305 / 337
100・二世誕生
第305話 縁談だと!? はやいはやい!
しおりを挟む
首が据わったカルボナルは、様々なものをじーっと見るようになった。
目が大きい気がする。
その目をぐーっと開けて、じーっと見るのだ。
今、息子は世界のありとあらゆる情報を取り入れ、脳を急成長させているのであろう。
なお、この頃にはリップルは冒険者ギルドに出るようになっていた。
特に何をするわけでもないのに、また安楽椅子探偵を再開しているのである!
主に昼間のカルは僕が担当することになった。
なお、母乳はリップルがなんか魔法で送ってくる。
あいつめ、また不思議で使い勝手の無い専門的な魔法を作り出して。
専用の哺乳瓶に送り込まれてくるので、定時毎にカルに飲ませればいい。
僕はカルを特製ベビーカーに乗せて、遺跡に出勤するのだ。
油でビュンビュン走る。
「あおー」
素晴らしい速度に、カルがうめき声を漏らした。
何か彼の中で、感嘆みたいな感情が湧き上がっているのかもしれない。
第四階層に連れて行くと、我が家のちびは大人気だった。
「旦那さんのお子さん? かわいいねえー!」「目がぱっちりしてるよ!」「それに大きいねえ……」
「おっぱいをたくさん飲んでぐんぐん育っているんだ。すでに生まれた時の倍の重さになっているぞ」
同年代の赤ちゃんと比較しても大きい方であろう。
カルは周りにいる大人たちを、目だけ動かして見回している。
寝返りを打てるまではもう少しだもんな。
さて、職人の奥様方にカルを任せ、時間になったら哺乳瓶に母乳が溜まるから飲ませてくれと頼んだ。
「時間になったら……!?」「あっ、母さん! 哺乳瓶の中にどんどんミルクが溜まっていく!」「不思議!」
リップルの謎魔法炸裂!!
安心して仕事に打ち込めるというものだ。
おしめの交換から寝かせつけまで奥様方に頼んでしまい、僕はひたすら仕事をした。
そして帰宅!
奥様方に礼を言い、ベビーカーを押して自宅まで帰るのである!
途中で、コゲタとリップルと合流する。
「どうだい、私の開発したカルの空腹感知魔法と連動した、母乳転送魔法は」
「恐らく魔法界の革命なんだろうと思うけど、前代未聞の事をこういうパーソナルなところでやるのはどうかと思う」
「その様子だと満足してもらえたようだねえ、ふふふ」
「カルーげんきだった? いっぱいねた?」
「あうわー」
コゲタに構われて、カルが赤ちゃん語を発した。
まだその身は不動。
もぞもぞ動くものの、身体能力は寝返りにも至らない。
だが、小さい手のひらをゆっくりグーパーしているので、コゲタに手を伸ばしたいのだろうなーとは思う。
カルー、お姉ちゃんだぞー。
そんなこんなで帰宅すると、お手伝いさんが夕食を作ってくれていた。
これをもりもり食べていると……。
なんと夜に訪れる客人が。
「ナザル殿、夜分に失礼いたします。実はバスコンティン侯爵からカルボナル様に縁談の話が……」
バスコンティン侯爵とやらの使者か!?
縁談!?
何を言っているんだこの男は。
僕は飯をもりもり食べて、よく噛み、ごくりと飲み込んでからビールをぐいっとやった。
「ナザル、返答するためにたっぷり間をあけるねえ」
「食事中だからな。バスコンティン侯爵が夜分にいきなりどうしてそんな話を持ってくるんだ」
使者は困った顔をした。
「昼間ずっと留守だったもんで、この時間しかアタックできなくて……」
「そっか、僕はカルを連れてずっと遺跡にいたもんな」
例え貴族の使者と言えど、遺跡の中に入り込むのは一苦労なのだ。
なにせ用事がないし、それに土地勘もまったくない。
貴族街で暮らしているような貴族が、遺跡内部の農場に詳しいわけがないのだ。
それに、第三層の半ばから第四層までは僕の領土になっている。
勝手に侵入ができないのである。
「とにかく夜にやってくるのは失礼だぞ。後で来い、後で。明日の朝、出るのを遅くして待っててやるから」
「あ、ありがたい! ではその時にでも伺います!」
使者は帰っていった。
なんだったんだ。
そして翌日。
今日はリップルも家に残っている。
さあ、来るがいい使者よ。
僕ら夫婦は美味しい朝ご飯をお腹いっぱい食べて、エネルギー充填済みだぞ。
迎え撃ってやろう!
