな!!」
「ああ、この位些細なものだ……覚悟しろ!」
 魔王は俺が避難するのを待っている。しかしこれは……
「はっ! そんな単調な攻撃本気で当たるとでも思っているのか?」
「そのための大きさだ! 当ててやるさ!!」
 こいつと散々戦って理解している。こいつはまだこの広域攻撃から逃げれるポテンシャルは残している……こうなるともうやる事は一つしかない……
「アズハ、皆何かあったらチビ達を頼む……魔王!!」
「ヴリトラ殿?」
「俺に構わず撃て!! 大丈夫だ、俺を信じろ!!」
 俺は全身に更に力を込めて締め上げ首元に全力で食らい付く。もはや言葉は不要!!
「がっ!? テメェ死ぬ気かっ!?」
 無視して更に力を込める。
「ぐおぉぉ!?」
 その姿を見た魔王は小さくすまないと呟き再びシャザールを睨みつける。
「大魔竜ヴリトラ!! お前を信じているぞ!!」
「魔王テメェまさかっ!?」
 シャザールは急に焦りもがき暴れだす。しかし絶対に動かさせないっ!!
「冥王の力を秘めた星の一撃を受けてみよ!! 消え失せろ、プルーティスメテオール!!!」
 魔王が手を振りかざすと同時に巨大な紫の流星は俺とシャザール目掛け確実に迫り来る。
「離せ!! 離せェェ!!!!」
「ざまぁみろ……」
「クソガァァァ!!!!」
 そして流星は一人の神と一匹の龍を飲み込みとてつもない光を放ち、周囲を圧で吹き飛ばし。轟音を響かせ全てを飲み込んでいった。
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