俺に抱かれる覚悟をしろ〜俺様御曹司の溺愛

ラヴ KAZU

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第十八章 みゆの入院

お互いの誤解が解けた瞬間

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この時、東城氏はみゆを思い浮かべていた。

「わかった、今日の打ち合わせは別の日にセッティングしよう、一週間後にまた来てもらおう」

「ありがとうございます」

そして、廉也は日本に戻ってきた。

空港から直接北山総合病院へ向かった。

「すみません、桂木みゆの病室は何号室でしょうか」

「失礼ですがご家族のかたでしょうか」

「はい、みゆの夫の桂木廉也です」

受付でみゆの病室を教えてくれた。

廉也はみゆの病室へ急いだ。

ドアをノックもせずに開けた。

そこには愛しい妻のみゆがベッドに横になっていた。

「廉也さん」

廉也はベッドに近づき、みゆを抱きしめた。

「みゆ、大丈夫か、東城氏から一週間休みを貰ってきた、一週間ずっと一緒だ」
「本当ですか」

廉也はみゆの手の甲にキスを落とした。

「俺が詰まらない嫉妬をしたのがいけなかった、悪かった」

「私なんか、廉也さんの浮気を疑いました」

「えっ、俺は浮気なんか絶対にしていないよ」

「ホテルから出てきた廉也さんを見かけて、そのあとすらっとした美人がホテルから出てきたんです」

「絶対違うから、関係ないからな」

「高城さんから聞いて、私の誤解だってわかりました」

「俺もみゆもお互いに嫉妬してたんだな」

「だってそれだけ、廉也さんを愛していますから」

「みゆ」

廉也はみゆをぎゅっと抱きしめた。

「それより、体調は大丈夫なのか、健志が東京に来てるんだって?」

そこに健志がやってきた。

「廉也、仕事は大丈夫なのか」

「ああ、一週間休みを貰った,それよりみゆの具合はどうなんだ」

「お前がみゆちゃんに心配かけなければ、問題ないよ」

「一言言わせてもらう、みゆは俺の妻だ、親し気にちゃん呼ばわりするな」

「すまなかった」

そしてみゆは退院の許可を貰った。
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