そう思っていたら……。
使者の数が三人に増えていた。
「バスコンティン侯爵から縁談のお話が……」
「ウエスタンチン伯爵から縁談のお話が……」
「パンチドランク子爵から縁談のお話が……」
使者たちが勝ち合い、なんかわあわあ言い合い始めた。
爵位の差はあれど、この国の貴族たちはあんまりそういうの関係なくやり合うからなあ……。
爵位が高いほど持っている土地が広く、そして国にたくさん税を収めるので発言権がある……くらいの差だ。
しばらく使者の取っ組み合いを見ていたが、あまりに見苦しいので油をぶつけてやった。
「うりゃあ」
「ウグワーッ!!」「ウグワーッ!!」「ウグワーッ!!」
「落ち着け落ち着け!」
「さすがナザルの油玉だ。見事に鎮圧されて地に伏して、油でつるつるするから起き上がることすらできないでいる。私もこの油の再現だけは無理なんだよなあ」
再現に挑戦してたのか!
それはともかく。
「うちのカルボナルはまだ生後三ヶ月とちょっとである。縁談なんか早い。お引き取り願おう」
「そのう、貴族は割と生まれたときから縁談とかするので」
使者が言う言葉に僕はびっくりした。
「そうなの!?」
「そういうもんだよ。普通、王族貴族は恋愛なんかしない。然るべき見合った地位の相手と縁談をして、家々の結びつきという形で結婚するんだ」
「ははあ、なるほどー」
僕は感心した。
でも、カルと婚約させるなら、シャザクの家にもうすぐ生まれる子どもが女の子らしいから、その娘にしたいな。
とにかく僕は、使者をよこして縁談だとか抜かすのが気に入らなかったので、彼らを帰らせたのだった。
帰れ帰れ。
「こ、後悔なさりますぞ!」「バスコンティン家の方、その捨て台詞はちょっとダサい……」「侯爵は美食伯の敵に回ると? 命知らずな」「あ、いや、そんな気は全くなくて……」
なんかわちゃわちゃ言いながら帰ってしまったな。
なんと面倒な連中だろう!!
「よし、シャザクと話をして、婚約を取り付けてくる」
「それがいいね。行ってらっしゃい」
今日は一日、カルを見てくれるらしいリップル。
彼女に任せて、僕はシャザクの家に向かうのだった。
目が大きい気がする。
その目をぐーっと開けて、じーっと見るのだ。
今、息子は世界のありとあらゆる情報を取り入れ、脳を急成長させているのであろう。
なお、この頃にはリップルは冒険者ギルドに出るようになっていた。
特に何をするわけでもないのに、また安楽椅子探偵を再開しているのである!
主に昼間のカルは僕が担当することになった。
なお、母乳はリップルがなんか魔法で送ってくる。
あいつめ、また不思議で使い勝手の無い専門的な魔法を作り出して。
専用の哺乳瓶に送り込まれてくるので、定時毎にカルに飲ませればいい。
僕はカルを特製ベビーカーに乗せて、遺跡に出勤するのだ。
油でビュンビュン走る。
「あおー」
素晴らしい速度に、カルがうめき声を漏らした。
何か彼の中で、感嘆みたいな感情が湧き上がっているのかもしれない。
第四階層に連れて行くと、我が家のちびは大人気だった。
「旦那さんのお子さん? かわいいねえー!」「目がぱっちりしてるよ!」「それに大きいねえ……」
「おっぱいをたくさん飲んでぐんぐん育っているんだ。すでに生まれた時の倍の重さになっているぞ」
同年代の赤ちゃんと比較しても大きい方であろう。
カルは周りにいる大人たちを、目だけ動かして見回している。
寝返りを打てるまではもう少しだもんな。
さて、職人の奥様方にカルを任せ、時間になったら哺乳瓶に母乳が溜まるから飲ませてくれと頼んだ。
「時間になったら……!?」「あっ、母さん! 哺乳瓶の中にどんどんミルクが溜まっていく!」「不思議!」
リップルの謎魔法炸裂!!
安心して仕事に打ち込めるというものだ。
おしめの交換から寝かせつけまで奥様方に頼んでしまい、僕はひたすら仕事をした。
そして帰宅!
奥様方に礼を言い、ベビーカーを押して自宅まで帰るのである!
