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それでも、言われた通り、問題に取り組んでみた。
けれど、全然できなかった。
英語の長文など、頭に入ってくるはずもない。
2教科それぞれ30分で片づけたとしても、それだけで1時間はかかってしまうのだ。
そこに先生が解説を加えれば、貴重な家庭教師の時間は終わってしまう。
そう、何も起こらないまま。
せっかくの、クリスマスイブだというのに・・・。
英語の途中で、僕はシャープペンをノートの上に放り出した。
「ん? どうした?」
先生が訊いてくるのを無視して、パジャマのボタンを全部外した。
無言でパジャマの上着を脱ぎ捨て、あばらの浮き出た裸の上半身を曝け出す。
平坦な胸では、黒杏みたいなふたつの乳首が物欲しげに勃起している。
僕は先生の右手を取り、炬燵布団の中に引き入れた。
「お、おい・・・」
僕の下半身が裸であることに気づき、先生がぎょっとしたように僕の横顔を見る。
「クリスマスイブでしょ?」
恨めしげに、僕は言った。
「少しは僕の好きにさせてくれてもいいじゃない」
けれど、全然できなかった。
英語の長文など、頭に入ってくるはずもない。
2教科それぞれ30分で片づけたとしても、それだけで1時間はかかってしまうのだ。
そこに先生が解説を加えれば、貴重な家庭教師の時間は終わってしまう。
そう、何も起こらないまま。
せっかくの、クリスマスイブだというのに・・・。
英語の途中で、僕はシャープペンをノートの上に放り出した。
「ん? どうした?」
先生が訊いてくるのを無視して、パジャマのボタンを全部外した。
無言でパジャマの上着を脱ぎ捨て、あばらの浮き出た裸の上半身を曝け出す。
平坦な胸では、黒杏みたいなふたつの乳首が物欲しげに勃起している。
僕は先生の右手を取り、炬燵布団の中に引き入れた。
「お、おい・・・」
僕の下半身が裸であることに気づき、先生がぎょっとしたように僕の横顔を見る。
「クリスマスイブでしょ?」
恨めしげに、僕は言った。
「少しは僕の好きにさせてくれてもいいじゃない」
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