16 / 483
第1章:広がりの章 〜運命の出会い〜
16 実家に対する、焦る思いと、不安
しおりを挟む
大地が、唸りを上げて再び震えた。
壁一面の大型モニターには、雪が降りしきる関東各地の映像が映し出されていた。
横転するトラック、闇に沈む街並み、そして各所で上がる黒煙。テロップの「M7.0」という文字が、禍々しい赤色で点滅していた。
窓の外は豪雪によるホワイトアウトで、世界が白く塗りつぶされていた。交通網は完全に麻痺し、救急や消防もまた、この雪に阻まれているはずだった。
だが不思議と、モニター越しのサイレンは途切れることがなかった。一般車両が極端に少ない雪の道路が、皮肉にも緊急車両の動線を確保していたのだ。
混乱に陥る中、この部屋だけが異質なほどの静寂に包まれていた。
香織は隣に座る嘉位の手を、祈るように両手で包み込んでいた。指先が冷え切っていた。
ふと、室内の照明が一瞬だけ瞬き、すぐに元の明るさを取り戻した。
「……いま、消えかけましたよね?」 「ああ。メイン系統から予備系統に切り替わったんだ」
嘉位は香織の手を優しく握り返しながら、淡々と言った。
「一帯はすでに停電しているけれど、この家は電気系統を二重化してある。
地下の蓄電池と自家発電が稼働したから、電気も暖房も落ちることはない。最悪の場合、近隣の人を受け入れるだけの容量もある」
窓の外を見れば、そこには深海のような暗闇が広がっていた。関東全域がブラックアウトしている中で、ここだけが陸の孤島のように光を灯していた。
「あ……」 香織はハッとして、自身のスマートフォンを取り出した。
画面右上のアンテナ表示は『圏外』。Wi-Fiの扇マークだけが辛うじて繋がっているが、SNSを開いても読み込み中の円がくるくると回るだけで、メッセージは送信エラーになった。
「どうしよう……実家、大丈夫かな。お母さん、朝の電話でタンクの配管が凍ってるって言ってたし、球道も……」
恐怖が足元から這い上がってきた。電話も繋がらない。ネットもダメ。
離れた家族の安否を知る術が、何一つなかった。悪い想像ばかりが膨れ上がり、香織の呼吸が浅くなり始めたその時だった。
◇
電子音が鳴り響いた。嘉位がサイドテーブルから取り出したのは、見たこともない無骨な端末――衛星電話だった。
「はい。……ああ、助かります。ええ、業務提携済みでプロジェクト化もしています。全てつぎ込んでください。金に糸目はつけません。……ありがとうございます」
短いやり取りの後、嘉位はその受話器をそっと香織に差し出した。
「心配なら、出てごらん」 「え……?」 「大丈夫だから」
震える手で受け取り、耳に当てる。 『もしもし? 香織?』 ノイズの向こうから聞こえたのは、張り、明るい母の声だった。
「お母さん!? 無事なの!?」 『ええ、助かったわよ。全部、嘉位さんが手配してくれたの。そっちは大丈夫なのね?』 「嘉位が……?」
『詳しくは嘉位さんから聞いてちょうだい。私たちも球道もみんな無事よ。ああ、業者さんにお茶を出さないと。また後でね』
通話が切れると、香織はその場に泣き崩れそうになった。母の声は元気そのもので、切羽詰まった様子など微塵もなかったからだ。
「嘉位、一体なにを……?」
嘉位は安堵したように息をつき、涙ぐむ香織の頭を撫でた。
「昼間、君がお母さんと電話していたのが聞こえてね。配管の凍結トラブルがあると言っていただろう? だから、実家から一番近い関連会社に対応を依頼しておいたんだ」 「私の、電話を聞いて……?」 「地震で別のタンクにクラックが入ったらしいけど、派遣したベテラン溶接工がその場ですぐに塞いでくれたそうだ。さすが職人技だね」
香織は言葉を失った。自分がパニックになるよりもずっと前、地震が起きるよりも前に、彼はすでに手を打っていたのだ。
「もう山本家とも家族だからね。それに蓬田酒造は大切なパートナーだ。すべてをまるっと、安心して僕に任せて」
「……嘉位」
香織はたまらず、嘉位の胸に顔を埋めた。この人はどこまで深く、自分たちを守ろうとしてくれているのだろう。安堵と感謝、そして愛おしさが胸いっぱいに広がり、涙が止まらなくなった。
◇
「もう一つの電話も、そろそろかな」
嘉位が独り言のように呟いた直後、控えめなノックの音が響いた。
「失礼いたします」
現れたのは千佳だった。お盆には、握りたてのおにぎりと漬物、温かいお茶が乗っている。香織は慌てて起き上がろうとしたが、嘉位はそのままでいいと肩を抱き寄せた。
「千佳さん、ありがとう。夜食前のことだったし助かるよ」 「こちらで足りますでしょうか。火を使わずとも用意できるもので申し訳ございません」
「いえ、十分です。……千佳さん、こんな格好ですみません。でも、今はこうしていたくて……」
嘉位の膝に頭を預けたまま謝る香織に、千佳は慈愛に満ちた微笑みを向けた。
「香織様、よろしいのです。好いた殿方に甘えるのは、乙女の特権でございます」 「……千佳さん」
「本当に、嘉位様でようございましたね。あのような迅速なご判断、私共も感服いたしました」
千佳もまた、嘉位の指示がいかに的確だったかを知っているのだ。嘉位は「立ち話もなんだから」と千佳を隣に座らせた。
余震は続いているが、この部屋にあるのは温かいおにぎりと、信頼できる人々の体温だけだった。
千佳が語る昔話に耳を傾け、香織の心は次第に凪いでいった。ふと気づくと、スマートフォンのアンテナが復活している。
溜まっていた通知が一気に届き、友人たちからの無事を知らせるメッセージが画面を埋め尽くした。
「よかった……みんな、無事みたい」
張り詰めていた糸が完全に切れ、急激な睡魔が香織を襲った。嘉位が優しく背中をさする。
「安心したかい? 明日は鉄道も高速も動かないだろう。安全確認が済むまでは、ここでね」
「はい……一緒にいられれば、それだけで」
「では、一緒に寝ますか。今朝の続きを」
嘉位のからかいに、香織は「し、ま、せん……」と弱々しく抗議したが、本心は違った。
今はただ、この人の腕の中で眠りたかった。
「おやすみ」
口づけが落ちてくる。香織の意識は、温かく深い闇へと溶けていった。
規則正しい寝息を立て始めた香織を見て、嘉位は愛おしげにその髪を撫でる……
その傍らには、再び何かが起きても即座に対応できるよう、衛星電話とタブレットが静かに光を放っていた。
壁一面の大型モニターには、雪が降りしきる関東各地の映像が映し出されていた。
横転するトラック、闇に沈む街並み、そして各所で上がる黒煙。テロップの「M7.0」という文字が、禍々しい赤色で点滅していた。
窓の外は豪雪によるホワイトアウトで、世界が白く塗りつぶされていた。交通網は完全に麻痺し、救急や消防もまた、この雪に阻まれているはずだった。
だが不思議と、モニター越しのサイレンは途切れることがなかった。一般車両が極端に少ない雪の道路が、皮肉にも緊急車両の動線を確保していたのだ。
混乱に陥る中、この部屋だけが異質なほどの静寂に包まれていた。
香織は隣に座る嘉位の手を、祈るように両手で包み込んでいた。指先が冷え切っていた。
ふと、室内の照明が一瞬だけ瞬き、すぐに元の明るさを取り戻した。
「……いま、消えかけましたよね?」 「ああ。メイン系統から予備系統に切り替わったんだ」
嘉位は香織の手を優しく握り返しながら、淡々と言った。
「一帯はすでに停電しているけれど、この家は電気系統を二重化してある。
地下の蓄電池と自家発電が稼働したから、電気も暖房も落ちることはない。最悪の場合、近隣の人を受け入れるだけの容量もある」
窓の外を見れば、そこには深海のような暗闇が広がっていた。関東全域がブラックアウトしている中で、ここだけが陸の孤島のように光を灯していた。
「あ……」 香織はハッとして、自身のスマートフォンを取り出した。
画面右上のアンテナ表示は『圏外』。Wi-Fiの扇マークだけが辛うじて繋がっているが、SNSを開いても読み込み中の円がくるくると回るだけで、メッセージは送信エラーになった。
「どうしよう……実家、大丈夫かな。お母さん、朝の電話でタンクの配管が凍ってるって言ってたし、球道も……」
恐怖が足元から這い上がってきた。電話も繋がらない。ネットもダメ。
離れた家族の安否を知る術が、何一つなかった。悪い想像ばかりが膨れ上がり、香織の呼吸が浅くなり始めたその時だった。
◇
電子音が鳴り響いた。嘉位がサイドテーブルから取り出したのは、見たこともない無骨な端末――衛星電話だった。
