転生魔竜~異世界ライフを謳歌してたら世界最強最悪の覇者となってた?~

アズドラ

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第163話

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「ガルガス、急な提案にすぐ対応していただきありがとうございます」
「いえ、こちらとしても王子を人質にとられ動けぬ状態でしたので……」
 戦場となった平原を見渡せる小さな山の上、ガルガスとルシエ、少数の兵が会話をしている。
「ところで、ドクトルとモルテナは無事ですか?」
「はい、二人とも一命はとりとめました。今は安全な場所で眠っております」
「無事で、よかったです……」
 ガルガスは安心したと同時に俯く。無理もない、幹部二人に王子までやられたのだから……自分の無力さを痛感しているのだろう。
「ガルガス、本来勇者とは一人か二人しか存在しません、それなのにあんな大勢の勇者と呼ばれる強力な戦力が敵に居るのです。生き延び、今ここで我が国を支えているのは間違いなく貴方、気に病む必要はありません」
 ルシエの言葉に顔を上げるガルガス。その顔は感極まって今にも涙を流しそうだった。
「ところで、今の戦いでの被害はわかりますか?」
 ガルガスは黒い宝珠を取り出し起動させる。この魔道具は魔力により対となっている宝珠と文字によるやり取りの出来る物で戦場での通信機として活用されている。
「……例の突然現れたドレイクの暴走により前線に甚大な被害が出ていますが、姫様の指示で予め使用した魔法、シェアリングライフと生命の形代が起動、死者は居ないとのことです」
「そうですか……」
 生命の形代、発動者が味方と認識した者が死に至る攻撃を受けた際に命を引き留める魔王国の最高峰宝具である。そして魔法シェアリングライフは仲間同士で受けるダメージを分散、軽減する魔法であり両方とも命を守るという意味では最高クラスの魔法と宝具である。
「しかし許容量を超えたらしく生命の形代は崩壊、消滅。現場に居た後方支援隊も含めて消耗が激しいとのことです」
 正直ある程度の犠牲を受け入れればここまでの消耗はしなかった。姫として王族としてこの判断が正解かはわからない……それでも死んで欲しくなかった。
「前衛の皆さんには申し訳ないことしたと思います」
「いえ、命があるだけ十分です。また鍛えればいいだけの事」
 今回、シェアリングライフによるダメージの分散、更に生命の形代により即死級の攻撃を肩代わりさせるという攻めるというより守るためにリソースを使った作戦だった。
「元々この戦法は帝国の新兵器による対魔戦用に考案されていたものを実戦で使用、成果を上げたのです。あのドレイクによる攻撃が想定外だっただけなのです……」
「そう、ですね……」
 今回使った宝具と魔法は一見強力だが代償がある。シェアリングライフは今回のように受けるダメージが多すぎるとその分分散対象が必要になり大勢が一気に疲弊してしまうため下手に使用すると戦力が一気に低下して不利になってしまう、最悪全滅の可能性だってある使用に細心の注意が必要な魔法の一つなのだ。そして生命の形代は死を回避する強力な効果と同時に代償が存在する……まず、切断などにより部位欠損した場合その部位は回復できず、首や心臓など致命傷の部分が破損した場合死を肩代わりすることはできない、本当に死なせないというだけで怪我や毒を治癒するわけでは無いのだ。そして発動した際、死者の命を繋ぐ代わりに対象者の身体能力の三割を奪い去る。命の対価としては安いと思えるかもしれないが強さが重視される魔王軍で昇級を狙うなら痛すぎる代償ではある。
「皮肉ですがあのドレイクが居なければこちらは全滅の可能性もありました。無差別ではありましたがあのドレイクが帝国の注目を一身に受けたおかげで死者がでなかったのですから……」
「……ごめんなさい」
「姫様、何を謝るのですか!? 王子は助けられませんでしたが。こちらは疲弊してるとはいえ立て直すことが可能です!! まだ、大丈夫ですから!!」
 時間が無かった……もっと早くわかっていたらこんな無茶で乱暴な作戦、味方を危険にさらす必要はなかったかもしれないのだから……
「しかし少々疑問なのがあのドレイクです……」
「ガルガス、何か気になるのですか?」
「勇者相手に戦っていた姿を見て思ったのですがあの破壊力……こちらの前線の兵士では歯が立たないどころか一撃バラバラにされてもおかしくなかった。確かに甚大な被害はでましたし重傷者も多くでましたが誰も再起不能の負傷はしていないのです」
 シェアリングライフは言うならば生きる意志、生命力の消費を分散して抑える魔法。前線の兵以外は精神的に負荷を受け肉体疲労は起こすが怪我をするわけでは無い。
「勇者やあの魔獣を粉砕する力、どう考えても我が軍の前衛では耐えれない……即死してもおかしくはないはずなのに……」
「それは……」
 ルシエは言葉を濁す。少し言い難いらしくガルガスも疑問を感じている。
「姫様、もしや何かご存じなのですか……?」
 ルシエは意を決して口を開こうとしたその時二人の近くの地面が割れ。先程まで大暴れしていた例のドレイクが姿を現した。
「ドレイク!?」
「なぜここに!?」
「姫様っ!!」
 ガルガスを始めとする魔王軍兵士達は驚き恐怖に顔を歪める。あの強さを見た後だ、無理もない。
「皆さん武器をおさめてください」
 ルシエはドレイクの前へと歩み寄り深々と頭を下げた。
「姫様!?」
 ガルガス達は何が起きたのか理解できないようで唖然としている。
