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第346章『肩を並べて』
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第346章『肩を並べて』
「ちょっとややこしい話になりそうでな、時間が掛かるかも知れないから、待たずに戻って良い。帰りは店に車を呼ばせるから心配は無い」
「了解です、お気を付けて」
「ああ、有り難う、ご苦労様」
昔からの高根と自らの行きつけの飲み屋、その店先公用車を降りた黒川が、運転手である陸軍の士官へと声を掛ける。士官はそれに逆らう事も無く、頭を下げると窓を閉め、博多駐屯地へと戻って行った。
「……さて……と、行きますか」
こつ、こつ、という杖の音と自らの足音、それがやけに耳に響く。さながら死刑台に上る死刑囚の様だな等と考えつつ扉を開けて中へと入れば、
「黒川さん、お久し振りです。お連れ様はもういらっしゃってますよ、いつもの一番奥の座敷にお通ししてます。お怪我なさったんですか?座敷で大丈夫ですか?」
と言う女将の笑顔に出迎えられ、それに
「有り難う、心配無いよ」
と言葉を返して奥へと向かってゆっくりと歩き出した。
出来るだけ決定的な時間が遠くなる様に、そんな馬鹿馬鹿しい事を考えつつゆっくり歩き座敷の前へと辿り着き、手入れの行き届いた短靴を脱いで障子へと手を掛けて開ければ、そこにはタカコが一人、煙草をふかして天井を見上げていた。
「あ、タツさん。ごめんね、怪我してて移動も大変なのに、呼び出しちゃって」
「いや、良いよ。話が有るんだろ?」
「……うん」
「その前にさ、飯食っちゃって良いか?会議の後もバタバタしてて夕飯まだなんだよ」
「え、そうなの?食べて食べて、と言うか、私もここで夕飯済ませようと思ってたからまだなのよ」
「じゃ、一緒に食うか」
「うん」
そんな遣り取りを交わしながらタカコの向かいへと腰を下ろし、品書きを見ながら夫々が好きな物を注文し、暫くしそれが配膳された後は今回の演習の事についてあれこれと話しながら箸を勧める。今回罠を二桁無効にされた事はやはりタカコにとってはそれなりに衝撃だったらしく、悔しい悔しいと何度も繰り返し、それでも同時に喜びも有るのか笑顔は絶えず、それが何とも可愛らしいなと笑えば、
「何さ!次はまたゼロにしてみせるし!!」
と、鼻の穴を若干膨らませたタカコがそう宣言し、黒川はまた笑う。
そんな遣り取りを続け、ふと会話が途切れたのは一時間程も経ってから。会話を途切れさせたくはないと話題を探す黒川の前で、ことり、と、湯呑を卓の上に置いたタカコが静かに口を開いた。
「タツさんとの身体の関係、終わりにしたい。今日は、それを伝えたくて来てもらったんだ」
静かな、けれど強い意志の籠ったはっきりとした言葉。黒川はそれを、思いの外静かな心持ちで聞いていた。
「……理由、聞いて良いか?」
分かっている、そんなものは聞かずとも分かっている。それでも、自分自身の気持ちに踏ん切りを付ける為にもきちんと聞いておきたい、そう思いながらそう言えば、タカコはやはり静かな口調で話し出した。
「……私ね、自分の隣に誰にいて欲しいのか、気付いちゃったんだ。敦賀に……敦賀に、傍にいて欲しい。タツさんじゃなくて、あいつに」
その言葉も最早黒川の心には波を立てない、『誰か』を選ぶ事等、彼女の性格からして有り得ないのは分かっていた、選ばれるとしたら自分か敦賀、二人のどちらか、そして、自分ではなく彼を選んだ、それだけの事だ。