「はい。……ああ、助かります。ええ、業務提携済みでプロジェクト化もしています。全てつぎ込んでください。金に糸目はつけません。……ありがとうございます」
短いやり取りの後、嘉位はその受話器をそっと香織に差し出した。
「心配なら、出てごらん」 「え……?」 「大丈夫だから」
震える手で受け取り、耳に当てる。 『もしもし? 香織?』 ノイズの向こうから聞こえたのは、張り、明るい母の声だった。
「お母さん!? 無事なの!?」 『ええ、助かったわよ。全部、嘉位さんが手配してくれたの。そっちは大丈夫なのね?』 「嘉位が……?」
『詳しくは嘉位さんから聞いてちょうだい。私たちも球道もみんな無事よ。ああ、業者さんにお茶を出さないと。また後でね』
通話が切れると、香織はその場に泣き崩れそうになった。母の声は元気そのもので、切羽詰まった様子など微塵もなかったからだ。
「嘉位、一体なにを……?」
嘉位は安堵したように息をつき、涙ぐむ香織の頭を撫でた。
「昼間、君がお母さんと電話していたのが聞こえてね。配管の凍結トラブルがあると言っていただろう? だから、実家から一番近い関連会社に対応を依頼しておいたんだ」 「私の、電話を聞いて……?」 「地震で別のタンクにクラックが入ったらしいけど、派遣したベテラン溶接工がその場ですぐに塞いでくれたそうだ。さすが職人技だね」
香織は言葉を失った。自分がパニックになるよりもずっと前、地震が起きるよりも前に、彼はすでに手を打っていたのだ。
「もう山本家とも家族だからね。それに蓬田酒造は大切なパートナーだ。すべてをまるっと、安心して僕に任せて」
「……嘉位」
香織はたまらず、嘉位の胸に顔を埋めた。この人はどこまで深く、自分たちを守ろうとしてくれているのだろう。安堵と感謝、そして愛おしさが胸いっぱいに広がり、涙が止まらなくなった。
◇
「もう一つの電話も、そろそろかな」
嘉位が独り言のように呟いた直後、控えめなノックの音が響いた。
「失礼いたします」
現れたのは千佳だった。お盆には、握りたてのおにぎりと漬物、温かいお茶が乗っている。香織は慌てて起き上がろうとしたが、嘉位はそのままでいいと肩を抱き寄せた。
「千佳さん、ありがとう。夜食前のことだったし助かるよ」 「こちらで足りますでしょうか。火を使わずとも用意できるもので申し訳ございません」
「いえ、十分です。……千佳さん、こんな格好ですみません。でも、今はこうしていたくて……」
嘉位の膝に頭を預けたまま謝る香織に、千佳は慈愛に満ちた微笑みを向けた。
「香織様、よろしいのです。好いた殿方に甘えるのは、乙女の特権でございます」 「……千佳さん」
「本当に、嘉位様でようございましたね。あのような迅速なご判断、私共も感服いたしました」
千佳もまた、嘉位の指示がいかに的確だったかを知っているのだ。嘉位は「立ち話もなんだから」と千佳を隣に座らせた。
余震は続いているが、この部屋にあるのは温かいおにぎりと、信頼できる人々の体温だけだった。
千佳が語る昔話に耳を傾け、香織の心は次第に凪いでいった。ふと気づくと、スマートフォンのアンテナが復活している。
溜まっていた通知が一気に届き、友人たちからの無事を知らせるメッセージが画面を埋め尽くした。
「よかった……みんな、無事みたい」
張り詰めていた糸が完全に切れ、急激な睡魔が香織を襲った。嘉位が優しく背中をさする。
「安心したかい? 明日は鉄道も高速も動かないだろう。安全確認が済むまでは、ここでね」
「はい……一緒にいられれば、それだけで」
「では、一緒に寝ますか。今朝の続きを」
嘉位のからかいに、香織は「し、ま、せん……」と弱々しく抗議したが、本心は違った。
今はただ、この人の腕の中で眠りたかった。
「おやすみ」
口づけが落ちてくる。香織の意識は、温かく深い闇へと溶けていった。
規則正しい寝息を立て始めた香織を見て、嘉位は愛おしげにその髪を撫でる……
その傍らには、再び何かが起きても即座に対応できるよう、衛星電話とタブレットが静かに光を放っていた。
41
あなたにおすすめの小説
高校生なのに娘ができちゃった!?
まったりさん
キャラ文芸
不思議な桜が咲く島に住む主人公のもとに、主人公の娘と名乗る妙な女が現われた。その女のせいで主人公の生活はめちゃくちゃ、最初は最悪だったが、段々と主人公の気持ちが変わっていって…!?
