164 / 192
第164話
しおりを挟む
「アーズーハー!!」
ルーフェからの知らせを聞いて家に全速力で帰還し広場に着地と同時に人間体に戻る。
「ワフッ!?」
「きゃっ」
「わっ!?」
普段はゆっくり乗せている家族を降ろしてから変身するが今日ばかりは許して欲しい。ルシエとカルを両脇に抱えて、アルを背中に負ぶったまま変身して地面に降ろし病棟へダッシュする。ここの改装も定期的に行っていて、医療に強いティフォンが来たことにより医務室というよりベッドなども複数用意した小さな病院のような物へと改装し様々な事態に対応できるようにしたし改装時に今後の為を考えて分娩室もしっかり用意して準備してたりする。
「ごめん!!」
俺はアル達にそう叫びながらアズハの元へと向かう。
「アズハ!!」
「タカト……おかえり」
病室のベッドで横になっていたアズハは苦しそうに見える……こればかりはわからないことが多いけど、出産は命懸けというし心配だ……
「ただいま、アズハ……辛くない?」
俺がアズハの頬に手を当てるとニコッと微笑んでくれる。
「大丈夫、この子達のためにも頑張るね!」
アズハの笑顔を見て彼女手をギュッと握りしめると優しく握り返してくれる。
「主様、アズハさん。落ち着いてる今のうちに移動しましょう」
「俺が連れて行く。いい?」
「はい、お願いします」
出産の準備をしていたティフォンに呼ばれ俺はアズハを優しく抱きかかえて連れて行く。三人の命の重さを噛みしめながら、普通の人ならまずできないであろうこの体験、今はこの竜の怪力に感謝しかない。
「ゆっくり寝かせてあげてください」
「わかってる」
分娩室にはティフォンのお手伝いをしてくれる魔王国のメイドやマリー、お湯や水をたくさん使うためそれ系の魔法に長けたメリジナも来てくれていた。
「皆、アズハをよろしく頼む」
「お任せください主様!」
幸いメイドの中には助産の経験者もいるらしく頼りになる。
「タカト」
「なに? アズハ」
「私、頑張るね!」
「アズハなら大丈夫!」
ニコッとまた笑うアズハに何もしてあげれないのが悔しい。せめて手を握っていよう……
「さてと主様」
「はい?」
「出てってくださいね!」
「え?」
「退出!」
「ちょ!?」
有無を言わさず俺はティフォンに部屋を追い出されてしまった。
「役に立たないのはわかるけどせめて近くに……」
「気持ちはわかりますけど、今まで何してたかお忘れですか?」
「あ……」
慌てていたから意識していなかったが。今さっきまで戦場で勇者相手に大暴れしていた……早い話が汚いのだ。
「ホントはここの部屋に入れるのも憚られたのですけど譲歩したんです! こちらも出産前にいろいろ! 綺麗にしなければいけないので主様もまずは自分を綺麗にしてきてください!」
「はい……」
ごもっともな事で返す言葉もなかった……汚れた状態で分娩室とか普通に馬鹿げている。たぶんアズハを勇気づけるという意味でもそうとう配慮してくれていたのだろう。
「後は私達に任せて主様は子供達のお名前でも考えて待っていてください。ちゃんと綺麗にして!!」
物凄く強調された……
「……わかった、皆。アズハと子供達を頼んだよ!」
「「「はい!!」」」
そして部屋の扉は閉ざされた。こういう時近くに居ることすらできないのはもどかしいな……
「キュウ!」
扉の前で座っているとジルが飛んできた頭の上にちょこんと着地した。
「ジル、お前の兄弟が生まれるってさ」
「クワ!!」
家族が増えることが嬉しいと伝わってくる、いい兄になってくれることを祈ろう。
「んじゃジル、お風呂いこっか。ティフォンにも綺麗に! って言われちゃったしね」
「クワッ!!」
俺はジルを連れてお風呂にむかった。
「……で、お前はなんでここに居るんだ?」
「ご主人様あるところルーフェリアスありです!」
ジルを連れてお風呂に来たのはいい。しかしなぜか隣に当然の如くルーフェが居た……入った時は確かに二人だったのに。
「今日はやらんぞ」
何がとは言わないけどいつもそういう訳では無い!! 流されることは多いけど……ジルも居るし教育上よろしくないし!!
「わかってます!」
ルーフェはニコッと笑ってみせる、流石に年中発情しているわけではないらしい。
「次は私ですけどね!」
「なにが!?」
ルーフェは笑顔を崩さない……ちょっと怖いんだけど!!
