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慰労会2
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「私はてっきり古代語の説明をされるのだと思っていたのだが、違ったのだな?」
ローレルは古代語を学ぼうとしたことはあったが、すぐに挫折した。ゆえに、今日はヨルレアンの解読の説明が聞けるのだろうと思っていた。
「ええ、そういえば彼女に結局、答えを教えないままでしたわね」
「説明しても、ただ覚えただけでしょうからね」
デュランズとヨルレアンは、解読の説明は万人には難しいために、出来れば省こうという結論に至っていた。
「聞いてみたかったな」
エルドールが、残念そうに呟いた。
「私も正直、聞いてみたかったですわ」
メイランも、エルドールと一緒なのは不本意ながらと思いながら、口にした。
「光栄ですが、前にエルドール殿下に説明した際に思ったのですよ。説明したところで、本当の意味で、短時間で理解して貰うのは難しい。分からない者には、私が嘘を言っていても、分からないものなのだと」
「だが、再度は覚えている」
「でも、明日という意味もあったでしょう?さらに似たものは沢山あるのです」
「あ、ああ…」
「沢山の意味があるのは我々には常識ですからね、それでも比較的ないものを選んだのですがね。どれ、説明してみましょうか」
デュランズの言葉に、触れることない皆は、興味津々に頷いた。デュランズはアリナの解答用紙を持っており、見える様に机に置いた。
「では、解読した者が説明しますかな?」
1問目 δ⊂ΠλЖυιωБШ
「これは答えを先に言えば、コバルザインズセイアット」
皆、揃いも揃ってえ?っという顔を浮かべた。
「名ですね」
「誰なのですか?」
「下級騎士の家名です」
「全く分からない…」
ローレルは文字を見ながらも、どこをどうやっても糸口さえ分からなかった。
「δ⊂ΠλЖυがコバンザインズ、ιωБШがセイアットです。隠すような名でもないので、入れてみました。それで彼女の回答は…」
「入口…?」
アリナは入口と書いていたが、デュランズには理解が出来なかった。
「ヨルちゃん、意味が分かるかい?」
「おそらくですが、パレート語にΠとυ、あとLで、入場という単語があります」
ヨルレアンは文字を差しながら、最後に指でLと書いた。
「なるほど…どこから導き出したのかと思っておった。一応、意味はあったのだな」
皆も、何度も頷いている。
「では、後の二問は解読をしたヨルちゃんに」
「ヨルレアン嬢が解読したのか?」
「ええ」
エルドールは目を輝かせており、ローレルとメイランとサリージュはその姿に口元を緩ませた。
2問目 ξЛЮиЭ=qqq8800
「では…答えは薪が足りない、さらに薪が足りない」
「え?」
「8800は?」
「薪です」
「は?」
「これは一度、後ろから解読するのです。8800が薪、ξЛЮиЭが足りない、=が同じ重ねる意味で、qqqが増える意味のさらにと、足りないという風に。でも足りない、さらに足りない、薪が、でもいいとは思います」
皆、説明をされているだけなのに、白目を剥きそうだった。
「8800は数字ではない?」
「はい」
「は―――っ」
「そんな!」
数字だけは読めると思っていた、皆の心を打ち砕いた瞬間だった。
「で、彼女の回答は…8800」
「ただ、数字を書いただけじゃないか…」
「しかも、数字ではなかったのよね」
ローレルとメイランは、こんなもの誰でも書けると、呆れ返った。
「そういうことになりますね。実はこれが一番の難問なのですよ」
「いえ、名前の方が難しいでしょう」
いやいや、どちらもどうやって、この二人は解読したのだと思うほどであった。
3問目 θζνη§ЁτσДЙ
「これが一番、問題作ですな」
「答えは、君を愛している、愛しているという言葉では足りない、どうしたら伝わるんだ、どうしていなくなったのだ、悲しくて死にそうだ」
皆、何を言っているのだというほど、無言であった。
ローレルは古代語を学ぼうとしたことはあったが、すぐに挫折した。ゆえに、今日はヨルレアンの解読の説明が聞けるのだろうと思っていた。
「ええ、そういえば彼女に結局、答えを教えないままでしたわね」
「説明しても、ただ覚えただけでしょうからね」
デュランズとヨルレアンは、解読の説明は万人には難しいために、出来れば省こうという結論に至っていた。
「聞いてみたかったな」
エルドールが、残念そうに呟いた。
「私も正直、聞いてみたかったですわ」
メイランも、エルドールと一緒なのは不本意ながらと思いながら、口にした。
「光栄ですが、前にエルドール殿下に説明した際に思ったのですよ。説明したところで、本当の意味で、短時間で理解して貰うのは難しい。分からない者には、私が嘘を言っていても、分からないものなのだと」
「だが、再度は覚えている」
「でも、明日という意味もあったでしょう?さらに似たものは沢山あるのです」
「あ、ああ…」
「沢山の意味があるのは我々には常識ですからね、それでも比較的ないものを選んだのですがね。どれ、説明してみましょうか」
デュランズの言葉に、触れることない皆は、興味津々に頷いた。デュランズはアリナの解答用紙を持っており、見える様に机に置いた。
「では、解読した者が説明しますかな?」
1問目 δ⊂ΠλЖυιωБШ
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皆、揃いも揃ってえ?っという顔を浮かべた。
「名ですね」
「誰なのですか?」
「下級騎士の家名です」
「全く分からない…」
ローレルは文字を見ながらも、どこをどうやっても糸口さえ分からなかった。
「δ⊂ΠλЖυがコバンザインズ、ιωБШがセイアットです。隠すような名でもないので、入れてみました。それで彼女の回答は…」
「入口…?」
アリナは入口と書いていたが、デュランズには理解が出来なかった。
「ヨルちゃん、意味が分かるかい?」
「おそらくですが、パレート語にΠとυ、あとLで、入場という単語があります」
ヨルレアンは文字を差しながら、最後に指でLと書いた。
「なるほど…どこから導き出したのかと思っておった。一応、意味はあったのだな」
皆も、何度も頷いている。
「では、後の二問は解読をしたヨルちゃんに」
「ヨルレアン嬢が解読したのか?」
「ええ」
エルドールは目を輝かせており、ローレルとメイランとサリージュはその姿に口元を緩ませた。
2問目 ξЛЮиЭ=qqq8800
「では…答えは薪が足りない、さらに薪が足りない」
「え?」
「8800は?」
「薪です」
「は?」
「これは一度、後ろから解読するのです。8800が薪、ξЛЮиЭが足りない、=が同じ重ねる意味で、qqqが増える意味のさらにと、足りないという風に。でも足りない、さらに足りない、薪が、でもいいとは思います」
皆、説明をされているだけなのに、白目を剥きそうだった。
「8800は数字ではない?」
「はい」
「は―――っ」
「そんな!」
数字だけは読めると思っていた、皆の心を打ち砕いた瞬間だった。
「で、彼女の回答は…8800」
「ただ、数字を書いただけじゃないか…」
「しかも、数字ではなかったのよね」
ローレルとメイランは、こんなもの誰でも書けると、呆れ返った。
「そういうことになりますね。実はこれが一番の難問なのですよ」
「いえ、名前の方が難しいでしょう」
いやいや、どちらもどうやって、この二人は解読したのだと思うほどであった。
3問目 θζνη§ЁτσДЙ
「これが一番、問題作ですな」
「答えは、君を愛している、愛しているという言葉では足りない、どうしたら伝わるんだ、どうしていなくなったのだ、悲しくて死にそうだ」
皆、何を言っているのだというほど、無言であった。
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