そうして、紅葉が桜に変わる頃、物語の幕は閉じる。
春から一緒に暮らすことになったいとこたちは露出癖があるせいで僕に色々と見せてくる
釧路太郎
キャラ文芸
僕には露出狂のいとこが三人いる。
他の人にはわからないように僕だけに下着をチラ見せしてくるのだが、他の人はその秘密を誰も知らない。
そんな三人のいとこたちとの共同生活が始まるのだが、僕は何事もなく生活していくことが出来るのか。
三姉妹の長女前田沙緒莉は大学一年生。次女の前田陽香は高校一年生。三女の前田真弓は中学一年生。
新生活に向けたスタートは始まったばかりなのだ。
この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアッププラス」にも投稿しています。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
イケボすぎる兄が、『義妹の中の人』をやったらバズった件について
のびすけ。
恋愛
春から一人暮らしを始めた大学一年生、天城コウは――ただの一般人だった。
だが、再会した義妹・ひよりのひと言で、そんな日常は吹き飛ぶ。
「お兄ちゃんにしか頼めないの、私の“中の人”になって!」
ひよりはフォロワー20万人超えの人気Vtuber《ひよこまる♪》。
だが突然の喉の不調で、配信ができなくなったらしい。
その代役に選ばれたのが、イケボだけが取り柄のコウ――つまり俺!?
仕方なく始めた“妹の中の人”としての活動だったが、
「え、ひよこまるの声、なんか色っぽくない!?」
「中の人、彼氏か?」
視聴者の反応は想定外。まさかのバズり現象が発生!?
しかも、ひよりはそのまま「兄妹ユニット結成♡」を言い出して――
同居、配信、秘密の関係……って、これほぼ恋人同棲じゃん!?
「お兄ちゃんの声、独り占めしたいのに……他の女と絡まないでよっ!」
代役から始まる、妹と秘密の“中の人”Vライフ×甘々ハーレムラブコメ、ここに開幕!
煙草屋さんと小説家
男鹿七海
キャラ文芸
※プラトニックな関係のBL要素を含む日常ものです。
商店街の片隅にある小さな煙草屋を営む霧弥。日々の暮らしは静かで穏やかだが、幼馴染であり売れっ子作家の龍二が店を訪れるたびに、心の奥はざわめく。幼馴染としてでも、客としてでもない――その存在は、言葉にできないほど特別だ。
ある日、龍二の周囲に仕事仲間の女性が現れ、霧弥は初めて嫉妬を自覚する。自分の感情を否定しようとしても、触れた手の温もりや視線の距離が、心を正直にさせる。日常の中で少しずつ近づく二人の距離は、言葉ではなく、ささやかな仕草や沈黙に宿る。
そして夜――霧弥の小さな煙草屋で、龍二は初めて自分の想いを口にし、霧弥は返事として告白する。互いの手の温もりと目の奥の真剣さが、これまで言葉にできなかった気持ちを伝える瞬間。静かな日常の向こうに、確かな愛が芽吹く。
小さな煙草屋に灯る、柔らかく温かな恋の物語。
【完結】年収三百万円台のアラサー社畜と総資産三億円以上の仮想通貨「億り人」JKが湾岸タワーマンションで同棲したら
瀬々良木 清
ライト文芸
主人公・宮本剛は、都内で働くごく普通の営業系サラリーマン。いわゆる社畜。
タワーマンションの聖地・豊洲にあるオフィスへ通勤しながらも、自分の給料では絶対に買えない高級マンションたちを見上げながら、夢のない毎日を送っていた。
しかしある日、会社の近所で苦しそうにうずくまる女子高生・常磐理瀬と出会う。理瀬は女子高生ながら仮想通貨への投資で『億り人』となった天才少女だった。
剛の何百倍もの資産を持ち、しかし心はまだ未完成な女子高生である理瀬と、日に日に心が枯れてゆくと感じるアラサー社畜剛が織りなす、ちぐはぐなラブコメディ。
【完結】イケメンが邪魔して本命に告白できません
竹柏凪紗
青春
高校の入学式、芸能コースに通うアイドルでイケメンの如月風磨が普通科で目立たない最上碧衣の教室にやってきた。女子たちがキャーキャー騒ぐなか、風磨は碧衣の肩を抱き寄せ「お前、今日から俺の女な」と宣言する。その真意とウソつきたちによって複雑になっていく2人の結末とは──
学校一の美人から恋人にならないと迷惑系Vtuberになると脅された。俺を切り捨てた幼馴染を確実に見返せるけど……迷惑系Vtuberて何それ?
宇多田真紀
青春
学校一の美人、姫川菜乃。
栗色でゆるふわな髪に整った目鼻立ち、声質は少し強いのに優し気な雰囲気の女子だ。
その彼女に脅された。
「恋人にならないと、迷惑系Vtuberになるわよ?」
今日は、大好きな幼馴染みから彼氏ができたと知らされて、心底落ち込んでいた。
でもこれで、確実に幼馴染みを見返すことができる!
しかしだ。迷惑系Vtuberってなんだ??
訳が分からない……。それ、俺困るの?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる