むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム

ピコサイクス

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18話 メイドとデート④

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高級感漂う紙袋をいくつも抱えて、店を後にした。
 艶やかな照明のフロアを抜けると、通りすがりの客がちらちらとこちらを見ている。

(……やばい。絶対「夫婦で買い物帰り」って思われてる……!)

 しかも俺の頭の中では、さっきの試着の余韻がまだ消えていなかった。
布からはみ出すほどの胸、収まりきらないヒップ。鏡越しに俺を挑発するように微笑んだ沙耶香さんの姿。
――忘れようとしても、焼き付いて離れない。

(あんなの、オーダーメイドどころじゃねえ……反則級すぎるだろ……!)

 さらに、勢いで注文してしまった“あの下着”。
Tバックに、乳首が透けるくらい薄いブラジャー。
思い出しただけで、耳まで熱くなる。

(くそっ……なんであんなの指さしちゃったんだ俺……! 完全に変態じゃねえか……!)

 横で歩く沙耶香さんが、くすりと笑った。
「……健斗さん、ずいぶん顔が赤いですよ?」
「っ……べ、別に!」
「ふふ。まさか、先ほどの下着のことを思い出しているわけでは……」
「ち、違いますから!」

 否定すればするほど、余計に図星を突かれている気がしてならない。
沙耶香さんはわざとらしくため息をつき、けれど目尻には楽しそうな笑みを浮かべていた。
「……でも、嬉しいですよ。あれほど真剣に選んでくださったのですから。どんな下着でも、健斗さんが選んだのなら、きっと大切にします」

「っ……!」
(やめてくれ……そんなこと言われたら、本当に意識飛ぶって……!)

 頬を赤らめたまま歩く俺の腕に、沙耶香さんはそっと自分の手を回す。
「まるで新婚さんみたいですね」
「や、やめてくださいって……!」
「ふふ……顔が真っ赤。健斗さん、かわいい」

 からかわれているはずなのに、胸の奥がじんわり熱くなる。
スケベな失態をやらかしたはずなのに、不思議と――この余韻ごと、悪くないと思ってしまっていた。

都会のビル街を抜けた先に、小さな公園があった。
緑が多く、噴水の音が涼やかに響いている。休日の人混みから少し離れただけで、こんなに落ち着けるとは思わなかった。

「少し、ここで休みましょうか」
「そうですね」

 ベンチに並んで腰掛けると、木漏れ日が差し込んで沙耶香さんの横顔を照らす。
先ほどまでの買い物で抱えていた紙袋を足元に置き、俺は肩の力を抜いた。

「……よろしければ、どうぞ」
沙耶香さんが小さな紙袋を開き、焼き菓子を取り出した。
一口サイズのタルトを手に取ると、ふわりと甘い香りが広がる。

「はい、あーん」
「えっ……いや、自分で食べられますから」
「遠慮なさらずに。……ほら、口を開けて」

 からかうような視線に抗えず、俺は観念して口を開けた。
タルトが唇に触れる瞬間、沙耶香さんの指先がほんの少し頬にかすって、心臓が跳ねる。

「ふふ……どうですか?」
「……すごく、美味しいです」
「それは良かった」

 今度は俺が仕返しのように、もう一つタルトを手に取る。
「じゃあ……今度は俺の番です。はい、あーん」
「まあ……」
 驚いたように目を丸くした沙耶香さんは、少し照れながらも素直に口を開けてくれた。
「ん……ふふっ、美味しいですね」
 その微笑みがあまりにも自然で、俺はまた胸が熱くなる。

 さらに、ペットボトルを差し出したときも、彼女は迷わず口をつけた。
「……いいんですか、間接キスですよ?」
「健斗さんとなら、別に気にしません」
 あまりにも堂々とした答えに、逆に俺の方が照れてしまう。

ひと息ついたあと、俺たちは再び街へ戻った。
今度は高級感のあるジュエリーショップ。煌びやかなガラスケースの中で、ネックレスや指輪がきらめいている。

「……せっかくですから、ここで沙耶香さんに一つ」
「えっ……私に、ですか?」
「はい。いつもお世話になっていますので、そのお礼です」

 沙耶香さんは一瞬驚いたように俺を見つめ、それから静かに微笑んだ。
「……健斗さんにそう言っていただけるなんて。光栄です」

 店員が並べた数点のネックレスから、沙耶香さんは一つひとつ手に取り、鏡の前で当ててみる。
「こちらはいかがでしょう。細めのチェーンで、清楚な雰囲気が出ますね」
「ん……可愛いですけど、沙耶香さんにはちょっと幼い感じかも」
「まあ。健斗さん、意外と辛口ですね」
 くすっと笑う沙耶香さんに、俺は思わず耳が熱くなる。

 次に取り出したのは、パールのネックレス。
「これは落ち着きがあって……」
「確かに似合いますけど、もう少し華やかな方が……」

 やり取りを重ねながら、俺は一つのプラチナのネックレスに目を留めた。
小ぶりながら上品に輝き、中央には小さなダイヤが一粒。シンプルなのに存在感がある。

「これ……沙耶香さんに似合うと思います」
「まあ……では、試してみましょうか」

 店員から受け取ったそれを、俺はおそるおそる彼女の首にかける。
肩に触れる長い髪を持ち上げながら、冷たい金属が鎖骨に沿って光を放つ。
(や、やばい……距離が近すぎる……!)

「どうです? 健斗さん」
 鏡越しに俺を見つめ、首を傾げる沙耶香さん。
胸元で揺れるプラチナが、彼女の大人っぽさをさらに引き立てていた。

「……すごく、似合ってます。間違いなく、これが一番です」
「ふふ……そこまで言われたら、決めるしかありませんね」

 沙耶香さんは指でネックレスをそっとなぞり、優しい笑みを浮かべた。
「本当にありがとうございます、健斗さん。大切にしますね」

 その表情は、今まで見たどの笑顔よりも幸せそうで――。
俺は、さっきまでの恥ずかしさや余韻すら忘れ、ただその横顔に見入ってしまった。
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