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セイクリッド・マテリアル編
149. 自称『嫁』vs自称『正妻』vs『元カノ』中編
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めいでぃっしゅ二号店の店内が、異様な空気に満たされていく。
その発生源は店内にいる三人の女性。
即ち、九重雪、ゼフィーリア・バーグマン、女神ユーラウリアである。
雪の背後にはおどろおどろしい般若の顔が、ゼフィーリアの背後にはハブには立ち向かうマングースの姿が、そしてユーラウリアの背後には特攻服を来て睨みを効かせるレディースの姿が浮かび上がって見えた。
ユーゴは拳で瞼をごしごし擦り、再び三人の背後を視た。
何も視えない。
良かった。さっきのは幻視だったようだ。
幻覚が良いことかどうかはさておき、ユーゴはただならぬ気配を感じとって彼女たちをなだめようとした。
「おいおい。なんで急にそんなピリピリしだしたんだよ。お前ら初対面同士だろうが」
だがその甲斐虚しく、互いに探り合っていた三人の冷たい視線が今度はユーゴへと突き刺さった。
「旦那さま、紹介していただけますか?」
「勇悟、説明して」
「ユーくん?」
「……わかった説明する。お前らちょっとこっちに来い」
三人とユーゴ、そして鉄太を加えた五人で、一番隅のボックス席に移動した。
「まずこいつはユーラウリア。お前たちには以前、俺は女神の依頼で動いていると説明したと思うが、その女神ってのがこいつだ」
「やおぴー (←挨拶)! ユーゴの嫁のユーラウリアだよ。ユーラって呼んでね!」
「「 え? 」」
ユーゴの紹介を受けて、ユーラウリアはルダハートを両手で作って挨拶した。
余計な一言を足して。
それを聞いた雪とゼフィーリアは、聞いたことの意味が分からず疑問を一言で表した。光の消えた瞳で。
「余計な嘘をつくな。こいつらが混乱するだろうが。それでこいつが九重雪。俺と旅をしている連れの一人だ」
「初めましてお二方。雪と申します。いつも夫がお世話になっております。ユーゴ・タカトーの妻でございます」
「「 は? 」」
それを聞いたユーラウリアとゼフィーリアは、自分の耳が可怪しくなったのかと思って、それぞれ耳を軽く叩いたり引っ張ったりした。
「お前もだよ、雪。変なこと言うな。俺は許可した覚えはない。で、最後はこいつ、ゼフィーリア・バーグマンだ……っていうか、よく考えたら何でお前も同席してんだよ、ゼフィーリア」
「別にいいでしょ。私はゼフィーリア・バーグマン。私は何というか……ユーゴの昔の恋人よ」
「「 はぁ…… 」」
それを聞いたユーラウリアと雪は、この人は頭が可怪しいのかと可哀想な人を見る目をした。
「おいゼフィーリア、飛ばすなよ。……ユーラと雪には一応説明しておくが、このゼフィーリアと俺は実は以前からの知り合いだ。正確には、こいつの前世がな」
「なーるほど。この娘も被転送者なわけだ」
「そういうことだ。まぁその事はひとまず置いておく。いまはユーラの事だ」
「旦那様。よろしいでしょうか?」
「なんだ?」
「先程この方を”女神”と仰いましたが、私にはこの方から神気を感じ取ることが出来ません」
「そうか。そういえば雪は巫女だったな。確かにその指摘はもっともだ。そこも含めて話をしようか」
そこでユーゴは、ユーラウリアが間違いなく女神であること、ユーゴたちと同じようにこの世界に閉じ込められたこと、そして、人間と同じような身体であることを説明した。
併せて、現在の状況───つまり、一年前のゼフィーリアのクーデター鎮圧からその首謀者がベレッタとされていることや、それに関連してゼフィーリア達が狙われていること、それをユーゴと鉄太が協力して手助けしていることなども説明した。
「それでユーラは別行動していたわけだが、その理由を話してもらえるんだろうな?」
ユーラウリアはこの場の面子を考えて逡巡したが、結局話すことにした。
「うーん……ま、いっか。簡単に言ったらさ、この世界に神獣が封印されてるかもしれないから、それを確認しに行ってたんだよね」
「神獣って、なんすか?」
鉄太が手を挙げた。
「神って呼ばれる “世界の管理者” 達が、特別に作った生命体のことだよ。そもそも、その世界にある生物や樹木なんかは全て神が作ってるんだけど、その中でも特別な役割と能力を持たせた個体だね。その出力は神獣としての位階にもよるけど、この世界の神獣はたぶん、最高位階だと思うよ」
「なんでそんなことが判るんだよ。ユーラお前、神としての権能は使えないんじゃなかったかのか?」
「以前も説明したけど、全く使えなくなるわけじゃないってば。効果や回数に制限がかかるし、条件もめちゃ厳しくなるケド」
