ユニークアイテムな女子(絶対的替えの効かない、唯一無二の彼女)「ゆにかの」

masuta

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第1章:広がりの章 〜運命の出会い〜

27 京都観光

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  明け方になり、電気をつけたまま、お互いが寝てしまい、嘉位は目が覚めて、空調の調整をする。
 私は気が付いて、凝視するが、直ぐに戻ってきてくれたので満足そうに、寝てしまった。

 嘉位も寝ようか迷っていた。このまま寝ると、お食事が運ばれてくる事に気が付かなくなるので、
 香織の髪をやさしくなでて、起きていた。香織可愛いな。色っぽく見える
 そんなことを考えながら、髪をなで続けた。


 外は明るくなり、時間は7時30を回ったころだ。8時に朝食ということを伝えてあったので
 そろそろ、着かえないといけないな。
 そっと、香織を起こした。

 目覚めの挨拶がわりに、唇を重ね、

「あさですよ、あさ、ですよ」
「かおりさーん、あさ、あさですよー」

 私はなんのことだか、……あ、もしかして、……。

「嘉位、おはようございます。とても気持ちが良い朝です。」
「そろそろ、朝食が運ばれてくるから、起きて着替えようね」
「そういえば、思う事があって、聞いていいですか?」
「うん」
「嘉位は、学校での話し方と、お屋敷での話し方が極端に変わっている、もちろん、お家柄なのはわかるのですが」
「あ!ごめん、連日財界の方と対話していたから、いや、こんな硬い話し方しないよ」
「だよね、私は、同じように口調を合わせていたいのですが」
「そうだよね、ごめん、ごめん、ちょっと色々詰めている事があってね」
「言われなければ、気が付かなかった、ごめん、香織、変に気を使わせちゃったね」




    ◇



 着替えをし、軽く布団をたたみ、慌てて、準備した。
 物音は外にまで聞こえているのであろう、しかし、急がねばならない。
 ドタバタとしながら、やっとなんとか、部屋を見せられる状態になり、髪、髪と指を嘉位が整えてくれた。

「お待たせしました」

 と声をかけ


 係りの方:(入って良いのかしら、VIP様ですから、慌てなくても、他のVIPの方なんて、そのまま・・・ですからね)


「失礼します、朝食をお運びいたしました」
「湯葉豆腐でございます」

 朝から豪勢であった。

 お茶を入れる、私の姿を凝視している。
(どうしてだろうか、普通の女の子ではなく、上品な所があり、スマートフォンに撮影、録画をしていた。)

 私は、どうして、お茶をいれているだけなのにと、照れながらも
 すこしばっかり、認めて貰えた気がして嬉しかった。



   ◇



 食事を済ませて、フロントへ降りていき、車が来ているか確認すると、後方に頭を深々と下げている方が2名居た。

 案内係:本日はようこそおこしくださいました。山本様、わたくしどもがアテンドを務めさせて頂きます

「宜しくお願い致します」姿勢の正しい、凛々しさのある嘉位。かっこいい。

 私達は車に乗り込み、金閣寺から、二条城、等、名所を回り案内されつつ、要所、要所で写真を撮ってもらった。

 そういえば、お正月の着物以来である、二人で写真を撮るのは。さらに案内されるがまま、近江屋跡や、私が選んだ場所を次々と周り、そして沢山の写真を撮った。
 日本の文化、建造物に食い入るように、見つめる嘉位。真剣そのものであった
 嘉位の姿をみているだけで、満足であった。

 彼の説明はわかりやすく、パネルやガイドブックにまとまった話ではなく、何故そこまで知っているのであろうかと不思議に思うくらい
 話に引き込まれていった。

 その一方で、建物であり、街並みであり、人の動きであったり、逐一洞察しているところが、やはり御曹司は違うと感じ入っており、教養がある。
 手を繋いで、嬉しくて、嬉しくて、溜まらなかった。正直唇を重ねたい所であったが、人前ということもあり、私はぐっと、我慢をしこの人が旦那様。二人きりの旅行。京都に来れて良かった。初の旅行が二人で、そう思うと嬉しさは倍増していた。

 私達は終始笑顔で、あっというまに観光は終えた。



   ◇



 案内係:最後にもう1か所、こちらは頂いたリストにはございませんが、私共でおすすめの場所へご案内致します。如何でしょか?

「はい、お願い致します」遠慮なく、私は言った。
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