ユニークアイテムな女子(絶対的替えの効かない、唯一無二の彼女)「ゆにかの」

masuta

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第1章:広がりの章 〜運命の出会い〜

26 京都の夜

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「それでですね、球道(きゅうどう)はカツサンド6箱一人でたべちゃうのですよ、私も食べる方なのですが、弟は良く食べる子です」もぐもぐと口に含みながら、話し出す

「そうだよ、野球やるなら、がっつりと食べないとね」・・・食べ終えてから話せば良いのに。

「そう、京都では何を食べるのでしょうか?食べ物しりたいなー、しりたいなーぁ」じっとじっと、嘉位をみながら、水、水と手を伸ばす。
お茶と、スマートフォンを取り出し、宿のメニューを開いたそれをそっと、香織に差し出した。そして上を指しグレードアップと。
まだ呑み込めないまま、スマートフォンにある料理をくまなくチェックした。
頬を膨らませながら、顔をさらに近くに寄せると、4人前だよとわかるように、指を4に


何故にわかったの?みたいな形で、自分の口に手をあて、一気にお茶で飲み込む。
さらには、翌日もアレンジしてくれるというのだ。私は幸せであった。


静かだった車内が、続々と立ち上がり、まもなく、京都、京都とアナウンスが流れる。
小さめのキャリーケースを下ろし、そっと手を握ってくれた。彼はそれでは、京都へと言うが「ついています。京都」と考えもしないで、窓越しに見える光景に呟いた。

喜ばせてくれるつもりだったのだろうか、がくりと、膝が折れたようであり、クスっと笑ってしまった。
まもなく駅につく、新幹線の中から見る、日が落ちようとしている、夜景が今までに見たことがない程にきれいであった。

「嘉位、お外をみましたか?凄くきれいです」
「いやまだ、まずはチェックインするから、それからにしよう!」
香織はうなずき、手をつなぎ、引っ張ってくれる。どこを歩いているのかはわからないが、目の前には大きなホテルであった。



   ***



「いらっしゃいませ、ご予約のお方でしょうか?」とフロントで済ませようと、そこで待っていてねと合図をもらいキョロキョロしながら、待っていた。
なにやら、手違いでもあったのだろうか、受付が騒がしいのである。山本財閥VIPにフロントの方々が集まっていた。もちろん、私からはそのような事は知るすべもない。

「いえ、そのようなオーナ様に」聞こえたのは、その一言であった。左右にて振っている。すると、複数名の方が私の前にやってきた。

「奥様のお荷物等をお部屋にお運び致します」奥様だなんて、うふふ、恥ずかしい
「大丈夫です。手荷物はバック一つですので」と私は答え、動揺する係の方。彼は目で促し、納得し、エレベーターに案内された。

エレベーターの到着をまっていると
「本日は遠路、足をお運び頂き、当ホテルをご指名くださりまことにありがとうございます、ささこちらへと」
「奥様、足元にご注意ください」部屋に案内してもらい、私はびっくりした。畳、広い、このような和室見たことがない。掛け軸がある。
露天風呂があることを案内され、私は我が家のように自由に探索をしていた。

「喜んで頂き、誠にありがとうございます。お食事ですが何時ごろが宜しいでしょうか、お部屋でよろしいですか?」
彼は時間を確認し、1時間後と伝え、係の方はその場を後にした。静かに、そっと
上品に手馴れている感じが、私にもわかった。


「すごいですね、このお部屋、お風呂からは京都の夜景が一面見渡せますよ」もう、大はしゃぎである。こんなホテルに来た事なんて、ない。お姫様だ。
新婚旅行みたい。新婚、ウェディングドレスの事が頭によぎり、 うふふ、嬉しい。テンションは最高潮。

お茶を飲み、「少しスマートフォン見てよいですか?」彼は僕もねと、お互いが確認し始めた。暖かい部屋に、畳の香り、お茶が丁度良い飲みやすい温度であった。

すると、驚いた事に、
「嘉位、嘉位、八重からで、明日なんとですね!由良君から、八重に映画のお誘いがあって、デートしてくると」
彼は何か知っているような顔つきであったが、深くは答えず、微笑むだけであった

「楓ちゃんからも来ている、ログインできる?って?え、私に間違いでは」

「香織さーん、香織さーん、読んでいるものがそのまま、声にでていますよーー」
あ!やってしまった。自分の口に手を広げてあてて、軽く舌をだして、にやけていた。とにかく嬉しいのであった、

返信等を繰り返していると、あっという間に時間が過ぎていて夕食となった。

京料理を堪能し、露天風呂で疲れをいやし、戻ると布団が綺麗に整っていた。
そのまま、唇を重ね、眠りについたのであった。
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