腕を組んでぷくっとむくれたユーラウリアは、さらに続ける。
「最初に気になったのは、この世界のおとぎ話の中の【三匹の獣】の話。その中で神の遣いの獣達が国を滅ぼしたってことを知った時。こりゃ神獣かそれに類する個体がいるなーって。それで色々噂を聞いて回ったら、この国の外れに “金色の巨大な猫の像” があるって話だから、それでピンときたわけ。そんで実際に行って実物を調べたけど、間違いないね。あれは神獣が封印されてるよ」
「俺がこの世界に来たばかりの時に金色の猫と、銀色の鳥の像を見たな。それか」
「それだね。あともう一体、どこかにあると思うよ。赤銅色の魚っておとぎ話に書いてあったから、海の中とかじゃない?」
そういえば以前鉄太から似た話を聞いたなと、ユーゴは思い出した。
あれは確か、『悪しき者が現れて世界に仇をなす時、三匹の獣が共に戦う』という神話だったか。
「だいたいこういう神話ってのはさ、神の代わりに人類とか世界を滅ぼすための装置ってのが大半だから、条件を満たすと復活してガオーって感じなんだよねー。だからユー君たちには、こいつらを復活させないように気をつけて欲しいってわけ」
「気をつけて欲しいっつっても、その条件ってのがわかんねぇと気をつけようがないだろ」
「ウチが権能を使ってあの金色の猫を調べた情報の限りでは、あれの名前は【大地の守護者レゼト】。封印解除条件は “人類が過剰に大地を汚染し、あるいは大幅に地形を変えた時” になってたね。この条件からたぶん、 “人類文明が発達しすぎないようにする” のが目的で作られたんだと思うよ。ユー君が本気出したら、地形くらい平気で変えちゃうじゃん。そーゆーのを気をつけてってこと」
そんなこと出来るわけ無いだろと反駁しそうになったユーゴだが、よくよく思い出せば色々とやらかしてしまっている身である。何も言い返せない。
「な、なんでそんなことをするんスか?」
「……さぁ、何でだろうね? この世界を造った神はウチらとは別のグループだし、ウチにはわかんないかな」
実はユーラウリアには、その理由は判っている。それにも関わらずはぐらかしたのは、皆の視線がユーラウリアに集中しているその死角で、ユーゴが口元に人差し指を当て『話すな』のジェスチャーをした為だ。
詳らかにすれば、この世界のループ構造についても触れなければならなくなる。
「少し話が逸れたが、そんな事情でユーラとゼフィーリア達の護衛に人手が足りない。という訳で雪。改めてお前にユーラの護衛を頼みたい」
ユーゴに頼まれた雪はしかし、プイッとそっぽを向いた。
「やーですわ」
その発生源は店内にいる三人の女性。
即ち、九重雪、ゼフィーリア・バーグマン、女神ユーラウリアである。
雪の背後にはおどろおどろしい般若の顔が、ゼフィーリアの背後にはハブには立ち向かうマングースの姿が、そしてユーラウリアの背後には特攻服を来て睨みを効かせるレディースの姿が浮かび上がって見えた。
ユーゴは拳で瞼をごしごし擦り、再び三人の背後を視た。
何も視えない。
良かった。さっきのは幻視だったようだ。
幻覚が良いことかどうかはさておき、ユーゴはただならぬ気配を感じとって彼女たちをなだめようとした。
「おいおい。なんで急にそんなピリピリしだしたんだよ。お前ら初対面同士だろうが」
だがその甲斐虚しく、互いに探り合っていた三人の冷たい視線が今度はユーゴへと突き刺さった。
「旦那さま、紹介していただけますか?」
「勇悟、説明して」
「ユーくん?」
「……わかった説明する。お前らちょっとこっちに来い」
三人とユーゴ、そして鉄太を加えた五人で、一番隅のボックス席に移動した。
「まずこいつはユーラウリア。お前たちには以前、俺は女神の依頼で動いていると説明したと思うが、その女神ってのがこいつだ」
「やおぴー (←挨拶)! ユーゴの嫁のユーラウリアだよ。ユーラって呼んでね!」
「「 え? 」」
ユーゴの紹介を受けて、ユーラウリアはルダハートを両手で作って挨拶した。
余計な一言を足して。
それを聞いた雪とゼフィーリアは、聞いたことの意味が分からず疑問を一言で表した。光の消えた瞳で。
「余計な嘘をつくな。こいつらが混乱するだろうが。それでこいつが九重雪。俺と旅をしている連れの一人だ」
「初めましてお二方。雪と申します。いつも夫がお世話になっております。ユーゴ・タカトーの妻でございます」
「「 は? 」」
それを聞いたユーラウリアとゼフィーリアは、自分の耳が可怪しくなったのかと思って、それぞれ耳を軽く叩いたり引っ張ったりした。
「お前もだよ、雪。変なこと言うな。俺は許可した覚えはない。で、最後はこいつ、ゼフィーリア・バーグマンだ……っていうか、よく考えたら何でお前も同席してんだよ、ゼフィーリア」
