俺様外科医の溺愛、俺の独占欲に火がついた、お前は俺が守る

ラヴ KAZU

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極道の女だったなんて

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私は、病室に戻った。

記憶がない間、あまりにも色々なことがあったんだ。

そこに祐志さんが顔を出してくれた。

「まゆ、体調はどうだ」

私は祐志さんに聞きたいことが色々あった。

「祐志さん、私はあなたと結婚出来るような女じゃありません」

「何を言っているんだl

「だって、お父様は億と言う借金を作って、私は極道の女になったんです、
なんでそんな私を妻に迎えるなんて、どう考えてもおかしいです」

「誰からそんな話を聞いたんだ」

「特別室に入院している工藤飛鳥さんの組の方から聞きました」

「そうか」



「私は、多分、工藤さんにたくさん抱かれたんです、祐志さんは嫌じゃないんですか」

「嫌じゃない」

祐志さんは即答してくれた。

「どうしてですか」

「まゆが最後に俺を選んでくれるなら、俺はまゆを生涯守っていく」

「祐志さん」

私は祐志さんを愛している、でも、工藤さんを放っておけないのも事実だ。

私の気持ちはどこにあるの?

「しばらく、時間をください」

私はなんてひどい女なの?

祐志さんを傷つけて、工藤さんをあんな酷い目に遭わして、自分だけ幸せになんてなれない。

私はエレベーターで工藤さんの元に行った。

病室を覗くと、工藤さんは眠っていた。

工藤さんのベッドに近づいて、顔を覗き込んだ。

人の気配に気づいて、工藤さんは目をあけた。

私を見つめて、「まゆ」と言葉を発した。

「工藤さん、ごめんなさい、私のせいですよね、こんなに大怪我してしまって」

「なんのこと言ってるのか、わからねえ、それに俺はあんたをしらねえ」




「もう、遅いですよ、工藤さん、私のことまゆって呼んでるし」

私はニッコリ微笑んだ。

工藤さんは手を伸ばして、私を引き寄せた。

「まゆ」

工藤さんは私をギュッと抱きしめた。

「工藤さん、痛いです」

「あっ、すまん」

工藤さんは私から慌てて離れた。

「怪我は大丈夫ですか」

「こんなの日常茶飯事だ、それより記憶戻ったのか」

「いいえ、まだ」

工藤さんは驚いた表情を見せた。

「工藤組のこうたさんに聞いたんです」

「あの野郎、男のくせにベラベラと喋りやがって」

「私はちゃんとその、工藤さんの女としての役目を果たしていましたか」

「いや、一度も抱いてねえ」

「どうして」

「俺をその気にさせられなかったんだよ、つまり、お前の裸見ても興奮しなかった」

「嘘」

「嘘じゃねえよ、最近外科医とはセックスしたか」

まゆは答えなかったが、真っ赤な顔をしたのが答えを物語っていた。

「外科医とは相性がいいんだろう、残念ながら、俺との相性は良くねえな」

工藤さんの表情から嘘をついているのが感じられた。


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