9 / 56
悪女と離れ ーアベルー
しおりを挟む
「着いたぞ!アベル早く!」
「ハア…ハア」
文句を言いたいが息が上がってしまい声が出ない。
セドリックが体力の化け物なのか私がひ弱なのか……。
店を出ると「お前の馬はどこだ。」と言われ、王宮に戻り私の馬に乗り、行こうとするセドリックを必死で止めた。
私も王宮の馬を借りたついでに仕事場に早退する旨も伝えた。
店を出てからセドリックは終始無言だった。
いや、一言だけポツリと聞かれた。
悪女と言ったのは何故か、と。
「サイラスが」「サイラスか。」
間髪いれずセドリックがいった。
その後も考え込むように黙って足早に王城に向かった。
王都から領邸までは猛スピードで駆け抜けてきた。
正確には猛スピードで駆けていくセドリックに必死について行った、だ。
よく落馬しなかったものだ。
私は滑り落ちるように馬から降りるとヨロヨロと歩く。
まだ体が上下しているような感覚になっている。
「早く!」
セドリックといえども私を置いて屋敷に入ることはできないらしい。当然だが。
本邸に行こうとしていたセドリックの腕を掴むと手で離れをクイクイと指した。
「今離れなんてどうでもいいだろう!早く!」
「ハア……違う。離れだ。」
ちょっと落ち着いてきた。
「は?離れ?なんで……」
そこまで言うとハッとした顔になり離れに向かって走りだした。
もちろん私も後をよろよろと追った。
「主人を入れることができぬなど、お前は主人が誰だかわかっていないのか!」
遅れて離れに到着するとセドリックは使用人に声を荒げていた。
「で…ですが来客は先ず奥様に知らせるようにきつく言われています。勝手に入れれば叱られます。」
使用人の女がオドオドしながらセドリックを止めていた。
「自分が誰に雇われているのかわからぬ使用人など用はない!」
そう言うと、グリン!とこちらを振り返る。
「アベル!そうだな?!」
ええ……
しかし使用人の言うことももっともだ。
「確かにそうだが、まずは私が来た事を……」
「そら!許可が出たぞ!」
言うとズカズカと上がり込んだ。
出してない!
「お…おい!」
狭い離れの間取りなど、どこの家も大体同じだ。
セドリックは迷いなくブリジットの部屋を目指して上がって行くとドンドンドンとドアを叩いた。
「ビジイ!!開けるよ!!」
と言うともう開けていた。
「きゃあ!!誰よ!!!」
中から声が聞こえる。
「いきなり開けるとは!無礼者!」
中からは複数の声が聞こえた。
「お前らこそ誰だ!!ビジイをどこにやった!!!」
どう言うことだ?
慌ててドアを覗き込むと中には着飾った母娘がティータイムをしていた。
「誰……」
パンクしそうな頭でようやく出た一言がそれだった。
「セディ兄様?」
すると後ろから声がした。
グレーの瞳は驚きで見開かれていた。
「ビジイ!」
セドリックはブリジットを見つけると走り寄り抱きしめた。
「ああ、よかった!無事だったんだね!」
「一体これは……」
窮屈そうにブリジットが私を見て言う。
そんなこと言われても。
もう私にもわからない。
見知らぬ親子は、カトリとマリーだった。
ずいぶん派手に着飾っていたのですぐわからなかった。
駆けつけた我が家の衛兵が離れの地下牢に入れて、今は1人ずつセバスチャンが聞き取りをしている。
そして私たちは本邸の客室に場所を移してた。
「一体どうしてここにセディ兄様がいるのですか?私は二度とお会いすることは無いと思っておりましたが。隣国とはいえ離婚した相手に会いに来るなんて公爵家の醜聞になりかねません。」
「君がドレスや装飾品や高級食材を買い漁ってるなんて、そんなわけないじゃないか!そう思ったら居ても立ってもいられなかった!」
そこまで言うとバッとセドリックはこちらを見た。
「アベル!籍を入れたのになぜビジイが離れに住んでいるんだ!」
「セディ兄様。」
力強くブリジットが名前を呼んだ。
「これは夫婦の問題です。ここからは私たちで話し合います。」
そうハッキリ言われるとセドリックも引かざるを得ないのだろう。
しぶしぶ、と言ったように口を閉ざした。