「別にいいでしょ。私はゼフィーリア・バーグマン。私は何というか……ユーゴの昔の恋人よ」
「「 はぁ…… 」」
それを聞いたユーラウリアと雪は、この人は頭が可怪しいのかと可哀想な人を見る目をした。
「おいゼフィーリア、飛ばすなよ。……ユーラと雪には一応説明しておくが、このゼフィーリアと俺は実は以前からの知り合いだ。正確には、こいつの前世がな」
「なーるほど。この娘も被転送者なわけだ」
「そういうことだ。まぁその事はひとまず置いておく。いまはユーラの事だ」
「旦那様。よろしいでしょうか?」
「なんだ?」
「先程この方を”女神”と仰いましたが、私にはこの方から神気を感じ取ることが出来ません」
「そうか。そういえば雪は巫女だったな。確かにその指摘はもっともだ。そこも含めて話をしようか」
そこでユーゴは、ユーラウリアが間違いなく女神であること、ユーゴたちと同じようにこの世界に閉じ込められたこと、そして、人間と同じような身体であることを説明した。
併せて、現在の状況───つまり、一年前のゼフィーリアのクーデター鎮圧からその首謀者がベレッタとされていることや、それに関連してゼフィーリア達が狙われていること、それをユーゴと鉄太が協力して手助けしていることなども説明した。
「それでユーラは別行動していたわけだが、その理由を話してもらえるんだろうな?」
ユーラウリアはこの場の面子を考えて逡巡したが、結局話すことにした。
「うーん……ま、いっか。簡単に言ったらさ、この世界に神獣が封印されてるかもしれないから、それを確認しに行ってたんだよね」
「神獣って、なんすか?」
鉄太が手を挙げた。
「神って呼ばれる “世界の管理者” 達が、特別に作った生命体のことだよ。そもそも、その世界にある生物や樹木なんかは全て神が作ってるんだけど、その中でも特別な役割と能力を持たせた個体だね。その出力は神獣としての位階にもよるけど、この世界の神獣はたぶん、最高位階だと思うよ」
「なんでそんなことが判るんだよ。ユーラお前、神としての権能は使えないんじゃなかったかのか?」
「以前も説明したけど、全く使えなくなるわけじゃないってば。効果や回数に制限がかかるし、条件もめちゃ厳しくなるケド」
腕を組んでぷくっとむくれたユーラウリアは、さらに続ける。
「最初に気になったのは、この世界のおとぎ話の中の【三匹の獣】の話。その中で神の遣いの獣達が国を滅ぼしたってことを知った時。こりゃ神獣かそれに類する個体がいるなーって。それで色々噂を聞いて回ったら、この国の外れに “金色の巨大な猫の像” があるって話だから、それでピンときたわけ。そんで実際に行って実物を調べたけど、間違いないね。あれは神獣が封印されてるよ」
「俺がこの世界に来たばかりの時に金色の猫と、銀色の鳥の像を見たな。それか」
「それだね。あともう一体、どこかにあると思うよ。赤銅色の魚っておとぎ話に書いてあったから、海の中とかじゃない?」
そういえば以前鉄太から似た話を聞いたなと、ユーゴは思い出した。
あれは確か、『悪しき者が現れて世界に仇をなす時、三匹の獣が共に戦う』という神話だったか。
「だいたいこういう神話ってのはさ、神の代わりに人類とか世界を滅ぼすための装置ってのが大半だから、条件を満たすと復活してガオーって感じなんだよねー。だからユー君たちには、こいつらを復活させないように気をつけて欲しいってわけ」
「気をつけて欲しいっつっても、その条件ってのがわかんねぇと気をつけようがないだろ」
「ウチが権能を使ってあの金色の猫を調べた情報の限りでは、あれの名前は【大地の守護者レゼト】。封印解除条件は “人類が過剰に大地を汚染し、あるいは大幅に地形を変えた時” になってたね。この条件からたぶん、 “人類文明が発達しすぎないようにする” のが目的で作られたんだと思うよ。ユー君が本気出したら、地形くらい平気で変えちゃうじゃん。そーゆーのを気をつけてってこと」
そんなこと出来るわけ無いだろと反駁しそうになったユーゴだが、よくよく思い出せば色々とやらかしてしまっている身である。何も言い返せない。
「な、なんでそんなことをするんスか?」
「……さぁ、何でだろうね? この世界を造った神はウチらとは別のグループだし、ウチにはわかんないかな」
実はユーラウリアには、その理由は判っている。それにも関わらずはぐらかしたのは、皆の視線がユーラウリアに集中しているその死角で、ユーゴが口元に人差し指を当て『話すな』のジェスチャーをした為だ。
詳らかにすれば、この世界のループ構造についても触れなければならなくなる。
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