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「なーるほど、そういうことね」
ナオミがうなずき、ジュリのそばに寄る。
ジュリから受け取ったマフラーの端を右手で握ると、荷物を引き上げるように持ち上げた。
M字開脚の姿勢のまま、先生の躰が上がり始めた。
宙に浮いたその裸体の真ん中からそびえ立つ節くれ立った肉棒が、勢いでブルンと震える。
汗のように、亀頭の先端から、透明な先走り汁が飛び散った。
「この恰好、まさに恥辱の塊だね。マゾやナルシスなら泣いて喜ぶよ」
ナオミがその肉棒を左手で軽く払った。
と、先生の裸身がゆっくりと回転し始めた。
180度回転して、またゆっくり元に戻ってくる。
「受ける~!」
可笑しそうにナオミが笑った。
「起きなよ」
今度はペニスを両手で挟んで、擂り粉木みたいにごしごししごく。
すぐに二つに割れた鈴口からカウパー腺液がにじみ出た。
先走り汁の独特の匂いが鼻をつく。
「ああうっ!」
ナオミの扱きがよほど気持ちよかったのか、先生がうめき、顏を上げた。
「こ、これは・・・?」
あられもない自分の姿に目をやり、頬を赤くする。
「情けないね、兄さん」
そんな先生を見下ろして、軽蔑したようにジュリが言った。
「よりによって、合宿中に気を失うなんて」
「ああ・・・すまん」
先生の顔がかすかにひきつった。
「俺としたことが、あまりに気持ちよくって・・・」
「そんなに女子大生の皆さんの愛撫が素敵だったの? 兄さんが、まだ女に未練があったとはね」
ジュリの言葉の内容がどういうことなのか、僕にはよくわからない。
が、彼女が機嫌を損ねていることだけは、確かなようだった。
ナオミがうなずき、ジュリのそばに寄る。
ジュリから受け取ったマフラーの端を右手で握ると、荷物を引き上げるように持ち上げた。
M字開脚の姿勢のまま、先生の躰が上がり始めた。
宙に浮いたその裸体の真ん中からそびえ立つ節くれ立った肉棒が、勢いでブルンと震える。
汗のように、亀頭の先端から、透明な先走り汁が飛び散った。
「この恰好、まさに恥辱の塊だね。マゾやナルシスなら泣いて喜ぶよ」
ナオミがその肉棒を左手で軽く払った。
と、先生の裸身がゆっくりと回転し始めた。
180度回転して、またゆっくり元に戻ってくる。
「受ける~!」
可笑しそうにナオミが笑った。
「起きなよ」
今度はペニスを両手で挟んで、擂り粉木みたいにごしごししごく。
すぐに二つに割れた鈴口からカウパー腺液がにじみ出た。
先走り汁の独特の匂いが鼻をつく。
「ああうっ!」
ナオミの扱きがよほど気持ちよかったのか、先生がうめき、顏を上げた。
「こ、これは・・・?」
あられもない自分の姿に目をやり、頬を赤くする。
「情けないね、兄さん」
そんな先生を見下ろして、軽蔑したようにジュリが言った。
「よりによって、合宿中に気を失うなんて」
「ああ・・・すまん」
先生の顔がかすかにひきつった。
「俺としたことが、あまりに気持ちよくって・・・」
「そんなに女子大生の皆さんの愛撫が素敵だったの? 兄さんが、まだ女に未練があったとはね」
ジュリの言葉の内容がどういうことなのか、僕にはよくわからない。
が、彼女が機嫌を損ねていることだけは、確かなようだった。
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