そんなセドリックに向かってブリジットはにっこりと笑った。
「さあ!もう日が傾いていますよ。もう戻らなければ。私はお見送りはしませんがまた手紙を送ります。」
そう言われたセドリックがチラリとこちらを見た。
セドリックはまた嘘をかいて寄越すのではと思っているんだろう。
「私からも手紙を送ろう。」
そう言うとセドリックはほっとしたような顔を浮かべた。
そして部屋を出る刹那、セドリックにブリジットは声をかけた。
「もう私に会いにきてはいけませんよ。セディ兄様。」
バッとセドリックが振り返ってブリジットをみる。
ブリジットは穏やかに笑っていて、泣きそうなのはセドリックの方だった。
セドリックはぎゅうっとブリジットを抱きしめる。
「僕のせいかい……。」
ぽつりと言った。
「いいえ、セディ兄様のせいだと思ったことは一度もございません。今も大好きな兄様のままですよ。」
そう言うとブリジットはセドリックの背中を宥めるようにポンポンと優しくたたいた。
兄様と言いながらもブリジットの方が姉のようだ。
一体2人は……激しく混乱したまま私とセドリックは部屋を出た。
「手紙はドリンコート侯爵家に送ればいいのか。」
セドリックの親戚の家である。
「いや、今回は宿に泊まっているんだ。」
私が聞くと宿の名前を教えてくれた。
なんでまた宿に?
しかし聞くより先にセドリックが口を開いた。
「本当に。本当にあの子は噂されるような子じゃないんだ。それだけは誤解しないでほしい。」
念押しするように言うと、宿にアリス嬢を放って来た事を思い出したらしく慌ててうちが用意した馬車に乗り込んで帰って行った。
部屋に戻るとブリジットに話は明日にしようと、本邸の客室を使うようにいった。
何を考えているのかわからない顔で微笑みながら「ありがとうございます。」とお礼を言った。
案内の侍女について行った後ろ姿を見送る。
ドレスを買いあさっていたとは思えない質素な服装だった。
私は勢いよく踵を返した。
まだ離れで何が起きたのか私にはわからない。
しかしきちんと正しく知らなくては。
そう決意すると私は離れに向かって力強く歩き出した。
「ハア…ハア」
文句を言いたいが息が上がってしまい声が出ない。
セドリックが体力の化け物なのか私がひ弱なのか……。
店を出ると「お前の馬はどこだ。」と言われ、王宮に戻り私の馬に乗り、行こうとするセドリックを必死で止めた。
私も王宮の馬を借りたついでに仕事場に早退する旨も伝えた。
店を出てからセドリックは終始無言だった。
いや、一言だけポツリと聞かれた。
悪女と言ったのは何故か、と。
「サイラスが」「サイラスか。」
間髪いれずセドリックがいった。
その後も考え込むように黙って足早に王城に向かった。
王都から領邸までは猛スピードで駆け抜けてきた。
正確には猛スピードで駆けていくセドリックに必死について行った、だ。
よく落馬しなかったものだ。
私は滑り落ちるように馬から降りるとヨロヨロと歩く。
まだ体が上下しているような感覚になっている。
「早く!」
セドリックといえども私を置いて屋敷に入ることはできないらしい。当然だが。
本邸に行こうとしていたセドリックの腕を掴むと手で離れをクイクイと指した。
「今離れなんてどうでもいいだろう!早く!」
「ハア……違う。離れだ。」
ちょっと落ち着いてきた。
「は?離れ?なんで……」
そこまで言うとハッとした顔になり離れに向かって走りだした。
もちろん私も後をよろよろと追った。
「主人を入れることができぬなど、お前は主人が誰だかわかっていないのか!」
遅れて離れに到着するとセドリックは使用人に声を荒げていた。
「で…ですが来客は先ず奥様に知らせるようにきつく言われています。勝手に入れれば叱られます。」
使用人の女がオドオドしながらセドリックを止めていた。
「自分が誰に雇われているのかわからぬ使用人など用はない!」
そう言うと、グリン!とこちらを振り返る。
「アベル!そうだな?!」
ええ……
しかし使用人の言うことももっともだ。
「確かにそうだが、まずは私が来た事を……」
「そら!許可が出たぞ!」
言うとズカズカと上がり込んだ。
出してない!
