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僕はつい、食い入るように先生を見つめてしまった。
首の後ろを通したマフラーで両膝を結ばれた先生は、両脚を曲げた形で全開し、股間を曝け出している。
剃毛されて陰毛の影もないつるすべの股間からは、地面に敷いたコートに影をつくるほど怒張した肉竿が突き出している。
そしてその肉竿の根元から下がった熟れ過ぎたイチジクのような陰嚢も、その皺の一本までが丸見えだ。
「こいつを、どうするのさ? あんたさっき、この子を使うとか言ってたけど」
先生と僕とを等分に見比べて、ナオミがジュリに訊く。
「もう一本、マフラーがほしいな。あ、あなたのそれでいい」
周囲を見渡したナオミが、”女教師”に目を止めた。
”女教師”は首にシックなグレーのマフラーを巻いている。
どうやらそれを貸せということらしい。
「別にかまいませんよ。よければお使いください」
慇懃な口調で答え、”女教師”が首からマフラーを外してジュリに差し出した。
「ありがとう。ちょっと伸びちゃうかもしれないけどね。でも、その分、楽しんでもらえるはずよ」
ジュリは腰をかがめた。
先生のうなじに巻いた自分のマフラーに”女教師”から受け取ったマフラーを通して、ぐいと真上に引き上げる。
「ここを持って、吊り下げて」
何度か引いて締まり具合を確かめると、ナオミを振り仰いでそのマフラーの端を差し出した。
首の後ろを通したマフラーで両膝を結ばれた先生は、両脚を曲げた形で全開し、股間を曝け出している。
剃毛されて陰毛の影もないつるすべの股間からは、地面に敷いたコートに影をつくるほど怒張した肉竿が突き出している。
そしてその肉竿の根元から下がった熟れ過ぎたイチジクのような陰嚢も、その皺の一本までが丸見えだ。
「こいつを、どうするのさ? あんたさっき、この子を使うとか言ってたけど」
先生と僕とを等分に見比べて、ナオミがジュリに訊く。
「もう一本、マフラーがほしいな。あ、あなたのそれでいい」
周囲を見渡したナオミが、”女教師”に目を止めた。
”女教師”は首にシックなグレーのマフラーを巻いている。
どうやらそれを貸せということらしい。
「別にかまいませんよ。よければお使いください」
慇懃な口調で答え、”女教師”が首からマフラーを外してジュリに差し出した。
「ありがとう。ちょっと伸びちゃうかもしれないけどね。でも、その分、楽しんでもらえるはずよ」
ジュリは腰をかがめた。
先生のうなじに巻いた自分のマフラーに”女教師”から受け取ったマフラーを通して、ぐいと真上に引き上げる。
「ここを持って、吊り下げて」
何度か引いて締まり具合を確かめると、ナオミを振り仰いでそのマフラーの端を差し出した。
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