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第十八章 みゆの入院
一緒にアメリカへ行かないか
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廉也とみゆはマンションに戻った。
「みゆ、愛している」
「私も愛しています」
唇が重なり、濃厚なキスを交わした。
「廉也さん、私のわがままを聞いてくれて嬉しいですけど、東城ホールディングスとの契約は一週間もお休み頂いて大丈夫ですか」
「大丈夫だ、俺にとって一番大切なのはみゆだ」
「廉也さん」
廉也はみゆをギュッと抱きしめた。
「それより、心配なのはみゆだよ、ちゃんと精密検査したほうがいいんじゃないのか」
「実は廉也さんが、ホテルから出てきた時、なんでホテルに泊まったのか、疑問に思って、そのあと女性が出てきたので、私は嫌われてしまったのかと思ったら、過呼吸が出てしまって、それから、なんか自分の気持ちがわからなくて、そうしたら、部屋で急に
意識がなくなって倒れたんです、私もっと強くならないと廉也さんに迷惑ばかりかけてしまいますね」
「それで健志はあんな憎まれ口を言ったのか」
「ごめんなさい」
「みゆが謝ることじゃない」
廉也はそれからずっと考え込んでいた。
「廉也さん?」
「なあ、みゆ、アメリカに一緒に行かないか」
「えっ」
「実は俺のわがままで、みゆは一緒に連れて行きたくなかったんだ」
みゆはどうしてなのかわからなかった。
「東城氏にみゆを合わせたくなかった、俺が嫉妬したんだ、もしかしてみゆは東城氏に会ったら、俺の元を離れるんじゃないかって」
(廉也さんがそんなことを考えていたなんて、なんて可愛らしいんだろう)
みゆはふふっと笑ってしまった。
「笑い事じゃねえよ、ありうるだろう、向こうは俺と違って大人だし、資産は沢山あるし、みゆが放って置けなくなるんじゃないかなって思って……」
廉也はみゆにカッコ悪いところを見せたなって恥ずかしくなった。
「廉也さん、可愛いい」
廉也はそっぽを向いて真っ赤な顔をしていた。
「そんな廉也さんの方が心配で放って置けないです」
「本当に?」
「私はずっと廉也さんのそばにいますよ、廉也さんが嫌だって言っても」
「俺は嫌だなんて一生言わねえ」
廉也とみゆは唇を重ねた。
みゆの首筋に、廉也の唇を押し当てた。
「みゆ、みゆ」
「みゆ、愛している」
「私も愛しています」
唇が重なり、濃厚なキスを交わした。
「廉也さん、私のわがままを聞いてくれて嬉しいですけど、東城ホールディングスとの契約は一週間もお休み頂いて大丈夫ですか」
「大丈夫だ、俺にとって一番大切なのはみゆだ」
「廉也さん」
廉也はみゆをギュッと抱きしめた。
「それより、心配なのはみゆだよ、ちゃんと精密検査したほうがいいんじゃないのか」
「実は廉也さんが、ホテルから出てきた時、なんでホテルに泊まったのか、疑問に思って、そのあと女性が出てきたので、私は嫌われてしまったのかと思ったら、過呼吸が出てしまって、それから、なんか自分の気持ちがわからなくて、そうしたら、部屋で急に
意識がなくなって倒れたんです、私もっと強くならないと廉也さんに迷惑ばかりかけてしまいますね」
「それで健志はあんな憎まれ口を言ったのか」
「ごめんなさい」
「みゆが謝ることじゃない」
廉也はそれからずっと考え込んでいた。
「廉也さん?」
「なあ、みゆ、アメリカに一緒に行かないか」
「えっ」
「実は俺のわがままで、みゆは一緒に連れて行きたくなかったんだ」
みゆはどうしてなのかわからなかった。
「東城氏にみゆを合わせたくなかった、俺が嫉妬したんだ、もしかしてみゆは東城氏に会ったら、俺の元を離れるんじゃないかって」
(廉也さんがそんなことを考えていたなんて、なんて可愛らしいんだろう)
みゆはふふっと笑ってしまった。
「笑い事じゃねえよ、ありうるだろう、向こうは俺と違って大人だし、資産は沢山あるし、みゆが放って置けなくなるんじゃないかなって思って……」
廉也はみゆにカッコ悪いところを見せたなって恥ずかしくなった。
「廉也さん、可愛いい」
廉也はそっぽを向いて真っ赤な顔をしていた。
「そんな廉也さんの方が心配で放って置けないです」
「本当に?」
「私はずっと廉也さんのそばにいますよ、廉也さんが嫌だって言っても」
「俺は嫌だなんて一生言わねえ」
廉也とみゆは唇を重ねた。
みゆの首筋に、廉也の唇を押し当てた。
「みゆ、みゆ」
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