途中で、コゲタとリップルと合流する。
「どうだい、私の開発したカルの空腹感知魔法と連動した、母乳転送魔法は」
「恐らく魔法界の革命なんだろうと思うけど、前代未聞の事をこういうパーソナルなところでやるのはどうかと思う」
「その様子だと満足してもらえたようだねえ、ふふふ」
「カルーげんきだった? いっぱいねた?」
「あうわー」
コゲタに構われて、カルが赤ちゃん語を発した。
まだその身は不動。
もぞもぞ動くものの、身体能力は寝返りにも至らない。
だが、小さい手のひらをゆっくりグーパーしているので、コゲタに手を伸ばしたいのだろうなーとは思う。
カルー、お姉ちゃんだぞー。
そんなこんなで帰宅すると、お手伝いさんが夕食を作ってくれていた。
これをもりもり食べていると……。
なんと夜に訪れる客人が。
「ナザル殿、夜分に失礼いたします。実はバスコンティン侯爵からカルボナル様に縁談の話が……」
バスコンティン侯爵とやらの使者か!?
縁談!?
何を言っているんだこの男は。
僕は飯をもりもり食べて、よく噛み、ごくりと飲み込んでからビールをぐいっとやった。
「ナザル、返答するためにたっぷり間をあけるねえ」
「食事中だからな。バスコンティン侯爵が夜分にいきなりどうしてそんな話を持ってくるんだ」
使者は困った顔をした。
「昼間ずっと留守だったもんで、この時間しかアタックできなくて……」
「そっか、僕はカルを連れてずっと遺跡にいたもんな」
例え貴族の使者と言えど、遺跡の中に入り込むのは一苦労なのだ。
なにせ用事がないし、それに土地勘もまったくない。
貴族街で暮らしているような貴族が、遺跡内部の農場に詳しいわけがないのだ。
それに、第三層の半ばから第四層までは僕の領土になっている。
勝手に侵入ができないのである。
「とにかく夜にやってくるのは失礼だぞ。後で来い、後で。明日の朝、出るのを遅くして待っててやるから」
「あ、ありがたい! ではその時にでも伺います!」
使者は帰っていった。
なんだったんだ。
そして翌日。
今日はリップルも家に残っている。
さあ、来るがいい使者よ。
僕ら夫婦は美味しい朝ご飯をお腹いっぱい食べて、エネルギー充填済みだぞ。
迎え撃ってやろう!
そう思っていたら……。
使者の数が三人に増えていた。
「バスコンティン侯爵から縁談のお話が……」
「ウエスタンチン伯爵から縁談のお話が……」
「パンチドランク子爵から縁談のお話が……」
使者たちが勝ち合い、なんかわあわあ言い合い始めた。
爵位の差はあれど、この国の貴族たちはあんまりそういうの関係なくやり合うからなあ……。
爵位が高いほど持っている土地が広く、そして国にたくさん税を収めるので発言権がある……くらいの差だ。
しばらく使者の取っ組み合いを見ていたが、あまりに見苦しいので油をぶつけてやった。
「うりゃあ」
「ウグワーッ!!」「ウグワーッ!!」「ウグワーッ!!」
「落ち着け落ち着け!」
「さすがナザルの油玉だ。見事に鎮圧されて地に伏して、油でつるつるするから起き上がることすらできないでいる。私もこの油の再現だけは無理なんだよなあ」
再現に挑戦してたのか!
それはともかく。
「うちのカルボナルはまだ生後三ヶ月とちょっとである。縁談なんか早い。お引き取り願おう」
「そのう、貴族は割と生まれたときから縁談とかするので」
使者が言う言葉に僕はびっくりした。
「そうなの!?」
「そういうもんだよ。普通、王族貴族は恋愛なんかしない。然るべき見合った地位の相手と縁談をして、家々の結びつきという形で結婚するんだ」
「ははあ、なるほどー」
僕は感心した。
でも、カルと婚約させるなら、シャザクの家にもうすぐ生まれる子どもが女の子らしいから、その娘にしたいな。
とにかく僕は、使者をよこして縁談だとか抜かすのが気に入らなかったので、彼らを帰らせたのだった。
帰れ帰れ。
「こ、後悔なさりますぞ!」「バスコンティン家の方、その捨て台詞はちょっとダサい……」「侯爵は美食伯の敵に回ると? 命知らずな」「あ、いや、そんな気は全くなくて……」
なんかわちゃわちゃ言いながら帰ってしまったな。
なんと面倒な連中だろう!!
