R指定

ヤミイ

文字の大きさ
869 / 879

861

しおりを挟む
 ヒューズが飛ぶように意識が途切れかけた寸前―。
 ふいに口を覆っていた被膜が消え、新鮮な空気が一気に気管の中まで流れ込んできた。
 僕はせき込みながら、狂ったように息を吸った。
 滲んだ眼に、助清の指が口の部分のファスナーを開いていくのが見えた。
 危ないところだった。
 あと一秒でも遅ければ、僕は窒息していたに違いない。
 呼吸が落ち着いてきて、苦痛が潮のように引いていくと、下半身の違和感が募ってきた。
 全体スーツでパックされたまま射精をしたため、精液が股間いっぱいに広がってしまっているのだ。
 先生は?
 先生はどうなっただろう?
 僕は目だけを動かして、隣を見た。
 隣に横たわる先生の上には、佐平がかがみこんでいた。
 どうやら、僕同様、呼吸ができるように、顏のファスナーを開けたらしい。
 先生はふいごを吹くように烈しく喘いでいる。
 無理もない。
 僕より無呼吸状態が長かったのだ。
 が、佐平の作業は、それだけでは済まなかった。
 彼は右手に刃の長いハサミを握っていた。
 まず、先生の全体スーツの胸の部分を引っ張ると、その先端をハサミで切った。
 指を離すと、ピタンと音を立てて肌に貼りついた被膜の穴から、生の乳首だけが飛び出した。
 極限まで勃起したふたつの乳首が、圧から解放され、奇怪な茸のようにぷくりと乳頭を膨張させる。
 次は、股間だった。
 全体スーツの股間にハサミを入れると、佐平の手を振り切るように、頭を振って充血した肉の棒が立ち上がった。
 圧迫を逃れた先生の男性器は、すごい大きさだった。
 他の部位がまだ皮膜でぴっちりコーテイングされているだけに、その突出感が凄まじい。
 しかも、僕同様、すでに精を放った後らしく、亀頭が白いミルクで濡れ、かすかに湯気を上げている。
 真空パックされ、指一本動かせないのに、勃起乳首と勃起ペニスだけをナマで突き出している先生。
 そのあまりに恥辱にまみれた美青年の肉体に、観客たちの目が釘付けになる。
 そうなると、次は僕の番だった。
 助清のハサミが、三か所を正確に切開した。
 解放感とともに飛び出る恥だらけの三つの勃起部位。
 僕はさらけ出されたその熱い部位に視線を感じ、またぞろ情欲を覚え始める。
 射精したばかりだというのに、股間の穴から引きずり出された生殖器官が、ゆっくりと鎌首をもたげ始めたのだ。
 
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

後輩が二人がかりで、俺をどんどん責めてくるー快楽地獄だー

天知 カナイ
BL
イケメン後輩二人があやしく先輩に迫って、おいしくいただいちゃう話です。

BL短編集

田舎
BL
タイトル通り。Xくんで呟いたショートストーリーを加筆&修正して短編にしたやつの置き場。 ※こちらは激しい描写や♡描写のない作品となります。

灰かぶりの少年

うどん
BL
大きなお屋敷に仕える一人の少年。 とても美しい美貌の持ち主だが忌み嫌われ毎日被虐的な扱いをされるのであった・・・。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

【創作BL】溺愛攻め短編集

めめもっち
BL
基本名無し。多くがクール受け。各章独立した世界観です。単発投稿まとめ。

スライムパンツとスライムスーツで、イチャイチャしよう!

ミクリ21
BL
とある変態の話。

処理中です...