「タツさんの事が嫌いとか、そんなんじゃなくて、私さ、自分が前線に出て行く人間で、そんな時にね、肩を並べて出て行ける、ついて来られる人じゃないと駄目みたいで。自分が思ってるよりもずっと甘えたの寂しがりみたいでさ、それと同時に前線にも出て行きたくて、そんな時にも、いつも隣にいて欲しいんだ。だから、私の動きについて来られる敦賀じゃないと、駄目みたい。でもね……多分、敦賀が前線に出られなくても、私について来られなくても、敦賀じゃないと……嫌だ。ずっと一緒にいたからなのか何なのかは私にもよく分からないんだけど、私にとってはもうあいつが隣にいるのが当たり前でさ。あの仏頂面見てるのも、くだらない言い合いするのも、抱き締められて眠るのも……凄く、好き、安心する。はっきり気付いたのは一週間位前なんだけど、敦賀に自分の気持ち伝える前に、ちゃんとタツさんに話さないとって思って。だから、今日来てもらった」
飾り気の無い真っ直ぐな、だからこそ黒川にとっては痛い言葉の数々。それでもタカコはそれを誤魔化す事はせず、敢えて真っ直ぐに伝えてくれているというのがよく分かる。
終わったな――、黒川はぼんやりとそんな事を考えつつ、目を閉じて大きく息を吐く。落ち込まない、傷つかないと言えば嘘になるが、それでも、タカコがきちんと答えを出してくれた事が、そして、自分に真っ直ぐにそれを伝えてくれた事が嬉しいと、素直にそう思う事が出来た。
「……分かった、言ってくれて嬉しいよ、有り難う。今からは親友にでもなるか、真吾と敦賀と同列で」
「それはこっちからお願いしたい位だけど……良いの?」
「おう。女としてもそうだけどよ、人間としても大好きだぜ、お前の事」
「……有り難う」
閉じていた双眸を開いてタカコを真っ直ぐに見て正直な気持ちを言えば、済まなさそうな、ほっとした様な、そんな面持ちのタカコがふわりと笑う。
「ほら、言う事言ったんだからもう基地に戻れ。で、さっさとあの童貞小僧に話してやれよ、自分の気持ち」
「どう……相変わらず酷いね、タツさん。うん、そうする。あ!今日は私が出すからね!!」
「分かったよ、今日だけは御馳走になろうかな、御馳走様。ほら、早く帰れ。俺は車も呼ばないといけないから、もう少しここにいるから」
そう言ってタカコを立ち上がらせ、自分も障子のところ迄は見送ろうかと黒川も立ち上がる。しかしやはりまだ足は完全には自由にはならず、立ち上がったところで大きくよろければ、会議の後と同じ様にしてタカコが身体を支え、気が付いた時にはその身体を両腕で強く抱き締め、深く口付けていた。
強張る身体、距離をとろうとする両腕、そはれを無視して更に深く抱き込み、逃げる舌を追い絡ませ、こちら側へと誘い出し、緩く、緩く歯を立てた。
「……悪い、これで最後だから、暫くこのままでいてくれねぇか」
互いの唇が離れた後、もう一度軽く触れる程度に口付けて、その後はタカコの頭を胸元へと押し付けてまた強く抱き締める。タカコから抱き締め返される事はもう無かったが、それでも拒絶される事も無く、黒川は言葉を続ける。
「……幸せに、あいつと幸せになれよ、絶対にだ」
祈る様な黒川の言葉、タカコはそれに返事をする事は無く、黒川はそれに顔を歪め、更に腕に力を込めた。
「頼むよ、頼むから、うんって言ってくれ……じゃなきゃ、俺がこの腕を離す意味が無ぇじゃねぇか……なぁ、心底愛してる女を他の男にくれてやるんだぞ、頼むから、頼むからあいつと、敦賀と幸せになってくれ、絶対にだ」
タカコはそれにも言葉を返さない。代わりに黒川の背中に彼女の腕が回され、数度優しく撫でさすられ、黒川はその優しい感触に更に顔を歪め、タカコの髪へと一つ、口付けを落とし、その後はもう、長い事身動ぎの一つもしなかった。
「ちょっとややこしい話になりそうでな、時間が掛かるかも知れないから、待たずに戻って良い。帰りは店に車を呼ばせるから心配は無い」
「了解です、お気を付けて」
「ああ、有り難う、ご苦労様」
昔からの高根と自らの行きつけの飲み屋、その店先公用車を降りた黒川が、運転手である陸軍の士官へと声を掛ける。士官はそれに逆らう事も無く、頭を下げると窓を閉め、博多駐屯地へと戻って行った。
「……さて……と、行きますか」
こつ、こつ、という杖の音と自らの足音、それがやけに耳に響く。さながら死刑台に上る死刑囚の様だな等と考えつつ扉を開けて中へと入れば、
「黒川さん、お久し振りです。お連れ様はもういらっしゃってますよ、いつもの一番奥の座敷にお通ししてます。お怪我なさったんですか?座敷で大丈夫ですか?」
と言う女将の笑顔に出迎えられ、それに
「有り難う、心配無いよ」
と言葉を返して奥へと向かってゆっくりと歩き出した。
出来るだけ決定的な時間が遠くなる様に、そんな馬鹿馬鹿しい事を考えつつゆっくり歩き座敷の前へと辿り着き、手入れの行き届いた短靴を脱いで障子へと手を掛けて開ければ、そこにはタカコが一人、煙草をふかして天井を見上げていた。
「あ、タツさん。ごめんね、怪我してて移動も大変なのに、呼び出しちゃって」
「いや、良いよ。話が有るんだろ?」
「……うん」
「その前にさ、飯食っちゃって良いか?会議の後もバタバタしてて夕飯まだなんだよ」
「え、そうなの?食べて食べて、と言うか、私もここで夕飯済ませようと思ってたからまだなのよ」
「じゃ、一緒に食うか」
「うん」
そんな遣り取りを交わしながらタカコの向かいへと腰を下ろし、品書きを見ながら夫々が好きな物を注文し、暫くしそれが配膳された後は今回の演習の事についてあれこれと話しながら箸を勧める。今回罠を二桁無効にされた事はやはりタカコにとってはそれなりに衝撃だったらしく、悔しい悔しいと何度も繰り返し、それでも同時に喜びも有るのか笑顔は絶えず、それが何とも可愛らしいなと笑えば、
「何さ!次はまたゼロにしてみせるし!!」
と、鼻の穴を若干膨らませたタカコがそう宣言し、黒川はまた笑う。
そんな遣り取りを続け、ふと会話が途切れたのは一時間程も経ってから。会話を途切れさせたくはないと話題を探す黒川の前で、ことり、と、湯呑を卓の上に置いたタカコが静かに口を開いた。
「タツさんとの身体の関係、終わりにしたい。今日は、それを伝えたくて来てもらったんだ」
静かな、けれど強い意志の籠ったはっきりとした言葉。黒川はそれを、思いの外静かな心持ちで聞いていた。
「……理由、聞いて良いか?」
分かっている、そんなものは聞かずとも分かっている。それでも、自分自身の気持ちに踏ん切りを付ける為にもきちんと聞いておきたい、そう思いながらそう言えば、タカコはやはり静かな口調で話し出した。
「……私ね、自分の隣に誰にいて欲しいのか、気付いちゃったんだ。敦賀に……敦賀に、傍にいて欲しい。タツさんじゃなくて、あいつに」
その言葉も最早黒川の心には波を立てない、『誰か』を選ぶ事等、彼女の性格からして有り得ないのは分かっていた、選ばれるとしたら自分か敦賀、二人のどちらか、そして、自分ではなく彼を選んだ、それだけの事だ。