「この度は私の無理な願いを聞き、助けていただいて何とお礼をすればいいのか……本当にありがとうございます、ヴリトラ様」
 その名を聞いた兵士達は真っ青な顔してその場に膝をついた。一切干渉しない、しかしその怒りに触れた国や人は地獄を見ると言われている大魔竜の名が出たのだからある意味正しい反応ではある。
「ドクトルの必死の願いだし、何より兄が死んだらルシエ、それにティファニーが悲しむだろ? そうなると仲のいいうちの子供達にもその悲しみは伝播する……そんなこと俺は望んでいない」
「それだけのために……?」
 信じられないというガルガスの顔をジロリと睨みつける、流石の幹部様をビクッと体を震わせていた。
「俺にとって一番大切なのは家族だ。家族を悲しませるなら絶対に許さない……」
 魔竜ヴリトラの圧に魔王軍の兵士達は完全に怖気づいてしまっていた。
「今回の作戦を考案した時、ヴリトラ様に正体不明の怪物として参戦してもらうため魔王軍にも牙をむき、ただ怒り狂い無差別に襲っていただく必要がありました……」
「だからこその生命維持優先の魔法と宝具……」
「はい、手加減はお願いしましたが抵抗しそれでも死ぬほどの負傷を負ってもらわねば敵を騙すこともできませんでしたから」
「それでも上層部にはお伝えしていただきたかったです……」
「敵を騙すには味方からというだろ? 本気で抵抗してもらわなければ向こうも馬鹿じゃない、ばれる可能性もあったのだから」
「ごもっともです……」
 筋肉馬鹿かと思ったけど、ガルガス。こいつは話が分かるらしい、仮にも四天王に上り詰めた男だというのは伊達ではないのだろう。
「詫びになるかはわからないが俺が倒した魔獣や兵器の残骸は全てそちらに差し上げよう……」
「ありがとうございます……しかし、貴方は王子を……」
 しっかり見ていたらしい。俺が王子の拘束されていた処刑台をぶち壊したことも。
「そうだな、そう見えてるのなら作戦は上手くいったんだろうな。生きていることを信じたい魔王軍がこの反応なら十分成果はあったな」
「貴方はまさか……王子を!!」
 ガルガスの圧が強くなる。勝てなくても命を懸けて一矢報いる、そういう雰囲気だ。
「ガルガス、落ち着きなさい!!」
「はっ!」
 ルシエの一喝でガルガスはすぐさまひざまつく。流石お姫様だ。
「俺は殺したなんて一言も言ってないが?」
「なに?」
 そう話していると俺の足元、地面がもごもごと蠢きだした。
「主様早いですよ~」
 そこからはハイコボルトが二人、飛び出してきた。
「アル、カル、危ない仕事だったのに上手くやってくれて助かったよ。ありがとう」
「主様の期待、応えるのは当たり前です」
 穴からはうちの可愛い犬系娘達が姿を現した。
「このお二人は……?」
「ヴリトラ様の家族ですよ。今回の作戦の要です」
 ガルガス達は理解できないという顔をしていた。
「処刑台を破壊した時の煙に紛れて予め地中で待機していたアルが飛び出したんだ。この子はうちの家族でも抜群の嗅覚と運動能力があるから対象を崩れる破片を跳び渡りながら回収するのにさいてきだった。そしてカルは土魔法、特に掘り進む魔法に長けているからね。作戦は完璧に成功した」
 そう話していると穴の中からカルが肩を貸しながら一人の男性が姿を見せる。
「兄さんっ!」
「王子っ!!!」
 疲弊し泥をかぶりボロボロだがまぎれもなく魔王軍第一王子、ガリウス・モナークその人だった。
「限界を迎えたみたいで気を失っていますが無事ですよ」
「なんと……なんと……あぁ……王子、よくぞご無事!!!」
 瞬間帝国兵達の俺に対する敵意が一気に消滅した。余程信頼を得ている王子なのだろう。
「王子は引き渡した。これで約束は果たしたぞ」
「ヴリトラ様、この度は本当に無理なお願いを聞き届けていただき魔王国の姫としてお礼申し上げます」
「いいさ、それよりルシエはどうする? 残るか?」
「いえ、私もヴリトラ様と一緒に戻ります。ティファニーも居ますし……ガルガス、お兄様をお願いします。今後の事はまた後程で」
「わかりました!」
 話が一段落したころ上空から漆黒の翼と小さな銀色の翼が飛来した。
「ルーフェ、ジル、見ていたのか」
 ジルは俺の周りをクルクルと飛び回りながら嬉しそうに鳴いている。
「ジルは父の戦いを目の当たりにして強い憧れを抱いています。自分もああなりたいと」
 父か……確かにこいつは俺の子みたいなものだし今後の事を考えると見せて正解だったのかな? あんま無茶する子にはなって欲しくないんだけどなぁ……
「ルーフェ、ただの見学で来ていたわけでは無いんだろ?」
「そうでした、ご主人様に至急報告することがあったので」
「なに?」
「産まれそうだとのことです」
「え?」
 理解が追い付かない俺がアホみたいな声をあげていた。
「アズハの容態が変わりまして、もうすぐ産まれそうとのことです」
「……」
「まぁ!」
 フリーズする俺と驚くルシエ、そしてお~と小さく拍手するアルとカル。ついでにジルも真似している……
「撤収する!! 最速で帰る!!! 行くぞ!!!」
 我に返った俺はすぐさまいつものドラゴンモードへと姿を変え、ルシエ、アル、カルを拾い飛翔する、ルーフェとジルも頭の上にスッと着地し座った。
「緊急事態みたいですので私はこれで、ガルガス、後は任せます。お父様にもよろしくとお伝えください~」
「姫様っ!?」
 何か言いかけてた気がするがもう知らん! 俺は超特急でアズハの元へとすっ飛んでいった。
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