「それはそうとご主人様、これからどうするんです? 擬態していたとはいえ本格的に戦争に介入してしまいましたよ?」
「それねぇ……」
正直魔王国とはいろいろ友好関係が紡げているし購入している急速成長薬は酷い劣化を起こして実用的ではないと評価されていたが劣化しても食べれるレベルとそこそこの採取量を確保できるここの異常なほどの成長環境と相性がいいしほかの特産品やここでは入手できない物の宛てはあったほうがいい。陸も海外品や漁業で盛んだが日用品や魔法関係の道具には薄い。ルシエ達の事もあるし万が一にも負けて制圧されるのはデメリットが大きい。逆に帝国はいろいろめんどくさい事をやって来るから滅んだ方が都合はいい……でも基本的には家と家族に手を出したら容赦しないが中立と意思表示をしたいし。その姿勢を崩して好き勝手するのがよくないのはわかる……ドラゴンとしてはそういうのもありなんだろうけど。
「正体は明確に断言できてはいないと思います。しかし今まで謎の竜人、ドレイクとどちらもドラゴンに準ずる存在であり色も黒。察しがいい者なら気づいていると思います」
中立とは言っても正直気持ち的にも状況的にも魔王国に肩入れしたい。散々ちょっかい出されてるんだから当然だ!!
「ならこれ以上は流石に不味いかなぁ……」
「いえ、明確にヴリトラが介入したという事実さえなければいいんですよ」
「……つまり?」
「ルシエさんもティファニーちゃんももう家族みたいなものですよね?」
「うん……」
「家族に手を出されたら許さない、なら迷うことありません。ご主人様の思うままにでいいんですよ、私達はどこまでもお供いたしますから」
そう言いながらルーフェは微笑む。何と言うかいい女だ……ホントにそう思った。
「どうするかはお任せします。ささ、折角ですしお背中お流ししますよ!」
「そうだな、お願いするよ」
「はい!」
「ジルもおいで、洗ってあげる」
「クワ!」
考えるこよも思うことも沢山あるがとにかく前に進むことにしよう。どうなるかわからないけど今も頑張っているアズハと子供達、家族の皆が幸せに生きて行けるように絶対に守る、それだけは絶対に曲げないと改めて心に決めたのだから。
ルーフェからの知らせを聞いて家に全速力で帰還し広場に着地と同時に人間体に戻る。
「ワフッ!?」
「きゃっ」
「わっ!?」
普段はゆっくり乗せている家族を降ろしてから変身するが今日ばかりは許して欲しい。ルシエとカルを両脇に抱えて、アルを背中に負ぶったまま変身して地面に降ろし病棟へダッシュする。ここの改装も定期的に行っていて、医療に強いティフォンが来たことにより医務室というよりベッドなども複数用意した小さな病院のような物へと改装し様々な事態に対応できるようにしたし改装時に今後の為を考えて分娩室もしっかり用意して準備してたりする。
「ごめん!!」
俺はアル達にそう叫びながらアズハの元へと向かう。
「アズハ!!」
「タカト……おかえり」
病室のベッドで横になっていたアズハは苦しそうに見える……こればかりはわからないことが多いけど、出産は命懸けというし心配だ……
「ただいま、アズハ……辛くない?」
俺がアズハの頬に手を当てるとニコッと微笑んでくれる。
「大丈夫、この子達のためにも頑張るね!」
アズハの笑顔を見て彼女手をギュッと握りしめると優しく握り返してくれる。
「主様、アズハさん。落ち着いてる今のうちに移動しましょう」
「俺が連れて行く。いい?」
「はい、お願いします」
出産の準備をしていたティフォンに呼ばれ俺はアズハを優しく抱きかかえて連れて行く。三人の命の重さを噛みしめながら、普通の人ならまずできないであろうこの体験、今はこの竜の怪力に感謝しかない。
「ゆっくり寝かせてあげてください」
「わかってる」
分娩室にはティフォンのお手伝いをしてくれる魔王国のメイドやマリー、お湯や水をたくさん使うためそれ系の魔法に長けたメリジナも来てくれていた。
「皆、アズハをよろしく頼む」
「お任せください主様!」
幸いメイドの中には助産の経験者もいるらしく頼りになる。
「タカト」
「なに? アズハ」
「私、頑張るね!」
「アズハなら大丈夫!」
ニコッとまた笑うアズハに何もしてあげれないのが悔しい。せめて手を握っていよう……
「さてと主様」
「はい?」
「出てってくださいね!」
「え?」
「退出!」
「ちょ!?」
有無を言わさず俺はティフォンに部屋を追い出されてしまった。
「役に立たないのはわかるけどせめて近くに……」
「気持ちはわかりますけど、今まで何してたかお忘れですか?」
「あ……」
慌てていたから意識していなかったが。今さっきまで戦場で勇者相手に大暴れしていた……早い話が汚いのだ。
「ホントはここの部屋に入れるのも憚られたのですけど譲歩したんです! こちらも出産前にいろいろ! 綺麗にしなければいけないので主様もまずは自分を綺麗にしてきてください!」
「はい……」
ごもっともな事で返す言葉もなかった……汚れた状態で分娩室とか普通に馬鹿げている。たぶんアズハを勇気づけるという意味でもそうとう配慮してくれていたのだろう。
「後は私達に任せて主様は子供達のお名前でも考えて待っていてください。ちゃんと綺麗にして!!」
物凄く強調された……
「……わかった、皆。アズハと子供達を頼んだよ!」
「「「はい!!」」」
そして部屋の扉は閉ざされた。こういう時近くに居ることすらできないのはもどかしいな……
「キュウ!」
扉の前で座っているとジルが飛んできた頭の上にちょこんと着地した。
「ジル、お前の兄弟が生まれるってさ」
「クワ!!」
家族が増えることが嬉しいと伝わってくる、いい兄になってくれることを祈ろう。
「んじゃジル、お風呂いこっか。ティフォンにも綺麗に! って言われちゃったしね」
「クワッ!!」
俺はジルを連れてお風呂にむかった。
「……で、お前はなんでここに居るんだ?」
「ご主人様あるところルーフェリアスありです!」
ジルを連れてお風呂に来たのはいい。しかしなぜか隣に当然の如くルーフェが居た……入った時は確かに二人だったのに。
「今日はやらんぞ」
何がとは言わないけどいつもそういう訳では無い!! 流されることは多いけど……ジルも居るし教育上よろしくないし!!
「わかってます!」
ルーフェはニコッと笑ってみせる、流石に年中発情しているわけではないらしい。
「次は私ですけどね!」
「なにが!?」
ルーフェは笑顔を崩さない……ちょっと怖いんだけど!!
「それはそうとご主人様、これからどうするんです? 擬態していたとはいえ本格的に戦争に介入してしまいましたよ?」
「それねぇ……」
正直魔王国とはいろいろ友好関係が紡げているし購入している急速成長薬は酷い劣化を起こして実用的ではないと評価されていたが劣化しても食べれるレベルとそこそこの採取量を確保できるここの異常なほどの成長環境と相性がいいしほかの特産品やここでは入手できない物の宛てはあったほうがいい。陸も海外品や漁業で盛んだが日用品や魔法関係の道具には薄い。ルシエ達の事もあるし万が一にも負けて制圧されるのはデメリットが大きい。逆に帝国はいろいろめんどくさい事をやって来るから滅んだ方が都合はいい……でも基本的には家と家族に手を出したら容赦しないが中立と意思表示をしたいし。その姿勢を崩して好き勝手するのがよくないのはわかる……ドラゴンとしてはそういうのもありなんだろうけど。
「正体は明確に断言できてはいないと思います。しかし今まで謎の竜人、ドレイクとどちらもドラゴンに準ずる存在であり色も黒。察しがいい者なら気づいていると思います」
中立とは言っても正直気持ち的にも状況的にも魔王国に肩入れしたい。散々ちょっかい出されてるんだから当然だ!!
「ならこれ以上は流石に不味いかなぁ……」
「いえ、明確にヴリトラが介入したという事実さえなければいいんですよ」
「……つまり?」
「ルシエさんもティファニーちゃんももう家族みたいなものですよね?」
「うん……」
「家族に手を出されたら許さない、なら迷うことありません。ご主人様の思うままにでいいんですよ、私達はどこまでもお供いたしますから」
そう言いながらルーフェは微笑む。何と言うかいい女だ……ホントにそう思った。
「どうするかはお任せします。ささ、折角ですしお背中お流ししますよ!」
「そうだな、お願いするよ」
「はい!」
「ジルもおいで、洗ってあげる」
「クワ!」
考えるこよも思うことも沢山あるがとにかく前に進むことにしよう。どうなるかわからないけど今も頑張っているアズハと子供達、家族の皆が幸せに生きて行けるように絶対に守る、それだけは絶対に曲げないと改めて心に決めたのだから。
72
あなたにおすすめの小説
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
異世界に転生した俺は英雄の身体強化魔法を使って無双する。~無詠唱の身体強化魔法と無詠唱のマジックドレインは異世界最強~
北条氏成
ファンタジー
宮本 英二(みやもと えいじ)高校生3年生。
実家は江戸時代から続く剣道の道場をしている。そこの次男に生まれ、優秀な兄に道場の跡取りを任せて英二は剣術、槍術、柔道、空手など様々な武道をやってきた。
そんなある日、トラックに轢かれて死んだ英二は異世界へと転生させられる。
グランベルン王国のエイデル公爵の長男として生まれた英二はリオン・エイデルとして生きる事に・・・
しかし、リオンは貴族でありながらまさかの魔力が200しかなかった。貴族であれば魔力が1000はあるのが普通の世界でリオンは初期魔法すら使えないレベル。だが、リオンには神話で邪悪なドラゴンを倒した魔剣士リュウジと同じ身体強化魔法を持っていたのだ。
これは魔法が殆ど使えない代わりに、最強の英雄の魔法である身体強化魔法を使いながら無双する物語りである。
おっさん商人、仲間を気ままに最強SSランクパーティーへ育てる
シンギョウ ガク
ファンタジー
※2019年7月下旬に第二巻発売しました。
※12/11書籍化のため『Sランクパーティーから追放されたおっさん商人、真の仲間を気ままに最強SSランクハーレムパーティーへ育てる。』から『おっさん商人、仲間を気ままに最強SSランクパーティーへ育てる』に改題を実施しました。
※第十一回アルファポリスファンタジー大賞において優秀賞を頂きました。
俺の名はグレイズ。
鳶色の眼と茶色い髪、ちょっとした無精ひげがワイルドさを醸し出す、四十路の(自称ワイルド系イケオジ)おっさん。
ジョブは商人だ。
そう、戦闘スキルを全く習得しない商人なんだ。おかげで戦えない俺はパーティーの雑用係。
だが、ステータスはMAX。これは呪いのせいだが、仲間には黙っていた。
そんな俺がメンバーと探索から戻ると、リーダーのムエルから『パーティー追放』を言い渡された。
理由は『巷で流行している』かららしい。
そんなこと言いつつ、次のメンバー候補が可愛い魔術士の子だって知ってるんだぜ。
まぁ、言い争っても仕方ないので、装備品全部返して、パーティーを脱退し、次の仲間を探して暇していた。
まぁ、ステータスMAXの力を以ってすれば、Sランク冒険者は余裕だが、あくまで俺は『商人』なんだ。前衛に立って戦うなんて野蛮なことはしたくない。
表向き戦力にならない『商人』の俺を受け入れてくれるメンバーを探していたが、火力重視の冒険者たちからは相手にされない。
そんな、ある日、冒険者ギルドでは流行している、『パーティー追放』の餌食になった問題児二人とひょんなことからパーティーを組むことになった。
一人は『武闘家』ファーマ。もう一人は『精霊術士』カーラ。ともになぜか上級職から始まっていて、成長できず仲間から追放された女冒険者だ。
俺はそんな追放された二人とともに冒険者パーティー『追放者《アウトキャスト》』を結成する。
その後、前のパーティーとのひと悶着があって、『魔術師』アウリースも参加することとなった。
本当は彼女らが成長し、他のパーティーに入れるまでの暫定パーティーのつもりだったが、俺の指導でメキメキと実力を伸ばしていき、いつの間にか『追放者《アウトキャスト》』が最強のハーレムパーティーと言われるSSランクを得るまでの話。
現代錬金術のすゝめ 〜ソロキャンプに行ったら賢者の石を拾った〜
涼月 風
ファンタジー
御門賢一郎は過去にトラウマを抱える高校一年生。
ゴールデンウィークにソロキャンプに行き、そこで綺麗な石を拾った。
しかし、その直後雷に打たれて意識を失う。
奇跡的に助かった彼は以前の彼とは違っていた。
そんな彼が成長する為に異世界に行ったり又、現代で錬金術をしながら生活する物語。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する
カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、
23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。
急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。
完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。
そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。
最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。
すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。
どうやら本当にレベルアップしている模様。
「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」
最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。
他サイトにも掲載しています。
レベルアップは異世界がおすすめ!
まったりー
ファンタジー
レベルの上がらない世界にダンジョンが出現し、誰もが装備や技術を鍛えて攻略していました。
そんな中、異世界ではレベルが上がることを記憶で知っていた主人公は、手芸スキルと言う生産スキルで異世界に行ける手段を作り、自分たちだけレベルを上げてダンジョンに挑むお話です。
異世界転移から始まるハーレム生活〜チートスキルを貰った俺は、妹と共に無双する〜
昼寝部
ファンタジー
2XXX年、X月。
俺、水瀬アキトは戦争の絶えない地球で『戦場の悪魔』と呼ばれ、数多の戦で活躍していた。
そんな日々を過ごしていた俺は、ひょんなことから妹と一緒に異世界へ転移することになった。
その世界にはダンジョンが存在しており、ライトノベルなどで登場する世界観と類似していた。
俺たちはその世界で過ごすため女神様からチートスキルを貰い、冒険者となって異世界での生活を満喫することにした。
これは主人公の水瀬アキトと妹のカナデが異世界へ転移し、美少女たちに囲まれながら異世界で無双するお話し。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる