71 / 84
70 勇者パーティの新装備
しおりを挟む
《リーリエ視点》
なんとか私の能力に探りを入れようとするセドル伯爵に、少しばかり意地悪な言い方で拒否の意思を表明したのだが、予想以上に、伯爵は慌てて弁解を始めた。
「あ、いや、そなたを警戒しているわけではない。宰相という仕事柄、優秀な人材には強く興味を惹かれてな…いや、だからと言って、そなたを雇い入れたいとか、そういうつもりではない、単に個人的な興味なのだ……」
あれ、私ってそんなに怖い顔してたのかな? 伯爵様、そんなに言い訳しなくてもいいですよ。
「……おお、そうだ、リオンたちも待ちわびていよう、すぐに呼びにやらせるから待っていてくれ」
「あ、いいえ、わざわざ呼んでいただかなくても、こちらから行きます。どこにいるのですか?」
「ああ、彼らなら、いつものように鍛錬場にいるはずだ。では、オースティンに案内させよう。私は、また王城に戻らねばならないが、夕食は共にするつもりだ。それまで、どうかゆっくりしておいてくれ」
「はい。痛み入ります。では、そのようにさせていただきます」
私は伯爵とともに立ち上がって、頭を下げた。
伯爵はドアのところで、執事らしい男性と何か一言二言言葉を交わしてから、軽く私たちに一礼して去っていった。
さすがは一国の宰相、まだ若いが、彼との第一弾の対面は文字通り、目に見えない剣を交えるような緊張感にさらされた。まあまあ上手く立ち回れたのではないだろうか。
「鍛錬場へご案内いたします。どうぞこちらへ」
執事さんの声に、私とプラムは彼の後について鍛錬場へと向かった。
♢♢♢
「姉様っ!」
さっそく私の姿を見つけたロナンが、子犬のように(今では私より背が高い大型犬だが)走って飛びついて来た。
「わっ、もう、ロナンたら…ふふ……もうあなたの方が体が大きいんだから、気をつけなさい」
「ああ、ごめん、久しぶりだからうれしくて、つい……」
ロナンはそう言うと、照れくさそうに赤くなって私から離れた。
「先生、プラムさん、お久しぶりです。ようこそおいでくさいました」
リオンが見知らぬ女性二人と一緒に近づいてきた。
「ありがとう、リオン。元気そうで何よりだわ。そちらが手紙で知らせてくれた新しい仲間の方たちね」
「はい、新しい勇者パーティの二人です。僕たち四人で魔法を討伐します」
「頼もしい仲間が加わったのね。良かったわ」
私が喜んで手を叩くと、リオンが嬉しそうに頬を緩めた。
「お初にお目にかかる。私は、ブレンダ・ボーグ。元奴隷で剣闘士だったが、三年前に奴隷から解放され、今は冒険者として生きている。どうかよろしく頼む」
見上げるような背の高い、逞しい体の女性がそう挨拶して、丁寧に頭を下げた。よく見ると、茶色と金色のまだらの髪の間に、同じ薄茶色の短い毛におおわれた三角形の突起が二つ出ている。
(わあ、すごい、本物の獣人族だ。生まれて初めて見る……ファンタジー……)
顔を上げたブレンダさんは、私がキラキラした目で見ているのに気づいて、少し戸惑った顔をした。
「あ、あの、聖女様…」
突然、そんな声が、ブレンダさんの隣から聞こえてびっくりした。見ると、イリスさんが、何やら先ほどまでの私のように、目をキラキラさせて私を見ている。
「は? え? 私?」
「はい、その白銀の御髪(おぐし)、ただならぬ神気、古くからの伝承にある聖女様のお姿そのままですわ」
うわ、やばい。確か、この人巫女だったわよね。まさか〈鑑定〉とか持ってないでしょうね? とにかくこれ以上、詮索されるのはまずいわ。
「ちょ、ちょっと待って。それは、とんでもない勘違いよ。私は、普通の人間よ。ロナンが一番よく知っているわ、ね、ロナン?」
私の言葉に、ロナンはなぜか困ったような顔で小さく頷いた。
「う、うん……たぶん、人間だと思うよ。でも、聖女って言われれば、そんな気がしないでも……」
おいっ……巫女に洗脳されてるんじゃないわよ、ロナン、しっかりしてよ。
「何バカなこと言ってるの? しっかりしなさい。お父さんやお母さんが人間じゃないって言うの?」
「あ、いや、そうだね。ごめん……イリスさん、姉様は普通の両親から生まれた人間だよ」
「そう…ですか……聖女様も元々人間だとは思うのですが……いえ、失礼しました、どうか忘れてください」
ふう……この一連の流れは、疲れた……。リオン、そんな目で見ないで。まったく、もう……。
「お嬢様、例の物を……」
プラムが、変な雰囲気になった空気を変えてくれた。
「うん、そうだね。リオン、ロナン、例の地竜の革の防具、できたよ」
「わあ、やったあ」
ロナンは素直に喜びを表現し、ロナンは静かに頷いて、嬉しそうに微笑んだ。
プラムが、いったん入り口のドアから出て、すぐに大きな布袋を引きずりながら戻ってきた。もちろんマジックバッグから出すところを見られないためだ。ロナンが走り寄って、プラムの手から布袋を受け取り、肩に担いで持ってきた。
「もしかして、あの、ボーゼスで討伐したという地竜なのか?」
ブレンダはボーゼス王国出身なので、もちろん私たちの地竜討伐のことは聞いて知っていた。
「そうだよ。あの時の地竜の表皮を、先生が一流の鍛冶職人に頼んで防具に仕立ててくださったんだ」
リオンの言葉に、ブレンダもイリスも感嘆の声を上げて布袋を見つめた。
ロナンが袋から中身を取り出し、ベンチの上に並べていった。
「これが鎧だね。すごく軽くて、かっこいい…。そして、これは籠手(こて)(ガントレット)と脛(すね)当て? あれ……でも、これ四つずつあるよ」
「うん、鎧は、サイズが二人のものしかわからなかったから二つしか作れなかったけど、籠手と脛当ては、ベルトでサイズが調整できるから、新しいお二人の分も作ってもらったの。ご自分の愛用のものがあると思うけど、良かったら使ってみてね」
「おお、われわれの分まで……ありがたい。さっそく試させていただこう」
ブレンダが感激して頭を下げた後、ガントレットと脛当てを身につけ始めた。
リオンとロナンも鎧を装着し始める。サイズはリオンのものがやや大きいので、間違うことはなかった。色は地肌がオリーブグリーン、びっしり並んだ分厚いうろこの部分は、元のままで琥珀色の渋い輝きを放っている。
頭からすっぽり被るアーマー型だが、左腰の上の部分は開いていて、太いベルトでサイズを変えられるようになっている。腰の下部には前後左右に自由に動き、急所をカバーする腰当てが付いていた。
全員が装備を装着し終えて並んだ姿は、統一感と高級感のある〝勇者パーティ装備〟そのものだった。
「これはすばらしい……違和感が全くない……早く実戦で試したいものだ」
ブレンダが目を輝かせて、体を動かしながら言った。
「リオン、ロナン、籠手に付いている魔石の説明、後でよろしくね」
私の小さな声に、リオンとロナンはしっかりと頷いた。
私はゲンクさんが作ってくれた防具を家に持ち帰った後、籠手と鎧に手を加えて、例の〝結界〟を使った追加防御を装着していたのだ。それぞれに付いている魔石に魔力を流すと、籠手には楕円形のラウンドシールドが、鎧には体の周囲を覆う防御結界が出現する。
「よし、じゃあ、このまま少し実践練習をしようか」
リオンの言葉に全員が頷き、四人は鍛錬場へ出ていった。
私とプラムは、その鍛錬の様子をベンチに座って楽しく見学した。そして、確信したのだ。彼らなら、きっと魔王に勝てると。
私には、もうこれ以上の援助はできないが、いざという時には〝転移〟を使って、参戦することも考えていた。しかし、彼らの鍛錬する姿を見て、その必要はない、と信じることができたのだった。
なんとか私の能力に探りを入れようとするセドル伯爵に、少しばかり意地悪な言い方で拒否の意思を表明したのだが、予想以上に、伯爵は慌てて弁解を始めた。
「あ、いや、そなたを警戒しているわけではない。宰相という仕事柄、優秀な人材には強く興味を惹かれてな…いや、だからと言って、そなたを雇い入れたいとか、そういうつもりではない、単に個人的な興味なのだ……」
あれ、私ってそんなに怖い顔してたのかな? 伯爵様、そんなに言い訳しなくてもいいですよ。
「……おお、そうだ、リオンたちも待ちわびていよう、すぐに呼びにやらせるから待っていてくれ」
「あ、いいえ、わざわざ呼んでいただかなくても、こちらから行きます。どこにいるのですか?」
「ああ、彼らなら、いつものように鍛錬場にいるはずだ。では、オースティンに案内させよう。私は、また王城に戻らねばならないが、夕食は共にするつもりだ。それまで、どうかゆっくりしておいてくれ」
「はい。痛み入ります。では、そのようにさせていただきます」
私は伯爵とともに立ち上がって、頭を下げた。
伯爵はドアのところで、執事らしい男性と何か一言二言言葉を交わしてから、軽く私たちに一礼して去っていった。
さすがは一国の宰相、まだ若いが、彼との第一弾の対面は文字通り、目に見えない剣を交えるような緊張感にさらされた。まあまあ上手く立ち回れたのではないだろうか。
「鍛錬場へご案内いたします。どうぞこちらへ」
執事さんの声に、私とプラムは彼の後について鍛錬場へと向かった。
♢♢♢
「姉様っ!」
さっそく私の姿を見つけたロナンが、子犬のように(今では私より背が高い大型犬だが)走って飛びついて来た。
「わっ、もう、ロナンたら…ふふ……もうあなたの方が体が大きいんだから、気をつけなさい」
「ああ、ごめん、久しぶりだからうれしくて、つい……」
ロナンはそう言うと、照れくさそうに赤くなって私から離れた。
「先生、プラムさん、お久しぶりです。ようこそおいでくさいました」
リオンが見知らぬ女性二人と一緒に近づいてきた。
「ありがとう、リオン。元気そうで何よりだわ。そちらが手紙で知らせてくれた新しい仲間の方たちね」
「はい、新しい勇者パーティの二人です。僕たち四人で魔法を討伐します」
「頼もしい仲間が加わったのね。良かったわ」
私が喜んで手を叩くと、リオンが嬉しそうに頬を緩めた。
「お初にお目にかかる。私は、ブレンダ・ボーグ。元奴隷で剣闘士だったが、三年前に奴隷から解放され、今は冒険者として生きている。どうかよろしく頼む」
見上げるような背の高い、逞しい体の女性がそう挨拶して、丁寧に頭を下げた。よく見ると、茶色と金色のまだらの髪の間に、同じ薄茶色の短い毛におおわれた三角形の突起が二つ出ている。
(わあ、すごい、本物の獣人族だ。生まれて初めて見る……ファンタジー……)
顔を上げたブレンダさんは、私がキラキラした目で見ているのに気づいて、少し戸惑った顔をした。
「あ、あの、聖女様…」
突然、そんな声が、ブレンダさんの隣から聞こえてびっくりした。見ると、イリスさんが、何やら先ほどまでの私のように、目をキラキラさせて私を見ている。
「は? え? 私?」
「はい、その白銀の御髪(おぐし)、ただならぬ神気、古くからの伝承にある聖女様のお姿そのままですわ」
うわ、やばい。確か、この人巫女だったわよね。まさか〈鑑定〉とか持ってないでしょうね? とにかくこれ以上、詮索されるのはまずいわ。
「ちょ、ちょっと待って。それは、とんでもない勘違いよ。私は、普通の人間よ。ロナンが一番よく知っているわ、ね、ロナン?」
私の言葉に、ロナンはなぜか困ったような顔で小さく頷いた。
「う、うん……たぶん、人間だと思うよ。でも、聖女って言われれば、そんな気がしないでも……」
おいっ……巫女に洗脳されてるんじゃないわよ、ロナン、しっかりしてよ。
「何バカなこと言ってるの? しっかりしなさい。お父さんやお母さんが人間じゃないって言うの?」
「あ、いや、そうだね。ごめん……イリスさん、姉様は普通の両親から生まれた人間だよ」
「そう…ですか……聖女様も元々人間だとは思うのですが……いえ、失礼しました、どうか忘れてください」
ふう……この一連の流れは、疲れた……。リオン、そんな目で見ないで。まったく、もう……。
「お嬢様、例の物を……」
プラムが、変な雰囲気になった空気を変えてくれた。
「うん、そうだね。リオン、ロナン、例の地竜の革の防具、できたよ」
「わあ、やったあ」
ロナンは素直に喜びを表現し、ロナンは静かに頷いて、嬉しそうに微笑んだ。
プラムが、いったん入り口のドアから出て、すぐに大きな布袋を引きずりながら戻ってきた。もちろんマジックバッグから出すところを見られないためだ。ロナンが走り寄って、プラムの手から布袋を受け取り、肩に担いで持ってきた。
「もしかして、あの、ボーゼスで討伐したという地竜なのか?」
ブレンダはボーゼス王国出身なので、もちろん私たちの地竜討伐のことは聞いて知っていた。
「そうだよ。あの時の地竜の表皮を、先生が一流の鍛冶職人に頼んで防具に仕立ててくださったんだ」
リオンの言葉に、ブレンダもイリスも感嘆の声を上げて布袋を見つめた。
ロナンが袋から中身を取り出し、ベンチの上に並べていった。
「これが鎧だね。すごく軽くて、かっこいい…。そして、これは籠手(こて)(ガントレット)と脛(すね)当て? あれ……でも、これ四つずつあるよ」
「うん、鎧は、サイズが二人のものしかわからなかったから二つしか作れなかったけど、籠手と脛当ては、ベルトでサイズが調整できるから、新しいお二人の分も作ってもらったの。ご自分の愛用のものがあると思うけど、良かったら使ってみてね」
「おお、われわれの分まで……ありがたい。さっそく試させていただこう」
ブレンダが感激して頭を下げた後、ガントレットと脛当てを身につけ始めた。
リオンとロナンも鎧を装着し始める。サイズはリオンのものがやや大きいので、間違うことはなかった。色は地肌がオリーブグリーン、びっしり並んだ分厚いうろこの部分は、元のままで琥珀色の渋い輝きを放っている。
頭からすっぽり被るアーマー型だが、左腰の上の部分は開いていて、太いベルトでサイズを変えられるようになっている。腰の下部には前後左右に自由に動き、急所をカバーする腰当てが付いていた。
全員が装備を装着し終えて並んだ姿は、統一感と高級感のある〝勇者パーティ装備〟そのものだった。
「これはすばらしい……違和感が全くない……早く実戦で試したいものだ」
ブレンダが目を輝かせて、体を動かしながら言った。
「リオン、ロナン、籠手に付いている魔石の説明、後でよろしくね」
私の小さな声に、リオンとロナンはしっかりと頷いた。
私はゲンクさんが作ってくれた防具を家に持ち帰った後、籠手と鎧に手を加えて、例の〝結界〟を使った追加防御を装着していたのだ。それぞれに付いている魔石に魔力を流すと、籠手には楕円形のラウンドシールドが、鎧には体の周囲を覆う防御結界が出現する。
「よし、じゃあ、このまま少し実践練習をしようか」
リオンの言葉に全員が頷き、四人は鍛錬場へ出ていった。
私とプラムは、その鍛錬の様子をベンチに座って楽しく見学した。そして、確信したのだ。彼らなら、きっと魔王に勝てると。
私には、もうこれ以上の援助はできないが、いざという時には〝転移〟を使って、参戦することも考えていた。しかし、彼らの鍛錬する姿を見て、その必要はない、と信じることができたのだった。
224
あなたにおすすめの小説
巻き込まれて異世界召喚? よくわからないけど頑張ります。 〜JKヒロインにおばさん呼ばわりされたけど、28才はお姉さんです〜
トイダノリコ
ファンタジー
会社帰りにJKと一緒に異世界へ――!?
婚活のために「料理の基本」本を買った帰り道、28歳の篠原亜子は、通りすがりの女子高生・星野美咲とともに突然まぶしい光に包まれる。
気がつけばそこは、海と神殿の国〈アズーリア王国〉。
美咲は「聖乙女」として大歓迎される一方、亜子は「予定外に混ざった人」として放置されてしまう。
けれど世界意識(※神?)からのお詫びとして特殊能力を授かった。
食材や魔物の食用可否、毒の有無、調理法までわかるスキル――〈料理眼〉!
「よし、こうなったら食堂でも開いて生きていくしかない!」
港町の小さな店〈潮風亭〉を拠点に、亜子は料理修行と新生活をスタート。
気のいい夫婦、誠実な騎士、皮肉屋の魔法使い、王子様や留学生、眼帯の怪しい男……そして、彼女を慕う男爵令嬢など個性豊かな仲間たちに囲まれて、"聖乙女イベントの裏側”で、静かに、そしてたくましく人生を切り拓く異世界スローライフ開幕。
――はい。静かに、ひっそり生きていこうと思っていたんです。私も.....(アコ談)
*AIと一緒に書いています*
転生ヒロインは不倫が嫌いなので地道な道を選らぶ
karon
ファンタジー
デビュタントドレスを見た瞬間アメリアはかつて好きだった乙女ゲーム「薔薇の言の葉」の世界に転生したことを悟った。
しかし、攻略対象に張り付いた自分より身分の高い悪役令嬢と戦う危険性を考え、攻略対象完全無視でモブとくっつくことを決心、しかし、アメリアの思惑は思わぬ方向に横滑りし。
積みかけアラフォーOL、公爵令嬢に転生したのでやりたいことをやって好きに生きる!
ぽらいと
ファンタジー
アラフォー、バツ2派遣OLが公爵令嬢に転生したので、やりたいことを好きなようにやって過ごす、というほのぼの系の話。
悪役等は一切出てこない、優しい世界のお話です。
悪役令嬢に転生したので、ゲームを無視して自由に生きる。私にしか使えない植物を操る魔法で、食べ物の心配は無いのでスローライフを満喫します。
向原 行人
ファンタジー
死にかけた拍子に前世の記憶が蘇り……どハマりしていた恋愛ゲーム『ときめきメイト』の世界に居ると気付く。
それだけならまだしも、私の名前がルーシーって、思いっきり悪役令嬢じゃない!
しかもルーシーは魔法学園卒業後に、誰とも結ばれる事なく、辺境に飛ばされて孤独な上に苦労する事が分かっている。
……あ、だったら、辺境に飛ばされた後、苦労せずに生きていけるスキルを学園に居る内に習得しておけば良いじゃない。
魔法学園で起こる恋愛イベントを全て無視して、生きていく為のスキルを習得して……と思ったら、いきなりゲームに無かった魔法が使えるようになってしまった。
木から木へと瞬間移動出来るようになったので、学園に通いながら、辺境に飛ばされた後のスローライフの練習をしていたんだけど……自由なスローライフが楽し過ぎるっ!
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。
こちらの異世界で頑張ります
kotaro
ファンタジー
原 雪は、初出勤で事故にあい死亡する。神様に第二の人生を授かり幼女の姿で
魔の森に降り立つ 其処で獣魔となるフェンリルと出合い後の保護者となる冒険者と出合う。
様々の事が起こり解決していく
30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。
ひさまま
ファンタジー
前世で搾取されまくりだった私。
魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。
とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。
これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。
取り敢えず、明日は退職届けを出そう。
目指せ、快適異世界生活。
ぽちぽち更新します。
作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。
脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。
魔法が使えない令嬢は住んでいた小屋が燃えたので家出します
怠惰るウェイブ
ファンタジー
グレイの世界は狭く暗く何よりも灰色だった。
本来なら領主令嬢となるはずの彼女は領主邸で住むことを許されず、ボロ小屋で暮らしていた。
彼女はある日、棚から落ちてきた一冊の本によって人生が変わることになる。
世界が色づき始めた頃、ある事件をきっかけに少女は旅をすることにした。
喋ることのできないグレイは旅を通して自身の世界を色付けていく。
不倫されて離婚した社畜OLが幼女転生して聖女になりましたが、王国が揉めてて大事にしてもらえないので好きに生きます
天田れおぽん
ファンタジー
ブラック企業に勤める社畜OL沙羅(サラ)は、結婚したものの不倫されて離婚した。スッキリした気分で明るい未来に期待を馳せるも、公園から飛び出てきた子どもを助けたことで、弱っていた心臓が止まってしまい死亡。同情した女神が、黒髪黒目中肉中背バツイチの沙羅を、銀髪碧眼3歳児の聖女として異世界へと転生させてくれた。
ところが王国内で聖女の処遇で揉めていて、転生先は草原だった。
サラは女神がくれた山盛りてんこ盛りのスキルを使い、異世界で知り合ったモフモフたちと暮らし始める――――
※第16話 あつまれ聖獣の森 6 が抜けていましたので2025/07/30に追加しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる