むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム

ピコサイクス

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7話 メイドとベッドへ

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お風呂から上がり、自室に戻って布団を整えた。
 体は熱い湯で温まったはずなのに、胸の鼓動だけはまだ落ち着かない。
 湯気と一緒に漂ってきた石けんの香りや、沙耶香さんの白い肌の残像が、目を閉じても頭から離れなかった。

(……ダメだ。どうしても意識しちまう……)

 布団をめくって中に潜り込もうとした、その時。
 コツン、と扉を叩く小さな音。
 返事をする間もなく、扉が静かに開き、ランプの淡い灯りの中に沙耶香さんが現れた。

「坊ちゃま。……お休み前に、少しだけよろしいですか?」

 息が詰まった。
 いつもの濃紺のメイド服ではなく、今日は白地の薄手の寝間着。
 湯上がりのせいで頬は上気し、しっとりとした金髪が肩にかかっている。
 布地は柔らかく身体に沿っていて、豊かな胸の丸みを隠しきれていない。
 しかも――布越しに小さく突起しているのがわかり、視線を逸らすのに必死だった。

(や、やば……湯冷めで寒いから……だよな。いや、そんなこと考えるな俺!)

 沙耶香さんは何事もなかったようににこやかに微笑み、ベッドの脇へ歩み寄る。
 その度に布の裾が揺れ、白い脚線が一瞬ごとにのぞいて俺の目を奪う。
 彼女の身体からは、湯上がり特有の甘い石けんの香りが漂い、部屋の空気を満たしていた。

「……あ、ああ」

 声が上ずる。
 沙耶香さんは当然のように布団の端を持ち上げ、そのまま隣に潜り込んできた。

 布団の中で温もりが重なり合う。
 まだ火照った肌の熱が伝わってきて、心臓が破裂しそうになった。
 そして寝間着越しに感じる柔らかな膨らみが、否応なく意識を奪っていく。

「昼間も夜も……今日は色々なことがありましたね」
「っ……そ、それは……」
「ふふ。篠原さまのお勉強、しっかり頭に入りましたか?」

 にこやかな声に、思わず視線を泳がせる。
 頭に残っているのは数式じゃなく、胸や吐息ばかり。
 そんな自分を見透かしているかのように、沙耶香さんは唇を柔らかく吊り上げた。

「やはり……坊ちゃまは女性に免疫がないようですね」

 穏やかな声色なのに、その響きは妙に艶めかしかった。


布団の中で向かい合うと、沙耶香さんは優しく目を細めた。
 湯上がりの頬がまだ赤く、吐息がほんのり甘く香る。

「坊ちゃま……これからの人生には、たくさん大切なことが待っています。勉強も、未来のお仕事も……。ですから、どうか女性に振り回されて道を外してしまわないように、私が支えて差し上げたいのです」

 言葉はまるで母親のように穏やかで、胸にすっと入ってきた。
 でもその瞳の奥には、ただの忠告ではない熱を感じてしまう。

「……沙耶香さん……」

「とはいえ……坊ちゃまが女性に慣れておくことも、必要だと思います」

 そう言って、沙耶香さんは自分の胸元に手を添え、寝間着の布越しに形を強調する。
 そして、柔らかな声で囁いた。

「……少しだけ。触れてみますか? これは“練習”ですから」

 喉が鳴った。
 断れるはずもなく、俺はおそるおそる手を伸ばした。
 指先が布越しに膨らみを捉えた瞬間、全身に電流が走ったように息が詰まる。

「……っ」

 掌に広がるのは、柔らかすぎて形が掴めないほどの弾力。
 布越しでもはっきりと温もりが伝わり、頭が真っ白になる。

「……あぁ……」

 耳元でかすかな声がもれた。
 俺はびくっと体を震わせたが、それ以上に胸に夢中で、意識を逸らすことができなかった。
 指先を少し動かすたび、布の下で豊かな形がゆっくりと揺れ、柔らかさが変化する。

「坊ちゃま……とても……上手ですよ」

 優しい声に背中を押され、俺は無我夢中で手のひらを動かした。
 触れることしか考えられない。
 心臓の鼓動が耳の奥まで響き、身体中が熱くなっていく。

「……ん……っ……」

 耳に届いた甘い吐息に、ますます理性が飛びそうになる。
 それが作られたものだなんて、俺には思いもよらなかった。

(……やばい……すげぇ……! やわらか……!)

 もう計算式のことも、将来のことも頭から消えていた。
 ただ、掌にある圧倒的な柔らかさと温もりに、完全に心を奪われていた。


胸の柔らかさに夢中になっていた手を、沙耶香さんはそっと包み込んで外した。
 けれど、その瞳は優しく揺れていて、拒絶の色は一つもなかった。

「……はい。練習は、ここまでにいたしましょうね」

 にこやかな声。
 でも俺の掌には、いまだに弾むような感触が残っていて、頭の奥がじんじんと熱い。
 落ち着かない呼吸を繰り返している俺を、沙耶香さんは微笑ましそうに見ていた。

「坊ちゃま。……今日も一日、本当に頑張りましたね」

 そう言って、彼女は手を伸ばし、俺の頭を優しく撫でる。
 掌が髪をすくい、こめかみに沿って温かさが広がっていく。

「偉い偉い……。きちんと学校に通って、勉強もして……少しずつ大人になっていく姿、私が一番近くで見てきました」

 その声音は母性に満ちていた。
 けれど、ただの子ども扱いではない。
 大人になりかけている俺を意識して、なお抱きしめたいという熱が、言葉の奥に潜んでいるように聞こえた。

「……沙耶香さん」

 気づけば名前を呼んでいた。
 すると、彼女は撫でていた手を頬へ移し、指先でそっと輪郭をなぞった。

「……可愛いお顔ですね。……でも、きっとこれからは、他の女性たちも放っておかないでしょう」
「え……?」
「坊ちゃまが立派に成長すれば、きっと学園でも、そして将来でも。多くの女性が寄ってくるはずです」

 言葉は未来を案じるものだった。
 だが瞳には、かすかな翳りが宿っている。
 それは「失いたくない」という強い思い。

「……私は、坊ちゃまが誰に惑わされても、決して離れません。でも……」

 沙耶香さんは、ほんの少しだけ唇を噛み、言葉を区切った。

「本当は……坊ちゃまが他の女性を選ぶなんて、考えたくもないのです」

 心臓が跳ねた。
 それは、ただの忠義や世話役の言葉ではなかった。
 独占欲。女としての本音。

「……」

 俺が言葉を失っていると、彼女は小さく息を吐き、また柔らかく笑った。

「ふふ。重いことを申しましたね。どうかお気になさらず。……さあ、そろそろおやすみの時間です」

 そう言って彼女は身を寄せ、俺の頬にそっと唇を触れさせた。
 羽のように軽いキス。けれど熱ははっきりと残る。

「おやすみなさいませ、坊ちゃま」

 そのまま彼女は俺の手を取り、指を絡めて握った。
 布団の中、二人の体温が混じり合い、温かさが掌から全身に広がっていく。

(……やばい……眠れるはずないのに……)

 頬に残るキスの余韻、手のひらの温もり。
 胸の奥が熱く高鳴り続ける中、意識だけが甘い闇に沈んでいった。
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