「よし、シャザクと話をして、婚約を取り付けてくる」
「それがいいね。行ってらっしゃい」
今日は一日、カルを見てくれるらしいリップル。
彼女に任せて、僕はシャザクの家に向かうのだった。
12
あなたにおすすめの小説
『冒険者をやめて田舎で隠居します 〜気づいたら最強の村になってました〜』
チャチャ
ファンタジー
> 世界には4つの大陸がある。東に魔神族、西に人族、北に獣人とドワーフ、南にエルフと妖精族——種族ごとの国が、それぞれの文化と価値観で生きていた。
その世界で唯一のSSランク冒険者・ジーク。英雄と呼ばれ続けることに疲れた彼は、突如冒険者を引退し、田舎へと姿を消した。
「もう戦いたくない、静かに暮らしたいんだ」
そう願ったはずなのに、彼の周りにはドラゴンやフェンリル、魔神族にエルフ、ドワーフ……あらゆる種族が集まり、最強の村が出来上がっていく!?
のんびりしたいだけの元英雄の周囲が、どんどんカオスになっていく異世界ほのぼの(?)ファンタジー。
【完結】テンプレな異世界を楽しんでね♪~元おっさんの異世界生活~
永倉伊織
ファンタジー
神の力によって異世界に転生した長倉真八(39歳)、転生した世界は彼のよく知る「異世界小説」のような世界だった。
転生した彼の身体は20歳の若者になったが、精神は何故か39歳のおっさんのままだった。
こうして元おっさんとして第2の人生を歩む事になった彼は異世界小説でよくある展開、いわゆるテンプレな出来事に巻き込まれながらも、出逢いや別れ、時には仲間とゆる~い冒険の旅に出たり
授かった能力を使いつつも普通に生きていこうとする、おっさんの物語である。
◇ ◇ ◇
本作は主人公が異世界で「生活」していく事がメインのお話しなので、派手な出来事は起こりません。
序盤は1話あたりの文字数が少なめですが
全体的には1話2000文字前後でサクッと読める内容を目指してます。
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
リヴァイヴ・ヒーロー ~異世界転生に侵略された世界に、英雄は再び現れる~
灰色キャット
ファンタジー
「君に今の時代に生まれ変わって欲しいんだ」
魔物の王を討伐した古き英雄グレリア・ファルトは死後、突然白い世界に呼び出され、神にそう言われてしまった。
彼は生まれ変わるという言葉に孫の言葉を思い出し、新しい人生を生きることを決意した。
遥か昔に生きていた世界がどう変わっているか、発展しているか期待をしながら700年後の時代に転生した彼を待ち受けていたのは……『英雄召喚』と呼ばれる魔法でやってきた異世界人の手によって破壊され発展した――変貌した世界だった。
歴史すら捻じ曲げられた世界で、グレリアは何を求め、知り……世界を生きるのだろうか?
己の心のままに生き、今を知るために、彼は再び歴史を紡ぐ。
そして……主人公はもう一人――『勇者』、『英雄』の定義すら薄くなった世界でそれらに憧れ、近づきたいと願う少年、セイル・シルドニアは学園での入学試験で一人の男と出会う。
そのことをきっかけにしてセイルは本当の意味で『勇者』というものを考え、『英雄』と呼ばれる存在になるためにもがき、苦しむことになるだろう。
例えどんな困難な道であっても、光が照らす道へと……己の力で進むと誓った、その限りを尽くして。
過去の英雄と現代の英雄(の卵)が交差し、歴史を作る!
異世界転生型アンチ異世界転生ファンタジー、ここに開幕!
――なろう・カクヨムでも連載中――
異世界帰りの勇者、今度は現代世界でスキル、魔法を使って、無双するスローライフを送ります!?〜ついでに世界も救います!?〜
沢田美
ファンタジー
かつて“異世界”で魔王を討伐し、八年にわたる冒険を終えた青年・ユキヒロ。
数々の死線を乗り越え、勇者として讃えられた彼が帰ってきたのは、元の日本――高校卒業すらしていない、現実世界だった。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
無能扱いされ会社を辞めさせられ、モフモフがさみしさで命の危機に陥るが懸命なナデナデ配信によりバズる~色々あって心と音速の壁を突破するまで~
ぐうのすけ
ファンタジー
大岩翔(オオイワ カケル・20才)は部長の悪知恵により会社を辞めて家に帰った。
玄関を開けるとモフモフ用座布団の上にペットが座って待っているのだが様子がおかしい。
「きゅう、痩せたか?それに元気もない」
ペットをさみしくさせていたと反省したカケルはペットを頭に乗せて大穴(ダンジョン)へと走った。
だが、大穴に向かう途中で小麦粉の大袋を担いだJKとぶつかりそうになる。
「パンを咥えて遅刻遅刻~ではなく原材料を担ぐJKだと!」
この奇妙な出会いによりカケルはヒロイン達と心を通わせ、心に抱えた闇を超え、心と音速の壁を突破する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる