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ヤミイ

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 左手の人差し指と中指を肛門に添え、ぐっと押さえて左右に開く。
 おちょぼ口がぱっくりと割れて、粘液に光る中身を垣間見せる。
 先生の肛門の中は綺麗なサーモンピンクをしていて、ママに見せられた女性器の内部に酷似している。
 光沢を放っているのは、先生の分泌する肛門汁のせいである。
 肛門汁は、前立腺に接した直腸壁からにじみ出ているのではないかと、僕は踏んでいる。
 二本の指で穴を広げたまま括約筋を固定して、いよいよ右手の人差し指を入れていく。
 性行為の途中、無我夢中で指を突っ込んだ時とは違い、白日の下に穴が晒されているので生々しさが桁違いだ。
 人差し指の腹にはローションをたっぷり盛ってある。
 それを無理やりこじ開けた肛門にぶすりと突き刺し、第一関節で曲げた指をぐるりと一回転させる。
「はううううっ!」
 四つん這いになった先生が、反り返った勃起肉竿を震わせて狼のように吠えた。
 先の割れた赤紫の亀頭からは、真っ白なスキムミルクが染み出ている。
 尿道内に残っていたなけなしの精液が、高ぶりのあまりじゅるりと滲み出てきたというところだろう。
 いったん人差し指を伸ばし、ぐさりと根元まで突き入れる。
 そこで今度は第二関節で指先を曲げ、ぐるりと回転させて周囲の壁にローションを塗りつけていく。
 一か所だけ膨らんだところがあって、そこを念入りに撫でていると、突然先生が「いくうっ!」と叫び、怒張肉棒の先からあの白いエキスをぴゅるぴゅると溢れさせてきた。
 飛沫を飛ばすほどの勢いはないが、一応三度目か四度目の射精をおこなってしまったらしい。
 それにはかまわず、直腸の中に隙間なくしっかりとローションを塗りこんでやる。
 いよいよ準備完了だ。
 ずぼっ。
 いやらしい音を立てて人差し指を肛門から抜くと、僕はカウンターの上に置かれた奇妙な形のローターをひとつ、先生の肛門汁だらけの指先でつまみ上げた。

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