「タツさんの事が嫌いとか、そんなんじゃなくて、私さ、自分が前線に出て行く人間で、そんな時にね、肩を並べて出て行ける、ついて来られる人じゃないと駄目みたいで。自分が思ってるよりもずっと甘えたの寂しがりみたいでさ、それと同時に前線にも出て行きたくて、そんな時にも、いつも隣にいて欲しいんだ。だから、私の動きについて来られる敦賀じゃないと、駄目みたい。でもね……多分、敦賀が前線に出られなくても、私について来られなくても、敦賀じゃないと……嫌だ。ずっと一緒にいたからなのか何なのかは私にもよく分からないんだけど、私にとってはもうあいつが隣にいるのが当たり前でさ。あの仏頂面見てるのも、くだらない言い合いするのも、抱き締められて眠るのも……凄く、好き、安心する。はっきり気付いたのは一週間位前なんだけど、敦賀に自分の気持ち伝える前に、ちゃんとタツさんに話さないとって思って。だから、今日来てもらった」
飾り気の無い真っ直ぐな、だからこそ黒川にとっては痛い言葉の数々。それでもタカコはそれを誤魔化す事はせず、敢えて真っ直ぐに伝えてくれているというのがよく分かる。
終わったな――、黒川はぼんやりとそんな事を考えつつ、目を閉じて大きく息を吐く。落ち込まない、傷つかないと言えば嘘になるが、それでも、タカコがきちんと答えを出してくれた事が、そして、自分に真っ直ぐにそれを伝えてくれた事が嬉しいと、素直にそう思う事が出来た。
「……分かった、言ってくれて嬉しいよ、有り難う。今からは親友にでもなるか、真吾と敦賀と同列で」
「それはこっちからお願いしたい位だけど……良いの?」
「おう。女としてもそうだけどよ、人間としても大好きだぜ、お前の事」
「……有り難う」
閉じていた双眸を開いてタカコを真っ直ぐに見て正直な気持ちを言えば、済まなさそうな、ほっとした様な、そんな面持ちのタカコがふわりと笑う。
「ほら、言う事言ったんだからもう基地に戻れ。で、さっさとあの童貞小僧に話してやれよ、自分の気持ち」
「どう……相変わらず酷いね、タツさん。うん、そうする。あ!今日は私が出すからね!!」
「分かったよ、今日だけは御馳走になろうかな、御馳走様。ほら、早く帰れ。俺は車も呼ばないといけないから、もう少しここにいるから」
そう言ってタカコを立ち上がらせ、自分も障子のところ迄は見送ろうかと黒川も立ち上がる。しかしやはりまだ足は完全には自由にはならず、立ち上がったところで大きくよろければ、会議の後と同じ様にしてタカコが身体を支え、気が付いた時にはその身体を両腕で強く抱き締め、深く口付けていた。
強張る身体、距離をとろうとする両腕、そはれを無視して更に深く抱き込み、逃げる舌を追い絡ませ、こちら側へと誘い出し、緩く、緩く歯を立てた。
「……悪い、これで最後だから、暫くこのままでいてくれねぇか」
互いの唇が離れた後、もう一度軽く触れる程度に口付けて、その後はタカコの頭を胸元へと押し付けてまた強く抱き締める。タカコから抱き締め返される事はもう無かったが、それでも拒絶される事も無く、黒川は言葉を続ける。
「……幸せに、あいつと幸せになれよ、絶対にだ」
祈る様な黒川の言葉、タカコはそれに返事をする事は無く、黒川はそれに顔を歪め、更に腕に力を込めた。
「頼むよ、頼むから、うんって言ってくれ……じゃなきゃ、俺がこの腕を離す意味が無ぇじゃねぇか……なぁ、心底愛してる女を他の男にくれてやるんだぞ、頼むから、頼むからあいつと、敦賀と幸せになってくれ、絶対にだ」
タカコはそれにも言葉を返さない。代わりに黒川の背中に彼女の腕が回され、数度優しく撫でさすられ、黒川はその優しい感触に更に顔を歪め、タカコの髪へと一つ、口付けを落とし、その後はもう、長い事身動ぎの一つもしなかった。
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