むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム

ピコサイクス

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6話 メイドとお風呂

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夕食を終えると、沙耶香さんがいつもの調子で告げてきた。

「坊ちゃま。お風呂のご用意が整っております」
「……あ、ああ。わかった」

 素直に頷きつつも、胸の奥がざわつく。
 この人の「お世話します」は、ただの世話じゃ済まない気がするからだ。

俺が服を脱ぎ始めると、すぐ背後から柔らかな声がかかる。

「坊ちゃま。ご一緒してもよろしいですか?」
「はぁ!? い、一緒って……!」
「お身体を清めるのも、私の務めでございますから」

 にこやかに言われてしまうと、断る言葉が喉に詰まる。
 しかも沙耶香さんの表情は自然体。まるで当然のことのように。

「……し、仕方ない……」
「ふふ、ありがとうございます」

俺が観念して頷いたその瞬間、沙耶香さんはほんのり口角を上げて一歩踏み出した。
 そして、まるで何でもないことのように、エプロンの紐をほどき始める。

 かすかな布の擦れる音。
 白いエプロンが床に滑り落ち、濃紺のメイド服のシルエットがあらわになる。

 次に胸元のボタンに指先がかかる。
 一つ、また一つと外されるたび、張りつめていた布が緩み、隠されていた柔らかな膨らみが形を主張していく。
 湯気に照らされ、薄い下着のラインまで浮き上がりそうで――俺は思わず喉を鳴らした。

「……っ」

 沙耶香さんは何事もない顔で、ブラウスを脱ぎ、スカートのホックに手をかける。
 布地がするりと滑り落ち、白い太ももから足首へと流れていく様子は、ゆっくりとした映像のように目に焼き付いた。

 最後に、下着を静かに外して小さくたたむ。
 それを脱衣籠に入れ終えると、湯気の中で凛と立つ裸身が現れた。

 腕で胸元を軽く隠してはいるものの、逆にその仕草が曲線の豊かさを際立たせている。
 白い肌、くびれた腰、長い脚。すべてが淡い蒸気に包まれ、現実感がなかった。

「……では、参りましょうか」

 にこやかに微笑む沙耶香さん。
 その自然体な笑顔と、あまりに色っぽい裸身のギャップに、俺は頭が真っ白になっていた。

浴室に入ると、湯気がふわりと立ちこめる。
 広めの湯船にお湯が満たされ、石けんの香りが漂っていた。
 俺が腰を下ろすと、沙耶香さんも隣に静かに座る。
 濡れた金髪をまとめ、しなやかな腕と白い肌が湯気の中で艶やかに輝いていた。

「では、坊ちゃま。お背中を流しますね」
「い、いいってば!」
「遠慮なさらずに。……昔はよく一緒に入っていたでしょう?」

「えっ……」

 思わず振り向くと、沙耶香さんは懐かしむように目を細めていた。

「坊ちゃまがまだ五つの頃でしたか。『一人で入るのは怖い』と泣きながら、私の腕にしがみついて……」
「や、やめろ! そんな昔話……!」
「ふふ、可愛らしかったですよ。あの小さな背中を、こうして丁寧に洗ってあげたものです」

 泡立てたタオルが俺の背中に触れる。
 優しく円を描くように動かされ、ぞくりと背筋に震えが走る。

「……今では、こんなに立派に成長なさって。背中も広くなって……」
「……っ」

 囁き声が妙に艶めかしい。
 子どもの頃の記憶を引き合いに出されると、余計に落ち着かなくなる。

「それでも……坊ちゃまは、まだまだ可愛らしいお子様に見えてしまいます」
「お、俺はもう子どもじゃない!」
「そうでしょうか?」

 沙耶香さんは、背中を洗う手を止め、わざとらしく俺の肩に頬を寄せてきた。
 湯気のせいか、それとも彼女の吐息のせいか、顔が熱くなる。

 やがて二人で湯船に浸かる。


 肩と肩が触れそうな距離。
 沈黙の中、水音が小さく響き、心臓の鼓動ばかりが耳に残った。

「……覚えていらっしゃいますか? 小さな頃、私の胸に顔を埋めて眠ってしまったこと」
「な、なにそれ!」
「ええ。湯船でうとうとされて、私が抱き上げてベッドまで運んだのです。……あの時も、とても可愛らしかったですよ」

 柔らかな笑み。
 けれど俺には、その言葉が余計に艶っぽく響いた。

「い、今はもう違うからな!」
「そうですね……。今の坊ちゃまのお顔は、昔とは比べ物にならないくらい大人びて――色っぽいです」

 至近距離で微笑まれ、俺は湯船の中で拳を握りしめた。

(やばい……こんなの、絶対わざとだ……!)


 湯上がりの身体をタオルで拭き終え、自室へ戻った。
 火照った肌に夜の空気が触れると、少しだけ頭が冷えた気がする――はずなのに、胸の鼓動は全然落ち着いていなかった。

(……やばい。思い出すだけで顔が熱くなる……)

 さっきのことが脳裏に蘇る。
 背中を流してくれたときの指先の感触。
 湯船で肩が触れ合った瞬間の心臓の跳ね。
 そして、湯気に包まれながら喉を鳴らしてお湯を飲んでいた仕草――。


 柔らかい膨らみ、濡れた肩、白い脚。
 どれも頭の奥に焼き付いて離れず、まぶたを閉じると鮮明に浮かんでくる。

「っ……俺、何考えてんだ……」

 ベッドに腰を下ろし、髪をかき乱す。
 子どものころは確かに世話を焼いてくれるだけの“お姉さん”だったはずなのに。
 今は違う。
 あまりにも大人の女性で、綺麗で、そして――危険すぎる。

 胸の奥に残る石けんの香りが、まだ鼻をくすぐっていた。
 その匂いさえ、妙に甘く感じられてしまう。

(……このまま眠れるわけないよな……)

 ため息をつきながら布団をめくった瞬間、背後で扉がノックされる。
 心臓がびくりと跳ねた。

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