「お…おい!」
狭い離れの間取りなど、どこの家も大体同じだ。
セドリックは迷いなくブリジットの部屋を目指して上がって行くとドンドンドンとドアを叩いた。
「ビジイ!!開けるよ!!」
と言うともう開けていた。
「きゃあ!!誰よ!!!」
中から声が聞こえる。
「いきなり開けるとは!無礼者!」
中からは複数の声が聞こえた。
「お前らこそ誰だ!!ビジイをどこにやった!!!」
どう言うことだ?
慌ててドアを覗き込むと中には着飾った母娘がティータイムをしていた。
「誰……」
パンクしそうな頭でようやく出た一言がそれだった。
「セディ兄様?」
すると後ろから声がした。
グレーの瞳は驚きで見開かれていた。
「ビジイ!」
セドリックはブリジットを見つけると走り寄り抱きしめた。
「ああ、よかった!無事だったんだね!」
「一体これは……」
窮屈そうにブリジットが私を見て言う。
そんなこと言われても。
もう私にもわからない。
見知らぬ親子は、カトリとマリーだった。
ずいぶん派手に着飾っていたのですぐわからなかった。
駆けつけた我が家の衛兵が離れの地下牢に入れて、今は1人ずつセバスチャンが聞き取りをしている。
そして私たちは本邸の客室に場所を移してた。
「一体どうしてここにセディ兄様がいるのですか?私は二度とお会いすることは無いと思っておりましたが。隣国とはいえ離婚した相手に会いに来るなんて公爵家の醜聞になりかねません。」
「君がドレスや装飾品や高級食材を買い漁ってるなんて、そんなわけないじゃないか!そう思ったら居ても立ってもいられなかった!」
そこまで言うとバッとセドリックはこちらを見た。
「アベル!籍を入れたのになぜビジイが離れに住んでいるんだ!」
「セディ兄様。」
力強くブリジットが名前を呼んだ。
「これは夫婦の問題です。ここからは私たちで話し合います。」
そうハッキリ言われるとセドリックも引かざるを得ないのだろう。
しぶしぶ、と言ったように口を閉ざした。
そんなセドリックに向かってブリジットはにっこりと笑った。
「さあ!もう日が傾いていますよ。もう戻らなければ。私はお見送りはしませんがまた手紙を送ります。」
そう言われたセドリックがチラリとこちらを見た。
セドリックはまた嘘をかいて寄越すのではと思っているんだろう。
「私からも手紙を送ろう。」
そう言うとセドリックはほっとしたような顔を浮かべた。
そして部屋を出る刹那、セドリックにブリジットは声をかけた。
「もう私に会いにきてはいけませんよ。セディ兄様。」
バッとセドリックが振り返ってブリジットをみる。
ブリジットは穏やかに笑っていて、泣きそうなのはセドリックの方だった。
セドリックはぎゅうっとブリジットを抱きしめる。
「僕のせいかい……。」
ぽつりと言った。
「いいえ、セディ兄様のせいだと思ったことは一度もございません。今も大好きな兄様のままですよ。」
そう言うとブリジットはセドリックの背中を宥めるようにポンポンと優しくたたいた。
兄様と言いながらもブリジットの方が姉のようだ。
一体2人は……激しく混乱したまま私とセドリックは部屋を出た。
「手紙はドリンコート侯爵家に送ればいいのか。」
セドリックの親戚の家である。
「いや、今回は宿に泊まっているんだ。」
私が聞くと宿の名前を教えてくれた。
なんでまた宿に?
しかし聞くより先にセドリックが口を開いた。
「本当に。本当にあの子は噂されるような子じゃないんだ。それだけは誤解しないでほしい。」
念押しするように言うと、宿にアリス嬢を放って来た事を思い出したらしく慌ててうちが用意した馬車に乗り込んで帰って行った。
部屋に戻るとブリジットに話は明日にしようと、本邸の客室を使うようにいった。
何を考えているのかわからない顔で微笑みながら「ありがとうございます。」とお礼を言った。
案内の侍女について行った後ろ姿を見送る。
ドレスを買いあさっていたとは思えない質素な服装だった。
私は勢いよく踵を返した。
まだ離れで何が起きたのか私にはわからない。
しかしきちんと正しく知らなくては。
そう決意すると私は離れに向かって力強く歩き出した。
128
あなたにおすすめの小説
無愛想な婚約者の心の声を暴いてしまったら
雪嶺さとり
恋愛
「違うんだルーシャ!俺はルーシャのことを世界で一番愛しているんだ……っ!?」
「え?」
伯爵令嬢ルーシャの婚約者、ウィラードはいつも無愛想で無口だ。
しかしそんな彼に最近親しい令嬢がいるという。
その令嬢とウィラードは仲睦まじい様子で、ルーシャはウィラードが自分との婚約を解消したがっているのではないかと気がつく。
機会が無いので言い出せず、彼は困っているのだろう。
そこでルーシャは、友人の錬金術師ノーランに「本音を引き出せる薬」を用意してもらった。
しかし、それを使ったところ、なんだかウィラードの様子がおかしくて───────。
*他サイトでも公開しております。
私の容姿は中の下だと、婚約者が話していたのを小耳に挟んでしまいました
山田ランチ
恋愛
想い合う二人のすれ違いラブストーリー。
※以前掲載しておりましたものを、加筆の為再投稿致しました。お読み下さっていた方は重複しますので、ご注意下さいませ。
コレット・ロシニョール 侯爵家令嬢。ジャンの双子の姉。
ジャン・ロシニョール 侯爵家嫡男。コレットの双子の弟。
トリスタン・デュボワ 公爵家嫡男。コレットの婚約者。
クレマン・ルゥセーブル・ジハァーウ、王太子。
シモン・グレンツェ 辺境伯家嫡男。コレットの従兄。
ルネ ロシニョール家の侍女でコレット付き。
シルヴィー・ペレス 子爵令嬢。
〈あらすじ〉
コレットは愛しの婚約者が自分の容姿について話しているのを聞いてしまう。このまま大好きな婚約者のそばにいれば疎まれてしまうと思ったコレットは、親類の領地へ向かう事に。そこで新しい商売を始めたコレットは、知らない間に国の重要人物になってしまう。そしてトリスタンにも女性の影が見え隠れして……。
ジレジレ、すれ違いラブストーリー
【完結】お荷物王女は婚約解消を願う
miniko
恋愛
王家の瞳と呼ばれる色を持たずに生まれて来た王女アンジェリーナは、一部の貴族から『お荷物王女』と蔑まれる存在だった。
それがエスカレートするのを危惧した国王は、アンジェリーナの後ろ楯を強くする為、彼女の従兄弟でもある筆頭公爵家次男との婚約を整える。
アンジェリーナは八歳年上の優しい婚約者が大好きだった。
今は妹扱いでも、自分が大人になれば年の差も気にならなくなり、少しづつ愛情が育つ事もあるだろうと思っていた。
だが、彼女はある日聞いてしまう。
「お役御免になる迄は、しっかりアンジーを守る」と言う彼の宣言を。
───そうか、彼は私を守る為に、一時的に婚約者になってくれただけなのね。
それなら出来るだけ早く、彼を解放してあげなくちゃ・・・・・・。
そして二人は盛大にすれ違って行くのだった。
※設定ユルユルですが、笑って許してくださると嬉しいです。
※感想欄、ネタバレ配慮しておりません。ご了承ください。
【完結】地味な私と公爵様
ベル
恋愛
ラエル公爵。この学園でこの名を知らない人はいないでしょう。
端正な顔立ちに甘く低い声、時折見せる少年のような笑顔。誰もがその美しさに魅了され、女性なら誰もがラエル様との結婚を夢見てしまう。
そんな方が、平凡...いや、かなり地味で目立たない伯爵令嬢である私の婚約者だなんて一体誰が信じるでしょうか。
...正直私も信じていません。
ラエル様が、私を溺愛しているなんて。
きっと、きっと、夢に違いありません。
お読みいただきありがとうございます。短編のつもりで書き始めましたが、意外と話が増えて長編に変更し、無事完結しました(*´-`)
病めるときも健やかなるときも、お前だけは絶対許さないからなマジで
あだち
恋愛
ペルラ伯爵家の跡取り娘・フェリータの婚約者が、王女様に横取りされた。どうやら、伯爵家の天敵たるカヴァリエリ家の当主にして王女の側近・ロレンツィオが、裏で糸を引いたという。
怒り狂うフェリータは、大事な婚約者を取り返したい一心で、祝祭の日に捨て身の行動に出た。
……それが結果的に、にっくきロレンツィオ本人と結婚することに結びつくとも知らず。
***
『……いやホントに許せん。今更言えるか、実は前から好きだったなんて』
婚約破棄寸前、私に何をお望みですか?
みこと。
恋愛
男爵令嬢マチルダが現れてから、王子ベイジルとセシリアの仲はこじれるばかり。
婚約破棄も時間の問題かと危ぶまれる中、ある日王宮から、公爵家のセシリアに呼び出しがかかる。
なんとベイジルが王家の禁術を用い、過去の自分と精神を入れ替えたという。
(つまり今目の前にいる十八歳の王子の中身は、八歳の、私と仲が良かった頃の殿下?)
ベイジルの真意とは。そしてセシリアとの関係はどうなる?
※他サイトにも掲載しています。
【完結】出来損ないと罵られ続けた“無能な姫”は、姉の代わりに嫁ぐ事になりましたが幸せです ~あなた達の後悔なんて知りません~
Rohdea
恋愛
──隠されていた私の真実(ほんとう)の力はあなたに愛されて知りました。
小国の末姫、クローディアは、王族なら誰もが持つはずの特殊能力を授からなかったせいで、
誰からも愛されず“無能な姫”と罵られて来た。
そんなある日、大国の王から姉に縁談話が舞い込む。
王妃待遇だけど後妻、年齢も親子ほど離れている為、
泣いて嫌がった姉は自分の身代わりとしてクローディアを嫁がせればいいと言う。
反発するクローディア。
しかし、国としてクローディアは身代わりとして嫁ぐ事が決定してしまう。
罪悪感に苛まれたまま、大国に嫁いでいくクローディア。
しかし、何故かそんなクローディアを出迎えたのは……
(あれ? 私、後妻になるのでは??)
それだけでなく、嫁ぎ先での生活は想像したものと大きく違っていた。
嫁いだ先でクローディアは愛される事を知り、
また、自分に隠された真実(ほんとう)の力を知る事になる。
一方、何も知らず“無能な姫”だと言ってクローディアを手放した祖国の者達は──……
私の婚約者はちょろいのか、バカなのか、やさしいのか
れもんぴーる
恋愛
エミリアの婚約者ヨハンは、最近幼馴染の令嬢との逢瀬が忙しい。
婚約者との顔合わせよりも幼馴染とのデートを優先するヨハン。それなら婚約を解消してほしいのだけれど、応じてくれない。
両親に相談しても分かってもらえず、家を出てエミリアは自分の夢に向かって進み始める。
バカなのか、優しいのかわからない婚約者を見放して新たな生活を始める令嬢のお話です。
*今回感想欄を閉じます(*´▽`*)。感想への返信でぺろって言いたくて仕方が無くなるので・・・。初めて魔法も竜も転生も出てこないお話を書きました。寛大な心でお読みください!m(__)m
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる